囚われの姫君
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#101 [新]
蓮は部屋のベッドにあたしを寝かせると布団をかけた。


「え…?何で蓮の部屋…?」


「お前の部屋ピンクだらけで目がチカチカすんだよ。」


「そ、そっか…。」

妙に納得してしまった。

⏰:08/10/13 03:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#102 [新]
「着替え、これでいいだろ?着替えてしばらく寝てろ。」

蓮は箪笥からTシャツを引っ張り出し、あたしに渡すと部屋を出ていった。


あたしは制服を脱ぎ蓮のTシャツに袖を通す。

⏰:08/10/13 03:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#103 [新]
「ぶかぶか……」

あたしが着るとワンピースみたい。


横になりぼーっと天井を見つめているとそのまま寝てしまった。


少しして目が覚めると日が暮れていた。

⏰:08/10/13 03:19 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#104 [新]
「目、覚めたか」


蓮…部屋に戻ってきてたんだ…

「うん……」


「これ食って薬飲め。」


そう言ってお粥と薬を出された。

⏰:08/10/13 03:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#105 [新]
「お粥…作ってくれたの?」


「あぁ、お粥なら食えるだろ」


「ありがとう…。」



「熱いから気をつけろよ。」

⏰:08/10/13 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#106 [新]
あたしは蓮の忠告を聞かずにレンゲにすくったお粥をそのまま口に運んだ。

「あっ…つ…!」



「おまっ…だから気をつけろって言ったろ…」

⏰:08/10/13 03:26 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#107 [ゆう]
続きお願いします~

⏰:08/10/13 22:41 📱:W43H 🆔:8A7.fDec


#108 [ぽっぽ]
キュンキュンくるよぅ

⏰:08/10/14 00:13 📱:SH904i 🆔:ZyIu46J.


#109 [我輩は匿名である]
ゆい可愛いー

⏰:08/10/14 00:32 📱:SO706i 🆔:ChHaFuPg


#110 [新]
>>107-109

ありがとうございます!!
少しだけ更新φ

⏰:08/10/14 02:45 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#111 [新]
「う〜…」

あたしは慌てて水を口に含む。


「かしてみろ。」

蓮は、ふぅっと息を吹きかけてお粥を冷ますとあたしの口まで運んだ。


「口開けろ。」

⏰:08/10/14 02:49 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#112 [新]
あたしは素直に口を開けた。

蓮に食べさせてもらってるなんて恥ずかしいよ…

「あ…そういえばさ…お医者さんごっこもしてたよねっ」


「あー…そうだっけ?」

⏰:08/10/14 02:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#113 [新]
「もー蓮てば何にも覚えてないんだから〜‥」


冗談でふてくされていると目の前に影ができた。



「‥…蓮…?」

⏰:08/10/14 02:56 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#114 [新]
あたしはただ促されるままにベッドに横になった。


いや、押し倒されたと言った方が妥当だろうか。


蓮はあたしの長い髪に指を絡める。

⏰:08/10/14 02:59 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#115 [新]
「お前のせいだぞ…」


「??…蓮…?」


蓮の指は髪をすべり頬を包み込む。


「まじめに看病してやろうと思ってたのに……
こんなに体火照らせて、潤んだ目で見つめられちゃあな…」

⏰:08/10/14 03:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#116 [新]
「え??どういう意味………」



蓮はあたしの唇をそっとなぞった。




「シてみるか?“お医者さんごっこ”。」

⏰:08/10/14 03:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#117 [みな]
やばい
早く読みたい

⏰:08/10/14 08:20 📱:SH906i 🆔:VVz3hJng


#118 [ぽっぽ]
お医者さんゴッコ…

『シてぇ-

⏰:08/10/14 12:26 📱:SH904i 🆔:ZyIu46J.


#119 [我輩は匿名である]
ゆいーっ

⏰:08/10/14 17:23 📱:SO706i 🆔:ChHaFuPg


#120 []
続きよみたそん

⏰:08/10/14 17:24 📱:N903i 🆔:6QuUopQA


#121 [新]
>>117-120

ありがとうございます!!
コメント嬉しです♪

感想版です♪↓

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3981/

⏰:08/10/15 02:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#122 [新]
「…っ…からかわないでよっ。」


「からかってなんかねぇよ。」


どうしよう…蓮の瞳から視線がそらせない…



「まぁ実際、人にうつしたら治るからな。」


そう言って蓮は唇を重ねた。

⏰:08/10/15 02:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#123 [新]
「!?…んっ…」


触れる柔らかい感触に戸惑いを隠せない。


「だ…め…っ風邪…うつっちゃう…」


必死に抵抗するも、熱で力が入らない。

⏰:08/10/15 02:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#124 [新]
「人の心配してないで自分の心配しろよ。お前今襲われてんだぞ?」


口角をあげ意地悪く笑う蓮は息付く間も与えてくれない。


「…んぅ…は…っ」


蓮の熱い舌が入ってくる。

⏰:08/10/15 02:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#125 [新]
「結衣…舌出して」


「…ァ…蓮っ…も…ダメっ…」


どうしたらいいのかわかんない…


頭がボーッとして何も考えられない……

⏰:08/10/15 02:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#126 [新]
体がすごく熱くて…………




これは、熱のせい?




