〜哀しき運命〜
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#201 [優]
首謀者…………



考えて浮かぶのは








ただ一人だった。

⏰:09/01/22 18:08 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#202 [優]
それは…











有実さん。

⏰:09/01/22 18:08 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#203 [優]
有実さんは
慎太郎の家で鉢合わせた時
睨むようにあたしの顔を
見ていた。

そして
あたしが早退したあの日、
ニヤニヤして
あたしの顔を見た。

そう言えば、あの日
慎太郎が有実さんから
耳打ちされてから
態度が変わっていたような……。
現に、あれから慎太郎は
あたしの前に顔を表さない。

⏰:09/01/22 18:12 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#204 [優]
あたしの中では
もう固まっていた。










首謀者は絶対
有実さんだ。

⏰:09/01/22 18:13 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#205 [優]
そう確信したあたしは
放課後、有実さんのクラスに
向かった。

滅多に来ない
三年生の教室に来て、
ひろちゃんもいつも
ここにいるんだなぁって
暖かい気持ちになった。

有実さんは三年二組。
ひろちゃん達と
同じクラスだった。

ひろちゃんに会えると言う
ドキドキと、
昨日電話を無視してしまった
罪悪感が入り混ざった
複雑な感情のまま
教室のドアが開いた。

⏰:09/01/23 10:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#206 [優]
幸いひろちゃんも
雄ちゃんもクラスには
いなかった。

美『あのっ…有実さん呼んでもらえますか…?』

ホッとしたあたしは
近くにいた背が高い男に
話しかけた。

男『あぁ?有実?おーい!有実!?一年が呼んでる。』

男の視線の先には
慎太郎の隣にベッタリ
寄り添っている
有実がいた。

⏰:09/01/23 10:58 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#207 [優]
あたしに気付いた
慎太郎は一度だけ
視線を合わせて
すぐに反らした。

有『あぁ?誰かと思えばみのちゃんじゃない♪どうしたの?』

美『お話があります。ちょっと顔貸してください。』

有『怖ぁ〜い!有実何されるの〜?』

有実さんは明らかに
わざとらしく大きな声で
言った。

⏰:09/01/23 11:00 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#208 [ゆい]
続き気になる
頑張ってト

⏰:09/01/23 12:03 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#209 [優]
ゆいさん

またまたコメント
ありがとうございます

⏰:09/01/23 12:13 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#210 [優]
あたしはそのまま
有実さんを体育館裏へ
呼び出した。

有『ありきたり〜。何々?あたし、ボコられるとかぁ〜?』

美『…身に覚えがあるってことですよね?なんであんなことするんですか?』

有『は?あんな事?』

有実さんは腕組をしながら
あたしを睨んだ。

美『とぼけないで!』

⏰:09/01/23 13:07 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#211 [優]
有『は?何でってあんたがムカつくからにきまってんじゃん?』

そう言って
得意げに笑った。

美『……慎太郎くんには何言ったのよ?』

有『慎太郎?あんたに関係ない。』

美『いいから言いなさいよ!!』


あたしは有実さんの髪の毛を
思いっきり引っ張った。

⏰:09/01/23 13:16 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#212 [優]
有『痛いっ!!ちょっと放して!』

美『何言ったか言うまで絶対放さないから!!!!』

あたしはさらに力を入れて
髪の毛を引っ張った。

有『……あんたに………のよ!!』

美『聞こえない!!』

有『慎太郎がこれ以上あんたに近付いたらあんたを傷付けるって言ったのよ!!』

⏰:09/01/23 13:19 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#213 [優]
え……?


あたしは驚いて
掴んでいた手を放した。

有『慎太郎だけじゃないわ。宏人もあんたの友達もちょっと脅したら簡単にあんたの元を離れたのよ?あんたは捨てられたの。いいきみ♪』

笑ってそう言う
有実さんを見て
あたしの中で何かがキレた。

⏰:09/01/23 13:22 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#214 [優]
パンッ!!





