・・恋愛模様・・
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#251 [みい]
『俺の女』って言われてぼっと顔が赤くなってもた私をまじまじと見るその男の人。
…そんな見やんといてよ〜(困)//
すると不意に男の人はにこっと笑って、
「かわいらしい方だね、さすが弘樹君、僕の息子なだけある♪」
と流暢な標準語で言うた。
:08/03/03 22:48
:SH902i
:aRACaxhg
#252 [みい]
ん………?『僕の息子』?
ってことは…ってことは……
この人がお父さん!?!?!?
えーっ!!てっきりバイトの人かなんかやと思とった…;;
「何が『僕の息子』や!!7歳しか違わんくせに!!」
「だって戸籍上はそうなってるんだもーん♪」
:08/03/03 23:03
:SH902i
:aRACaxhg
#253 [みい]
なんや兄弟みたいな二人やなあ…(笑)
「申し遅れました、僕、弘樹の義理の父の圭介と言います♪」
「あ、加賀美あきです//お邪魔してます//」
義理のお父さんなんや…。って、7歳しか違わんねやったら、当たり前よな…;
「いやいや、あきちゃんみたいに可愛い子なら大歓迎♪なんなら弘樹のお母さんになる?」
「息子の女を口説くなやっ!!(怒)」
:08/03/03 23:04
:SH902i
:aRACaxhg
#254 [みい]
…おもろい人やな(笑)
「ところで、二人揃ってスウェットなんて…二階でナニしてたの?(笑)」
「へっ!?//」
「やらしい聞き方すんなっ!!//何もしてへんわっ!!//」
圭介さんはにこにこ笑っとる//それに対してひろ君は、せやから会わせるん乗り気やなかったんや…とかぶつぶつ言うとる(笑)
:08/03/03 23:05
:SH902i
:aRACaxhg
#255 [みい]
「ならいいんだけど♪もうキスはしちゃったの〜?」
キスって!!何ですかこの質問!!//
にっこり笑って言うから、本気なんか冗談なんかわからへんし…//
「いいい、いや…//」
「あーもうっ!!あきっ!!二階戻るでっ!!//」
ひろ君はいきなり立ち上がって私の手を引いてすたすたと歩き始める。
:08/03/03 23:06
:SH902i
:aRACaxhg
#256 [みい]
「ゆっくりしてってね〜♪」
私はひろ君に引きずられるようになりながらも、笑顔で手を振ってくれとる圭介さんにかろうじてお辞儀をした。
…………………………
「おもろい人やね、ひろ君のお父さん(笑)」
ひろ君の部屋に戻ってから私が言うと、ひろ君は、
「あいつ余計なことばっか喋りよるねん//」
と口を尖らせた(笑)
:08/03/03 23:07
:SH902i
:aRACaxhg
#257 [みい]
――*弘樹Side*――
最悪や…//変なことばっか言いよって…あのくそじじい(怒)
「お父さんがあんなに素敵な人やなんて、ひろ君のお母さんが羨ましいわ(笑)」
あー…まだあきには言うてなかったな;
「…俺んち母親おれへんねん」
:08/03/03 23:08
:SH902i
:aRACaxhg
#258 [みい]
俺が言うと、あきはびっくりしたみたいで、目を見開いたあと泣きそうな顔をして、
「ごめんなさい、余計なこと言うてもて…」
と小さな声で謝ってきた。
「ええって別に(笑)」
俺はあきの頭を撫でてやった。
「…ちょい長くなるけど、聞いてくれる?」
:08/03/03 23:10
:SH902i
:aRACaxhg
#259 [みい]
あきが頷いたから、俺は話し始めた。
俺の母親と本当の父親は、俺がまだ小さい時に離婚した。
それからずっと片親育ちやったんやけど…4年前、母親が再婚相手を俺に紹介してきた。それが圭介や…。
そん時の俺は13歳、圭介は20歳。明らか親子には見えへんよな(笑)
:08/03/03 23:11
:SH902i
:aRACaxhg
#260 [みい]
圭介はまあ昔っからあんな感じやったから、俺とも上手く関係を築いていったんやけど…
再婚して1年…せやから3年前やな、母親が失踪したんや。
『好きな人が出来た』って書いた置き手紙残して…。
おもろいやろ、あん時40歳のばばあが、いっちょ前に恋なんかしやがって…20過ぎの若い夫残して。笑かすなっちゅーねん。
:08/03/03 23:12
:SH902i
:aRACaxhg
#261 [みい]
圭介はそんな時でも、『負けちゃったあ』って笑っとった。
その笑顔見とると、ほんまに母親が憎く思えた…。
圭介はまだまだ若いやろ?せやから俺みたいな血繋がってへんでっかい子供、お荷物やねん。
せやけど、あいつは『夫の資格は失っちゃったけど、弘樹君の父親っていう資格は残ってるってゆうのが唯一の救いだなあ』とか言うて笑いよる。
:08/03/03 23:13
:SH902i
:aRACaxhg
#262 [みい]
つくづくすごい奴やなって思たわ(笑)
で、あれから3年経ったけど、俺と圭介の親子関係は続いとるってわけ。
俺が話し終えると、あきはなんや真面目な顔つきになっとる(笑)
「なんやねーん、しんみりすんなや(笑)俺は平気やで?」
:08/03/03 23:14
:SH902i
:aRACaxhg
#263 [みい]
「やって…」
「昔のことや、今はなんともあれへん♪」
俺が言うと、あきはやっと微笑んだ。その瞬間…
ドキッ…Σ//
ちょ、あかん…//さっき圭介が余計なこと言うたから…あきの唇が気になる…//
:08/03/03 23:23
:SH902i
:aRACaxhg
#264 [みい]
「ひろ君?」
黙ってしまった俺を見て、あきはまた不安そうにしとる。
だあーっ!!//あかん、これ以上あきの唇見たらあかんっ!!!!今やってしもたら…止められる自信ないし…//あきのことは大事にしたりたいし//
「や!!ごめんごめん、何もあらへんよ//」
俺が言うと、あきはほっとしたように笑いよった。
:08/03/03 23:26
:SH902i
:aRACaxhg
#265 [みい]
あ、こいつ、なんや勘違いしとるな…(笑)
俺が黙ってしもたんは母親のこと考えとったからやなくて、理性保つためやで?(爆)//
…………………………
「もうこんな時間!!そろそろ帰らな!!」
あきがそう言って立ち上がったんは夜7時。
あれからずっと話しとった…。あきとおると、時間が経つんが早いわ(笑)//
:08/03/03 23:42
:SH902i
:aRACaxhg
#266 [みい]
「駅まで送ったるわ♪」
「別に平気やよ//」
あきはそう言うけど、こない暗い夜道…一人で歩かせるわけにいくかっちゅーねん(怒)
「危ないさかい、送ってく」
俺が少し口調を強めると、最初は遠慮しとったあきも折れた(笑)
:08/03/03 23:43
:SH902i
:aRACaxhg
#267 [みい]
俺の家を出て、二人で歩いとる時あきがちょっと恥ずかしそうに俺を見てきた。
「ん?なん?」
俺が聞くと、
「あの…手、繋いでくれやな、淋しい…//」
とか言いもて、俺の手に触れてくるしー♪//
:08/03/03 23:51
:SH902i
:aRACaxhg
#268 [みい]
やば…それ、反則やわ…//
俺は触れてきたあきの手を引っ張り、その勢いであきを抱きしめたった。
「ちょ、ひろ君!?こないなとこで…//」
「今のんはお前が悪い…」
あきは俺の理性をいとも簡単に崩す…;;//
:08/03/03 23:52
:SH902i
:aRACaxhg
#269 [みい]
俺はあきを抱きしめたまま、耳元で囁いた。
「離れたない…」
…俺、かっこ悪ー//いつか翔にも言われた気いするけど、ほんまに駄々っ子や(笑)
俺がそっとあきを開放すると、あきは真っ赤な顔しとった(笑)
「…私も離れたないよ?//」
:08/03/04 00:00
:SH902i
:bgavJrUE
#270 [みい]
…なんちゅー嬉しいこと言うてくれんねんっ♪
俺があきのおでこにちゅってしたったら、あきは余計に真っ赤になっとるし(笑)//
「さ、電車の時間もあるし、急ぐか〜♪」
俺は照れ隠しに大きい声で言う//それからあきを駅まで送ったった…もちろん手え繋いでなっ♪//
:08/03/04 00:25
:SH902i
:bgavJrUE
#271 [みい]
:08/03/04 00:28
:SH902i
:bgavJrUE
#272 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story5〜Second kiss
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/04 14:13
:SH902i
:bgavJrUE
#273 [みい]
「ぇぇえええーっ!?!?!?」
「翔…うっさい」
翔は大袈裟に驚きすぎや…
「や、やって…お前、キスもしてへんなんて…健全な男子か!?」
「放っとけ」
昨日のデートどうやったんー?て聞いてきたから、圭介に会わせたった言うたら…
「で?進展は?」
なんてにやにやしながら聞いてきよる…(怒)
:08/03/04 14:14
:SH902i
:bgavJrUE
#274 [みい]
「あれへんよ、何も」
って答えたら…話は冒頭へ戻るわけ。
「圭介さんに会わせる前にすることあるやろ!!二人で部屋におるのに何もなかったって…逆に変態やな(呆)」
こいつ…俺の気も知らんと好き勝手言いよって(怒)正直俺かて欲情したっちゅーねんっ///
:08/03/04 14:15
:SH902i
:bgavJrUE
#275 [みい]
「お前には関係あれへんやろ、とやかく言うなや」
「弘樹最近冷たい〜(涙)翔、拗ねちゃうんだからっ!!」
…あほか(笑)
……………………………
「石川〜♪」
吉田や…;また翔からなんや余計なこと聞いたんか?
「…なんやねん?」
「なんー?その嫌そな顔!!」
:08/03/04 14:17
:SH902i
:bgavJrUE
#276 [みい]
「これが俺の普段の顔やっ!!」
俺が口調を荒らげると、吉田は、
「何不機嫌やねん…まあええわ、お泊り会のお誘いに来てん♪」
と予想外な言葉を発した。
「お泊り会?」
「そっ♪今度なあ、うちの親が旅行に行くねん!!せやからうちんちでお泊りして遊ばへん!?」
:08/03/04 14:18
:SH902i
:bgavJrUE
#277 [みい]
「何が悲しくてお前の子守せなあかんねん…」
俺が面倒そうに答えたら、吉田はにやーって笑って、
「…誰がうちと二人きりて言うたんよ?」
とかって言うてくる…;
「ちゃうん?」
「当たり前やがな!!うちかてあんたと二人きりなんてごめんや!!」
:08/03/04 14:19
:SH902i
:bgavJrUE
#278 [みい]
あー、そら悪かったよ(怒)
「…で?メンツは?」
「あき♪」
…即答やな(笑)って…
「ぇぇええ!?!?」
あき来んの〜!?//
「石川、来るやろ?(笑)」
「…行かせていただきます//」
:08/03/04 14:20
:SH902i
:bgavJrUE
#279 [みい]
なんや吉田に遊ばれとるみたいで腹立つ…//
「言うとくけど、うちんちでいちゃつかんとってよ〜?」
「誰がするかっ!!(怒)//」
…あきと朝まで一緒なんかあ…//やば、むっちゃ楽しみやあ〜♪
:08/03/04 14:22
:SH902i
:bgavJrUE
#280 [みい]
……………………………
「何でお前らもおるねんっ!?」
これが俺が吉田の家に着いた時の第一声…。
やって…やって……翔はまだともかく、相原がおるねんもん…(涙)
「なんでー?僕らおったらあかんの〜?」
相原がむくれる…。
当たり前やがなっ!!(怒)お前1番邪魔くさいねん!!!!