それとも───────

⏰:08/10/15 02:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#127 [新]
━蓮side━

結衣が風邪を引いた。


いつもと様子が変だと思ったら案の定熱がある。

どこが「平気」なんだよ。

強がりは昔から変わってねぇな…。

⏰:08/10/15 02:59 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#128 [新]
お粥を作って部屋に戻ると結衣は眠っていた。


無防備な上に無意識だから厄介なんだよな。


他の男に目をつけられてなかったらいいけど。


なんて自分の独占欲の強さに嫌気がさす。

⏰:08/10/15 03:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#129 [新]
「ん……」


結衣が起きた。


なぜか俺がお粥を食べさせるはめになったけど、


恥ずかしそうに食べる結衣の姿が見れたしよしとしよう。

⏰:08/10/15 03:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#130 [新]
「あ…そういえば…お医者さんごっこもしてたよねっ」


お医者さんごっこねぇ……


なんかその響き、今聞くとエロい。


少し意地悪してやろうかな。

⏰:08/10/15 03:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#131 [新]
「シてみるか?“お医者さんごっこ”。」


結衣の顔はみるみる赤くなる。


ほんの冗談のつもりだったのに。


やべーな。マジになりそ。

⏰:08/10/15 03:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#132 [新]
「…っ…からかわないでよっ。」


「からかってなんかねぇよ。」


もー無理。抑えらんねー。


「まぁ実際、人にうつしたら治るからな。」


なんて言い訳をこじつけて俺はキスをした。

⏰:08/10/15 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#133 [新]
結衣は驚いて抵抗したが、そんな力じゃどうもならない。

キスの間からもれる声とか

吐く息とか

反則だろ。


ますます止まんねー。

⏰:08/10/15 03:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#134 [新]
舌をいれてやると、慣れていないのか泣きそうな目で見てくる。



ちょっとやりすぎたか?



唇を離すと結衣は息を整えた。

⏰:08/10/15 03:35 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#135 [新]
泣きそうな顔を見るとつい抱き締めてやりたくなるが、


俺自身理性が保(も)ちそうにないので我慢した。



頑張れ、俺。

⏰:08/10/15 03:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#136 [我輩は匿名である]
あげますc
超おもしろいんで頑張って下さいx

⏰:08/10/16 19:52 📱:W51T 🆔:EwCjFhpc


#137 [新]
>>136

ありがとうございますっ♪

⏰:08/10/17 03:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#138 [新]
━結衣side━


───キス・・・しちゃったんだなぁ……。


洗面所の鏡の前でぼーっと自分の唇を見つめていた。


「体調はどうだ?」


蓮がコツンとあたしの頭をこづく。

⏰:08/10/17 03:05 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#139 [新]
「えっ、あっ、もう大丈夫っ!」


いつからそこにいたのよーっ!



驚いたあたしはかなり挙動不審だった。

⏰:08/10/17 03:07 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#140 [新]
「そうか。ならよかった。」


ホッとしたような笑顔を見せる蓮。


いつもはつんつんしてるくせに



そんな笑顔見せられたら…

⏰:08/10/17 03:11 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#141 [新]
ほら ね、また



胸が焦げるように熱い…。


「…ていうか!何で蓮は風邪うつってないの?」


「ん?あぁ、俺はお前と違って貧弱じゃないからな。」

⏰:08/10/17 03:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#142 [新]
“意地悪蓮”に戻ってるー!


