俺の部屋が…《R18》
最新 最初 全
#1 [我輩は匿名である]
山田崇。
なんて平凡な名前なんだろう。
18歳。
彼女いない歴18年です。
黒髪に眼鏡。
周りは僕をマイナーと呼ぶ。
:08/01/16 21:29 :PC :c342IJ/g
#2 [我輩は匿名である]
別にオタクでもガリ勉でもない。
ただの落ちこぼれ。
頭も顔も運動神経も悪い。
神様は意地悪だ。
僕のいいところ一つもつくってくんなかったんだから。
:08/01/16 21:31 :PC :c342IJ/g
#3 [我輩は匿名である]
ここ、高田高校は県内で1番バカの高校だった。
ろくな生徒はいない。
僕のようなマイナー。
算数レベルも危うい典型的なヤンキー。
化粧くさいギャル。
こんな生徒に、教師も呆れていたため、風紀の乱れは直りそうにない。
:08/01/16 21:35 :PC :c342IJ/g
#4 [我輩は匿名である]
「山田〜、カレーパン買ってきて」
「俺、焼きそばパン」
「俺もカレーパン」
ここ最近、ヤンキー集団の男たちに目を付けられてしまった僕。
パシリってやつ。
「はい、わかりました」
幸い、男達はお金を渡してくれる。
:08/01/16 21:39 :PC :c342IJ/g
#5 [我輩は匿名である]
バイトをしてない僕は、おごりだなんて無理だ。
こうやって、お金を渡されるのなら、パシられてもいいだろう。
痛い目に会うよりはマシだ。
:08/01/16 21:40 :PC :c342IJ/g
#6 [我輩は匿名である]
「山田、お前ん家って確か3丁目だよな?」
「え?」
ヤンキー集団のリーダーと思われる、戸木田くんが話しかけてきた。
「3丁目か?って聞いてんだよ」
「あ、はい、そうです」
:08/01/16 21:43 :PC :c342IJ/g
#7 [我輩は匿名である]
購買部からパンを買ってみんなに配っているとき、いきなり話しかけられてので、つい動揺してしまった。
「俺さぁ2丁目引っ越したんだよ。お隣さんだな」
そう言って戸木田くんは、怪しく笑った。
:08/01/16 21:45 :PC :c342IJ/g
#8 [我輩は匿名である]
「あ、はい、えっと…そうですね。よろしくお願いします」
何をお願いしてるんだろう。
パシり以外に、こんな日常的な会話をしてもらったことに、動揺が隠しきれない自分が少し恥ずかしい。
:08/01/16 21:46 :PC :c342IJ/g
#9 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
夏休み前、戸木田くんたちにいつものようにパシられて、パンを配っていた。
「まじ、むかつくし」
「一度痛い目合わそうぜ」
「そうだな。あーいう奴は痛い目に会わないとわかんねぇタイプなんだろうな」
どうやら、ご立腹のようだ。
どうか巻き込まれませんように。
:08/01/16 21:49 :PC :c342IJ/g
#10 [我輩は匿名である]
パンを配りながら盗み聞きをすると、どうやらターゲットは、このクラスらしい。
僕じゃないよね?
ビビりながら、パンを配り終え、結局ターゲットは誰なのかわからないまま、自分の席に戻った。
:08/01/16 21:50 :PC :c342IJ/g
#11 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
夏休み。
事件は突然起こった。
「山田ー!いるかー!」
窓を開けて、2階の部屋で一人、ボンヤリと過ごしていた午後。
聞き覚えのある声が窓から入ってきた。
:08/01/16 21:52 :PC :c342IJ/g
#12 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。
俺は、殺されると思った。
怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。
「お、山田。いるじゃん」
:08/01/16 21:54 :PC :c342IJ/g
#13 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。
僕は、殺されると思った。
怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。
「お、山田。いるじゃん」
:08/01/16 21:54 :PC :c342IJ/g
#14 [我輩は匿名である]
:08/01/16 21:55 :PC :c342IJ/g
#15 [我輩は匿名である]
誰かが僕の存在に気づき、名前を呼んだ。
フリーズ状態の僕は現実に引き戻される。
「あ、こんにちわ」
とりあえず挨拶をした。
「山田ー。家入れてー」
:08/01/16 21:56 :PC :c342IJ/g
#16 [我輩は匿名である]
戸木田くんが叫んだ。
とうとう殺されるんだ。
「え、あの…」
「今日お前の親いる?」
「あ…いません」
父も母も仕事で日中は家にはいない。
:08/01/16 21:58 :PC :c342IJ/g
#17 [我輩は匿名である]
「んじゃ、おじゃましまー」
そういって戸木田くんたちは家に入ってきた。
え?何?本当に?
