・・恋愛模様・・
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#451 [みい]
最後の相原の一言が頭でリピートしとる…。
あきは…相原と幸せになるんかもしれんな…
そんなどーでもええようなこと思いながら、空を仰いだ…。
――*あきSide*―――
あれ…なんで私、泣いてるん…?
今朝目覚めたら、涙で頬が濡れとった。
:08/03/09 22:58
:SH902i
:HMpX6ATk
#452 [みい]
……っ!!
思い出した…私、ひろ君にフられたんやったな…。
「…クッ…ヒック…」
昨日で涙なんか枯れてもたと思てたのに…次々と溢れ出す涙。
あかん…今日は学校行かれへん。ひろ君を見るんは辛い……。
休もかな……。
:08/03/09 22:59
:SH902i
:HMpX6ATk
#453 [みい]
…………………………
♪ピンポーン
…誰やろ?ちょうど学校終わった頃やから…由美来てくれたんかな…?
「はい…?」
私が玄関から出ると、そこには…
「…相原君…」
「よっ!!見舞いに来たで〜♪」
:08/03/09 22:59
:SH902i
:HMpX6ATk
#454 [みい]
にかっと笑う相原君に私も無理矢理微笑んだ。
「ありがとう…上がって?」
「お邪魔〜っ♪」
…………………………
「ほんでな…」
相原君は事情を知っとんのか、楽しい話ばっかりしてくれる。
:08/03/09 23:00
:SH902i
:HMpX6ATk
#455 [みい]
せやから私も笑う。嫌なこと…忘れてまいたいから…。
「…あき?泣いとんの?」
相原君に言われるまで気付けへんかった。作った笑顔の上に…涙が流れとることに。
――*相原Side*――
「あ…笑いすぎちゃった…♪」
下手くそな嘘。
:08/03/09 23:01
:SH902i
:HMpX6ATk
#456 [みい]
わかっとるんやで…。さっきからずっと、石川のこと考えとることくらい…。
僕はあきを抱きしめた。
「相原君!?やめっ…」
「もっと泣いてええよ?」
僕が言うと、あきは僕の胸ん中でえ?と呟く。
:08/03/09 23:02
:SH902i
:HMpX6ATk
#457 [みい]
「泣きたいときは泣いたらええんや…」
あきは塞きを切ったように泣き始めた…。
辛いよな…かわいそうに……。石川の奴、何考えてんねん……。
僕の中の石川への怒りがさらに大きく膨れ上がった。
:08/03/09 23:03
:SH902i
:HMpX6ATk
#458 [みい]
石川…お前がそうゆう態度とるんなら、僕は…遠慮せんで?
ずるい僕は、弱っとる心に入り込む…。手段なんか選ばへん。
ええんやな?石川…
…………………………
「…ありがとう」
気付けばあきは僕から離れて、まだ潤んだ目で微笑んで僕に礼を言うとる。
:08/03/09 23:05
:SH902i
:HMpX6ATk
#459 [みい]
「もう…平気なん?」
「平気やないけど…大分楽になった♪」
そない無理に笑わんといてや…見とるこっちも辛い……。
「あき……」
ん?とあきはこっちを見る。
「…僕と付き合えへん?」
:08/03/09 23:06
:SH902i
:HMpX6ATk
#460 [みい]
:08/03/09 23:08
:SH902i
:HMpX6ATk
#461 [みい]
僕やったら悲しませへん。
僕やったら泣かせへん。
僕やったら………
「…ありがとう、でも…」
「返事、急がんでええから」
僕はあきの言葉を遮った。Yes以外の答なんか聞く気もあらへん。
「……帰るわ」
:08/03/12 00:00
:SH902i
:neBp.kP.
#462 [みい]
僕はあきの家をあとにした。
……あほやな、僕は。
あきのこと元気づけるために来たのに…余計に悩ませとる。
せやけど。
僕は引き下がらへん。
どうしよもないくらい好きなんや…あきのことが。
:08/03/12 00:01
:SH902i
:neBp.kP.
#463 [みい]
………………………………
――*弘樹Side*――
あれから3日…。あきが学校に来たさかい、俺は心ん中で安心した。
あれ以来、俺は毎日大原に放課後呼び出され、好きなようにされとる。
何の感情もない、深いキスにも慣れてもた。
拒絶願望もあらへん。何も思わんと受け入れるだけ…。
:08/03/12 00:02
:SH902i
:neBp.kP.
