○アダムの唄○
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#1 [紫陽花] 08/07/22 23:44
こんにちは、紫陽花です

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↑感想はこちらに(・⌒・)

※この作品は私の想像した架空の世界です。実際の歴史とは全く異なる解釈が多々ありますが、完全なフィクションとして割り切って考えていただけると嬉しいです。

#318 [渚坂]
「初めまして、だよな?俺は浅葱。この前は紅が世話になったみたいだね」

浅葱は右手を、まるで探偵のように顎の下に持っていく。

そして、その手の上では余裕の表れからだろうか、悪戯っぽい笑いが口元を彩っている。

そして浅葱は央里たちが何も言わない内に話を進めだした。

⏰:09/08/20 18:38 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#319 [渚坂]
「よし、初めましてだし宇峰央里ね実力見せてもらうよ」


そして、浅葱が顎をちょっと動かすと彼の左脇から三人の黒スーツの男が現れた。

⏰:09/08/20 18:38 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#320 [渚坂]
>>319

訂正

×「よし、初めましてだし宇峰央里ね実力見せてもらうよ」

○「よし、初めましてだし宇峰央里の実力見せてもらうよ」

⏰:09/08/20 18:40 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#321 [渚坂]
一人はナイフを右手に持っていた。小さなものだが央里の頸動脈を切り裂くには十分すぎるエモノだ。

そして一人は斧。
黒光りするソレを振り上げながら走ってくる。

一人は両手に黒い手袋をはめていた。その手袋の拳の部分に鉄のような金具が装着されており、素手で殴るより数倍の威力があるだろう。

そして三人は足音を立てずに央里へと距離をつめる。

⏰:09/08/20 18:40 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#322 [渚坂]
「央里!!!!」

逃げるぞ、と言いかけて傳は口をつぐんだ。傳の真横で央里はすでに彼らに銃口を向けていたのだ。

肉食獣が小動物を狩るときのような鋭い瞳。もう央里の心、そして身体は完全に戦闘態勢へと移行していた。

「央里……」

「ちょっと黙ってろ。すぐ終わらすから」

そして、央里は引き金を連続して三回引いた。

⏰:09/08/20 18:40 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#323 [渚坂]
銃口を自分の前に固定させ三発。銃口は決して揺らしていない。あくまで直線上に三発放った。


そのとき傳は央里が一人に向けて三発打ったのだと思っていた。

央里は銃口を動かさず、ある一点のみを狙っていたことからも傳の予想は当然のことだろう。

⏰:09/08/20 18:41 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#324 [渚坂]
……しかし、正面を見たときに目に飛び込んだ景色は傳を大いに驚かせた。

目の前には首筋を押さえてうずくまる三人の黒スーツの姿が。

央里の放った三発は一発も外れることもなく黒スーツ男の首筋にヒットしていたのだ。

⏰:09/08/20 18:41 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#325 [渚坂]
そして傳の真横では満面の笑みを浮かべる央里の姿が。


「どう?スゴいでしょ」


えへへ、と無邪気に笑う央里。

「ふーん、なるほどね。宇峰央里の実力はよく分かった。じゃあ俺はめんどくさくなる前に仕事終わらそっかな」

一部始終を見ていた浅葱は組んでいた腕をパッとほどいて胸ポケットから一枚の封筒を取り出した。

⏰:09/08/20 18:42 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#326 [渚坂]
「はい、これ。朽葉様からの招待状だよ」

浅葱はスタスタと二人に近付き、ひらひらと揺れる薄っぺらい封筒を央里へ渡す。


「じゃ、仕事も終わったし俺は帰ろっかな」

まだ木を薙ぎ倒している黒スーツの男たちに「帰るぞー」と声をかけ、数分もしない内に浅葱たちはこの森から姿を消したのだった。

⏰:09/08/20 18:43 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


#327 [渚坂]
↓渚坂の名前で感想板作りました

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4482/

これからはこちらにお願いします。意見・感想心よりお待ちしております(^ω^)

⏰:09/08/20 18:45 📱:F905i 🆔:ZnOLqX92


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