気が付いたら
これ以上ないってくらい
力を込めて有実さんを
殴っていた。

⏰:09/01/23 13:23 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#215 [優]
有『…っ……何すんのよ!!』

殴られた有実さんも
あたしを殴り返してきた。

あたしは殴っては殴られ、
殴られては殴りで
時間が経つともう
ボロボロだった。

小さくて小柄なあたしに比べ
身長も高く、たくましい
有実さんに勝てるはずなく
あたしは気が付けば
立てないくらいやられていた。

⏰:09/01/23 13:27 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#216 [優]
しばらくして、
ずっと黙っていた
有実さんが口を開いた。

有『…………慎太郎が好きだったのよ。……ホントに本気で………。』

あたしは何か言いたかったが
口の中が切れていて
痛くて何も話せなかった。

有『あんたは何も悪くないってわかってる。………でも、羨ましかった…。慎太郎に好かれているあんたが……。』

⏰:09/01/23 13:31 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#217 [優]
有実さんは
あたしに背を向けていたが
肩が小刻みに揺れていて、
泣いているのがわかった。

有『あんたが妬ましかった……。慎太郎に好かれて、成績優秀な兄と自分を守ってくれる好きな人がいて、何もかもに恵まれていたあんたが……すごく羨ましかった。』

好きすぎる故に生まれる
嫉妬という感情……。

有実さんはその感情に
飲み込まれてしまっていた。

⏰:09/01/23 13:36 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#218 [優]
“どんな手を使っても
好きな人をそばに置きたい”

きっとそれが
有実さんの考え。

正しいとは言いきれないけど、
裏を返せばそれだけ
本気で好きって言うこと…。

有『でも……もういいわ!!慎太郎には飽きたからあんたに返す!』

そう言って有実さんは
その場を跡にした。

⏰:09/01/23 13:40 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#219 [優]
帰されても……(笑)

あたりは薄暗くなり、
もうすぐ下校の時間になる。

あたしは教室に鞄を
とりに戻った。

廊下にはもうすでに
誰もいなかった。

ポケットの中の携帯を
取り出してみると
不在着信がたくさんあった。

⏰:09/01/23 14:00 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#220 [優]
相手はすべて雄ちゃん。

そう言えば雄ちゃんに
連絡入れてなかったっけ…。

……もう
帰っちゃったよね?


そう思い、教室のドアに
手をかけた時……


『おっせーよ!!』


壁に寄り掛かって
雄ちゃんが待っていた。

⏰:09/01/23 14:02 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#221 [優]
美『何っ……で……痛ッ………。』

言葉を口にした途端
口の中で傷口が擦れて
言葉に詰まった。

雄『なんでってそりゃあ………おい!!……どうしたその傷!?』

雄ちゃんがあたしの
両肩を掴んで言った。

美『痛ッ……。』

雄『誰にやられた!?言え!!美園!?』

⏰:09/01/23 14:06 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#222 [優]
雄ちゃんが心配するのも
無理はない。

あたしの口元は切れて
血が出ていて、
顔にはいくつもの
引っ掻き傷。
スカートから覗く足には
いくつもの痣が出来ていた。


雄『美園!?』

美『いいのっ!!これはあたしとその人の問題だから!!』

⏰:09/01/23 14:11 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#223 [優]
雄『なんだよそれ!!』

そう言うと雄ちゃんは
荒々しくあたしの腕を引っ張り
教室から出た。

美『ゆ、雄ちゃん?…どこ行くの!?』

雄『早く帰って手当てすんだよ!!後なんて残ったら大変だろ!?』


あたしは雄ちゃんの腕を
振り払った。

美『雄ちゃん、先に帰ってて?あたし、どうしてもやらなきゃいけないことがある…。』

⏰:09/01/23 14:54 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#224 [優]
雄『それは、どうしても今日じゃなきゃいけないのか……?』

美『うん。』

雄『そっか……。なら気をつけて行くんだぞ?』

雄ちゃんに見送られ、
あたしは走った。

そして向かったのは
サーちゃんの家…。

⏰:09/01/23 14:56 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#225 [優]
母『あらあら美園ちゃん!まぁ!どうしたの、その怪我!?』

玄関に入るなら
サーちゃんのお母さんに
捕まってしまった。

美『こんな恰好で来てごめんなさい。おばさん!サーちゃんと話しをさせて!』

おばさんは驚きながらも
部屋まで通してくれた。

⏰:09/01/23 14:59 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#226 [優]
コンコンー

美『サーちゃん?みのだよ?…入るね?』

サーちゃんの返事を
聞かないまま
ドアを開けた。

サーちゃんは薄暗い
夕方にも関わらず
電気も付けないで
ベットに潜り込んでいた。

美『サーちゃん?……有実さんに何言われた?』

有実さんの名前を出したら
布団を被るサーちゃんが
ビクッとした。

⏰:09/01/23 16:46 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#227 [優]
美『…サーちゃん?』