#464 [みい]
あきがおらへん世界は…色を失った、無の世界やった。
あき……俺はお前からいつも目をそらす。耐えられやんからや。俺が弱いからや。
せやけど…心は、心では、いつでもお前のことを見とる。
それに気付いてほしいとか思てまう俺は…自分勝手すぎるよな。
:08/03/12 00:03
:SH902i
:neBp.kP.
#465 [みい]
「あーきっ♪」
「相原君…」
最近相原とよう一緒におるみたいやな…。
久々に感情が心ん中に生まれる。黒い、もやもやしとるもの…。
それが『ヤキモチ』なんくらいわかっとる。つくづく自分勝手な奴やで…。笑ってまうわ。
あきと相原の会話から耳を塞ぐように、机に突っ伏した。
:08/03/12 00:04
:SH902i
:neBp.kP.
#466 [みい]
――*あきSide*――
久しぶりに学校に来て、久しぶりにひろ君を見た。
一瞬目が合うたけど、すぐそらされてもた…。
せやけど、その一瞬だけで高鳴る私の心臓。
まだ……好きなんやなあ…。
早よあきらめやなあかんのに…。
:08/03/12 00:04
:SH902i
:neBp.kP.
#467 [みい]
「あーきっ♪」
「相原君…」
相原君にはまだ返事してへん…。あの時断ろ思たんやけど止められてもて…そのまま。
相原君は…いっつも笑わせてくれる。相原君とおったら楽しいんも事実……。
断るつもりやったけど…相原君に支えてもろとる部分、いっぱいある。
:08/03/12 00:06
:SH902i
:neBp.kP.
#468 [みい]
せやから未だに答を出せずにおる……。
最低な女やわ。
ほんまに最低…。
………………………………
あー…体育さえやる気出えへん…
「あきーっ!!行くでっ!!」
「…へっ!?ちょっ、タンマッ…!!」
:08/03/12 00:07
:SH902i
:neBp.kP.
#469 [みい]
バッコーンッ!!
「げっ!?あきっ!?あきっ……!!」
ああ〜…意識遠退いてく…。
由美の声が…消えてく……。
………………………………
…あれ?ここ…保健室?
「…目え覚めたか?」
:08/03/12 00:08
:SH902i
:neBp.kP.
#470 [みい]
誰……?
って……ひ、ひろ君…!?
「お前体育の時間に吉田の投げたボールくらって…気失ってたんやで」
あ…そういやそんな気も…;;
「なんで…ひ、石川君がおるん?」
久しぶりに喋るから…声…震えてまう;;
:08/03/12 00:08
:SH902i
:neBp.kP.
#471 [みい]
「…授業終わった頃やったから、たまたま通り掛かってん」
私が寝とるベッドの隣の椅子に腰掛けたまま、ひろ君は無表情で話す。
「したら…お前倒れとって…吉田やと無理やさかい俺が運んだ」
……『俺が運んだ』?
ぅぇぇえええ〜!?//う、嘘…!?//
:08/03/12 00:09
:SH902i
:neBp.kP.
#472 [みい]
「ご、ごめんなさいっ!!//重いのに……;;」
最悪やあ〜…(涙)//
「別に平気や。ちゅーか…先公呼んでくる…」
ひろ君はそう言うと、立ち上がって保健室から出ていってもた。
…一回もこっち見てくれやんかったなあ…。
:08/03/12 00:53
:SH902i
:neBp.kP.
#473 [みい]
ちょっと言葉を交わしただけやのに…息するんが難しいくらいドキドキしとる…。
早よあきらめやなあかんのに…!!
………………………………
「足のほうももう血は止まったみたいやね♪よかったよかった!!」
保健室の先生の言葉で、自分が足に怪我しとることに気い付いた。
:08/03/12 00:54
:SH902i
:neBp.kP.
#474 [みい]
と同時に、足の患部の近くに縛られとるタオルに目が止まる。
「あの、先生、このタオルは…?」「ああそれ?運ばれてきたときから縛ってあったから…あの男の子のんとちゃう?」
ひろ君が…?