:08/03/04 14:24
:SH902i
:bgavJrUE
#281 [みい]
「おい吉田っ!!聞いてへんで!?」
「え〜?うち言わんかったっけえ〜?」
こ、このアマ〜…っ!!(怒)
俺が拳を握りしめとると、あきが隣に来て、
「ええやん、大勢のほうが楽しいやろし♪」
と俺の拳に手を重ねてきた//
:08/03/04 14:26
:SH902i
:bgavJrUE
#282 [みい]
「…そうやな、あきの言う通り大勢のほうが楽しいかもな〜♪//」
俺が言うたら、
「デレデレしよって…あほちゃう」
って翔がにやけるから一蹴りくらわせたった(怒)
……………………………
吉田んち来てから一時間…俺はすっかり不機嫌や(怒)
:08/03/04 14:27
:SH902i
:bgavJrUE
#283 [みい]
原因?んなもん、相原に決まっとるがな!!!!(怒)
「あきーーっ(涙)!!」
あいつ…トランプまで負けるたんびにあきに泣きつきよる(怒)
なんやあきもよしよししてやっとるし……(怒)
あいつはほんまは狼なんやで!?あきかて知ってるやろ!?!?あいつはかわいこぶってる狼なんや!!!!
:08/03/04 14:28
:SH902i
:bgavJrUE
#284 [みい]
あーもうっ…我慢できへん!!!
「あきっ!!ちょお来いっ!!!」
俺はあきの手を無理矢理引っ張って廊下に出た。
部屋に、
「なんやおもろい展開(笑)」
「ほんまに弘樹はお子ちゃまや♪」
とおもろがる二人と、
「あきーっ!?(涙)行かんといて!!」
と泣き叫ぶ狼一匹を残して…。
:08/03/04 14:29
:SH902i
:bgavJrUE
#285 [みい]
…………………………
――*あきSide*――
「ど、どないしたん?」
ひろ君…明らかに不機嫌や;;
俯いとったひろ君は、顔を上げてはあーっとため息をつきながら苦しそうに顔を歪めたかと思うと…
「え!?//ひ、ひろ君!?//」
私を抱きしめてきよった//
:08/03/04 14:30
:SH902i
:bgavJrUE
#286 [みい]
「……きは…」
「え…?」
私が聞き返すと、ひろ君はさっきより強くぎゅってやって、
「あきは、俺のもんなんとちゃうん…?」
と私の耳元で呟く。
「ひろ君…?」
「俺…お前と他の奴が楽しそうにしとるん、黙って見てられるほど大人やないねん…」
:08/03/04 14:44
:SH902i
:bgavJrUE
#287 [みい]
:08/03/04 14:51
:SH902i
:bgavJrUE
#288 [みい]
耳元に感じる、ひろ君の切ない声と苦しげな吐息にドキドキしてしもた//
「ひろ君…?それって…」
私が言いかけると、ひろ君はばっと私を離して、
「ちょい妬いてもただけや!!//悪いか!?//」
と耳まで真っ赤になりながら私から目をそらした(笑)//
:08/03/04 20:55
:SH902i
:bgavJrUE
#289 [みい]
「全然…悪ないよ?むしろ嬉しいし…//」
私が答えると、ひろ君は一瞬目を見開いてから、
「あーほっ(笑)//」
と私の頭を小突いた。
「ほら、もう戻るで?早よせなまた翔とかがうっさく言うてくるさかい…//」
「そやね…(笑)//」
:08/03/04 20:56
:SH902i
:bgavJrUE
#290 [みい]
私達が部屋に戻るなりからかってきた片岡君に、ひろ君は本日2度目の蹴りを入れとる…(笑)
それからずっとひろ君は私の隣に座っとった。多分…相原君に対抗しとるんやろな(笑)//
…………………………
「お酒あったで〜♪」
由美が缶片手に部屋に入って来たんは夜11時半過ぎ。
:08/03/04 21:55
:SH902i
:bgavJrUE
#291 [みい]
「やった〜♪僕それ大好き〜♪」
相原君が由美に飛び付くように缶を受け取っとる…。
「翔は?飲むやろ?」
「おん♪」
「石川は〜?」
ひろ君は私をちらっと見てから、
「や、俺は今日は〜…」
と言葉を濁す。
:08/03/04 21:56
:SH902i
:bgavJrUE
#292 [みい]
「なんで〜?弘樹飲まんなんて、珍しやん」
片岡君が不思議そうにひろ君を見ると、ひろ君は、
「や、今日は…あいつもおるし…」
って言うとる。…気い遣こてくれとるんやあ…//
「あ〜!!そっかそっか!!あきちゃんは飲まへんよな?」
:08/03/04 21:57
:SH902i
:bgavJrUE
#293 [みい]
「うん、私は遠慮しとくわ(笑)」
実は昔、由美に飲まされて…意識飛んだことあるねん(笑);;つまり、根っからの下戸…;;
「てわけやさかい♪俺も今日は…」
「飲まへんなんて言わせへんで〜」
赤い顔しながら、がしっとひろ君の肩を掴む由美…早くも完璧に出来上がってしもてる…;;
:08/03/04 21:58
:SH902i
:bgavJrUE
#294 [みい]
「よ、吉田っ!?;;」
「石川〜…くらえっ!!(笑)」
由美は缶のフタを開けて、ひろ君に無理矢理飲ませながらケタケタ笑っとる…片岡君も相原君も、いつの間にか酔っ払ってもうてるし〜…(笑)
…………………………
こうなる気いしとったけども…
「相原〜お前かわいいなあ」
「翔かてべっぴんさんやー♪」
「べっぴんさんてうちの事〜?」
:08/03/04 21:59
:SH902i
:bgavJrUE
#295 [みい]
私だけシラフや…(笑);;
もちろん、ひろ君も…
「どこがべっぴんやね〜ん♪」
すっかりええ気分になってしもとる様子です(笑);;
「なあ〜あき、こっち来てや〜♪」
ひろ君がにへーって笑いながら私を手招きしてきた。
:08/03/04 22:01
:SH902i
:bgavJrUE
#296 [みい]
もうー、この酔っ払いさんは(笑)
私がひろ君に近付くと、ひろ君は私をぎゅっと抱き寄せた//;;
「ちょっ、ひろ君!?//」
「こいつ俺の嫁さん〜♪」
よ、嫁さんて!!//
「弘樹見せつけんなや〜♪」
「この色男が〜♪」
みんなが矢継ぎ早に囃(ハヤ)したてる…//
:08/03/04 22:02
:SH902i
:bgavJrUE
#297 [みい]
ひろ君は…にこにこ笑ってて、むっちゃ嬉しそう(笑)//
普段やったら絶対こんな事せえへんのに…お酒の力ってすごいんやな;;
なんて考えとったら…
「あき、こっち向いて?♪」
とひろ君の声。
:08/03/04 22:04
:SH902i
:bgavJrUE
#298 [みい]
ん?と声の主のほうに顔を向けたその瞬間…
ちゅっ♪
…………はい?
ちょい待って…今のは…今のんは!!!!
「あ〜!!何ちゅーしとんねん!!」
「ずるいずるい〜♪」
:08/03/04 22:05
:SH902i
:bgavJrUE
#299 [みい]
「んはっ♪」
呑気に笑うひろ君…。
……ありえへん。
バチンッ!!
「ふぇっ!?!?」
「ひろ君のあほっ!!!!」
私はひろ君の頬を思いきりひっぱたいて、部屋を出た。
:08/03/04 22:06
:SH902i
:bgavJrUE
#300 [みい]
後ろでひろ君の声が聞こえた気いしたけど、無視したった。
ありえへん…ありえへん!!あんなん…ムードのかけらもないやんかっ!!!!(涙)
……初めてやったのに。初めての相手が酔っ払いさんやなんて…(涙)
ほんま最悪や……
:08/03/04 22:07
:SH902i
:bgavJrUE
#301 [みい]
「あき…」
私が廊下の隅にしゃがみ込んで泣いとると、頭上から愛しい人の聞き慣れた声。
でも…今は聞きたない。
私が無視しとると、ひろ君は私の前にしゃがんで顔を覗いてきた。
「…泣いとんの?」
:08/03/04 22:09
:SH902i
:bgavJrUE
#302 [みい]
…誰のせいやと思てんねん…
私が無視し続けとったら、ひろ君はしびれを切らしたんか、
「なあ…」
と私の頬に触れてきよった。
でも…今は、
「触らんとって!!」
触られたない。
:08/03/04 22:10
:SH902i
:bgavJrUE
#303 [みい]
私は大声を出すと同時にひろ君の手を払った。
ひろ君は驚いた顔をしとる。
「…さっき何したか覚えとる?」
そして私の問いに、困ったように顔をしかめて、
「…酒入ってしもてたから…」
と答えた。
:08/03/04 22:12
:SH902i
:bgavJrUE
#304 [みい]
ああ…覚えててもくれへんのや…
じわあ…っと新たな涙が溢れてくる。
もうええ。
もう…ひろ君なんか……
「ひろ君なんか大っ嫌いや!!!」
私は泣きながら叫んだ…。
と同時に、強く抱きしめられる。
:08/03/04 22:14
:SH902i
:bgavJrUE
#305 [みい]
「ちょ、離して!!!」
ひろ君の胸を強く押しても…びくともせえへん。
「嫌いとか…言うなや…」
ひろ君の泣きそうな声が耳元で響いた。
「お願いやから…もう一生そんなこと言わんとって…?」
肩が…震えとる…。
:08/03/04 22:16
:SH902i
:bgavJrUE
#306 [みい]
…私はつくづくこの人に弱いわ…(笑)
「ん…ごめんね?」
彼の腕の中におると、自分の居場所を見つけたみたいで…なんや心地ええ//
ひろ君は私の返事を聞くと、安心したらしく腕の力を緩めた。
:08/03/04 22:17
:SH902i
:bgavJrUE
#307 [みい]
「あの…悪いんやけど、俺ほんまに記憶ないねん…;;何してもたか…教えてくれる?」
ひろ君が私を抱いたまま申し訳なさそうに呟く。
なんや説明するんも恥ずかしい内容なんやけど…//
「…キスされてもた//」
:08/03/04 22:18
:SH902i
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#308 [みい]
私が一言だけ言うたら、ひろ君の目の色が変わった。
「相原っ!!まじでぶっ殺したる!!」
そう叫ぶと、私を抱きしめていた腕をばっとほどき、部屋に戻ろうとしとる…;;
「ちゃうちゃうっ!!;;相原君やなくて…」
「翔かっ!?!?(怒)」
:08/03/04 22:19
:SH902i
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#309 [みい]
「片岡君でもあらへん!!私にキスしてきたんはひろ君や!!//」
私が一気に言うと、
「なんや〜、俺かいな♪…って、ぇぇぇええっ!?!?//」
びっくりして後ずさりし過ぎて、壁に頭打っとる…;;
「う、嘘…?//」
「嘘やないもん!!//」
:08/03/04 22:21
:SH902i
:bgavJrUE
#310 [みい]
「あ……ごめん…//嫌やっ…た?」
ひろ君は遠慮気味に聞いてくる。
「当たり前やないの!!ひろ君は酔っ払っとるし、友達には見られとるし…ムードもくそもあれへんっ!!……初めてやったのに…」
あ…やばい。興奮したら、また涙出てきてもた…。
:08/03/04 22:22
:SH902i
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#311 [みい]
「ごめんっ……!!」
泣き出してもた私を、ひろ君はまた抱きしめてくれた。
…………………………
「なあ……」
ようやく落ち着いた私に、ひろ君が声をかける。
「『ムードもくそもあれへん』さかい嫌やったんよな…?」
:08/03/04 22:24
:SH902i
:bgavJrUE
#312 [みい]
私はひろ君の腕の中で、「?」の顔をして彼を見上げる。
「ちゅーことは…」
ちゅーことは?何やねん…?
