【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#317 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
:08/04/27 23:37 :SH903i :☆☆☆
#318 [◆vzApYZDoz6]
最近小説板にすらなかなか来れないけど一応スレ主ですw
参加増えてるw
いいねいいねw
あにさん、たいせーさん、その他の人も、もっとじゃんじゃん投下しちゃってくだされw
俺? 俺は忙しすぎて(ry
それから、このスレでは一応批評も受け付けますよ!(今勝手に決めましたがw)
批評してくれ、って人がいたら言ってくだされ。このスレに息を潜めて棲息する猛者があなたの作品を批評しますw
別にこのスレ内の作品でなくてもおk!なんでもありなんだぜ!
>>314さんみたいな批評人も大歓迎なんだぜ!
…べっ、別に過疎が嫌なわけじゃないんだから!
:08/04/28 03:04 :P903i :t.R.uy96
#319 [◆vzApYZDoz6]
つうか俺のIDすげw
:08/04/28 03:05 :P903i :t.R.uy96
#320 [紫陽花]
評価してもらえるなら感想板作ってみたらどうですか?(・∀・)
:08/04/28 07:00 :F905i :☆☆☆
#321 [紫陽花]
>>320私はナナシさんの心の叫びを見落としていました;;;
>>320 はスルーしてください
(´・ω・`)
:08/04/28 08:32 :F905i :☆☆☆
#322 [◆vzApYZDoz6]
あげる
:08/05/01 04:10 :P903i :3Wr6QsRI
#323 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
「待ってたわ」
部屋に入ると同時に声がかかった。薄暗い部屋の中、彼女の声が普段より透き通って聞こえる。電気はついていない。窓から差し込む月光だけがここに唯一光をくれる。
「何の様だ」
不機嫌さを隠す事なく尋ねる。
しかし実際には理由など聞くまでもない。彼女が私を呼ぶ時の理由など一つだけだ。今までも、そしてこれからも、未来永劫変わらない。
「いつものヤツよ。それよりそんなに怒らないでくれる? 私までイライラするじゃない」
口調こそ荒々しいが表情に怒気は見られない。相変わらずよくわからない奴だ。
「わかったわかった。じゃあさっさとやるぞ」
軽くため息をつき、思考を打ち切る。これから行うことに比べたら何の価値もない。
「じゃあやるよ?」
そう言い彼女は私の方を向いて綺麗に笑った。何度見てもこの表情には慣れない。だが不思議と心が落ち着いていくのを感じる。そして彼女と私の口から言葉が発せられる。
「保守」
――世界が光に包まれた。
:08/05/04 00:20 :SH903i :☆☆☆
#324 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
さて、久しぶりの投下なんだがもうネタが切れてしまった。
誰かオラにネタを分けてくれ!
:08/05/04 00:22 :SH903i :☆☆☆
#325 [◆vzApYZDoz6]
俺は人混みが嫌いだった。
それぞれが好き勝手に行動し、耳障りな騒音を作り出す。
それぞれが好き勝手に行動し、人の視界を妨げる。
俺は、そんな人混みが嫌いだった。
人混みから離れるために、街の外れへ向かう。
できるだけ静かな場所へ、一直線に。
少し歩けば、雑音が薄れ人も少なくなっていく。
代わりに、家が多くなる。
どれも同じ大きさ、同じ外観で、表札が違う。
新築の頃は使われていた家も、しばらく時が経てば住民は少なくなっていく。
そんな家の群れを眺めながら歩いていると、ある一軒の家の表札に目が止まった。
なにか、心が惹かれる表札。
家の中を覗いてみたが、すでに住民は誰もいないらしい。
それもそのはず。ここは街の一番端、街の入口から最も遠い場所だ。
人なんているわけがない。
だが、なぜか心が惹き付けられる。
前の住民達の生活跡を見ていると、とても楽しそうな風景が頭に浮かんだ。
もっと早くこの家を見つけていれば、俺もこの中に入れたのだろうか。
俺は、この家の住民に戻ってきてほしいと思った。
戻ってきたら俺も仲間に入りたいと思った
そのためなら何でもしてやろうと思った。
一通り家の中を見渡して、ゆっくりとドアを閉める。
息を整え、少しの期待を込めて呟いた。
「保守」
ドアから手を離し、再び表札を眺めながら歩きだす。
口元には、微かに笑みが浮かんでいた。
:08/05/05 13:59 :P903i :Dlid82FI
#326 [度忘れではない(3/3)◆vzApYZDoz6]
携帯電話を紛失した。
多分、昼寝してる間に無くなったのだろう。
目が覚めて、とりあえず時間を確認しようと思ったところで気が付いた。
「あれ…おかしいなー」
しばらく自分が寝ていたリビングを探してみるが、どうにも見付からない。
仕方ないので家電から携帯電話にかけて探す事にした。
バイト帰りでそのまま寝てしまったためにマナーモードにしたままだが、一応震えるんだしどうにかなるだろう。
そう思って、家の子機からダイヤルする。
「……あれー…?」
結果、どうにもならなかった。
ドコモの携帯でよかった。
契約しない限り留守番電話サービスは受けられないので、留守電になることもない。
などとズレた事を考えながら、家の中をしらみ潰しに歩き回る。
リビングやダイニングは粗方探し終えたし、残るは自室しかない。
だがバイトから帰ってきて1度も自室には入ってないし、さすがにないだろう。
「まいったなこりゃ…」
さて、どうするべきか。
もう1時間ぐらいは探しただろう。
外では陽が傾きかけて、ゆっくりと地平線へ沈んでいっている。
焦りと疲れがどっと吹き出てきた。
:08/05/06 02:49 :P903i :bpkRP9FQ
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