テンパっていると、戸木田くんたちは僕の部屋にゾロゾロと入ってきた。
:08/01/16 21:59 :PC :c342IJ/g
#18 [我輩は匿名である]
「へー、なかなか広いじゃん。決定だな」
「な…何がですか?」
ビビりながら聞いた。
次の瞬間、戸木田くんは冷たい目を光らせて呟いた。
「監禁場所」
:08/01/16 22:00 :PC :c342IJ/g
#19 [我輩は匿名である]
意味がわからなかった。
「え?か…監禁?」
僕が殺されるのなら、監禁場所は自分の部屋なわけないし…
となると、監禁されるのは別の誰か?
「おう、こいつをな」
戸木田くんは冷たく言い放つと、後ろの人たちが一人の【ヒト】を、僕の部屋に投げ入れた。
:08/01/16 22:02 :PC :c342IJ/g
#20 [我輩は匿名である]
僕は凍りついた。
「…吉田さん?」
投げ込まれたヒトは、同じクラスの吉田さんだった。
「つーわけで、今日から明日香ここに監禁すっから」
吉田さんは、化粧くさいギャル代表というか…
僕なんかとは正反対の世界のヒト
:08/01/16 22:05 :PC :c342IJ/g
#21 [我輩は匿名である]
学校だというのにいつも着飾っていて化粧もバッチリ
それなのに、今、僕の目の前にいる吉田さんは…
服はグチャグチャだし、
化粧も落ちてパンダ状態。
髪の毛もボサボサだ。
:08/01/16 22:07 :PC :c342IJ/g
#22 [我輩は匿名である]
「あの…一体…」
僕は戸惑いながら問いかけた。
すると山下くんが答えてくれた。
「明日香、俺ら裏切ったんだよ。だから痛い目合わせた。でも全然反省してねぇし、監禁すっかって話しになったんだよ」
:08/01/16 22:09 :PC :c342IJ/g
#23 [我輩は匿名である]
次に、久田くん。
「山田ん家って、よく考えたら一番便利なとこにあっからさぁ」
そして、三木くん。
「山田〜。嫌だなんて言わねぇよなぁ〜?」
ほとんど脅しだった。
僕は逆らえず頷いてしまった。
同時に…共犯者。
:08/01/16 22:12 :PC :c342IJ/g
#24 [我輩は匿名である]
面白い
:08/01/16 22:13 :W43H :l8QaluFw
#25 [我輩は匿名である]
「そういう訳だ。今日から夏休みが終わるまで、明日香は俺らの玩具だ。ヤリたい時にヤる女。山田には悪いけど、ここラブホ変わりになるからな」
戸木田くんの冷めた目には、逆らえない。
「あ、はい」
すると山下くんが言った。
「山田もヤリたかったら、ヤッていいからな。童貞捨てちゃえ」
:08/01/16 22:15 :PC :c342IJ/g
#26 [我輩は匿名である]
:08/01/16 22:15 :PC :c342IJ/g
#27 [我輩は匿名である]
山下くんの言葉に周りは笑った。
僕は笑うどころでわない。
「じゃあな、山田」
「あ、はい」
戸木田くんを先頭に、みんながぞろぞろと帰っていく。
:08/01/16 22:16 :PC :c342IJ/g
#28 [我輩は匿名である]
二階の窓から、みんなが帰っていくのを見届けると、今度は吉田さんに目をやった。
床にへばりつくように倒れている。
随分弱り切っているようだ。
さっきから一度も顔を上げようとしない。
「あの…吉田さん?」
「…」
反応がない。
:08/01/16 22:19 :PC :c342IJ/g
#29 [我輩は匿名である]
「吉田さん」
そっと肩に触れた。
すると、吉田さんはビクンと体を跳ね上がらせた。
怯えているのだと、この僕にでもわかる。
「大丈夫です。変な事はしませんから」
「…」
:08/01/16 22:20 :PC :c342IJ/g
#30 [我輩は匿名である]
目の前には綺麗な女性がいる。
だけど、襲うだなんて思いもしない。
そんな勇気、僕にはない。
ここで逃がせてあげたかったけど、戸木田くんのあの目は本気だ。
:08/01/16 22:21 :PC :c342IJ/g
#31 [我輩は匿名である]
