俺の部屋が…《R18》
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#50 [我輩は匿名である]
スッピンの吉田さんは、別人だった。
僕は化粧をしないほうが可愛いと思う。
「ほんと…なんて言ったらいいか」
困った顔をする吉田さん。
実は学校でも話したことなくて、初めて会話する。
:08/01/17 11:04 :PC :asDiZhx6
#51 [我輩は匿名である]
「…笑うなら笑っていいよ」
情けない顔の吉田さん。
「そんな…笑わないよ」
髪をくしゃくしゃっとかき乱して、吉田さんは話してくれた。
:08/01/17 11:06 :PC :asDiZhx6
#52 [我輩は匿名である]
「あいつらから、金借りてたの。全然返さないくせに生意気な態度取っちゃったから怒らせちゃった。夏休み前から薄々こんなことになるんだろうなって思ってたから…」
夏休み前、僕が聞いた戸木田くんたちのターゲットは吉田さんだったんだ。
:08/01/17 11:07 :PC :asDiZhx6
#53 [我輩は匿名である]
「携帯も財布も取られちゃった。だから…今日からよろしくね。山田くん」
「あ、えっと、はい」
吉田さんが僕を頼ってくれたこと
名前を呼んでくれた事
小さく笑ってくれた事
なんだか、変な気分だった。
:08/01/17 11:09 :PC :asDiZhx6
#54 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
「山田ー、おっはー」
次の日、目が覚めると三木くんが部屋にいた。
「あ、三木くん。おはようございます」
どうやら窓から入ったようだ。
夕べ窓を開けて寝たから。
:08/01/17 11:13 :PC :asDiZhx6
#55 [我輩は匿名である]
「明日香は?」
「え?」
一瞬、昨日の事は忘れてた。
「明日香どこ?」
吉田さんは床で寝ると言ったので、昨日布団を敷いてあげた。
その布団の中には吉田さんの姿がない。
「あれ?」
僕は焦った。
逃げられたんだと思った。
同時に、殺されると思った。
:08/01/17 11:16 :PC :asDiZhx6
#56 [我輩は匿名である]
すると…
「…あ」
部屋に入ってきた吉田さん。
「おー、明日香ー。どこ行ってたんだよ」
「…トイレに」
「ふーん。まぁいい。そこ、早く寝ろ」
吉田さんは腕を引っ張られ、さっきまで寝ていた布団に無理矢理押し倒された。
:08/01/17 11:18 :PC :asDiZhx6
#57 [我輩は匿名である]
「やぁッ!」
三木くんは、スウェットの上下を簡単に脱がした。
下着姿の吉田さん。
見覚えのある下着。
三木くんは吉田さんの首筋を舐め始めた。
吉田さんは抵抗しないで、目を閉じている。
:08/01/17 11:20 :PC :asDiZhx6
#58 [我輩は匿名である]
次の瞬間には吉田さんは全裸にされたいた。
昨日買ってきた下着は、寂しそうに床の上で泣いている。
「やッ…あッ…」
時々、吉田さんの口から何か零れてる。
甘ったるい声。
綺麗な女体。
苦しそうな表情。
興奮なんてしなかった。
:08/01/17 11:22 :PC :asDiZhx6
#59 [我輩は匿名である]
「あぁぁ…んんッ…あんッ」
「ほら、もっと喘げよ。山田も聞いてんぜ?」
三木くんは、吉田さんのアソコに顔を埋めている。
何をしているのかは、童貞の僕もなんとなくわかる。
「やだッ…あぁぁッ!」
声を我慢しているのか、苦しそうな表情をしている。
:08/01/17 11:24 :PC :asDiZhx6
#60 [我輩は匿名である]
そして、三木くんは自分のモノを取り出し、ゴムを覆わせ、吉田さんに忍ばせた。
「あぁぁぁ…」
「はぁ…」
三木くんからも甘ったるい声が零れた。
そして、腰を激しく動かし出した。
パンパンと音がする。
なんだか…怖かった。
:08/01/17 11:27 :PC :asDiZhx6
#61 [我輩は匿名である]
三木くんが乱暴に吉田さんの胸をむさぼる。
「んんん…ぁ…ッ」
なんだこれ…。
興奮どころか、怖いよ。
僕は正常な人間じゃないのかな。
女の人の裸を見ても興奮しない。
病気なのかな?