彩『……みの……ごめんなさい……ひっく。』

サーちゃんは
布団の中で泣き出した。

彩『あたし………あたし…………。』

美『サーちゃん、落ち着いてからでいいからゆっくり話して?』

サーちゃんは
落ち着きを取り戻し、
ゆっくり話しはじめた。

⏰:09/01/23 16:49 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#228 [優]
実はサーちゃんは有実さんと
同じ小学校だった。

小学校の頃のサーちゃんは
今では考えられないくらい
内気で引きこもりだったらしい。
容姿もポッチャリ体型で、
ぶ厚い眼鏡をかけて
化粧一つせず、
まわりには
『キモイ』
って虐められていた。

⏰:09/01/23 16:55 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#229 [優]
そんなサーちゃんは
みんなが行かない
中学に通うために
家族でこっちに
引っ越してきた。
中学を出ると同時に
イメチェンして変わった
サーちゃん。

ここにはサーちゃんや
サーちゃんを知る人が
いないから安心してたんだって。

だけど高校に進学したら
唯一サーちゃんの過去を
知る人がいた。

……それが有実さん。

⏰:09/01/23 16:57 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#230 [優]
有実さんは
あたしを恨んでいて、
あたしからサーちゃんと言う
親友を引き離そうとした。

そして使った手段が

“小学校の頃の写真を
バラまかれたくなかったら
美園に近付くな。”

…それだけならまだしも、

“美園の好きな宏人を奪え”

って言われたらしい。

⏰:09/01/23 17:01 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#231 [優]
彩『………みの…ごめんね…。あたし……みのを裏切った……。親友だったのに……本当にごめんなさい……ひっく……。』

美『サーちゃん……もういいから泣かないで?』

あたしはサーちゃんの
背中を撫でながら言った。

美『確かにサーちゃんは自分を守るためにあたしを裏切ったかもしれない。…でもそのくらいサーちゃんにとっては過去が消したい記憶だったんでしょ?だからあたしはサーちゃんを恨んだりしないよ?』

⏰:09/01/23 17:05 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#232 [優]
人は弱い生き物だから。

だけど、サーちゃんは
あたしの気持ちまでは
絶対裏切らない。

だから罪悪感で学校に
来なかったんでしょ…?

あたしに悪いと思ってるから
こんなに泣いて
くれてるんでしょ?

だからあたしは
サーちゃんを怒ったりしないよ。

⏰:09/01/23 17:08 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#233 [優]
彩『みの……宏人さんのところに行って……?』

突然サーちゃんが
ひろちゃんの話しをするから
ビックリした。

美『……ううん。行けないよ………。』

……だって、サーちゃんは
どうあれ、ひろちゃんは
サーちゃんが好きなんだよ?

彩『みの……あたし辛くてあの日、美術室で宏人さんに相談してたの……。あの時の……あのキスは……宏人さんの本心じゃない…。』

⏰:09/01/23 17:12 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#234 [優]
え……?

でも聞いたよ?

しっかりこの耳で
『彩華が好きだから』
って……。

彩『宏人さん、ごめんねってすごく切なそうな顔をしてた……。……すごく辛そうな顔してた………。きっと何かを抱えてるはずだよ!?だからみの……宏人さんのところへ行って…?』

美『……っ…サーちゃんごめん!』

あたしはサーちゃんの
話しを聞いて慌てて
部屋を飛び出した。

⏰:09/01/23 17:17 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#235 [優]
痣だらけで痛む手足も
傷だらけで道行く人からの
不思議がる視線も気にせず
あたしは走った。

息をするのも忘れるくらい
傷付いた体の事なんて
忘れるくらい必死で
ひろちゃんの家まで走った。


ピンポーンー

やっとの事で着き、
乱れた呼吸を整えながら
インターホンを押した。

⏰:09/01/23 17:21 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#236 [優]
ガチャッー

ドアの開く音とともに
顔を出したのは
ひろちゃんの兄、陽次(ヨウジ)だった。

陽『なんだ美園ちゃんかぁ〜〃おっきくなったなぁ…ってかその傷どうした!?』

美『ようちゃん!?ひろちゃんは!?』

あたしは慌てて
ようちゃんに突っ掛かった。

⏰:09/01/23 17:25 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#237 [優]
陽『…そんな事よりその傷………』

美『いいから!!ひろちゃん出してよ!!』

焦るあたしを見て
ようちゃんは困ったように
ポリポリと鼻をかきながら
言った。

陽『…ひろなら出て行ったよ?』

……えっ?