吉田さんには悪いけど、僕は戸木田くんには逆らえないんだ。
「吉田さん、とりあえず…お風呂入りますか?」
「…うん」
そう言った僕に、初めて答えてくれた。
吉田さんの声は、小さくてか細かった。
:08/01/16 22:24 :PC :c342IJ/g
#32 [我輩は匿名である]
「じゃあお風呂わかしてきます。あの…床なんかじゃなくてベッドで寝てくれてもいいですよ?僕は、その…変な事、絶対しないんで」
「…うん」
そう返事したものの、吉田さんは動かなかった。
僕は急いで一階に下りて、お風呂のお湯を入れた。
:08/01/16 22:25 :PC :c342IJ/g
#33 [やす]
おもしろいわ
:08/01/16 22:32 :SH703i :esH56NLg
#34 [◆kN0IECN0SQ]
めちゃおもろいx
更新頑張れ〜印~
:08/01/17 01:19 :W51T :raMsOow6
#35 [我輩は匿名である]
:08/01/17 10:32 :PC :asDiZhx6
#36 [我輩は匿名である]
20分もすればお風呂が溜まった。
「これ僕の着替えです。もしよかったら使ってください」
たんすからスウェットを取り出して、吉田さんに差し出した。
「…」
「あ、汚くないです。ちゃんと洗濯してあるんで」
そういうと、吉田さんはやっと体を起こした。
:08/01/17 10:37 :PC :asDiZhx6
#37 [我輩は匿名である]
これはひどい。
ちゃんと改めて見ると、服はビリビリに破かれている。
こんなに汚らしいのに、胸元が見えたとき【綺麗だな】と思ってしまった僕は不謹慎だろうか。
:08/01/17 10:39 :PC :asDiZhx6
#38 [我輩は匿名である]
「…下着」
「え?」
「下着は…ないよね?」
消えていきそうな声で問いかけてきた吉田さん。
「あ、えっと…下着は…」
僕は戸惑っていると、顔を上げて虚ろな目で僕を見た。
「…パンツとブラジャー」
:08/01/17 10:40 :PC :asDiZhx6
#39 [我輩は匿名である]
パンツ?
トランクスなんて貸せるわけないし…
「コンビニで買ってきましょうか」
そう提案すると、少しだけ【ヒト】っぽい表情をしてくれた。
「…お願いします」
「はい。じゃあ行ってきます。吉田さんは気兼ねなくお風呂入っててください」
:08/01/17 10:43 :PC :asDiZhx6
#40 [我輩は匿名である]
僕は吉田さんにお風呂の場所を案内しようと、受け取ってくれなかったスウェットを持って立ち上がった。
「…吉田さん?」
なかなか立たない吉田さん。
「あの…お風呂嫌でしたか?」
「…立てないの」
泣きそうに呟いた彼女は、いつも学校で見ている吉田明日香とは、別人だった。
:08/01/17 10:45 :PC :asDiZhx6
#41 [我輩は匿名である]
「手、貸しましょうか?」
僕みたいなマイナーに触れたくないのは当たり前だろうが、吉田さんは妥協したのかな。
コクリと頷いた。
僕は吉田さんの体を支えて、立ち上がらせた。
:08/01/17 10:46 :PC :asDiZhx6
#42 [我輩は匿名である]
廊下、階段、ゆっくりだが歩いて進んでいく。
こんなに弱っているのに一人でお風呂なんて大丈夫だろうか。
「ここです」
脱衣所につき、吉田さんから手をゆっくり離した。
まるで、よちよち歩きの子供の歩行練習をさせている親のような気持ち。
「大丈夫ですか?立てますか?」
:08/01/17 10:48 :PC :asDiZhx6
#43 [我輩は匿名である]
吉田さんはコクリと頷き、何かに掴まりながら立っていた。
「それじゃあ行ってきます。あの…失礼ですけど下着のサイズは?」
「M…C65」
「はい、わかりました。すみません」
脱衣所のドアを閉めて、僕は家を出た。
自転車で隣町まで走った。
:08/01/17 10:52 :PC :asDiZhx6
#44 [我輩は匿名である]
隣町には服屋さんがある。