「ムードがあったらええんやな♪」
……え?ちょ、それって…
「ムードのあるキスをしようやないの♪」
:08/03/04 22:25
:SH902i
:bgavJrUE
#313 [みい]
は、はぃぃいいっ!?!?//
私があたふたしとると、ひろ君の右手が私の右頬を包んだ。
「ちょ、待って!!そうゆう意味やなくて…//」
「やったらどないな意味やねん?」
なんや妖しく笑うひろ君…;;//
「ほんまに反省しとるん!?//(怒)」
:08/03/04 22:27
:SH902i
:bgavJrUE
#314 [みい]
「しとる…むっちゃ反省しとる。」
頬に手をあてたまま耳元で呟くひろ君に、不覚にも体がびくっと反応してまう//
そんなこと言うてる間にも、近づいてくるひろ君の顔…//
「ちょ、ひろ君っ!!//」
「問答無用」
「ま、待って!!//」
「もう遅い…」
:08/03/04 22:30
:SH902i
:bgavJrUE
#315 [みい]
真正面に、私を見つめる真剣な目がある…。
もう…この目力には勝てやん。
私はそっと目を閉じた…。
ちゅっ…
ひろ君の唇の温もりと柔らかさが、直に私の唇に伝わる。なんや安心する…//
「…ムード満天やった?(笑)//」
「…ひろ君のあほ//」
:08/03/04 22:33
:SH902i
:bgavJrUE
#316 [みい]
目を開けると、顔を赤くしながら意地悪そうに笑うひろ君//
全く…この人にはかなわんなあ〜……;;//
……ん?なんや…頭、クラクラしてきた…あ〜…ええ気分かも…♪
「…あき?どないした?」
「……ひ〜ろ〜き〜っ♪//」
「おいっ!!おまっ…//」
:08/03/04 22:34
:SH902i
:bgavJrUE
#317 [みい]
:08/03/04 22:38
:SH902i
:bgavJrUE
#318 [みい]
――*弘樹Side*――
バチンッ!!
「ふぇっ!?!?」
「ひろ君のあほっ!!!!」
一気に酔いが冷めたっ!!;;んは、去り際にあきの涙が見えたから…
「…あきっ!?!?」
あきは振り向きもせんと出てってもた……。
:08/03/04 23:42
:SH902i
:bgavJrUE
#319 [みい]
「あ〜あ、怒らせてしもた〜♪」
「嫌われたんちゃう〜!?♪」
……俺、何しでかしたんや…?;;
『よ、吉田っ!?;;』
『石川〜…くらえっ!!(笑)』
あのあと飲まされてもて…あかん、何にも覚えてへん…;;
:08/03/04 23:43
:SH902i
:bgavJrUE
#320 [みい]
ってとにかく!!あき探さな…!!
部屋を出て廊下を見渡すと…おった。とりあえず一安心や。
せやけど……
「…泣いとんの?」
あきは泣いとった……。
…返事が…ない。
:08/03/04 23:44
:SH902i
:bgavJrUE
#321 [みい]
俺、そんなひどいことしたんか…?今、堪らなく不安や…。あき、お願いやから…何か言うて…?
「なあ…」
俺があきの頬にそっと触れた瞬間…
「触らんとって!!」
予想だにせんかった、強い拒絶。
:08/03/04 23:45
:SH902i
:bgavJrUE
#322 [みい]
…そないにまで?そないにまで拒絶するほどのことを、俺は…?
「…さっき何したか覚えとる?」
…ごめん、あき。
「…酒入ってしもてたから…」
俺にはこう答えたることしか出来へん…。
:08/03/04 23:47
:SH902i
:bgavJrUE
#323 [みい]
そして…あきの目から涙が溢れ出すと同時に衝撃の一言。
「ひろ君なんか大っ嫌いや!!!」
俺は思わずあきを抱きしめた。
「嫌いとか…言うなや…」
嫌いやなんて…言わんといてや…
:08/03/04 23:48
:SH902i
:bgavJrUE
#324 [みい]
ほんまに辛い…。人に嫌われるんってこない苦しいもんなんや…。
ちゃう、あきやから。相手があきやから、今…こないに苦しい…。
「お願いやから…もう一生そんなこと言わんとって…?」
あー…ほんまかっこ悪…俺…。
「ん…ごめんね?」
:08/03/04 23:49
:SH902i
:bgavJrUE
#325 [みい]
…よかったあ〜(涙)
なんや聞くんも恐いけど…聞いとかな。
「何してもたか…教えてくれる?」「…キスされてもた//」
………はぁあ〜!?!?(怒)
「相原っ!!まじでぶっ殺したる!!」
:08/03/04 23:50
:SH902i
:bgavJrUE
#326 [みい]
…え?相原やないの?;;
せやったら…
「翔かっ!?!?(怒)」
あいつも見境ないさかい…十分ありえるっ!!(怒)
「片岡君でもあらへん!!私にキスしてきたんはひろ君や!!//」
「なんや〜、俺かいな♪…って、ぇぇぇええっ!?!?//」
お、俺ですかっ!?//
:08/03/04 23:51
:SH902i
:bgavJrUE
#327 [みい]
「う、嘘…?//」
「嘘やないもん!!//」
えーっ!!まじで…?//ほんなら何ですか、酔っ払った勢いで俺がやってしもたってわけですか…?//
…にしても。
そないに嫌がることあらへんやーん!!(涙)俺にキスされるん、そないに嫌やったんか…?(落)
:08/03/04 23:52
:SH902i
:bgavJrUE
#328 [みい]
「当たり前やないの!!ひろ君は酔っ払っとるし、友達には見られとるし…ムードもくそもあれへんっ!!……初めてやったのに…」
…そーゆーことかいな♪//
って!!ホッとしとる場合とちゃう!!!;;
「ごめん……っ」
そうやんな、そんなん嫌やんな…ほんまにごめんやで…。
:08/03/04 23:53
:SH902i
:bgavJrUE
#329 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新
Stop
します
読んで下さっている方
もしいらっしゃったら
感想等もらえるとテンシ
ョン上がるので、、
よ
ければお願いします
感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3395/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/04 23:58
:SH902i
:bgavJrUE
#330 [みい]
:08/03/05 00:01
:SH902i
:TkPMLyn2
#331 [我輩は匿名である]
:08/03/05 11:58
:N902i
:hqJo.trs
#332 [みい]
:08/03/05 13:49
:SH902i
:TkPMLyn2
#333 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>328から更新

・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/05 16:13
:SH902i
:TkPMLyn2
#334 [みい]
………………………
やっと落ち着いたみたいやな…
「なあ…」
ちょっとからかっちゃろ♪
「『ムードもくそもあれへん』さかい嫌やったんよな…?」
あきは俺を見上げる。
:08/03/05 16:13
:SH902i
:TkPMLyn2
#335 [みい]
ドキィッΣ//
あきはまだ目に少し涙が残ってて、頬もほてってしもてて…
あ、あかん!!からかうだけのつもりやったのに…//
お前そんな顔して俺を見上げるなやーっ!!//
「ちゅーことは…」
声震えてもてるし…(笑)//
:08/03/05 16:14
:SH902i
:TkPMLyn2
#336 [みい]
「ムードがあったらええんやな♪」
……突っ込めやー!!(涙)//何あたふたしてんねん!!//冗談やっちゅーに!!//
……あかん、冗談になれへん。もう俺…無理。
「ムードのあるキスをしようやないの♪」
:08/03/05 16:15
:SH902i
:TkPMLyn2
#337 [みい]
あくまでも冗談ぽく言うたんやけど…ぼっと染まるあきの頬(笑)//
それから慌ててもうてるあきの頬に触れて…
「ちょ、待って!!そうゆう意味やなくて…//」
「やったらどないな意味やねん?」
……俺、Sなんかも…(笑)
:08/03/05 16:16
:SH902i
:TkPMLyn2
#338 [みい]
反省?しとるに決まってるやないか…散々泣かせてもたからな;;
耳元で囁いたったら…わかりやすい反応(笑)//
さあ、もうタンマはなしやで?あき。
俺をこないにさせてもたんは、お前なんやから…。
:08/03/05 16:18
:SH902i
:TkPMLyn2
#339 [みい]
ちゅっ…
ファーストキスはごめんやったけど…今のんで勘忍したってや?//
「…ムード満天やった?(笑)//」
照れ隠しの一言(笑)//
:08/03/05 16:23
:SH902i
:TkPMLyn2
#340 [みい]
「ひろ君のあほ//」
どうせあほやもーん♪//
…ん?あき、ちょいフラフラしてへん?
「…あき?どないした?」
「……ひ〜ろ〜き〜っ♪//」
ガバッ!!