⏰:09/01/23 17:28 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#238 [優]
出て行った……?

……なんで?

美『行き先は!?出て行ったって学校は!?』

陽『学校は退学したってさ……。行き先は……悪いけど俺は知らねぇんだ…。』

ホントは知ってる
かもしれない。

ようちゃんじゃなくても
おばさんに聞けば
わかるかもしれない。

美『……そっか。』

…でも
聞けなかった。

⏰:09/01/23 17:33 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#239 [優]
陽『美園!!』

帰ろうとしたあたしを
ようちゃんが呼び止めた。

美『………』

陽『世の中にはいい男いっぱいいるんだからひろなんか忘れちまえ!?』

黙ったままのあたしに
ようちゃんはそう言って
手に持っていた飴を
あたしにくれた。

美『……うっ……………ひっく……………。』

あたしは溜まっていたものを
吐き出すように
泣きながら家に帰った。

⏰:09/01/23 17:39 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#240 [優]
なんでみんな忘れろなんて
言うのかな…?

簡単に忘れられるような
想いだったら初めから
好きになってない。

ひろちゃんよりいい男が
世の中にたくさんいても
あたしはひろちゃんがいい……。
例えひろちゃんが
どうしようもない
チャラ男だったとしても、
犯罪者だとしても
ホームレスだとしても
きっとあたしは
ひろちゃん以外好きにならない。

⏰:09/01/23 17:42 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#241 [優]
例え世界中の人が
ひろちゃんの敵に
なったとしても
あたしはずっと
ひろちゃんの味方で
いるって誓える。

ひろちゃんがいい。

ひろちゃんしかいらない。

忘れろなんて言わないで。

…ひろちゃんの存在を
あたしの中から
消そうとしないで………?

⏰:09/01/23 17:46 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#242 [我輩は匿名である]
頑張ってください
毎日何回もcheck
してます

⏰:09/01/23 17:46 📱:F903i 🆔:☆☆☆


#243 [優]
ガチャッー

母『おかえ……ちょっと美園!?どうしたのこの傷!?』

美『転んだの……。』

あたしはお母さんの顔を
見ずに言った。

母『……転んだって……顔にあるのは引っ掻き傷じゃない!!一体どうしたの!?』

あたしが返答に困っていると
リビングから
雄ちゃんがでてきた。

雄『母さん、俺が手当てするから母さんは美園のためにお風呂沸かしてよ。』

⏰:09/01/23 17:50 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#244 [優]
匿名さん

こんな下手な小説
読んでくれてありがとう
ございます

⏰:09/01/23 17:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#245 [優]
母『あ……わ、わかったわ!美園!?雄大にちゃんと消毒してもらいなさいね?』

雄『美園、部屋行くか?』

美『うん……。』

階段に上って
自分の部屋に
向かおうとした時……


グイッー


雄ちゃんに抱きしめられた。

⏰:09/01/23 17:56 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#246 [優]
雄『……泣いたのはまたアイツが原因?』

美『………雄ちゃん知ってたの?……ひろちゃんが学校辞めたって…?』

雄『うん…。知ってた。』

あたしはそれを聞いて
雄ちゃんの胸から離れた。

美『何で教えてくれなかったの!?ねぇ!?なんで!?』

あたしは雄ちゃんの胸を
ドンドン叩いた。

⏰:09/01/23 18:01 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#247 [優]
雄『だって美園泣くじゃん……。なんで!?そんなの俺が聞きてぇよ!!なんでそこまでして、そんなに泣いてまでひろじゃなきゃダメなんだよ!?なんでそんなにひろがいいんだよ!?』

美『……だって………好きなんだもん………ひっく………。』

ひろちゃんじゃなきゃ
ダメな理由なんてない。

…ただ好きだから。

泣いても苦しくても
好きだから。

それ以外の理由なんていらないでしょ…?

