○アダムの唄○
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#309 [渚坂]
「最強、ですね……」
つられて央里も笑みをこぼした。『最強』その言葉が彼の中にあった不安をもみ消し、逆に彼の切れ長の目の中に確かな焔を灯した。
「さて、意のままに弾丸を操るのだから相当な集中力が必要となるだろう。今からはひたすら集中力を上げるための修行をするぞ」
「……オッス!!」
―――――――…………
―――――………
:09/05/25 20:08
:F905i
:Kt2brzEY
#310 [渚坂]
「というわけで、俺はこの数週間ずっと修行を重ねてきたってわけだよ」
自慢げに目を細ませる央里。その隣で傳は静かに話を聞いていた。
「弾丸の軌道を変える……。
なるほど、だから三人いっぺんに倒すことができたのか……」
ぶつぶつと独り言のように傳は央里の言ったことを反復した。そう、まるであり得ない現実を自分に納得させるように。
:09/05/25 20:09
:F905i
:Kt2brzEY
#311 [渚坂]
「まぁ、修行の成果は見ての通りさ。
だからネイクの誘いに乗ってやろーぜ。いつまでもここにいるわけにはいかないだろ?」
「っそうだけど、あれはあからさまに罠だよ……」
「傳はビビりすぎなんだって!!」
:09/05/25 20:09
:F905i
:Kt2brzEY
#312 [渚坂]
>>311×→「っそうだけど、あれはあからさまに罠だよ……」
○→「……っ、そうだけど、あれはあからさまに罠だって!!」
:09/05/25 20:11
:F905i
:Kt2brzEY
#313 [渚坂]
長らく放置すいません;;;
今から更新しますっ!
:09/08/20 18:35
:F905i
:ZnOLqX92
#314 [渚坂]
央里たちは村の外側の森に向かって走っていた。
途中何度も村人に引き返せと忠告を受けたものの、央里の足はスピードを緩めず前へ前へ風を切って進んだ。
浅葱の元へ一直線に。
:09/08/20 18:35
:F905i
:ZnOLqX92
#315 [渚坂]
「おい。あの目立つ水色のスーツ着てる奴誰だ?」
しばらく走ったところで央里が口を開いた。浅葱たちの元へ到着したのだ。
二人はまだ薙ぎ倒されていない木の影に身を潜ませる。
「あいつは浅葱だ……」
「浅葱?もしかして三鬼心の?」
「そうだ。No.3の浅葱だよ……」
:09/08/20 18:36
:F905i
:ZnOLqX92
#316 [渚坂]
浅葱は腕を組み、わずかに顎を傾け空を仰いでいた。
だが次の瞬間、少しだけ口元に笑いを浮かべ、空を仰いでいた目を央里たちに向けた。
「出てこい。そこに隠れていることは分かってるよ。お互い、もうかくれんぼをするような歳じゃないだろう?
」
浅葱の声が森中に響きわたる。
:09/08/20 18:37
:F905i
:ZnOLqX92
#317 [渚坂]
「なんだバレバレだったのか。おら、傳行くぞ」
央里は勢いよく木の影から姿をさらけ出し、スタスタと浅葱の元へ足を進める。
「ちょ、央里……」
後れをとらぬよう傳も姿を現した。
:09/08/20 18:37
:F905i
:ZnOLqX92
#318 [渚坂]
「初めまして、だよな?俺は浅葱。この前は紅が世話になったみたいだね」
浅葱は右手を、まるで探偵のように顎の下に持っていく。
そして、その手の上では余裕の表れからだろうか、悪戯っぽい笑いが口元を彩っている。
そして浅葱は央里たちが何も言わない内に話を進めだした。
:09/08/20 18:38
:F905i
:ZnOLqX92
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