可愛いS女
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#225 [イクト]
葉月 「…折角だけど止めとくよ。」
俺は最低限の笑顔で断った。
智尋 「良いじゃん別に!!鈴原さんと帰るより私と帰ったほうが絶対楽しいって!!」
気安く腕を絡めてくる。
:08/09/03 07:52
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:☆☆☆
#226 [イクト]
葉月 「…ッいい加減にしろよ!!唯子が傘を貸してくれたんだから帰れよ!!」
俺の苛々は最高潮に達してた。
智尋 「あ。そっか〜。鈴原さんの傘があるからいけないんだ〜。」
………………は?
心の中がクエスチョンマークで一杯になった。
:08/09/03 07:55
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:☆☆☆
#227 [イクト]
智尋 「鈴原さ〜ん。」
陽気な声で唯子を呼ぶ。
唯子 「……何?」
智尋 「傘返すよ。私、葉月チャンの傘に入れてもらうからさ。」
:08/09/03 07:58
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:☆☆☆
#228 [イクト]
葉月 「…本当にいい加減にしてくれ。俺は…お前と帰りたくない。」
俺は眉間に皺を寄せて低い声色で言った。
智尋 「良いじゃん。鈴原さんおとなしいし口数少ないし〜。それに比べて私は喋りだすと止まらないから話尽きないよ〜?」
……なんだよソレ。
:08/09/03 08:02
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:☆☆☆
#229 [イクト]
葉月 「…だから止めろよ。俺は唯子と帰るからさっさと行ってくれ。」
唯子を見る。
肩が雨で少し濡れてしまっている。
:08/09/03 16:33
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:☆☆☆
#230 [イクト]
智尋 「だから鈴原さんなんて放っておけば良いじゃん!!早く行こ!!」
智尋は俺の腕をグイグイ掴み、引っ張ってくる。
葉月 「……ッ!!お前本当に…」
その時。
:08/09/03 16:47
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#231 [イクト]
―グイッ―
智尋が掴んでいる反対の腕を勢いよく掴まれた。
葉月 「唯…子?」
唯子が俺の腕を掴んでいる。
:08/09/03 16:49
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#232 [イクト]
その行動に智尋は驚いていた。
いや。
更に驚いたのは俺だった。
:08/09/03 21:57
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#233 [イクト]
智尋 「ちょ…鈴原さん放しなさいよ!!」
そう言って智尋は俺の腕を引っ張る。
唯子 「…高田君は……私の大事な人だから…放さないし…渡さない…。」
ゆっくり。
静かに。
強い口調で唯子が言った。
:08/09/03 22:00
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#234 [イクト]
その言葉に驚いたのか、智尋の力が緩まった。
その隙をついて、唯子は俺の手を握って走り出した。
唯子 「……じゃあね…。」
智尋に別れの挨拶を言って…。
:08/09/03 22:04
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