⏰:09/01/23 18:05 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#248 [優]
雄『なんでアイツなんだよ!?アイツは美園に何も言わずにいなくなったんだぞ!?そんなアイツのどこがいいんだよ!?』

美『………ひろちゃんはそんな奴じゃない!!きっとこれには訳があるはずだもん!!』

あたしがそういうと
雄ちゃんは悲しそうな顔をした。

雄『…んでひろなんだよ………。』

美『えっ?』

雄『なんで美園はいつもひろなんだよ!?』

⏰:09/01/23 18:14 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#249 [優]
ドンッ!

そう言って怒鳴る
雄ちゃんに壁に
押し付けられた。

美『雄ちゃん……痛ッ……。』

今日の喧嘩で出来た痣が
壁にぶつかり鈍い痛みがした。

両手首は雄ちゃんに捕まれ
身動きが出来ない。

それ以前に雄ちゃんに睨まれ
動くことができなかった。

⏰:09/01/23 18:18 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#250 [優]
母『美園〜!?お風呂の準備できたわよ〜!?』

下からお母さんの
あたしを呼ぶ声が聞こえて
雄ちゃんは
あたしから離れた。

雄『………美園……俺は…………お前の事……。』

美『…お、……お風呂に入ってくるねっ!!』

あたしは雄ちゃんの
言葉を遮って
一階へ降りた。

⏰:09/01/23 18:22 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#251 [優]
美『…痛ッ……。』

シャワーのお湯が
傷口に滲みてヒリヒリした。

お風呂に浸かって
いろいろ考えていると…

ガチャッー

美『お母さん!?』

裸のお母さんが入ってきた。

母『たまには一緒に入ろうと思って♪』

…って小学生じゃ
ないんだから(笑)

⏰:09/01/23 22:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#252 [優]
母『ねぇ、美園?』

お母さんの背中を流していると
お母さんはいきなり
あたしに声をかけた。

美『…なに?』

あたしはこの体の傷について
聞かれると思ってビクついた。

母『お母さんはね、恋愛って無理して諦めなきゃいけないようなものじゃないと思うの……〃』

美『へっ…?』

⏰:09/01/23 22:57 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#253 [優]
母『ごめんね、二人の会話聞こえちゃったの…。お母さんはね、無理に諦めなきゃいけない恋愛はないと思う。諦めるのも好きでいるのも辛いなら好きでいたほうがいいじゃない〃!?』

美『……うん、そうだね。』

あたしは目頭が
熱くなるのを感じた。

母『……美園?自分の気持ちに正直にね!?お母さんは美園の素直なところが大好きなんだから〃』


お母さんはなによりも
言ってほしい事を言ってくれた。

⏰:09/01/23 23:06 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#254 [優]
母『コラコラ、泣かないのッ!…ひろちゃんの事が好きなのよね…!?』

美『うん〃』

母『諦めたりしないのよね!?』

美『うん!!』

母『よし!!さすがあたしの娘!!』
お母さんは
そう言って立ち上がり
お風呂場を出た。

母『美園も早く上がりなさい。』

⏰:09/01/23 23:10 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#255 [優]
美『あ、うん。』

お母さんの言動を
不思議に思いながらも
お風呂からでた。

お母さんはすでに
着替えを済ませ
脱衣所を跡にしていた。

タオルで髪をふきながら
リビングに向かうと…

母『美園、お母さんから美園へプレゼント♪』

そう言って封筒を渡された。

⏰:09/01/23 23:14 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#256 [優]
開けるとそこには万札が
何枚かと、一枚のメモが入っていた。

美『……なにこれ?』

母『見ればわかるでしょ!?もー!!鈍い子ねぇ〜!!』

メモを見るとすぐにわかった。

美『お母さん!!!!これ…。』

母『そっ♪お母さんは美園の恋を応援するするから〃』

そう、封筒に入っていた
メモにはひろちゃんの
新住所が書かれていた。

⏰:09/01/23 23:19 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#257 [優]
母『行ってきなさい〃行ってちゃんと気持ちを伝えなきゃいつまで経っても前に進めないわよ?』


お母さんはそう言って
ニッコリと笑った。

だれよりもあたしの気持ちを
理解してくれるお母さん…。

本当にありがとう。

⏰:09/01/24 17:04 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#258 [優]
翌日、あたしは
お母さんにもらったメモを
片手に電車に乗った。