「あっそ!昨日は看病してくれてありがとうございましたー!じゃあねっ」



あたしは嫌味満開で言うと早々と家を出た。

⏰:08/10/17 03:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#143 [新]
「────恋ね。」


「わぁっ!!もー、千恵!急に現れないでよっ」


びっくりした…。


「五十嵐蓮のこと考えてたでしょ。」

つん、とおでこをつつかれた。

⏰:08/10/17 03:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#144 [新]
「べっ!別に!考えてないよっ」


「結衣はわかりやすいなぁー。さっきから机に頬杖ついてピンクのため息ばっかり」



千恵…そういえば趣味は人間観察とか言ってたなぁ…

⏰:08/10/17 03:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#145 [新]
「─で?好きになっちゃったんだ?もしくはやっと自分の気持ちに気づいた…とか?」



“好き”




千恵のその言葉にあたしの中でくすぶっていたなにかが弾けた。

⏰:08/10/17 03:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#146 [新]
「……好き?……あたしが……蓮を…?」



どきどき鳴り止まない心臓も



胸が焦がれるような想いも……

⏰:08/10/17 03:30 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#147 [新]
言葉にしてやっとわかった




あたしの蓮に対する感情が何なのか………




あたしは…蓮が…好き────

⏰:08/10/17 03:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#148 [新]
自覚すると同時に恥ずかしくなってきた。



ただでさえひとつ屋根の下で生活してるのに…



これからどんな顔して会えばいいのかわかんないよーっ!!

⏰:08/10/18 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#149 [新]
「あ、噂をすれば…」

千恵が廊下の方に視線をやる。


ドアの方を見ると蓮が来い来いと手招きをしている。


タイミングが良いのか悪いのか…

⏰:08/10/18 22:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#150 [新]
「どうしたの?」


「病み上がりだから無理してねぇかなと思って。」


もしかしてそれだけのために…?


「もう平気だよっ…」


嬉しい……。

⏰:08/10/18 22:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#151 [新]
「本当かよ?顔赤いぞ」


蓮はあたしの前髪をあげるとおでことおでこをくっつけた。


「大丈夫だってばっっ……!!」


あたしは恥ずかしさのあまり蓮を押し退けてしまった。

⏰:08/10/18 22:26 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#152 [新]
周りまでシーンとなる。

「あ…ごめんっ……」


「…心配して損した。」



蓮はそう言うと背中を向けて歩いていった。

⏰:08/10/18 22:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#153 [新]
こんなつもりじゃなかったのに………



みんなの前であんなことされたら…




恥ずかしいよ……。

⏰:08/10/18 22:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#154 [新]
━蓮side━

何なんだ…結衣のやつ…

心配してやったのにあんな態度………


「はぁっ……」


まぁ人前であんなことしたのは悪かった…かな。

⏰:08/10/18 23:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#155 [新]
俺はガシガシと頭を掻くと机に突っ伏した。

「どしたよ?」

俺に話しかけてきたこいつ、木原 悠(きはら ゆう)

何かと俺にちょっかい出してくる奴。

何だかんだこいつには気を許してる。

⏰:08/10/19 01:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#156 [新]
「何でもねぇよ。」


「相変わらず冷たいなぁ!てかさ、蓮て水沢と仲いいの?」


ぴくんと俺の耳が反応した。



「……結衣がなんだよ?」

⏰:08/10/19 01:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#157 [新]
「一緒に帰ったりしてるから付き合ってんのかなーって。」


「付き合ってねぇよ。ただの幼なじみだからな。」

悠の言いたいことは何となくわかった。


「まじで?紹介してくれっ!」

………やっぱな。

⏰:08/10/19 01:19 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#158 [新]
「無理。」


「即答かよ!せめて考えるフリぐらいしろよ!」

べしべしと背中を叩かれ飲んでいたお茶を吹きそうになった。

「お前なぁっ……第一お前に扱えるような女じゃねぇよ。」

⏰:08/10/19 02:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#159 [新]
「どういう意味だよ?」

悠は首を傾げた?

「あいつ純粋そうに見えて家では我が儘(まま)放題でまるで女王様気取りだぞ。癒し系の天然が好きなお前には無理。」


「え?“家では”って…?」


…しまった。

⏰:08/10/19 02:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#160 [新]
悠の好みとは正反対のことを言って興味を反らさせようとしたが墓穴だった。


「もしかして一緒に住んでんの?」


「…お前それ誰にも言うなよ。」


変な噂流れたらたまったもんじゃねぇ。

⏰:08/10/19 02:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#161 [新]
「マジかよー!今度家行ってい?」


「あーもう勝手にしろ。そんかわり結衣には手ェ出すなよ?」

何でこいつはこんなに乗り気なんだ…


「はいはいお二人の邪魔はしませんよーっ」


「あのなぁっ…!」

⏰:08/10/19 03:04 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#162 [新]
そんなやりとりをしているとチャイムがなった。

結衣にも言っとかないとな…



ついでにさっきのこと…謝っとくか……。

⏰:08/10/19 03:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#163 [新]
───



「委員会?」




「そ、あの子図書委員だからたぶん図書室にいると思うよ。」

⏰:08/10/19 03:07 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#164 [新]
放課後結衣の教室へ行っても姿が見当たらないから結衣の友達の石川千恵に聞いてみた。