「おいっ!!おまっ…//」
:08/03/05 18:54
:SH902i
:TkPMLyn2
#341 [みい]
なんや抱き着いてきよった//;;
「お前…酔うてるん!?」
「え〜♪酔うてへんよお〜♪//」
嘘こけーっ!!明らか酔うとるがなっ!!!ちゅーか何で?俺が酒臭かったから?あと…今のキス?…それだけで?;;
どんだけ〜〜!!!
って、IKKOやっとる場合とちゃうっちゅーねん!!;;
:08/03/05 21:31
:SH902i
:TkPMLyn2
#342 [みい]
「ちょ、とりあえず離れろや!!」
離れたほうが身のためやで!!あんまくっつかれるとお兄さん、何しでかすかわからへんで!?(爆)//
「んー、嫌っ♪離れたない!!」
離れるどころか、俺の首に腕を巻き付けてくる…//
ちょっとこれ、何かの罰ゲームですかー!?!?//
:08/03/05 21:32
:SH902i
:TkPMLyn2
#343 [みい]
ありえんくらい早く打っとる俺の心臓…。
俺の首筋に顔を埋めていたあきが、急に俺の顔を覗き込む…。
「弘樹…キスして?」
なんやのっ!?その色っぽい声、なんやのーっ!?!?//
:08/03/05 21:38
:SH902i
:TkPMLyn2
#344 [みい]
「…無理」
やって…止まらんくなるやろ!!//
俺の答えを聞いたあきの目に、本日…何回目や?既に何回目かわからん涙がまた溢れてきそうになっとる…;;
「あーもうっ!!したるから!!//せやからもう泣くなっ!!!」
:08/03/05 21:42
:SH902i
:TkPMLyn2
#345 [みい]
もうあきの涙見るんは御免や!!
嬉しそうに笑ったあと、目を閉じて俺を待つあき…//
落ち着け、俺…//無心や、何も考えたらあかん…。心を無にして挑むんや…っ!!//
…こんなもん、さっさと終わらしてまえっ!!//
:08/03/05 21:43
:SH902i
:TkPMLyn2
#346 [みい]
ちゅっ!!
俺はあきの唇に触れると同時に離れた(笑)//
はあーっ…//どうにか無事に生還(笑)//
「あき、もうええやろ?早よ離れてや;;」
そう言いながらあきを見ると…まさかの不満げな顔;;
:08/03/05 21:45
:SH902i
:TkPMLyn2
#347 [みい]
「嫌っ!!足りひん〜!!」
ぷくっと頬を膨らますあき。
たっ、足りひんやと〜!?//もっと激しいのお望みですか!?(爆)//なんちゅー大胆な奴…//
「や、でも、もう…;;」
さすがに俺の理性が持たへん…;;
:08/03/05 21:46
:SH902i
:TkPMLyn2
#348 [みい]
「…弘樹?」
んな涙溜めた目で見んなやー!!//
「お願い…?」
…ドクンッ
「あき……//」
「弘樹…もっとして…?」
:08/03/05 21:48
:SH902i
:TkPMLyn2
#349 [みい]
:08/03/05 21:52
:SH902i
:TkPMLyn2
#350 [みい]
ドクンッ…
「…ほんまにええんか…?」
「うん…」
あー…俺、むっちゃ卑怯者。
「後で泣いても知らんからな?」
「…泣けへんもん」
…酔うてる奴に聞いても意味ないに決まっとるやん。
:08/03/05 23:04
:SH902i
:TkPMLyn2
#351 [みい]
卑怯な俺は、あきの後頭部に手をまわす。
「あき…目、つぶって?」
素直に目を閉じるあき。
…あき、ごめんやで?俺…止まらんかも……。
:08/03/05 23:04
:SH902i
:TkPMLyn2
#352 [みい]
俺はあきの唇に自分の唇を優しく押し付ける。
何度も…角度を変えて…。
あきは俺のシャツの胸元を握ってきよった。
「……んっ…」
吐息混じりのあきの声が、俺の理性を粉々に砕く。
:08/03/05 23:05
:SH902i
:TkPMLyn2
#353 [みい]
息苦しくなったのか、酸素を求めて薄く開くあきの口。
俺はその隙間から自分の舌を入れた。
あきは最初びっくりしたみたいで、一瞬ビクッてなっとったけど、その後すぐ慣れたみたいや。
少し激しめにあきの口内を侵していく俺…。
:08/03/05 23:14
:SH902i
:TkPMLyn2
#354 [みい]
…一度ゆっくり顔を離すと、さっきの倍くらいほてった顔で、息を乱れさせながら、
「……弘樹…」
とろん、とした目で俺を見てきよる…。
「あき…愛してんで…」
俺はそう言いながら、後頭部にまわした腕に力を入れて、あきを引き寄せた…。
:08/03/05 23:18
:SH902i
:TkPMLyn2
#355 [みい]
再び触れ合う、俺らの唇。
いつの間にかあきの両手は、俺の首にまわされとる。
「…ひっ…ろ……」
苦しそうに俺を呼ぶあきの声…。
俺はようやくあきを解放したった。
:08/03/05 23:20
:SH902i
:TkPMLyn2
#356 [みい]
あきは、真っ赤な顔でぽけーっとしとる…(笑)
かと思ったら…
…トンッ
zzZZ…
俺の胸に寄り掛かって寝始めた…(笑)
「…疲れさせてもたかな…(笑)//」
:08/03/05 23:21
:SH902i
:TkPMLyn2
#357 [みい]
また二人でお寝んねやな(笑)
「おやすみ…」
あきのおでこにキスを落とした。
……………………………
ん…朝……?
「石川っ!!あきっ!!」
「へ…?ふぁいっ!!」
吉田…?何でいんの…?
:08/03/05 23:23
:SH902i
:TkPMLyn2
#358 [みい]
「うちでいちゃつくな言うたやろ!!(笑)」
……へ?うち?
ぁぁぁあああーーっ!!ここ吉田んちやあっ!!!
「あ、すまん…;;へ?いちゃつくって…?」
にやにやしながら俺を指差す吉田。…いや、指差されたんは…
:08/03/05 23:24
:SH902i
:TkPMLyn2
#359 [みい]
俺の胸ん中で寝入っとる、あきやった…//;;
「わっ!!;;お、おいっ!!起きい!?」
俺はあきの頭を軽く叩いたった;;
「……ん〜?」
「『ん〜?』とちゃう!!早よ起きいや!!//」
:08/03/05 23:25
:SH902i
:TkPMLyn2
#360 [みい]
あきがやっと目を覚ました…と思たら、俺の顔を見るなり、ゆでだこみたいに赤くなって勢いよく俺から離れた;;//
「おはよーさん//」
「お…はよ//」
赤面する俺ら(笑)//
「…昨日こんなとこで二人で何してたんよ?(笑)」
「別に何にもしてへんわっ!!//」
:08/03/05 23:27
:SH902i
:TkPMLyn2
#361 [みい]
吉田はまだにやけとる…(怒)//
「や、ムキになるとこがまた怪しいで、弘樹♪」
「まさかやけど僕のあきに何にもしてへんよね!?」
この3人はほんまに…;;うっさい奴らやなー!!(怒)しかも相原!!お前のあきとちゃうっちゅーねん!!
「お前らには関係あらへんっ!!//」
朝から俺の声が家中に響いた(笑)
:08/03/05 23:28
:SH902i
:TkPMLyn2
#362 [みい]
「うちらもすっかり酔うてもて、二人がおれへんの気付いたん朝やもんなー」
惜しいことしたわ〜…、と悔しがる吉田…;;
何が『惜しいことした』や…;;恐ろしっ!!(笑);;
…そういやあきは…まさかやけど…その、あの〜…深いキス//の方は…覚えてへん…よ、な…?//
:08/03/05 23:30
:SH902i
:TkPMLyn2
#363 [みい]
:08/03/05 23:32
:SH902i
:TkPMLyn2
#364 [みい]
………………………
飲み散らかした部屋を片付けて、俺らは吉田んちをあとにした。
……片付けとる最中、俺が話し掛けても真っ赤になって逃げてまうあき;;
「俺、あき送ってくさかい」
俺が翔と相原に言うと、あきはビクッと肩を震わせとる…
:08/03/08 00:07
:SH902i
:RpwcVTVE
#365 [みい]
「おっけー♪ほなまた!!」
「ぅえーっ!?僕も…んぐっ!!」
翔が駄々こねる相原の口を押さえて連れてってくれた…(笑);;
「…あき?」
話し掛けても…俯くばかり;;
「…なん?俺何かした?;;」
あきはようやく小さく口を開いて一言。
:08/03/08 00:08
:SH902i
:RpwcVTVE
#366 [みい]
「…キス//」
…へ?
「昨日の…//」
まさか…まさかまさかっ……!!//
「えっと…ムードのあるキスのこと?(笑)//」
俺が聞くと…俯いたまま真っ赤になって首を横に振るあき。
:08/03/08 00:08
:SH902i
:RpwcVTVE
#367 [みい]
首を横に振る=NO!!=…激しくしてもた方の…ってことですか…?//
ぇぇえっ!!嘘やろーっ!?//
「お前酔うてたんちゃうん!?//」
「最初のほうは全然覚えてないんやけど…//」
まっ、まじーーっ!?!?//てことは…途中から意識戻っとったん!?//
:08/03/08 00:10
:SH902i
:RpwcVTVE
#368 [みい]
「い、いつから正気やったん…?//」
「………//」
あきはますます赤面して黙りこくっとる…;;
――*あきSide*―――
『いつから』やなんて…そんなん言われへんっ!!;;
『ひろ君の舌が入ってきたとき』やなんて…絶対!!死んでも言えやんっ…!!(涙)//
:08/03/08 00:12
:SH902i
:RpwcVTVE
#369 [みい]
質問をしたままほんの少し赤く染まった顔で私を覗き込むひろ君。
無意識に唇に目がいってまう//
…昨日この唇が私に……
って!!//何考えとるんよ私ったら!!//
「あき、ごめんやけど…答えて?」
:08/03/08 00:15
:SH902i
:RpwcVTVE
#370 [みい]
はっと我に返るとひろ君の真剣な目。
…私はこの目からは…逃げられへん…;;
「…入ってきたとき//」
聞こえたかな…?//
「へ?」
こんなん聞き返さんといてやあーっ!!(涙)//
:08/03/08 00:17
:SH902i
:RpwcVTVE
#371 [みい]
「…入ってきたときやってば//」
…ちょっとだけ声を大きくしたった…つもり;;お願いやから理解したってーっ!?//
「………っ!?//」
…あ、わかったみたいや…;;//
ひろ君が絶句した後、むっちゃ目見開いて私のこと見てきよる…//(笑)
:08/03/08 00:18
:SH902i
:RpwcVTVE
#372 [みい]
かと思たら…
「すまんあきっ!!;;」
…え?なんで…?