幸い今日は土曜日で
学校は休みだった。

電車の中で、
ひろちゃんに会ったら
まず、何を言おうか……
その前にあたしと
普通に話してくれるのかとか
一人でモンモンと
考えていた。

⏰:09/01/25 16:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#259 [優]
1時間程して
ひろちゃんの住んでいる
らしき街に着いた。

ここにひろちゃんが
いるのかと思うと
興奮してドキドキした。

とりあえず地図を開き、
ひろちゃんの住んでる
ところを探そうとした。

⏰:09/01/25 16:55 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#260 [優]
バスに乗りたくとも
どのバスに乗れば
いいのかが分からず、
ひたすら歩くこと3時間……

美『あー!!もう限界………!!』


お腹も減ったし、
足もクタクタで
もう歩けないよ………。

半ベソをかきながら
途方にくれていると
路肩で仕事をしている
工事現場のおじさん達が
目に入った。

⏰:09/01/25 16:58 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#261 [優]
その中にどう見ても
おじさんには見えない
若い人もいた。










美『ひろちゃん!!』

⏰:09/01/25 17:00 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#262 [優]
いきなり声を発したため
おじさん達はビックリして
こっちを見た。

若い人は後ろ姿しか
見えなかったけど、
あれはきっとひろちゃん…。

見間違うはずがない。

だって3年もひろちゃんの
後ろ姿を追ってきたんだよ…?

3年も背中だけを
見てきたんだよ…?

⏰:09/01/25 17:03 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#263 [優]
宏『みー……』










振り向いた男の人は、
やっぱりひろちゃんだった。

⏰:09/01/25 17:05 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#264 [優]
ひろちゃんは
ビックリした様子もなく、
怒ってる訳でもなく、
ただ切なそうな顔で
少しだけ微笑んだ。

美『…………』

あたしは大好きな
大好きなひろちゃんを
前にして何も言えなかった。

あんなに会いたかったのに。

電車の中であんなに
台詞を考えていたのに
いざひろちゃんに会ったら
胸がくるしくて
声が出せなかった。

⏰:09/01/25 17:09 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#265 [優]
『会いたかった』

『好きだよ』

『なんで黙っていなくなるの?』



…言いたい事は
山ほどある。

だけど頭からの
指令が体に伝わらない。

体が石みたいに動かなくて
ただただ涙だけが
頬を伝った。

⏰:09/01/25 17:11 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#266 [優]
宏『みー…元気だった?』

沈黙を破ったのは
ひろちゃん。

声を聞くのは
三日ぶりくらいで
そんなに時間が
経ってないのに
あたしにはもう何年も
聞いてなかったような
感じに聞こえた。

美『……うん。』

宏『ちゃんと朝飯食ってる?』

⏰:09/01/25 17:14 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#267 [優]
美『…うん。』

嘘だよ…?

ホントは食べてない。

ひろちゃんが
姿を表さなくなってから
朝ご飯は食べてない。

慎太郎がくれたパンも
食べれなかった。

ひろちゃんがいないだけで
あたし…こんなに弱く
なっちゃうんだよ……?

⏰:09/01/25 17:16 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#268 [優]
宏『みー、痩せたな…?』

美『…うん。』

ひろちゃんもね…。

どうしてそんなに
疲れた顔してるの?

なんでそんなに
苦しそうな顔してるの……?

宏『………みー?少し話せる?親方にちょっと時間もらってくるからそこの公園で待ってて?』

⏰:09/01/25 17:20 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#269 [優]
走って親方らしき
人のところに
向かったひろちゃん。

あたしはその後ろ姿を
見てから公園に向かった。

待ってる間
ブランコに乗った。

キーキーと
油が足りない音がした。

しばらくすると
ひろちゃんが
ジュースを持って走ってきた。

⏰:09/01/25 17:24 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#270 [ゆい]
更新しないの??