:08/01/17 11:29 :PC :asDiZhx6
#62 [我輩は匿名である]
しばらくすると行為が終わった。
三木くんは、ゴムをティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。
こんなときに、僕は、今月はティッシュ代がかさむな…なんて思った。
:08/01/17 11:32 :PC :asDiZhx6
#63 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
その日は結局、5人の相手をさせられていた吉田さん。
僕は全て見ていたが、興奮しなかった。
むしろ萎える。
全員、ゴムをして、ゴミ箱に欲の塊を捨てていくので、いびつな臭いが漂っている。
午後22時。
:08/01/17 11:35 :PC :asDiZhx6
#64 [我輩は匿名である]
「吉田さん、散歩行きませんか?」
「…え?」
「一日中、部屋にこもりっきりじゃ体がなまるでしょ?」
「…うん」
「近くに公園があるんです。ついでに、これ捨ててきましょ?」
僕はゴミ箱に被せていたビニール袋を取り出し、袋をくくった。
:08/01/17 11:37 :PC :asDiZhx6
#65 [我輩は匿名である]
面白すぎるo(^-^)o
:08/01/17 11:41 :W43H :pDWOssbk
#66 [我輩は匿名である]
>>63
午後22時って表し方はないですよ。
午後を付けるなら10時。付けないなら22時です。
余計な事言ってすいません(∵`)
気になってしまって(>д<;)
とても面白いです(o>艸<)頑張って下さい(。・_・。)ノ
:08/01/17 12:07 :SH902iS :☆☆☆
#67 [我輩は匿名である]
>>66細かい事いちいちうるさい。しょーもない。ガキかよ。
主さん★見てますので頑張って下さい
:08/01/17 12:10 :D903i :☆☆☆
#68 [我輩は匿名である]
>>65ありがとうございます
>>66そうですか。すみませんでした。ありがとうございます。
>>67いえ、こちらの知識不足でした。申し訳ないです。
:08/01/17 14:38 :PC :asDiZhx6
#69 [我輩は匿名である]
吉田さんは何も言わずに僕に着いてきた。
僕のサンダルは吉田さんには大きすぎるようだ。
少し歩きずらそう。
「風、気持ちいいですね」
「…」
「夜は涼しくて動きやすいですよね」
「…」
:08/01/17 14:41 :PC :asDiZhx6
#70 [我輩は匿名である]
「すみません」
何も答えてくれないので、話しかけちゃいけなかったんだと思い、僕は謝った。
そのまま何も話すことなく、僕たちは公園に到着した。
:08/01/17 14:42 :PC :asDiZhx6
#71 [我輩は匿名である]
吉田さんは、フラ〜っとブランコに向い、腰を下ろし、少しだけ動かしている。
僕はその間に、ゴミ箱へ、昼間の欲の塊が入ったビニール袋を投げ捨てた。
キーコーキーコー
ブランコのさびれた音と、虫の声しかない。
心地よかった。
:08/01/17 14:44 :PC :asDiZhx6
#72 [我輩は匿名である]
「…帰ろ」
「あ、はい」
寂しそうに笑いながら、吉田さんはブランコから降りて、またフラ〜っと歩き出した。
たった30分程だけど、これが僕たちの日課になるんだ。
:08/01/17 14:45 :PC :asDiZhx6
#73 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
「あんッ…やッ…もう…やぁッ」
今日も床で泣いている吉田さん。
僕は目を反らして、外を眺めている事にした。
吉田さんの悲しい顔は出来れば見たくない。
本当は助けてあげたい。
だけど僕には、そんな勇気と力がない。
:08/01/17 14:47 :PC :asDiZhx6
#74 [我輩は匿名である]
「やぁぁッ…ッあ!んんッ…」
「気持ちいいんだったらもっと鳴け」
山下くんが荒々しく腰を動かすから、床が少し揺れている気がした。
「ああッ…やだッ…あッ」
「やだじゃねぇだろ。この淫乱が!」
:08/01/17 14:49 :PC :asDiZhx6
#75 [我輩は匿名である]
ペチンッ
肌と肌がぶつかり合う音が聞こえた。
思わず僕も振り返る。
そこには、吉田さんが頬を押さえながら、辛そうな顔で山下くんを見ている姿があった。
:08/01/17 14:51 :PC :asDiZhx6
#76 [我輩は匿名である]
女の子を殴る奴は、いくらなんでも今までいなかった。
僕の驚きは隠しきれなかった。
「ん?山田ー、何見てんだよ。あ、おめぇもヤリてぇの?」
「…え?」
そんなつもりなんて全然無い。
:08/01/17 14:52 :PC :asDiZhx6
#77 [我輩は匿名である]
「3Pするか!な?」
そう言った瞬間、吉田さんの視線が僕に向けられた。
なんと言えばいいのだろう。