「…んで…?」
「…へ?」
「なんで…謝るん…?」
我慢しよう思ても次から次へと溢れだす涙。
「あき…?」
:08/03/08 00:19
:SH902i
:RpwcVTVE
#373 [みい]
私の頬に流れた涙を拭こうと伸ばされたひろ君の手を、私は静かに拒否する。
「私…別にっ…」
「別に…何?」
拒否されたひろ君の手は、すかさず私の手を握った。
「別に…嫌やなかったもんっ…」
涙と一緒に溢れた私の本音。
:08/03/08 00:20
:SH902i
:RpwcVTVE
#374 [みい]
ひろ君は私の言葉を聞くなり、繋がれとった手を引っ張って歩きだす。
「ちょっ…ひろ君!?;;」
言うてる間に私らは人気のない路地裏に…。
ひろ君は私を優しく壁に押し付けた。
そして…
:08/03/08 00:21
:SH902i
:RpwcVTVE
#375 [みい]
「もう泣くなや…」
ちゅっ…
「へ!?//」
「涙が止まるおまじないや(笑)//」
瞼にキスされてもた…//
軽くテンパっとる私の頬の、乾きかけた涙を拭うようにひろ君の手が触れる。
「…嫌やなかったん?」
「……ん//」
:08/03/08 00:24
:SH902i
:RpwcVTVE
#376 [みい]
「嫌やなかったってことは…=嬉しかったって意味にとらえてもええん?」
この人は…なんでこないに恥ずかしこと聞いてくるんやろ?(怒)//
「あき?どうなん?」
少し…微笑んどる?;;もしかしてひろ君て…Sなん!?//
:08/03/08 00:25
:SH902i
:RpwcVTVE
#377 [みい]
:08/03/08 00:30
:SH902i
:RpwcVTVE
#378 [我輩は匿名である]
:08/03/08 01:21
:D705i
:OmAL4C5E
#379 [あさ]
:08/03/08 01:36
:SH904i
:iNsC26Ic
#380 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、我輩は〜さん

、、あささん
アンカ-ありがとうござ
います

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/08 11:22
:SH902i
:RpwcVTVE
#381 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>376から更新します
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/08 12:07
:SH902i
:RpwcVTVE
#382 [みい]
私はひろ君から顔をそらして微かに頷いた。
すると…
「あき?」
耳元でひろ君の低い声。
耳元で囁かれると…心臓も体もビクッと反応してまう//
「…な、何…?」
:08/03/08 12:08
:SH902i
:RpwcVTVE
#383 [みい]
「俺がさっき謝ったんは、あきに嫌な思いさせてもたと思たからや…」
…そうやったんや…。
でも、と言ったあと、意地悪そうに笑って、
「嬉しかったとなると…話は別やなあ〜…」
と自分の顎に手をやるひろ君…
:08/03/08 12:09
:SH902i
:RpwcVTVE
#384 [みい]
…どないな意味やろ?
「…ひろ君?それってどうゆう…」
「こーゆー意味っ♪」
ひろ君は私の言葉を遮るように言ったあと、私の唇に軽くキスをした…//
うるさいくらいに高鳴る私の心臓…。ドキドキしすぎて…口をあけたら心臓が飛び出てまいそうで、口を聞くことができへん;;//
:08/03/08 12:09
:SH902i
:RpwcVTVE
#385 [みい]
ひろ君はそんな私を見て、今度は真剣な顔で、
「続きしてもええ…?」
と聞いてきよる…//
「こっ、ここで!?//」
「別に誰も来えへんよ」
「や、せやけど…//」
慌てる私を見てひろ君は、
:08/03/08 12:10
:SH902i
:RpwcVTVE
#386 [みい]
「場所なんて関係あらへん…俺は今、お前とキスしたいんや」
と甘ーく囁く…//
そないなこと言われてもたら…断れやんし…//
私が目線を泳がせとると、
「ちゅーか、悪いんやけど…」
って言うたあと、顔を近づけてくる。
:08/03/08 15:09
:SH902i
:RpwcVTVE
#387 [みい]
「最初からお前に拒否権はあれへん」
ドドドキィッΣ//
射るような目、低く甘い声…
ひろ君、キャラ違うやろー!!//
ひろ君の真剣な目に捕らえられてもた私は…静かに目を閉じた。
:08/03/08 15:10
:SH902i
:RpwcVTVE
#388 [みい]
優しく重なるひろ君の唇。
私が緊張して震えてもてるんに気付いたんか、ひろ君はキスしながら頭を撫でてくれた。
何度か触れるだけのキスをしたあと、少し激しく唇を押し付けられる。
「……んっ…」
…声出てもたあ//は、恥ずかし…こんな声…//
:08/03/08 15:12
:SH902i
:RpwcVTVE
#389 [みい]
あ…ちょっと息が…限界や…
ひろ君の唇が少し離れたから、息をしようと口を少し開いた瞬間…
空気の代わりに口内に入ってきたんは、ひろ君の…舌…//
慣れてへん私は、どないしたらええんかわからんくて、ぎゅっとひろ君の胸元のシャツを掴む。
:08/03/08 15:13
:SH902i
:RpwcVTVE
#390 [みい]
ひろ君はそれに応えるように、私の頬に手をあてた。
私の口ん中で動く、ひろ君の舌。
「んっ…ハァッ…」
思わず出てまう、甘い吐息…//
足の力が抜けてもて、ずるっと倒れ込んでまいそうになったのを助けるかのように瞬時に私の腰に回されたひろ君の腕…。
:08/03/08 15:14
:SH902i
:RpwcVTVE
#391 [みい]
今、ひろ君の全てにドキドキしとる…//あかん、も、無理ー!!//ドキドキしすぎて死ぬ…//
と思たと同時に唇が離れた…。
私はすぐひろ君に抱き着いて、胸ん中に顔を埋める。
「あき?」
ひろ君が私の顔を覗き込もうとするさかい、私はひろ君の背中に回した両手に力を入れた。
:08/03/08 15:18
:SH902i
:RpwcVTVE
#392 [みい]
やって…
「恥ずかしんやもん…//」
私が言うたら、声を出して笑うひろ君…;;
「ごめんやで、俺ちょっと…余裕なかったさかい…//大丈夫やった?」
「大丈夫なわけないやろ!!//」
:08/03/08 15:18
:SH902i
:RpwcVTVE
#393 [みい]
「でも嫌やなかったやろ?(笑)」
ゔっ…//
私が無言で頷くと、ひろ君は私を抱く腕に力を込めて、
「お前…ほんまにかわええ。むっちゃ好き…」
とか囁いてきよる…//
「もうっ!!//からかわんといて!!早よ帰ろっ!!//」
:08/03/08 15:19
:SH902i
:RpwcVTVE
#394 [みい]
私が急いでひろ君から離れると、ひろ君は笑いながら、
「からかってへんわ!!本気やで?」
とか言うてきよった//
それから私の手を包むひろ君の大きな手にまたもやドキドキさせられながら帰り道を二人で歩いた。
:08/03/08 15:22
:SH902i
:RpwcVTVE
#395 [みい]
:08/03/08 15:26
:SH902i
:RpwcVTVE
#396 [みい]
――*弘樹Side*――
はあー…あれからあきを送って、ようやく帰宅しました〜…
いやあ、収穫の多いお泊りやったわ〜…//
あきと何回もキスしてもたし♪//
いつでもかわええけど、キスしとる最中のあきってなんやむっちゃ魅力的やねん(笑)//
:08/03/09 01:05
:SH902i
:HMpX6ATk
#397 [みい]
俺のシャツ握りよるとことかー、たまに漏れてまう声とかー、直後の赤面に潤んだ目とか!!(爆)//
全部が俺の理性を粉々にしてまうんよなあ…;;
あんとき、途中から酔いが冷めてたんは予想外やったけど…//
まあ結果的には良しやな♪(笑)
:08/03/09 01:05
:SH902i
:HMpX6ATk
#398 [みい]
……ん?
あき、いつから正気やったって言うたっけ…?
『入ってきたとき』て言うたよな…?
ちょっ…!!//俺が「入れた」(なんや違う意味でやらしいけど(笑)//)あとも普通に『弘樹…』とか言うてなかった!?//しかもその後俺の首に腕まわしてきたよな!?//
:08/03/09 01:06
:SH902i
:HMpX6ATk
#399 [みい]
おいおいおい…まじでかーっ!?あきちゃんっ!!//
…俺しか見れやんあきやな…//彼氏の特権や♪//
まあとにかく、あきが『嬉しい』んなら、俺はいくらでもキスしたるさかいっ♪覚悟しといてや〜♪(笑)
:08/03/09 01:07
:SH902i
:HMpX6ATk
#400 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story6〜嵐の予感
・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/09 01:19
:SH902i
:HMpX6ATk
#401 [みい]
――*あきSide*――
いきなりやけど、今、私…むっちゃテンション降下中;;
原因は…昨日から来とる東京からの教育実習生。
大学生で美人さんで…男子から人気なんやけど…
あの人絶対ひろ君のこと狙っとる!!(涙)女の勘や!!
:08/03/09 01:20
:SH902i
:HMpX6ATk
#402 [みい]
「こらあ〜石川君っ!!起きて!!」
またや…寝てる人なんか他にもおるやん!!なんでひろ君だけ…。
それでも尚寝続けとるひろ君のところまで歩いてきて、頭を小突いとる…。
「った!!何すんねんっ!!(怒)」
「起きないのが悪いんでしょ♪」
昨日から何度見たかわからへんくらいのこのやりとり。
:08/03/09 01:22
:SH902i
:HMpX6ATk
#403 [みい]
…………………………
「あーきっ!!」
「由美…何?」
私とは正反対に明るい声を出す由美。
「あんた、教育実習生の大原先生のこと、嫌いやろ?(笑)」
「なっ…!!//」
なんでわかるの〜!?//
「石川のことお気に入りみたいやからな〜♪」
:08/03/09 01:23
:SH902i
:HMpX6ATk
#404 [みい]
やっぱり私以外の人にもそう見えるんや…。
「まっ!!あんなんおっても、石川にはあきだけやし!!そない落ち込まんとき?」
由美は黙ってもた私の頭をぽんぽんと叩いてくれた…(涙)
「……由美ーっ!!(涙)」
「ちょっ、いきなり何よー?(笑)」
思わず抱き着いてもた私を、笑いながら受け止めてくれる由美…。ほんまにええ子やなあ…(涙)
:08/03/09 01:23
:SH902i
:HMpX6ATk
#405 [みい]
………………………
でもでもっ!!今日は久々に放課後デートやねん♪//もうむっちゃ楽しみ〜!!//
大原先生なんて関係あれへんっ!!ひろ君の彼女は私やも〜ん♪//
今日もラブラブするんやもんね〜だっ!!//(笑)
:08/03/09 01:24
:SH902i
:HMpX6ATk
#406 [みい]
…………………………
待ちに待った放課後♪
私が支度しとると、ひろ君が寄ってきて、
「すまんあき、ちょい用事できてもて…先に下駄箱で待っとってもらえる?」
とすまなそうに一言。
「ええよ♪早よ来てね(笑)」
私がそう答えると、ひろ君はにかって笑って私の頭をくしゃってした//
:08/03/09 01:25
:SH902i
:HMpX6ATk
#407 [みい]
…………………………
…にしても、遅いなあ〜…。
ひろ君を待ち始めてかれこれ30分…。
何してるんやろか…。
迎えに行ってまおかな♪ひろ君のことやからきっと教室で居残りさせられてるんや(笑)
:08/03/09 01:26
:SH902i
:HMpX6ATk
#408 [みい]
教室に向かうことにした私は、
その途中…見たくないものを、見てしまった……。
…え?ひろ君…何やってんの?