⏰:09/01/25 17:42 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#271 [優]
ゆいさん

すいません
一応主婦なので
夕ご飯の準備をしてました

⏰:09/01/25 17:54 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#272 [優]
宏『……烏龍茶でよかった?』

ひろちゃんがジュースを
差し出しながら言った。

美『うん……。』

差し出された
烏龍茶を受け取り、
黙って飲み始めた。

気まずい沈黙が流れて
耐え切れなくなったあたしは
話しはじめた。

⏰:09/01/25 17:57 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#273 [優]
『…っ……なんでっ……なんで学校やめたの?』

あたしの突然の問い掛けに
ひろちゃんは俯いて
視線を反らした。

美『…なんで…あたしに話してくれなかったの?』

⏰:09/01/26 01:29 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#274 [優]
責めるような事
ホントは言いたくない。

でも、それしか
聞けなかった。

なんでひろちゃんは
あたしの前から
姿を消したのか……

気になって仕方なかった。

⏰:09/01/26 10:19 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#275 [優]
『……あたしの事……嫌になっちゃった……?』









こんな事言いたくなかった。
でも、黙っている
ひろちゃんに不安になって
つい口にしてしまった。

⏰:09/01/26 10:23 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#276 [優]
宏『………ごめん。』


ひろちゃんは
泣いているあたしに
それだけ言って
手を握った。

それは何のごめん?

嫌いになったって
いうごめん?

だったらなぜ手を握るの…?

⏰:09/01/26 10:25 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#277 [優]
美『…ひろちゃん?』

黙ってるひろちゃんに
どんどん不安が募る。










宏『………ごめん。もう…………会いに来ないで……。』

⏰:09/01/26 10:27 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#278 [優]
今、何って………?

ひろちゃんはそれだけ言って
握っていた手を放した。

美『……ひろちゃん…?今……何って………?』

宏『……だから美園の顔見たくないんだよ!!』


普段温厚なひろちゃんが
あたしに向かって
初めて怒鳴った。

⏰:09/01/26 10:31 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#279 [優]
パシッ!!






『ひろちゃんなんか嫌いッ!!』






あたしは泣きながら
ひろちゃんの頬を叩き
公園を出た。

⏰:09/01/26 12:29 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#280 [優]
なんでこう
なっちゃうのかな?

ただ会いたいだけなのに
ただ好きなだけなのに
開いた溝はどんどん
広がるばかりで
一向にふさがらない。

それどころか
どんどん溝は深まり、
修復できなくなった。

⏰:09/01/26 12:33 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#281 [優]
あたし、
自惚れてたのかな?

ひろちゃんは
有実さんに脅されて
あたしから
離れただけだって…

そう思ってたのは
ただの自惚れ
だったのかな…?

⏰:09/01/26 12:36 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#282 [優]
あたし達は





結局





離れる運命なのかな…?

⏰:09/01/26 12:38 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#283 [優]
それから電車で
1時間かけてきた道を
また戻った。

本当にバカみたい。

せっかくの休みに
お母さんにお金までもらって
会いにきたのに、
あんな風に
突き放されるなんて
バカみたい…。

⏰:09/01/26 12:43 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#284 [我輩は匿名である]
見てますI

⏰:09/01/26 12:46 📱:W54SA 🆔:☆☆☆


#285 [優]
匿名さん

読んでくれて
ありがとうございます

⏰:09/01/26 13:17 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#286 [優]
電車から下りて
駅のホームを歩いていると
改札口に若い男の人が
立っていた。

美『慎太郎くん……?』

立っていたのは
慎太郎だった。

美『どうしたの?』

⏰:09/01/26 13:49 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#287 [優]
慎『みのちゃんごめん!!』

慎太郎は深々と
頭を下げた。

美『し、慎太郎くんッ〃顔上げてよ…〃』

慎太郎はあたしの顔を
申し訳なさそうな顔で
覗き込んだ。

慎『俺…有実から守ってあげれなくて、おまけにみのちゃんから離れてくなんてサイテーだよな…。』

⏰:09/01/27 00:33 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#288 [優]
美『慎太郎くん、謝らないで?あたし、全部聞いたの。慎太郎くんはあたしを守るためにあたしから離れたんでしょ?それはサイテーなんかじゃないよ?…でもどうしてここに?』

あたしはひろちゃんを
訪ねる事は誰にも
話していなかった。

慎『みのちゃんの家に行ってオバサンに聞いたんだ。…どうだった?会えたのか…?』

お母さんはひろちゃんに
会いに行った事まで
慎太郎に言っていた。

⏰:09/01/27 00:39 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#289 [優]
美『会えたよ。』

あたしは慎太郎の目を
見ずに言った。

だってバカみたいじゃない。
会いたくて、すごく会いたくて
時間もお金も使って
会いに行ったのに、
気持ちを伝えるどころか
『顔見たくない』
なんて言われるんだもん。

