木の下でかくれんぼ
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#105 [ちむ◆kIFO7LoPgI]


「か、カミヤマくん……!」

手を振りながらわたし達の名前を呼んだ時、ようやくアンドウさんはカミヤマくんの存在に気付いたようだ。

不意打ちをくらい、目を丸くし驚きを隠せないでいる。

⏰:08/04/06 14:19 📱:L704i 🆔:SMgbg5T6


#106 [ちむ◆kIFO7LoPgI]


「二人とも、アサミ見なかった?」

髪をかきあげ、笑顔でカミヤマくんは言った。

アサミさんがどこへ消えたかなんて、そんなことわたし達が知るわけがない。

逆にこちらが訊きたいくらいだ。

⏰:08/04/06 14:22 📱:L704i 🆔:SMgbg5T6


#107 [ちむ◆kIFO7LoPgI]


「み、見てないよ。どうして?」

動揺で声が震えた。

しかしそんなことはカミヤマくんが気付くはずもなく、カミヤマくんは、おかしいなぁどこにいるんだろう、とだけ呟いた。

⏰:08/04/06 14:22 📱:L704i 🆔:SMgbg5T6


#108 [ちむ◆kIFO7LoPgI]


「今日はアサミと一緒に帰る予定だったんだ。なのにアサミはどこを探してもいないんだ。だからって無断で先に帰るわけにもいかないし……。サエコさん達なら知ってるかなと思ったんだ」

「そうだったの……。アサミさん、どこにいるんでしょうね……」

⏰:08/04/06 14:23 📱:L704i 🆔:SMgbg5T6


#109 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

アサミさんがカミヤマくんとの約束を破るなんて信じられなかった。

約束を破ってまで校舎内で一体なにをしたかったのだろうか。

それを訊くべきアサミさんの姿はどこにもなく、地団駄を踏むばかりである。

⏰:08/04/06 16:01 📱:L704i 🆔:SMgbg5T6


#110 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

「カミヤマくん、わたし達はもう帰るね」

「そう……。僕はもう少しアサミを探してから帰るよ。二人とも、どうもありがとう」

「どういたしまして」

⏰:08/04/07 08:46 📱:L704i 🆔:Z502MtOA


#111 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

カミヤマくんの横をすり抜け、玄関へと向かった。

振り向くとアンドウさんが驚いた目でわたしを見ていた。

わたしは鼻で笑う。

⏰:08/04/07 09:12 📱:L704i 🆔:Z502MtOA


#112 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

もちろんわたしは帰る気などない。

帰るのはカミヤマくんとアンドウさんだけでいい、悪いが校内に居残られると非常に邪魔なのだ。

何時になってもいい、あとは一人になる時を待つだけだった。

⏰:08/04/07 09:12 📱:L704i 🆔:Z502MtOA


#113 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

後ろから軽やかな足音が近づいてくる。

アンドウさんのものだとわたしは予感した。


「サエコさん、どういうつもりなの?このまま帰るなんて……」


わたしの肩を掴み、アンドウさんは眉をひそませて言った。

⏰:08/04/07 19:26 📱:L704i 🆔:Z502MtOA


#114 [ちむ◆kIFO7LoPgI]

「ねぇ、アンドウさん。これ以上、アサミさんの行方に首を突っ込むのはやめましょう。なんだか嫌な予感がするの。アサミさんがカミヤマくんの約束をすっぽかしたなんて尋常じゃないわよ。きっとなにか大変なことが起こったに違いな「どうして?アサミさんを突き落としたのはあなたなんでしょう……?」

⏰:08/04/09 21:15 📱:L704i 🆔:YFBN8oCc


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