なんでよ…なんでそないに優しくするん?もしかしてまだ…とか、あほな期待してまうやん…
:08/03/12 00:55
:SH902i
:neBp.kP.
#475 [みい]
:08/03/12 00:59
:SH902i
:neBp.kP.
#476 [
]
:08/03/13 23:48
:F905i
:☆☆☆
#477 [
]
あげ


:08/03/14 06:32
:SH902i
:g6nUFF4g
#478 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、
さん
アンカーありがとです


、、
さん
あげありがとです

今から更新します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/14 17:46
:SH902i
:2rKpeOR6
#479 [みい]
「応急処置してくれたみたいやね♪お礼言うときなあよ?」
…そやね、洗って返さな…。
……………………………
翌日の放課後…
ぁあ〜あかん…(涙)
タオル…洗って持ってきたのに、勇気が出やんくて…返されへんかった;;どないしよ…
:08/03/14 17:48
:SH902i
:2rKpeOR6
#480 [みい]
もう教室にもおれへんし…
…あっ!!ええこと思いついた!!
……………………………
「いらっしゃ…あきちゃん?お久しぶりだね♪」
「お久しぶりです…」
来てしもた…ひろ君のお父さんの喫茶店。
:08/03/14 17:49
:SH902i
:2rKpeOR6
#481 [みい]
「弘樹君ならまだ帰ってないけど…電話かけようか?」
にっこり笑うひろ君のお父さんに、私は慌てて答える。
「や!!平気です!!すぐ帰るんで!!」
ひろ君のお父さんは首を傾げたあと、また笑って、
「何かあったの?」
と聞いてくる…。
:08/03/14 17:50
:SH902i
:2rKpeOR6
#482 [みい]
「…これ、返しに」
袋に入ったタオルを差し出すと、ひろ君のお父さんは受け取って、
「弘樹君のだね。あきちゃんが返せばいいのに♪」
とまたまた笑う…。
この人は私らが別れたこと…知らんのやな…。
:08/03/14 17:52
:SH902i
:2rKpeOR6
#483 [みい]
「あの…おじさん」
「おじさん!?僕、一応20代前半だよ?おじさんはきついなあ…」
ひろ君のお父さんは苦笑する。
「あ…すいません(笑)じゃあ…圭介さん?」
「はーい♪何ですか!?」
かわいい人やなあ…(笑)
:08/03/14 17:54
:SH902i
:2rKpeOR6
#484 [みい]
「あの…『あきらめる』ってどないすれば出来ますか?」
どないすれば…私はひろ君をあきらめられるんやろか…
「『あきらめよう』と思ってるうちは無理だよ。」
はっと顔を上げると、さっきと同じ優しい笑みで私を見る圭介さん…。
:08/03/14 17:56
:SH902i
:2rKpeOR6
#485 [みい]
「無理ってゆうか…そうだな、『あきらめよう』と思うことがまず間違ってるな。」
「へ…?」
圭介さんが言わんとしとることがイマイチ掴めやん。
「『あきらめよう』としなくていいんだよ?」
せやけど…あきらめやな…
:08/03/14 17:57
:SH902i
:2rKpeOR6
#486 [みい]
「あきちゃんが何をあきらめようとしているかは知らないけど…」
圭介さんは言葉を一つ一つ丁寧に繋げていく。
「あきらめないことも大事だよ?」
「あきらめ…ない?」
問うように繰り返した私に、圭介さんは深く頷く。
:08/03/14 17:58
:SH902i
:2rKpeOR6
#487 [みい]
「あきらめないって辛いこと。逃げたくなるときもあるだろうね。でも…素敵なことなんだよ?」
素敵なこと…。
「無理してあきらめるくらいなら、もう一度頑張ってみてもいいんじゃないかな?」
もう一度…頑張る?
そんな選択肢…全然思い浮かべへんかった…。
:08/03/14 17:59
:SH902i
:2rKpeOR6
#488 [みい]
「圭介さん…ありがとうございます…」
圭介さんの言葉がすごく心に染みて…あかん、泣けてくる…。
「いやいや。また来てね♪」
手を振る圭介さんに深くお辞儀をして、私はお店を出た。
そうや…私はまだ…ひろ君が好き…!!あきらめられへん!!
