・・・ゆめみる魚・・・
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#721 [向日葵]
今度は優しいキスをする。
優しいのに、体の芯が溶けてしまいそうになる。

そして実感する。

真は私の全てを愛してくれてるんだと。
焦った自分は本当に馬鹿だったのだ。

私は安堵のため息を深くした。

*******************

少し溶けてしまったアイスをみかげと2人で食べた後、みかげは泣き疲れて寝てしまった。

「一緒に寝て欲しい」と珍しくみかげが甘えてきたので、腕枕をしながら寝かしつけた。

⏰:08/05/05 02:33 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#722 [向日葵]
※訂正

>>720

×頑張ろなきゃ
○頑張らなきゃ

⏰:08/05/05 03:10 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#723 [向日葵]
*アンカー*

>>706にあります(。・ω・。)

⏰:08/05/05 12:35 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#724 [向日葵]
まだ少し濡れたままの髪の毛を撫でてからこめかみにキスを落とす。
それからそっとみかげの頭から腕を抜いて、俺は1人部屋を出た。

出て向かった先は205号室。
あの小恵子とか言う女の部屋。
ノックをすれば、すぐに小恵子が出てきた。
嬉しいと言う感情を隠す事なく喜んでいる姿に心の中で腹抱えて笑った。

「いらっしゃいませ!どうぞ中に!」

「お友達も一緒でしょ?それは悪いよ。それに……」

小恵子の耳に息が吹きかかるようにしながら甘く囁く。

⏰:08/05/07 23:43 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#725 [向日葵]
「君と2人っきりで話がしたいな……」

間近で優しく微笑めば作戦終了。
案の定罠にかかった小恵子は俺が導くままに人気の無い所へついてくる。

立ち止まって、今度は少し色っぽい雰囲気を醸し出しながら微笑む。
そうすればこれから何が起こるのかの妄想が膨らんで何の疑問ももたなくなるだろう。

すると小恵子は顔を桃色に変え、恥じらうように俺を見つめた。

トントンと事が進んでくれるので心の中での俺の腹筋はピークを迎えそうだ。

⏰:08/05/07 23:48 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#726 [向日葵]
俺は笑顔のままゆっくりと彼女を壁際まで追い詰める。
片手をゆっくり壁につければ、お互いの距離は短くなった。

小恵子は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに口を開いた。

「だ、駄目ですよお兄さん……。貴方には婚約者がいらっしゃるでしょ」

「えぇ。でも、君には言っておきたい事があったもんでね……」

表情崩さず、俺は小恵子の髪の毛をぐっと後ろに引っ張り、首がのけぞるような形にさせた。
小恵子の顔は一変し、驚いたように俺を見た。

⏰:08/05/07 23:53 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#727 [向日葵]
俺は笑顔を消し去り、冷たく彼女を見つめ、いつもの2倍は低い声で言葉を発した。

「いいか。今度みかげ泣かしたりしたら今みたいにこんな生ぬるいのんじゃすまねぇ。次はその顔変形させてやるからな……」

パッと手を離せば、小恵子は腰が抜けたのかズルズルと座り込んだ。
そんな彼女に冷笑を浮かべながら俺は告げる。

「ワガママだけで思い通りになると思ったら大間違いだ。世間知らずも大概にするんだな」

「な……っ、アンタ……二重……」

“二重人格”とでも言いたいのだろうか。
俺の豹変ぶりの恐怖と驚きで上手く喋れないみたいだ。

⏰:08/05/08 00:00 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#728 [向日葵]
まぁ……コイツにどう思われようと俺にメリットはないからどうでもいい。

「好きなように妄想すればいいさ。明日以降は2度と会わないだろうから最後に言っておいてやるよ。俺が優男面してんのはアイツの前だけだよ」

それだけ言って、小恵子を置いたままその場を立ち去った。

部屋に戻ってくると、窓辺にみかげが立っていた。
月明かりで青白くなっている為少しビビった自分が情けない……。

俺の気配に気づいたみかげは振り向くとすぐに俺の元へやって来て抱きついた。

⏰:08/05/08 00:05 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#729 [向日葵]
寝ていたせいか、みかげの体温が温かく、外へ出て少し冷えた俺の体が心地良さを感じていた。

「どこ行ってたの……?」

「少し散歩」

「側にいて……1人にしないで……」

「しないよ……」

頬に手を添えて、唇を寄せようとすると急にみかげの体が傾いたので慌てて受け止めた。

見れば規則正しく寝息をたてて寝ていた。
どうやら寝ぼけていたらしい。

⏰:08/05/08 00:10 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#730 [向日葵]
呆然としながらも、おかしくなって喉の奥で笑ってからみかげを布団まで運んだ。
そして今度は朝まで離れないようにみかげをしっかり抱いて、俺も目を瞑った。


*****************

―――――――……

真が小恵子を脅したのも、昨日寝ぼけていただなんて知らない私は穏やかな朝を迎えた。

目をショボショボさせながら開けば、真がそこにいてホッとした。

「真。起きて……」

⏰:08/05/08 00:15 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


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