怯えている
悲しんでいる
嫌がっている
あんな表情見た事がない。
:08/01/17 14:54 :PC :asDiZhx6
#78 [我輩は匿名である]
「…いや、僕は」
「いいから、おめぇもヤれって」
無理矢理腕を捕まれて、吉井さんの顔の前に移動させられた。
「明日香、フェラしてやれよ」
僕は怖かった。
だから、腕を振り払った。
「ごめんなさい。僕、やめときます」
:08/01/17 14:55 :PC :asDiZhx6
#79 [我輩は匿名である]
そういって、逃げた。
トイレに逃げ込んだ。
吉田さんの、あの泣きそうな顔が頭から離れない。
15分程すると、トイレをノックして
「帰ったよ」
という吉田さんの声が聞こえた。
:08/01/17 14:57 :PC :asDiZhx6
#80 [我輩は匿名である]
僕はトイレから出て、吉田さんと部屋に戻る。
「あの…吉田さん…僕は…」
「ありがと」
「え?」
「私、1対1だと、まだ何とか我慢できるの。でも、1対大勢だと…怖くって。あの日の事…思い出すの」
:08/01/17 14:58 :PC :asDiZhx6
#81 [我輩は匿名である]
あの日の事。
僕のウチに監禁された日の事だ。
大勢の男にレイプされ、ボロボロになって、ウチに来た。
あの日の事が、脳裏に焼き付き、ときたま悲鳴を上げながら、夜中起きる事がある。
彼女にとって一生の傷になってしまったのだろう。
:08/01/17 15:00 :PC :asDiZhx6
#82 [我輩は匿名である]
「大丈夫。僕はそんなことしません。信じてください」
「…うん」
そんな話をしていると、また次の男。
吉田さんは、また、泣かされ始めた。
:08/01/17 15:01 :PC :asDiZhx6
#83 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
5週間ある夏休みも残り3週間。
約2週間も生活を共にした。
すっかり生活パターンも決まってしまい、親にもバレず暮らせていた。
食事やお風呂は、親がいない間に全て済ませる。
洗濯もそうだ。
トイレは2階にあるから問題ない。
順調…という表現はふさわしくないのかもしれないが、とりあえず警察沙汰などにはなっていないようなので安心した。
:08/01/17 15:08 :PC :asDiZhx6
#84 [我輩は匿名である]
夜の散歩も日課となり、僕たちは窓から出入りした。
今まで気づかなかったけど、ここにくる男の子たちは、壁や屋根を上手く使って、入ってくる。
なんだか僕も窓から出入りがしたくなり、一度やってみるとハマってしまった。
:08/01/17 15:10 :PC :asDiZhx6
#85 [我輩は匿名である]
1-100
:08/01/17 16:34 :D903i :☆☆☆
#86 [我輩は匿名である]
:08/01/17 16:35 :D903i :☆☆☆
#87 [我輩は匿名である]
アゲときますメx
:08/01/17 18:14 :W43H :pDWOssbk
#88 [yえりちぁンy]
:08/01/17 19:33 :W53T :NRmPw6ns
#89 [みい]
すごく読みやすいです★
更新がんばってくださぃね('ц'*)"
:08/01/17 19:46 :W53CA :.08pJ7cs
#90 [我輩は匿名である]
:08/01/17 20:57 :SH903i :EkHsI2gY
#91 [かなみ]
ほんと読みやすくて
物語の構成も
わたし好みですx笑
更新大変でしょうが
頑張ってください
楽しみにしていますトx
:08/01/17 21:09 :W33SA :wSfvt4sc
#92 [◆kN0IECN0SQ]
あげ(ノ∀`x)
:08/01/18 01:23 :W51T :vhIbia66
#93 [我輩は匿名である]
ほんとおもしろい!
続き楽しみにしてます
:08/01/18 10:54 :N903i :H8hHvQks
#94 [りん]
面白いぇ゜
更新がんばってxフ
:08/01/18 18:21 :W51H :dGoVgAG2
#95 [我輩は匿名である]
早く書けや
:08/01/18 20:51 :SH901iC :☆☆☆
#96 [まき]
面白い
頑張ってください
:08/01/18 21:41 :SH903i :☆☆☆
#97 [◆kN0IECN0SQ]
:08/01/18 22:27 :W51T :vhIbia66
#98 [我輩は匿名である]
放置するんやったら最初から書くなや
:08/01/18 23:09 :SH901iC :☆☆☆
#99 [我輩は匿名である]
まだ1日しかたってないじゃん
:08/01/18 23:11 :P703i :PyU4GTLI
#100 [我輩は匿名である]
がんばってツ
:08/01/18 23:12 :W51S :☆☆☆
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