:08/03/14 18:04
:SH902i
:2rKpeOR6
#489 [みい]
……………………………
――*弘樹Side*――
今日も大原に呼び出されてやっとご帰宅や…
ほんまにめんどい女やで…
「あ、弘樹君!!」
「…なん〜…?」
部屋に入ろうとしたところで、圭介に呼び止められた。
「夕方、あきちゃんが来てね、…」
あきが……!?
俺は大きく目を見開いた。
:08/03/14 18:08
:SH902i
:2rKpeOR6
#490 [みい]
「これ。弘樹君に渡してって」
いつもと同じ調子で笑う圭介の手には…俺のタオル。
ああ…あん時のんか…
保健室で無意識に言い直された俺の名前…ショックで一瞬言葉に詰まってしもたのん…バレてへんよな…
:08/03/14 21:10
:SH902i
:2rKpeOR6
#491 [みい]
「…なあ圭介?」
「なあに?」
俺は深呼吸してから、圭介に聞いた。
「どないなやり方でも、大切な奴を守るんは……間違ってへんよな?」
俺の問いに、圭介は微笑みながらこう答えよった。
「1番大事なのは…大切な人を『悲しませない』だよ」
:08/03/14 22:59
:SH902i
:2rKpeOR6
#492 [みい]
………!!!!
「弘樹君なら、意味わかるよね?」
それじゃ、晩御飯作ろうかな〜♪と台所に戻ってく圭介。
……ようわかったわ、圭介…
おおきにやでっ……!!!!
:08/03/14 23:00
:SH902i
:2rKpeOR6
#493 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story8〜運命のヒト
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/14 23:03
:SH902i
:2rKpeOR6
#494 [みい]
………………………………
次の日…
――*相原Side*――
古典なんか授業出てもしゃーないわあ〜…
サボってまおかなっ♪
僕は屋上に出るドアを開けようとした時、その向こうから聞こえる話し声に気いついた。
:08/03/14 23:06
:SH902i
:2rKpeOR6
#495 [みい]
ちっ…先客かいな…
誰やねん、僕に譲れや!!(怒)
僕は声の主を確認するため、ドアを細めに開けた。
…あれ…誰やったっけなあ、確か…大原?とかいう実習生か?
「うん、まあまあ上手くいってるかな〜」
電話中なんか…早よ終われ!!ほんで早よ退け!!(怒)
:08/03/14 23:07
:SH902i
:2rKpeOR6
#496 [みい]
僕はドアを閉めて、それに寄り掛かりながら大原とやらが電話を終わらせるんを待った。
そん時…
「男!?…捕まえたよ〜♪ひろ君ていって、生徒なんだけどお〜…」
……なんやと?
:08/03/14 23:08
:SH902i
:2rKpeOR6
#497 [みい]
微かに耳に入ってきた大原の声。僕は息を殺して聞き耳をたてた。
「え?…ぁあ〜まあね♪一目惚れだよお、めっちゃカッコイイんだもん〜」
…石川のことか?そないにかっこええかいな!?
「でも彼女いて〜…そうそう!!当たり★略奪してやったよ(笑)」
:08/03/14 23:09
:SH902i
:2rKpeOR6
#498 [みい]
てことは…石川、今あいつと付き合っとるん!?
僕ん中にまた、沸々と石川への怒りが沸き上がる。
せやけど、その怒りは次の大原の一言で一気に消えてもた。
「なんか〜、ちょっと脅しかけたら付き合ってくれることになっちゃって♪」
……脅し?どうゆうこっちゃ…?
:08/03/14 23:10
:SH902i
:2rKpeOR6
#499 [みい]
「やっぱ彼女を餌にすると反抗できないみたいでさあ」
あきのことか…?
「ま、今は彼女守るために嫌々って感じで付き合ってくれてるんだけど〜…あたしに惚れるのも時間の問題!?(笑)」
:08/03/14 23:13
:SH902i
:2rKpeOR6
#500 [みい]
……っ!!!
そないな…そないなことやったんか…
なるほどな…石川が理由なしにあきのこと手放すわけないもんな…
「そうそう〜…茶髪で背高くてさあ、イケメン君♪てか関西弁まじ萌え〜みたいな?(笑)」
大原の電話は続いとったけど、僕は教室に戻った。
:08/03/14 23:16
:SH902i
:2rKpeOR6
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