スーパー的な服屋さん。
僕みたいな野郎でも気兼ねなく入れる。
そこで、生まれて初めて女性の下着コーナーに行った。
「…」
恥ずかしさより、興奮より、驚きだ。
こんなに種類があるなんて…。
:08/01/17 10:54 :PC :asDiZhx6
#45 [我輩は匿名である]
「お客様、何かお探しですか?」
不審に思われたのだろうか。
店員が声を掛けてきた。
「あ、あの…知り合いが急に、泊まる事になったんですけど…その…下着がなくて…買いに来ました」
「そうですか。サイズは?」
店員はまだ疑いの目をしている。
:08/01/17 10:56 :PC :asDiZhx6
#46 [我輩は匿名である]
「M、C65と言ってました。いまいちよくわからないので…すみませんが見てもらえませんか?」
店員にお願いすると、少しは信用してもらえたのか、色々と見てもらえた。
色やタイプを聞かれたが、さっぱり。
だから一番ポピュラーなものをお願いした。
:08/01/17 10:57 :PC :asDiZhx6
#47 [我輩は匿名である]
10分ほどかかったが、店員さんは白の上下セット下着を選んでくれた。
支払いを済ませ、僕はダッシュで帰宅する。
「ただいま」
「…」
どうやらまだお風呂のようだ。
シャワーの音がする。
よかった。
シャワーが使えるまで体力は回復したんだ。
:08/01/17 10:59 :PC :asDiZhx6
#48 [我輩は匿名である]
脱衣所に入り、買ってきたばかりの下着を袋のまま置く。
はさみも添えて。
そして部屋に戻った。
:08/01/17 11:00 :PC :asDiZhx6
#49 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
「…あの」
30分後、吉田さんは出てきた。
「…ありがとう」
部屋の扉のところで僕に、頭を下げた吉田さん。
「気にしないで。体力戻ったみたいでよかったよ」
:08/01/17 11:02 :PC :asDiZhx6
#50 [我輩は匿名である]
スッピンの吉田さんは、別人だった。
僕は化粧をしないほうが可愛いと思う。
「ほんと…なんて言ったらいいか」
困った顔をする吉田さん。
実は学校でも話したことなくて、初めて会話する。
:08/01/17 11:04 :PC :asDiZhx6
#51 [我輩は匿名である]
「…笑うなら笑っていいよ」
情けない顔の吉田さん。
「そんな…笑わないよ」
髪をくしゃくしゃっとかき乱して、吉田さんは話してくれた。
:08/01/17 11:06 :PC :asDiZhx6
#52 [我輩は匿名である]
「あいつらから、金借りてたの。全然返さないくせに生意気な態度取っちゃったから怒らせちゃった。夏休み前から薄々こんなことになるんだろうなって思ってたから…」
夏休み前、僕が聞いた戸木田くんたちのターゲットは吉田さんだったんだ。
:08/01/17 11:07 :PC :asDiZhx6
#53 [我輩は匿名である]
「携帯も財布も取られちゃった。だから…今日からよろしくね。山田くん」
「あ、えっと、はい」
吉田さんが僕を頼ってくれたこと
名前を呼んでくれた事
小さく笑ってくれた事
なんだか、変な気分だった。
:08/01/17 11:09 :PC :asDiZhx6
#54 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
「山田ー、おっはー」
次の日、目が覚めると三木くんが部屋にいた。
「あ、三木くん。おはようございます」
どうやら窓から入ったようだ。
夕べ窓を開けて寝たから。
:08/01/17 11:13 :PC :asDiZhx6
#55 [我輩は匿名である]
「明日香は?」
「え?」
一瞬、昨日の事は忘れてた。
「明日香どこ?」
吉田さんは床で寝ると言ったので、昨日布団を敷いてあげた。
その布団の中には吉田さんの姿がない。
「あれ?」
僕は焦った。
逃げられたんだと思った。
同時に、殺されると思った。
