可愛いS女
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#163 [イクト]
葉月 「でも…。唯子は俺にこんな事して楽しいの?なんだか分からなくなってきて…。」
俺はもう言葉が出なかった。
やっと手に入れた唯子を…手放すような会話だったからだ。
:08/07/08 12:53
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:☆☆☆
#164 [イクト]
俺は暫く泣いた。
声を出さず静かに…。
唯子 「…………………。」
その間。
唯子はずっと俺を見ていた。
屋上の床に落ちる涙と、泣いて酷い俺の顔を、ただ見てた……。
:08/07/09 18:45
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:☆☆☆
#165 [イクト]
唯子 「…落ち着いた…?」
ようやく涙が途切れて幾分話せるようになった俺に、唯子が心配そうな声で聞いてきた。
:08/07/09 23:05
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:☆☆☆
#166 [イクト]
葉月 「…っ。…大丈夫。なんか…ごめん。」
いつの間にか俺のアレに結んであったリボンはほどかれていた。
泣いている時に唯子がほどいたんだろう。
唯子 「…私もね…。…この高校に入学して…初めて高田君を見た時から…高田君の事好きだったんだよ…。」
唐突に唯子が話しだした。
:08/07/09 23:10
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:☆☆☆
#167 [イクト]
葉月 「…へ…?」
あまりに唐突だったので理解できなかった。
そんな事はお構い無しに、唯子は更に話を進める。
:08/07/09 23:12
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:☆☆☆
#168 [イクト]
唯子 「…入学式の日に…初めて高田君を見たの…。佐原君と楽しそうに話してて…。…その笑顔が凄くキラキラしてた…。」
唯子が空に顔を向ける。
2回…深呼吸をする。
:08/07/12 23:08
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:☆☆☆
#169 [イクト]
葉月 「……知らなかった。」
唯子 「……。」
俺の事を…。
ずっと…。
:08/07/12 23:11
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:☆☆☆
#170 [イクト]
…キーンコーン…
チャイムが鳴っている。
授業が終わったらしい。
葉月 「…なんか…分かんないけどさ。俺はやっぱり唯子の事好きだし…この気持ちは変わらないと思う…。」
唯子の瞳を見て素直に言う。
:08/07/12 23:16
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#171 [イクト]
唯 「………私は…高田君を離したくないから…。…今は…高田君の隣に居させてくれるだけで…いい。」
初めて聞いた。
唯子のこんな言葉…。
:08/07/14 16:51
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#172 [イクト]
俺は…やっぱり…離せない。
この人を。
そう心に決めた瞬間に。
:08/07/16 14:07
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