私の目に飛び込んできたんは、ひろ君と大原先生が職員室前で喋っとるとこ…。
:08/03/09 01:27
:SH902i
:HMpX6ATk
#409 [みい]
用事って…この事?
私を待たしてまで…大原先生と喋るん?こないに長い時間?
ぼーっと突っ立ってると、ひろ君が私に気付いた。
「あっ、あき…」
「ひろ君なんか…もう知らんっ!!」
「へっ!?おいっ!!」
:08/03/09 01:28
:SH902i
:HMpX6ATk
#410 [みい]
ひろ君が追い掛けてくる…。
私らは同時に教室に走り込んだ。
「いきなり…どないしたん?」
ひろ君は少し眉間に皺を寄せて聞いてくる。
「別に…」
言いたない。
:08/03/09 01:29
:SH902i
:HMpX6ATk
#411 [みい]
私が言葉を濁すと、
「じゃあ何で不機嫌やねんっ!!」
とひろ君は声を荒らげよる。
プチンッ…
私の頭ん中で、何かが切れる音がした。
「ほんなら言うけど!!何なん!?彼女待たして何してたん!?」
:08/03/09 01:29
:SH902i
:HMpX6ATk
#412 [みい]
「大原先生と喋ることのほうが私とのデートより大事なん!?」
びっくりした表情のひろ君の姿が涙で滲む…。
「ひろ君、まえに『お前は俺のん』て言うてくれたよね!?」
どんどん声が大きなってく…もう、止まらへん…。
私はひろ君を壁まで追い詰めた。
:08/03/09 01:31
:SH902i
:HMpX6ATk
#413 [みい]
「せやったら…ひろ君は私のもんなんとちゃうの…?」
いきなり溢れ出す涙。
「私はひろ君しか見てへんのに…。ひろ君も…私だけ見とってよ…?」
私はそう言って背伸びしてひろ君にキスをした。
:08/03/09 01:31
:SH902i
:HMpX6ATk
#414 [みい]
「…あき?」
キスしたはええけど、ひろ君の顔みれやん…;;
「あき、お前勘違いしとるで」
…へ?勘違い…?
上を向くと、必死で笑いをこらえとるひろ君…;;
「大原とはほんの少し話しただけや。それまで居残りさせられててん。」
:08/03/09 01:33
:SH902i
:HMpX6ATk
#415 [みい]
う、嘘ーーっ!?//私の勘違い…?//わ、むっちゃ恥ずかし…(涙)//
「ほ、ほんまに…?」
「ほんまやって!!どないしたら信じてもらえる?」
うーん…と私が考え込んどると、
「これが1番の証拠や♪」
って言うて、いきなり激しいキスをしてきた…//
:08/03/09 01:33
:SH902i
:HMpX6ATk
#416 [みい]
「いきなり何するんよ!!//」
長いキスが終わったあと、私がひろ君に怒ると、
「俺かてお前のもんやで?って言う証や」
と笑って一言…//
「俺かてお前のもんや。お前しか眼中にあらへん…。」
:08/03/09 01:35
:SH902i
:HMpX6ATk
#417 [みい]
ひろ君が私を見つめながら言うてきた。
「ほ、ほんまに…?」
「大原のことでなんや心配しとるみたいやけど…俺別にあいつのこと何とも思てへんし」
自分に必死に言い聞かせてたことやから、ひろ君の口から聞くとすごい安心する…。
「無駄な心配せんでええから」
:08/03/09 01:36
:SH902i
:HMpX6ATk
#418 [みい]
ひろ君の言葉でいろんな不安がいっぺんに消えてく…。
「…ひろ君大好きやあ〜…(涙)」
「何泣いてんねん(笑)ほら、早よ行くで?」
…この時はまだ、私らは幸せやった…。これから何が起こるかも知らんと…。
:08/03/09 01:37
:SH902i
:HMpX6ATk
#419 [みい]
:08/03/09 01:40
:SH902i
:HMpX6ATk
#420 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story7〜隠された真実
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/09 22:14
:SH902i
:HMpX6ATk
#421 [みい]
あきがヤキモチ妬くなんて…思いもせんかったから、なんや悪いけど嬉しかったわ〜♪//
俺らむっちゃラブラブかも〜♪
「石川君!!ボーッとしない!!」
大原…なんやねん、別にしてへんわ!!
あきが心配するから俺には構わんとってや!!(怒)//
:08/03/09 22:15
:SH902i
:HMpX6ATk
#422 [みい]
俺が無視しとると、大原は俺の前まで来よった。
「ねえ石川君、ちゃんと授業聞いてる?」
「聞いとるがなっ!!」
うっさいねん!!(怒)
「…態度が悪いわね。居残り決定」
はあーーっ!?
「冗談やあらへん!!嫌や!!」
:08/03/09 22:15
:SH902i
:HMpX6ATk
#423 [みい]
「嫌でも残ってもらいます♪」
こっ、こいつ〜〜…(怒)
…………………………
てわけで、俺はまた居残り中…。
あきが待っとるって言うたけど、悪いさかい帰ってもろた。
毎度、頭の悪い彼氏でごめんやで…(涙)
:08/03/09 22:16
:SH902i
:HMpX6ATk
#424 [みい]
「どう?進んでる?」
大原が教室に入ってきよった。
「…………」
「…石川君って、加賀美さんと付き合ってるの?」
俺が無視すると、話を変えてくる。
「何で知っとるん!?」
と俺が聞くと、
「や、昨日……」
:08/03/09 22:18
:SH902i
:HMpX6ATk
#425 [みい]
と気まずそうに言うてきた。
昨日…?ああ、俺があき追い掛けてったん、見てたもんな…。
「まあそうやけど…それが何?」
「あの…あのね、加賀美さんがいるのはわかってるの…。でも…私、石川君が…好き」
…あきの予感的中やな。俺はそないな風には思わんかったけど、
:08/03/09 22:23
:SH902i
:HMpX6ATk
#426 [みい]
『あの人絶対ひろ君のこと好きやもん!!』て言うてたからなー…。
「私と付き合って…?」
そら無理難題やわ。
「や、無理。」
俺が断ると、さっきまでのしおらしい態度が一変しよった。
:08/03/09 22:24
:SH902i
:HMpX6ATk
#427 [みい]
「私のことフるなんて…たいしたことね(笑)」
何様やねんっ!!(怒)ちゅーか…なんやこいつ、キャラ変わっとる…
「…でも、これを見ても心変わりしないかしら?」
大原が嫌な笑みを浮かべながら取り出したんは…携帯。
:08/03/09 22:25
:SH902i
:HMpX6ATk
#428 [みい]
「…これっ…!!」
俺はその携帯の画面にくぎづけになってもた…。
やって…そこには、昨日の俺とあき。場面は、あきが俺にキスしてきたとこ…。
「昨日なんかおもしろそうだったから〜、あなた達に付いていったの」
大原は続ける。
:08/03/09 22:26
:SH902i
:HMpX6ATk
#429 [みい]
「そしたら…びっくりしちゃった♪加賀美さんって、普段大人しそうなのに…意外と大胆なのね」
クスクス笑う大原。
「何が言いたいねん…!?」
腹立つ…この覗き野郎…!!
「この写メ…出回ったら、加賀美さん…どう思うかなあ…?」
:08/03/09 22:28
:SH902i
:HMpX6ATk
#430 [みい]
「石川君は男の子だから別に平気かもしれないけど…傷つくだろうな〜加賀美さん…」
確かに言う通りや。それにこの写メ…どっからどう見ても、あきが攻めの姿勢やし…;;
「…俺に何してほしいねん」
「あら、物分かりいいのね♪」
早よその写メ消せや…。
:08/03/09 22:29
:SH902i
:HMpX6ATk
#431 [みい]
「さっき言ったでしょ?私と付き合って。」
…は?
「せやからそれは無理やってさっき…」
「写メ。ここの高校、サイトあるでしょ?掲示板に載せたりしたら…あっという間ね。」
大原は鼻で笑いよる…。
:08/03/09 22:30
:SH902i
:HMpX6ATk
#432 [みい]
「いろんなよからぬことも書き込まれるかもね…かわいそうに」
お前まじで、ふざけんなや…!!
それがどないした!?あきは俺が守る。何があっても俺はあきを守り抜いたる…!!
と決意したとき…俺は気付いてもた…。
:08/03/09 22:33
:SH902i
:HMpX6ATk
#433 [みい]
「…俺が付き合うてやったら…」
「もちろんこれは削除してあげるわ」
俺が…大原と付き合えば、大原は写メを載せへん。
したら…最初からあきは変なことも言われへんし、嫌な思いすることもあらへん…。
『あきを守る』…1番の方法。
それは……
:08/03/09 22:36
:SH902i
:HMpX6ATk
#434 [みい]
「…ええわ、付き合うたる」
これであきは…。
「嬉しい♪ありがとう〜!!…ひろ君♪」
…お前はひろ君て呼ぶな…。
「せやから早よそれ消せ…!!」
「あら、まだ駄目よ。逃げられちゃうかもしれないからね♪」
:08/03/09 22:39
:SH902i
:HMpX6ATk
#435 [みい]
「加賀美さんとはちゃんと別れてね。」
「…わかっとる」
…………………………
はあー……。
「弘樹君、ため息つくと幸せが逃げるよ?」
カウンター席に座った俺の前で、食器を拭きながら笑う圭介。
夜11時。店はもう閉めとる。
:08/03/09 22:40
:SH902i
:HMpX6ATk
#436 [みい]
「なあ…圭介〜…」
「どうしたの?」
「…何もあらへん。おやすみ…」
明日のこと考えると、俺は圭介に相談する気も失せてもて…部屋へ戻った。
明日…あきに伝えやな。苦しいけど…しゃーないんや…。
:08/03/09 22:42
:SH902i
:HMpX6ATk
#437 [みい]
……………………………
「別れて」
次の日の放課後、俺はあきに告げた。
「…へ?今なんて…」
「別れてって言うたんや」
あきは混乱しとる。
「な、なんで!?」
理由なんか…聞かんといてくれや…。胸が苦しい…。
:08/03/09 22:42
:SH902i
:HMpX6ATk
#438 [みい]
せやけど…
「飽きたんや、お前には」
俺は冷たく言い放った。
最低の奴を演じやなあかんねん…あきが早よ俺を忘れるために。
「冗談やろ?ひろ君、冗談言うてる…」
「冗談なんかやない。」
:08/03/09 22:44
:SH902i
:HMpX6ATk
#439 [みい]
「嘘や、そんなん……」
あきがとうとう泣き出してもた…でも、その涙も、震える肩も…もう俺には受け止められへん…。
「ほんまや言うてるやろ!!しつこいねんっ!!」
俺は堪らんくなって怒鳴ってもた。これ以上一緒におると…決意が揺らいでまいそうやから。
:08/03/09 22:44
:SH902i
:HMpX6ATk
#440 [みい]
『あきを守る』
この決意は…曲げたらあかん。
「…わ、かった…」
あきは俺に背を向けると、走って教室から出ていってもた…。
どうせなら、最低!!とかってビンタしてもらいたかったわ…。
そしたら諦めもつくのに…。
:08/03/09 22:46
:SH902i
:HMpX6ATk
#441 [みい]
「上手く別れたみたいね♪」
大原…!!
