○ビー玉ラバーズ○
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#491 [向日葵]
感情が高ぶって、涙ぐんでるのが分かる。
マスターは、唖然と、だけどどこか冷静に私を見つめていた。
もう終りだ。
そんな気がした。
自分の隣に置いてあるプレゼントを掴んでマスターに押し付けた。
「プレゼントです……。本来なら私が一番におめでとうって、お祝いしてあげたかった……。」
そう告げて、私は席を立った。
現在、0時1分。
「じゃあ……帰りますんで……。」
:07/11/26 02:14
:SO903i
:☆☆☆
#492 [向日葵]
ドアを開けたと思うと、すぐにしまった。
ドアノブにかかっている私の手に、マスターの手が重なっている。
「マス……。」
マスターが後ろからゆっくり私を抱き締めた。
私はドキドキしながら固まる。
「私は……そんなにも世津さんを傷つけていたんですね……。」
マスターの腕の力が少し加わった。
「でも嬉しいんです。世津さんがここまで打ち明けて下さった事が……。」
:07/11/26 02:17
:SO903i
:☆☆☆
#493 [向日葵]
腕をほどいて、マスターに向き直った。
マスターはいつものように穏やかに笑っている。
手は、私の腰辺りを抱き締めている為、マスターとの距離は近かった。
「世津さんは何かいつも我慢してるようだったので不安だったんですよ。」
「だって……こんな私は嫌われると思ったから……。」
マスターはゆっくりと首を横に振った。
「嫌いになるだなんて……絶対にしませんよ。」
急に、マスターがとても愛しくなって、腕をマスターの首に巻き付けた。
マスターも抱き締め返してくれる。
:07/11/26 02:23
:SO903i
:☆☆☆
#494 [向日葵]
「あれ、いいですね。大事にしますよ。」
マスターが指してる“あれ”は、私が渡したプレゼント。
中身はコーヒーカップだ。
「無理しなくていいですよ。あんまり嬉しくないでしょ。」
「そんな事ないですよ。世津さんから頂いた物ですから……。」
「じゃあ使って?今から一緒にコーヒー飲みましょうよ。那月さん……。」
クスッとマスターの笑い声が聞こえた。
体を離すと、マスターの顔が少しだけ赤くなっていた。
:07/11/26 02:28
:SO903i
:☆☆☆
#495 [向日葵]
「世津さんから名前を呼ばれるのは、またとない幸福ですね……。」
私達はまた笑い合って、一緒にコーヒーを飲みながら時が経つのを忘れて話した。
ぬるくなってしまったキャラメルマキアートは、その日の後何回も飲んだけど、マスターの誕生日程、美味しいとは思わなかった。
一緒に飲んだからこそ、美味しくそして、優しい味がするんだと、後々に分かった。
*恋愛喫茶店*END
:07/11/26 02:32
:SO903i
:☆☆☆
#496 [向日葵]
ビー玉ラバーズ*スペシャルストーリー*
*黒蝶・蜜乙女*
「大っっ嫌い!!!!」
「なんだと?!」
冒頭から何事と思いますよね。
でも私はどうしても許せなかったんです。
なので……ケンカ勃発中……。
:07/11/26 02:35
:SO903i
:☆☆☆
#497 [向日葵]
どうもこんにちわー!
お久しぶりですっ!
専門学生になって早4ヶ月の本山 蜜(もとやま みつ)。18歳です。
何故私達がケンカしてるかと言うと、原因は皆さんご想像の通り……
・・・
アイツです。
そう。忘れもしない超超超美形でクサくてサブいセリフが大好きでスケベで横暴でミスター俺様!
その名も……
「セツナ!!」
そして私達がケンカをしてるかと言うと、今から数時間前に上ります……。
:07/11/26 02:41
:SO903i
:☆☆☆
#498 [向日葵]
――数時間前――
「くぁーっ!あっつーい……。」
夏休みに入った私は、いつもの様に家事を頑張っていました。
只今外で洗濯干してまぁーす!
「蜜。」
「なぁにラフィーユ。」
「俺とラフィでちょっくら蜜吸ってくるわ!」
ラフィーユとオウマ君は私の友達のような存在で、今は家に一緒に住んでます。ついでに学校も一緒だったりしています。
「そう。気をつけてね。」
:07/11/26 02:45
:SO903i
:☆☆☆
#499 [向日葵]
「おうよぉ!」
と2人は元気に飛んでいきました。
残りは……。
「おい蜜。」
ほーら来た。
「何ですかセツナ。」
「何ですかじゃない。いつになったら相手をしてくれるんだ。」
実はこの所、課題やら家事やら睡眠やらでセツナをおざなりにしすぎていて、セツナのご機嫌急降下……。
そりゃいいですよねセツナは。単位とか気にしなくていいんですもの。
:07/11/26 02:49
:SO903i
:☆☆☆
#500 [向日葵]
というか、セツナは学校には行ってない。
セツナはセツナで、あちらの世界で忙しいらしく、私達はほとんどがすれ違い状態だった。
ところが、私が夏休みと言う理由から、セツナも仕事を放棄して私にべったり……と言うことらしい。
しかし、私がそれどころしゃなかったって事で……。
「仕方ないじゃないですか。ラフィーユにはお料理やら何やら手伝ってもらってるんですから。たまには私がしないと。」
と言いながら洗濯物を干していると、「チッ」と聞こえよがしに聞こえた。
:07/11/26 02:53
:SO903i
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