:08/01/17 11:16 :PC :asDiZhx6
#56 [我輩は匿名である]
すると…
「…あ」
部屋に入ってきた吉田さん。
「おー、明日香ー。どこ行ってたんだよ」
「…トイレに」
「ふーん。まぁいい。そこ、早く寝ろ」
吉田さんは腕を引っ張られ、さっきまで寝ていた布団に無理矢理押し倒された。
:08/01/17 11:18 :PC :asDiZhx6
#57 [我輩は匿名である]
「やぁッ!」
三木くんは、スウェットの上下を簡単に脱がした。
下着姿の吉田さん。
見覚えのある下着。
三木くんは吉田さんの首筋を舐め始めた。
吉田さんは抵抗しないで、目を閉じている。
:08/01/17 11:20 :PC :asDiZhx6
#58 [我輩は匿名である]
次の瞬間には吉田さんは全裸にされたいた。
昨日買ってきた下着は、寂しそうに床の上で泣いている。
「やッ…あッ…」
時々、吉田さんの口から何か零れてる。
甘ったるい声。
綺麗な女体。
苦しそうな表情。
興奮なんてしなかった。
:08/01/17 11:22 :PC :asDiZhx6
#59 [我輩は匿名である]
「あぁぁ…んんッ…あんッ」
「ほら、もっと喘げよ。山田も聞いてんぜ?」
三木くんは、吉田さんのアソコに顔を埋めている。
何をしているのかは、童貞の僕もなんとなくわかる。
「やだッ…あぁぁッ!」
声を我慢しているのか、苦しそうな表情をしている。
:08/01/17 11:24 :PC :asDiZhx6
#60 [我輩は匿名である]
そして、三木くんは自分のモノを取り出し、ゴムを覆わせ、吉田さんに忍ばせた。
「あぁぁぁ…」
「はぁ…」
三木くんからも甘ったるい声が零れた。
そして、腰を激しく動かし出した。
パンパンと音がする。
なんだか…怖かった。
:08/01/17 11:27 :PC :asDiZhx6
#61 [我輩は匿名である]
三木くんが乱暴に吉田さんの胸をむさぼる。
「んんん…ぁ…ッ」
なんだこれ…。
興奮どころか、怖いよ。
僕は正常な人間じゃないのかな。
女の人の裸を見ても興奮しない。
病気なのかな?
:08/01/17 11:29 :PC :asDiZhx6
#62 [我輩は匿名である]
しばらくすると行為が終わった。
三木くんは、ゴムをティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。
こんなときに、僕は、今月はティッシュ代がかさむな…なんて思った。
:08/01/17 11:32 :PC :asDiZhx6
#63 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
その日は結局、5人の相手をさせられていた吉田さん。
僕は全て見ていたが、興奮しなかった。
むしろ萎える。
全員、ゴムをして、ゴミ箱に欲の塊を捨てていくので、いびつな臭いが漂っている。
午後22時。
:08/01/17 11:35 :PC :asDiZhx6
#64 [我輩は匿名である]
「吉田さん、散歩行きませんか?」
「…え?」
「一日中、部屋にこもりっきりじゃ体がなまるでしょ?」
「…うん」
「近くに公園があるんです。ついでに、これ捨ててきましょ?」
僕はゴミ箱に被せていたビニール袋を取り出し、袋をくくった。
:08/01/17 11:37 :PC :asDiZhx6
#65 [我輩は匿名である]
面白すぎるo(^-^)o
:08/01/17 11:41 :W43H :pDWOssbk
#66 [我輩は匿名である]
>>63
午後22時って表し方はないですよ。
午後を付けるなら10時。付けないなら22時です。
余計な事言ってすいません(∵`)
気になってしまって(>д<;)
とても面白いです(o>艸<)頑張って下さい(。・_・。)ノ
:08/01/17 12:07 :SH902iS :☆☆☆
#67 [我輩は匿名である]
>>66細かい事いちいちうるさい。しょーもない。ガキかよ。
主さん★見てますので頑張って下さい
:08/01/17 12:10 :D903i :☆☆☆