「今からひろ君は私だけのもの♪」
やからひろ君って呼ぶなや…いちいち鳥肌立つねん。
俺が黙っとると、大原は俺にキスしてきよった…。
:08/03/09 22:46
:SH902i
:HMpX6ATk
#442 [みい]
俺は拒むこともせず、大原のされるがままになる。
何も感じへん、形だけのキス。
早よ終われや…めんどい。
そないなことばっか考えとった。
ようやく離れたと思うと、大原は俺に一言。
:08/03/09 22:47
:SH902i
:HMpX6ATk
#443 [みい]
「本当は最後までしたいんだけど…さすがにここじゃあ、ね?」
別に…お前なんかとヤるんに場所なんかどーでもええけど。
「今度私の下宿してるとこに来て♪」
「気い向いたらな」
向くはずあらへんけど。
:08/03/09 22:49
:SH902i
:HMpX6ATk
#444 [みい]
…………………………
「石川…見損なったで」
次の日の休み時間、吉田が話し掛けてきた。あきは今日は休んどる…。
「あきに聞いたん?」
「聞いたわ!!あんたどないしたんよ!?あんなにあきのこと好きやったやん…!!」
『好きやった』か…。ちゃうねん吉田、俺は今も好きや…。
:08/03/09 22:50
:SH902i
:HMpX6ATk
#445 [みい]
「昨日ふらふらになりながらうちに来て、むっちゃ泣きながら話してくれたわ!!」
…その頃俺は大原とキスしとったんやな…。最低や。
「おまけに、『ひろ君は悪ないから』って…。『私が我が儘やったさかい愛想尽かしてもたんやな』って…」
…あほやな。愛想尽かすわけないやんか…!!
:08/03/09 22:51
:SH902i
:HMpX6ATk
#446 [みい]
俺と吉田が沈黙しとると…大原が来よった。
「ひろ君、放課後屋上で待ってるね♪」
耳元で言うてきたけど…吉田にも聞こえとる。
大原が消えるなり、吉田は、
「そーゆーことかい…」
と唇を震わせる。
:08/03/09 22:52
:SH902i
:HMpX6ATk
#447 [みい]
「もうあんたなんか知らんわっ!!このクズッ!!」
クズか…ぴったしやな。
俺は苦笑した。
「おい、弘樹…」
「…なん?」
振り返ると、後ろに翔がおった。
「…や、お前が決めたんなら口出しせんけど…ほんまにそれでええん?」
:08/03/09 22:53
:SH902i
:HMpX6ATk
#448 [みい]
ええわけないやろが…!!
心ではそう叫んどる。でも口では…
「ええんや」
と呟いた…。
「…そうか。」
翔はそれ以来このことには一切触れてこんかった。
いつも通りにしてくれるから、気が楽やった。
:08/03/09 22:54
:SH902i
:HMpX6ATk
#449 [みい]
…………………………
昼休み…俺は相原に屋上に呼び出された。
「…なん?」
「『なん?』やあれへんっ!!お前…何やってんねんっ!?」
相原が怒るのも無理ないわな…。
「あき泣かせんなや!!」
「俺、飽きっぽい性格やからしゃーないねん」
:08/03/09 22:55
:SH902i
:HMpX6ATk
#450 [みい]
そう俺が言うた瞬間…相原のパンチが飛んできよった。
「…なんで殴り返さんねん!?」
殴り返す資格があれへんからや…
俺が黙っとると、相原は、
「僕…今日あきん家行くからな。」
と呟いて、屋上から出ていった。
:08/03/09 22:56
:SH902i
:HMpX6ATk
#451 [みい]
最後の相原の一言が頭でリピートしとる…。
あきは…相原と幸せになるんかもしれんな…
そんなどーでもええようなこと思いながら、空を仰いだ…。
――*あきSide*―――
あれ…なんで私、泣いてるん…?
今朝目覚めたら、涙で頬が濡れとった。
:08/03/09 22:58
:SH902i
:HMpX6ATk
#452 [みい]
……っ!!
思い出した…私、ひろ君にフられたんやったな…。
「…クッ…ヒック…」
昨日で涙なんか枯れてもたと思てたのに…次々と溢れ出す涙。
あかん…今日は学校行かれへん。ひろ君を見るんは辛い……。
休もかな……。
:08/03/09 22:59
:SH902i
:HMpX6ATk
#453 [みい]
…………………………
♪ピンポーン
…誰やろ?ちょうど学校終わった頃やから…由美来てくれたんかな…?
「はい…?」
私が玄関から出ると、そこには…
「…相原君…」
「よっ!!見舞いに来たで〜♪」
:08/03/09 22:59
:SH902i
:HMpX6ATk
#454 [みい]
にかっと笑う相原君に私も無理矢理微笑んだ。
「ありがとう…上がって?」
「お邪魔〜っ♪」
…………………………
「ほんでな…」
相原君は事情を知っとんのか、楽しい話ばっかりしてくれる。
:08/03/09 23:00
:SH902i
:HMpX6ATk
#455 [みい]
せやから私も笑う。嫌なこと…忘れてまいたいから…。
「…あき?泣いとんの?」
相原君に言われるまで気付けへんかった。作った笑顔の上に…涙が流れとることに。
――*相原Side*――
「あ…笑いすぎちゃった…♪」
下手くそな嘘。
:08/03/09 23:01
:SH902i
:HMpX6ATk
#456 [みい]
わかっとるんやで…。さっきからずっと、石川のこと考えとることくらい…。
僕はあきを抱きしめた。
「相原君!?やめっ…」
「もっと泣いてええよ?」
僕が言うと、あきは僕の胸ん中でえ?と呟く。
:08/03/09 23:02
:SH902i
:HMpX6ATk
#457 [みい]
「泣きたいときは泣いたらええんや…」
あきは塞きを切ったように泣き始めた…。
辛いよな…かわいそうに……。石川の奴、何考えてんねん……。
僕の中の石川への怒りがさらに大きく膨れ上がった。
:08/03/09 23:03
:SH902i
:HMpX6ATk
#458 [みい]
石川…お前がそうゆう態度とるんなら、僕は…遠慮せんで?
ずるい僕は、弱っとる心に入り込む…。手段なんか選ばへん。
ええんやな?石川…
…………………………
「…ありがとう」
気付けばあきは僕から離れて、まだ潤んだ目で微笑んで僕に礼を言うとる。
:08/03/09 23:05
:SH902i
:HMpX6ATk
#459 [みい]
「もう…平気なん?」
「平気やないけど…大分楽になった♪」
そない無理に笑わんといてや…見とるこっちも辛い……。
「あき……」
ん?とあきはこっちを見る。
「…僕と付き合えへん?」
:08/03/09 23:06
:SH902i
:HMpX6ATk
#460 [みい]
:08/03/09 23:08
:SH902i
:HMpX6ATk
#461 [みい]
僕やったら悲しませへん。
僕やったら泣かせへん。
僕やったら………
「…ありがとう、でも…」
「返事、急がんでええから」
僕はあきの言葉を遮った。Yes以外の答なんか聞く気もあらへん。
「……帰るわ」
:08/03/12 00:00
:SH902i
:neBp.kP.
#462 [みい]
僕はあきの家をあとにした。
……あほやな、僕は。
あきのこと元気づけるために来たのに…余計に悩ませとる。
せやけど。
僕は引き下がらへん。
どうしよもないくらい好きなんや…あきのことが。
:08/03/12 00:01
:SH902i
:neBp.kP.
#463 [みい]
………………………………
――*弘樹Side*――
あれから3日…。あきが学校に来たさかい、俺は心ん中で安心した。
あれ以来、俺は毎日大原に放課後呼び出され、好きなようにされとる。
何の感情もない、深いキスにも慣れてもた。
拒絶願望もあらへん。何も思わんと受け入れるだけ…。
:08/03/12 00:02
:SH902i
:neBp.kP.
#464 [みい]
あきがおらへん世界は…色を失った、無の世界やった。
あき……俺はお前からいつも目をそらす。耐えられやんからや。俺が弱いからや。
せやけど…心は、心では、いつでもお前のことを見とる。
それに気付いてほしいとか思てまう俺は…自分勝手すぎるよな。
:08/03/12 00:03
:SH902i
:neBp.kP.
#465 [みい]
「あーきっ♪」
「相原君…」
最近相原とよう一緒におるみたいやな…。
久々に感情が心ん中に生まれる。黒い、もやもやしとるもの…。
それが『ヤキモチ』なんくらいわかっとる。つくづく自分勝手な奴やで…。笑ってまうわ。
あきと相原の会話から耳を塞ぐように、机に突っ伏した。
:08/03/12 00:04
:SH902i
:neBp.kP.
#466 [みい]
――*あきSide*――
久しぶりに学校に来て、久しぶりにひろ君を見た。
一瞬目が合うたけど、すぐそらされてもた…。
せやけど、その一瞬だけで高鳴る私の心臓。
まだ……好きなんやなあ…。
早よあきらめやなあかんのに…。
:08/03/12 00:04
:SH902i
:neBp.kP.
#467 [みい]
「あーきっ♪」
「相原君…」
相原君にはまだ返事してへん…。あの時断ろ思たんやけど止められてもて…そのまま。
相原君は…いっつも笑わせてくれる。相原君とおったら楽しいんも事実……。
断るつもりやったけど…相原君に支えてもろとる部分、いっぱいある。
:08/03/12 00:06
:SH902i
:neBp.kP.