あまりにも惨めで
格好悪くて泣けてくる…。

⏰:09/01/27 16:11 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#290 [優]
慎『………じゃあなんでそんな悲しそうな顔してるの…?』

慎太郎の優しくかけてくれた
その言葉を聞いて
我慢していた涙が
一気に溢れてきた。

美『……ごめん……あたしッ…。』


涙は押さえようとしても
止まらず溢れ出して、
そんなあたしを
慎太郎は抱きしめた。

⏰:09/01/27 16:15 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#291 [優]
慎『もう何も言わなくていいから…〃もう無理しなくていいんだ。みのちゃんは強いよ。なんでも一人で抱えて…〃でももう強がってるとこ見たくねぇよ…。』


強い……?

あたしは強くなんてない。

ひろちゃんが好きで好きで
しかたないのに、
傷付けられては泣いて
ひろちゃんじゃない人に
甘えてる。

そんなあたしが強いわけがない。

⏰:09/01/27 16:20 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#292 [優]
ひろちゃんが好きなのに、
ひろちゃんだけが
大好きなのに、
あたしが辛い時
そばにいてくれるのは……




もう……




ひろちゃんじゃない………。

⏰:09/01/27 16:22 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#293 [優]
あたしは
溜め込んでいたものを
全部吐き出すように
わんわん泣き出した。



会いに行かなければ
良かった?

そしたらこんなに
傷付かなくてすんだのかな?


いっそのこと
出会わなければ良かった………。

⏰:09/01/27 16:25 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#294 [優]


優です

感想板作りました

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4202/

⏰:09/01/27 23:06 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#295 [優]
傷付いても
出会って良かった
ってよく聞くけど
あたしはそこまで
大人な考えはできなかった。

出来ることならひろちゃんを
嫌いになりたい。

楽しかった日々も
優しかった笑顔も
思い出したくもないくらい
大嫌いになりたいよ…。

⏰:09/01/28 16:15 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#296 [優]
だけどそれはやっぱり
無理な事で、大好きな人を
嫌いになんかなれない。

慎『みのちゃん……?俺ね、忘れてなんて言わないよ……?』

呼吸を忘れるくらい
泣いているあたしを
きつくきつく抱きしめて
慎太郎は言った。

慎『忘れろなんてもう言わない…。ひろを好きなままのみのちゃんでいいから……好きになってくれなくてもいいからそばにいさせて…?』

⏰:09/01/28 16:20 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#297 [優]
慎『ひろを越えようなんて思わない…。ってか越えれるなんておもってねぇしさ…〃ただ、みのちゃんが辛い思いしてるのを黙ってみてらんねぇんだ…。』

有実さんから
守るためにあたしのそばを
離れた慎太郎…。

でも、今度はあたしを
守るためにそばにいると
言ってくれた。

……だけど

だけどあたしは………。

⏰:09/01/28 16:24 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#298 [優]
美『……あたしッ……そんな慎太郎くんの気持ち……利用なんてできないよ……。』

ひろちゃんを好きなままの
あたしのそばにいる
ってことは
見返りを求めないって事。

それに何の
メリットがあるの?

慎『俺がいいんだからいいんだって〃』

でも、あたしは慎太郎の
優しい気持ちを
利用するだけだよ?

⏰:09/01/28 16:28 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#299 [優]
美『…でもッ…〃』

でもずっとそばにいたら
好きにならなきゃいけない
っていう気持ちに
なるかもしれない。

慎『……いいから!!利用とかそんなんじゃねぇの!!……っ…何でわかんねぇかなぁ…………?』

そう言って自分の
髪をクシャクシャと
撫でながら言った。

⏰:09/01/28 16:32 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#300 [優]
慎『………好きだから俺がそばにいてーのッ!!だからみのちゃんは利用とかそんなの気にしなくていーんだって!!……ったくこんな事言わせんなよな〃』









慎太郎は真っ赤な顔で
照れながら言った。

⏰:09/01/28 16:34 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#301 [優]
その言葉を聞いて
また涙が流れた。

嬉しさと哀しさが
混ざった複雑な涙だった。


慎太郎のその言葉が
今の傷付いたあたしには
すごく嬉しい言葉だった。


…だけど、それを
言ってくれるのはなんで
ひろちゃんじゃなくて
慎太郎なんだろうって………
そんな事も思った。

⏰:09/01/28 16:40 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


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