#68 [我輩は匿名である]
>>65ありがとうございます
>>66そうですか。すみませんでした。ありがとうございます。
>>67いえ、こちらの知識不足でした。申し訳ないです。
:08/01/17 14:38 :PC :asDiZhx6
#69 [我輩は匿名である]
吉田さんは何も言わずに僕に着いてきた。
僕のサンダルは吉田さんには大きすぎるようだ。
少し歩きずらそう。
「風、気持ちいいですね」
「…」
「夜は涼しくて動きやすいですよね」
「…」
:08/01/17 14:41 :PC :asDiZhx6
#70 [我輩は匿名である]
「すみません」
何も答えてくれないので、話しかけちゃいけなかったんだと思い、僕は謝った。
そのまま何も話すことなく、僕たちは公園に到着した。
:08/01/17 14:42 :PC :asDiZhx6
#71 [我輩は匿名である]
吉田さんは、フラ〜っとブランコに向い、腰を下ろし、少しだけ動かしている。
僕はその間に、ゴミ箱へ、昼間の欲の塊が入ったビニール袋を投げ捨てた。
キーコーキーコー
ブランコのさびれた音と、虫の声しかない。
心地よかった。
:08/01/17 14:44 :PC :asDiZhx6
#72 [我輩は匿名である]
「…帰ろ」
「あ、はい」
寂しそうに笑いながら、吉田さんはブランコから降りて、またフラ〜っと歩き出した。
たった30分程だけど、これが僕たちの日課になるんだ。
:08/01/17 14:45 :PC :asDiZhx6
#73 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
「あんッ…やッ…もう…やぁッ」
今日も床で泣いている吉田さん。
僕は目を反らして、外を眺めている事にした。
吉田さんの悲しい顔は出来れば見たくない。
本当は助けてあげたい。
だけど僕には、そんな勇気と力がない。
:08/01/17 14:47 :PC :asDiZhx6
#74 [我輩は匿名である]
「やぁぁッ…ッあ!んんッ…」
「気持ちいいんだったらもっと鳴け」
山下くんが荒々しく腰を動かすから、床が少し揺れている気がした。
「ああッ…やだッ…あッ」
「やだじゃねぇだろ。この淫乱が!」
:08/01/17 14:49 :PC :asDiZhx6
#75 [我輩は匿名である]
ペチンッ
肌と肌がぶつかり合う音が聞こえた。
思わず僕も振り返る。
そこには、吉田さんが頬を押さえながら、辛そうな顔で山下くんを見ている姿があった。
:08/01/17 14:51 :PC :asDiZhx6
#76 [我輩は匿名である]
女の子を殴る奴は、いくらなんでも今までいなかった。
僕の驚きは隠しきれなかった。
「ん?山田ー、何見てんだよ。あ、おめぇもヤリてぇの?」
「…え?」
そんなつもりなんて全然無い。
:08/01/17 14:52 :PC :asDiZhx6
#77 [我輩は匿名である]
「3Pするか!な?」
そう言った瞬間、吉田さんの視線が僕に向けられた。
なんと言えばいいのだろう。
怯えている
悲しんでいる
嫌がっている
あんな表情見た事がない。
:08/01/17 14:54 :PC :asDiZhx6
#78 [我輩は匿名である]
「…いや、僕は」
「いいから、おめぇもヤれって」
無理矢理腕を捕まれて、吉井さんの顔の前に移動させられた。
「明日香、フェラしてやれよ」
僕は怖かった。
だから、腕を振り払った。
「ごめんなさい。僕、やめときます」
:08/01/17 14:55 :PC :asDiZhx6
#79 [我輩は匿名である]
そういって、逃げた。
トイレに逃げ込んだ。
吉田さんの、あの泣きそうな顔が頭から離れない。
15分程すると、トイレをノックして
「帰ったよ」
という吉田さんの声が聞こえた。
:08/01/17 14:57 :PC :asDiZhx6
#80 [我輩は匿名である]
僕はトイレから出て、吉田さんと部屋に戻る。
「あの…吉田さん…僕は…」
「ありがと」
「え?」