#468 [みい]
せやから未だに答を出せずにおる……。
最低な女やわ。
ほんまに最低…。
………………………………
あー…体育さえやる気出えへん…
「あきーっ!!行くでっ!!」
「…へっ!?ちょっ、タンマッ…!!」
:08/03/12 00:07
:SH902i
:neBp.kP.
#469 [みい]
バッコーンッ!!
「げっ!?あきっ!?あきっ……!!」
ああ〜…意識遠退いてく…。
由美の声が…消えてく……。
………………………………
…あれ?ここ…保健室?
「…目え覚めたか?」
:08/03/12 00:08
:SH902i
:neBp.kP.
#470 [みい]
誰……?
って……ひ、ひろ君…!?
「お前体育の時間に吉田の投げたボールくらって…気失ってたんやで」
あ…そういやそんな気も…;;
「なんで…ひ、石川君がおるん?」
久しぶりに喋るから…声…震えてまう;;
:08/03/12 00:08
:SH902i
:neBp.kP.
#471 [みい]
「…授業終わった頃やったから、たまたま通り掛かってん」
私が寝とるベッドの隣の椅子に腰掛けたまま、ひろ君は無表情で話す。
「したら…お前倒れとって…吉田やと無理やさかい俺が運んだ」
……『俺が運んだ』?
ぅぇぇえええ〜!?//う、嘘…!?//
:08/03/12 00:09
:SH902i
:neBp.kP.
#472 [みい]
「ご、ごめんなさいっ!!//重いのに……;;」
最悪やあ〜…(涙)//
「別に平気や。ちゅーか…先公呼んでくる…」
ひろ君はそう言うと、立ち上がって保健室から出ていってもた。
…一回もこっち見てくれやんかったなあ…。
:08/03/12 00:53
:SH902i
:neBp.kP.
#473 [みい]
ちょっと言葉を交わしただけやのに…息するんが難しいくらいドキドキしとる…。
早よあきらめやなあかんのに…!!
………………………………
「足のほうももう血は止まったみたいやね♪よかったよかった!!」
保健室の先生の言葉で、自分が足に怪我しとることに気い付いた。
:08/03/12 00:54
:SH902i
:neBp.kP.
#474 [みい]
と同時に、足の患部の近くに縛られとるタオルに目が止まる。
「あの、先生、このタオルは…?」「ああそれ?運ばれてきたときから縛ってあったから…あの男の子のんとちゃう?」
ひろ君が…?
なんでよ…なんでそないに優しくするん?もしかしてまだ…とか、あほな期待してまうやん…
:08/03/12 00:55
:SH902i
:neBp.kP.
#475 [みい]
:08/03/12 00:59
:SH902i
:neBp.kP.
#476 [
]
:08/03/13 23:48
:F905i
:☆☆☆
#477 [
]
あげ


:08/03/14 06:32
:SH902i
:g6nUFF4g
#478 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、
さん
アンカーありがとです


、、
さん
あげありがとです

今から更新します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/14 17:46
:SH902i
:2rKpeOR6
#479 [みい]
「応急処置してくれたみたいやね♪お礼言うときなあよ?」
…そやね、洗って返さな…。
……………………………
翌日の放課後…
ぁあ〜あかん…(涙)
タオル…洗って持ってきたのに、勇気が出やんくて…返されへんかった;;どないしよ…
:08/03/14 17:48
:SH902i
:2rKpeOR6
#480 [みい]
もう教室にもおれへんし…
…あっ!!ええこと思いついた!!
……………………………
「いらっしゃ…あきちゃん?お久しぶりだね♪」
「お久しぶりです…」
来てしもた…ひろ君のお父さんの喫茶店。
:08/03/14 17:49
:SH902i
:2rKpeOR6
#481 [みい]
「弘樹君ならまだ帰ってないけど…電話かけようか?」
にっこり笑うひろ君のお父さんに、私は慌てて答える。
「や!!平気です!!すぐ帰るんで!!」
ひろ君のお父さんは首を傾げたあと、また笑って、
「何かあったの?」
と聞いてくる…。
:08/03/14 17:50
:SH902i
:2rKpeOR6
#482 [みい]
「…これ、返しに」
袋に入ったタオルを差し出すと、ひろ君のお父さんは受け取って、
「弘樹君のだね。あきちゃんが返せばいいのに♪」
とまたまた笑う…。
この人は私らが別れたこと…知らんのやな…。
:08/03/14 17:52
:SH902i
:2rKpeOR6
#483 [みい]
「あの…おじさん」
「おじさん!?僕、一応20代前半だよ?おじさんはきついなあ…」
ひろ君のお父さんは苦笑する。
「あ…すいません(笑)じゃあ…圭介さん?」
「はーい♪何ですか!?」
かわいい人やなあ…(笑)
:08/03/14 17:54
:SH902i
:2rKpeOR6
#484 [みい]
「あの…『あきらめる』ってどないすれば出来ますか?」
どないすれば…私はひろ君をあきらめられるんやろか…
「『あきらめよう』と思ってるうちは無理だよ。」
はっと顔を上げると、さっきと同じ優しい笑みで私を見る圭介さん…。
:08/03/14 17:56
:SH902i
:2rKpeOR6
#485 [みい]
「無理ってゆうか…そうだな、『あきらめよう』と思うことがまず間違ってるな。」
「へ…?」
圭介さんが言わんとしとることがイマイチ掴めやん。
「『あきらめよう』としなくていいんだよ?」
せやけど…あきらめやな…
:08/03/14 17:57
:SH902i
:2rKpeOR6
#486 [みい]
「あきちゃんが何をあきらめようとしているかは知らないけど…」
圭介さんは言葉を一つ一つ丁寧に繋げていく。
「あきらめないことも大事だよ?」
「あきらめ…ない?」
問うように繰り返した私に、圭介さんは深く頷く。
:08/03/14 17:58
:SH902i
:2rKpeOR6
#487 [みい]
「あきらめないって辛いこと。逃げたくなるときもあるだろうね。でも…素敵なことなんだよ?」
素敵なこと…。
「無理してあきらめるくらいなら、もう一度頑張ってみてもいいんじゃないかな?」
もう一度…頑張る?
そんな選択肢…全然思い浮かべへんかった…。
:08/03/14 17:59
:SH902i
:2rKpeOR6
#488 [みい]
「圭介さん…ありがとうございます…」
圭介さんの言葉がすごく心に染みて…あかん、泣けてくる…。
「いやいや。また来てね♪」
手を振る圭介さんに深くお辞儀をして、私はお店を出た。
そうや…私はまだ…ひろ君が好き…!!あきらめられへん!!
:08/03/14 18:04
:SH902i
:2rKpeOR6
#489 [みい]
……………………………
――*弘樹Side*――
今日も大原に呼び出されてやっとご帰宅や…
ほんまにめんどい女やで…
「あ、弘樹君!!」
「…なん〜…?」
部屋に入ろうとしたところで、圭介に呼び止められた。
「夕方、あきちゃんが来てね、…」
あきが……!?
俺は大きく目を見開いた。
:08/03/14 18:08
:SH902i
:2rKpeOR6
#490 [みい]
「これ。弘樹君に渡してって」
いつもと同じ調子で笑う圭介の手には…俺のタオル。
ああ…あん時のんか…
保健室で無意識に言い直された俺の名前…ショックで一瞬言葉に詰まってしもたのん…バレてへんよな…
:08/03/14 21:10
:SH902i
:2rKpeOR6
#491 [みい]
「…なあ圭介?」
「なあに?」
俺は深呼吸してから、圭介に聞いた。
「どないなやり方でも、大切な奴を守るんは……間違ってへんよな?」
俺の問いに、圭介は微笑みながらこう答えよった。
「1番大事なのは…大切な人を『悲しませない』だよ」
:08/03/14 22:59
:SH902i
:2rKpeOR6
#492 [みい]
………!!!!
「弘樹君なら、意味わかるよね?」
それじゃ、晩御飯作ろうかな〜♪と台所に戻ってく圭介。
……ようわかったわ、圭介…
おおきにやでっ……!!!!
:08/03/14 23:00
:SH902i
:2rKpeOR6
#493 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story8〜運命のヒト
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/14 23:03
:SH902i
:2rKpeOR6
#494 [みい]
………………………………
次の日…
――*相原Side*――
古典なんか授業出てもしゃーないわあ〜…
サボってまおかなっ♪
僕は屋上に出るドアを開けようとした時、その向こうから聞こえる話し声に気いついた。
:08/03/14 23:06
:SH902i
:2rKpeOR6
#495 [みい]
ちっ…先客かいな…
誰やねん、僕に譲れや!!(怒)
僕は声の主を確認するため、ドアを細めに開けた。
…あれ…誰やったっけなあ、確か…大原?とかいう実習生か?
「うん、まあまあ上手くいってるかな〜」
電話中なんか…早よ終われ!!ほんで早よ退け!!(怒)
:08/03/14 23:07
:SH902i
:2rKpeOR6
#496 [みい]
僕はドアを閉めて、それに寄り掛かりながら大原とやらが電話を終わらせるんを待った。
そん時…
「男!?…捕まえたよ〜♪ひろ君ていって、生徒なんだけどお〜…」
……なんやと?
:08/03/14 23:08
:SH902i
:2rKpeOR6
#497 [みい]
微かに耳に入ってきた大原の声。僕は息を殺して聞き耳をたてた。
「え?…ぁあ〜まあね♪一目惚れだよお、めっちゃカッコイイんだもん〜」
…石川のことか?そないにかっこええかいな!?
「でも彼女いて〜…そうそう!!当たり★略奪してやったよ(笑)」
:08/03/14 23:09
:SH902i
:2rKpeOR6
#498 [みい]
てことは…石川、今あいつと付き合っとるん!?
僕ん中にまた、沸々と石川への怒りが沸き上がる。
せやけど、その怒りは次の大原の一言で一気に消えてもた。
「なんか〜、ちょっと脅しかけたら付き合ってくれることになっちゃって♪」
……脅し?どうゆうこっちゃ…?
:08/03/14 23:10
:SH902i
:2rKpeOR6
#499 [みい]
「やっぱ彼女を餌にすると反抗できないみたいでさあ」
あきのことか…?
「ま、今は彼女守るために嫌々って感じで付き合ってくれてるんだけど〜…あたしに惚れるのも時間の問題!?(笑)」
:08/03/14 23:13
:SH902i
:2rKpeOR6
#500 [みい]
……っ!!!
そないな…そないなことやったんか…
なるほどな…石川が理由なしにあきのこと手放すわけないもんな…
「そうそう〜…茶髪で背高くてさあ、イケメン君♪てか関西弁まじ萌え〜みたいな?(笑)」
大原の電話は続いとったけど、僕は教室に戻った。
:08/03/14 23:16
:SH902i
:2rKpeOR6
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