「私、1対1だと、まだ何とか我慢できるの。でも、1対大勢だと…怖くって。あの日の事…思い出すの」
:08/01/17 14:58 :PC :asDiZhx6
#81 [我輩は匿名である]
あの日の事。
僕のウチに監禁された日の事だ。
大勢の男にレイプされ、ボロボロになって、ウチに来た。
あの日の事が、脳裏に焼き付き、ときたま悲鳴を上げながら、夜中起きる事がある。
彼女にとって一生の傷になってしまったのだろう。
:08/01/17 15:00 :PC :asDiZhx6
#82 [我輩は匿名である]
「大丈夫。僕はそんなことしません。信じてください」
「…うん」
そんな話をしていると、また次の男。
吉田さんは、また、泣かされ始めた。
:08/01/17 15:01 :PC :asDiZhx6
#83 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
5週間ある夏休みも残り3週間。
約2週間も生活を共にした。
すっかり生活パターンも決まってしまい、親にもバレず暮らせていた。
食事やお風呂は、親がいない間に全て済ませる。
洗濯もそうだ。
トイレは2階にあるから問題ない。
順調…という表現はふさわしくないのかもしれないが、とりあえず警察沙汰などにはなっていないようなので安心した。
:08/01/17 15:08 :PC :asDiZhx6
#84 [我輩は匿名である]
夜の散歩も日課となり、僕たちは窓から出入りした。
今まで気づかなかったけど、ここにくる男の子たちは、壁や屋根を上手く使って、入ってくる。
なんだか僕も窓から出入りがしたくなり、一度やってみるとハマってしまった。
:08/01/17 15:10 :PC :asDiZhx6
#85 [我輩は匿名である]
1-100
:08/01/17 16:34 :D903i :☆☆☆
#86 [我輩は匿名である]
:08/01/17 16:35 :D903i :☆☆☆
#87 [我輩は匿名である]
アゲときますメx
:08/01/17 18:14 :W43H :pDWOssbk
#88 [yえりちぁンy]
:08/01/17 19:33 :W53T :NRmPw6ns
#89 [みい]
すごく読みやすいです★
更新がんばってくださぃね('ц'*)"
:08/01/17 19:46 :W53CA :.08pJ7cs
#90 [我輩は匿名である]
:08/01/17 20:57 :SH903i :EkHsI2gY
#91 [かなみ]
ほんと読みやすくて
物語の構成も
わたし好みですx笑
更新大変でしょうが
頑張ってください
楽しみにしていますトx
:08/01/17 21:09 :W33SA :wSfvt4sc
#92 [◆kN0IECN0SQ]
あげ(ノ∀`x)
:08/01/18 01:23 :W51T :vhIbia66
#93 [我輩は匿名である]
ほんとおもしろい!
続き楽しみにしてます
:08/01/18 10:54 :N903i :H8hHvQks
#94 [りん]
面白いぇ゜
更新がんばってxフ
:08/01/18 18:21 :W51H :dGoVgAG2
#95 [我輩は匿名である]
早く書けや
:08/01/18 20:51 :SH901iC :☆☆☆
#96 [まき]
面白い
頑張ってください
:08/01/18 21:41 :SH903i :☆☆☆
#97 [◆kN0IECN0SQ]
:08/01/18 22:27 :W51T :vhIbia66
#98 [我輩は匿名である]
放置するんやったら最初から書くなや
:08/01/18 23:09 :SH901iC :☆☆☆
#99 [我輩は匿名である]
まだ1日しかたってないじゃん
:08/01/18 23:11 :P703i :PyU4GTLI
#100 [我輩は匿名である]
がんばってツ
:08/01/18 23:12 :W51S :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194