てかあいつ図書委員だったのか。



俺は図書室に行った。

⏰:08/10/19 03:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#165 [匿名]
あげ

⏰:08/10/20 15:39 📱:SH905i 🆔:hxiH5svI


#166 []
あげ

⏰:08/10/20 22:11 📱:F705i 🆔:H/2jaUMs


#167 [新]
>>165-166

ありがとうございます-*

⏰:08/10/21 03:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#168 [新]
…なんだ、まだ終わってないのか。


俺は外で待つことにした。


結衣は俺の存在に気づいたらしく俺と目が合うと頬を赤らめ視線を反らす。

⏰:08/10/21 03:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#169 [新]
何だ?やっぱりまだ熱あるんじゃないのか?



結衣が駆け寄ってきた。



「今日少し遅くなるから…先帰ってて?」

⏰:08/10/21 03:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#170 [新]
「つっても委員会だけだろ?」


「今日は…ちょっと用事があって」


「わかった。晩飯までには帰って来いよ。」


「うんっ…」

⏰:08/10/21 03:27 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#171 [新]
戻っていく結衣の背中をみていると何やら視線を感じた。


視線を感じた方を見やると一人の男が俺を見ていた。



あいつ─………

⏰:08/10/21 03:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#172 [新]
………


……誰だ?


確か隣のクラスの…


名前何だっけな……


えーと…

⏰:08/10/21 03:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#173 [新]
ま、いいや。



家帰って晩飯の用意だ。



…つうか最近俺ばっかり飯作ってないか?

⏰:08/10/21 03:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#174 [新]
これじゃどっちが使用人かわからないな。





なんて考えながら俺は学校を後にした。

⏰:08/10/22 02:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#175 [新]
━結衣side━



委員会が終わりみんなが帰っていく。



図書室には同じ図書委員の神谷くんとあたしの二人だけになった。

⏰:08/10/22 02:51 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#176 [新]
神谷くんに、委員会のあと話があるからと言われ、蓮には先に帰ってもらった。


「神谷くん、話って何…?」



「あー…。実は俺…水沢さんのことが好きなんだ…。」

⏰:08/10/22 02:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#177 [新]
「えっ…」


突然の告白。


「よかったら付き合ってもらえないかな?」


「あ…えっと…」


気持ちは嬉しいけど……

⏰:08/10/22 02:56 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#178 [新]
「あたし…好きな人がいるの…ごめんなさいっ」


「…そっか。わかった。いきなりこんな話…ごめんな。」


「ううん…じゃあ…あたし帰るねっ」

⏰:08/10/22 03:00 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#179 [新]
二人きりの静かな空気に耐えられなくてあたしは図書室を出た。



びっくりしたー…



まさか告白されるなんて……

⏰:08/10/22 03:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#180 [新]
好きな人…かぁ……。


「ただいまー…」


あたしの好きな人は──………


「おう、飯できてんぞ。」


蓮……あなたなんだよ……

⏰:08/10/22 03:05 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#181 [新]
「用事はもう済んだのか?」


「う…うん。」


告白されたこと言ったら

どんな反応するのかなぁ…

なんて、少し気になった。

⏰:08/10/22 03:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#182 [新]
「あのね…あたし、神谷くんに告白されちゃって…もうびっくりしちゃった!」


「…で?」


返ってきたのは冷たい返事。


「で…っていうか…それだけなんだけど…」

⏰:08/10/22 03:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#183 [新]
「どうでもいいから早く着替えて来いよ。」


ドウデモイイ・・・


「何とも…思わないの?」


「は?俺には関係ないだろ。」

⏰:08/10/22 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#184 [新]
『どうでもいい』
『関係ない』



チクチクと胸に突き刺さる。



もしかしたら…
ほんの少しでも妬いてくれるんじゃないかって………

⏰:08/10/22 03:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#185 [新]
そんなこと期待して……

バカみたい……。


「もう…いい…」


「おい、飯は?」


「いらないっ!」

⏰:08/10/22 15:37 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#186 [新]
あたしは自分の部屋に行くと勢い任せにドアを閉めた。


何を期待してたんだろ。

蓮にとってあたしは幼なじみでしかないのに…


そんなことずっと前からわかってたはずなのに…

⏰:08/10/22 15:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#187 [新]
「結衣?開けるぞ」

ノックの音が聞こえて蓮が部屋に入ってきた。


「何怒ってんだよ?」


「……」


「はぁ………」

⏰:08/10/22 15:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#188 [新]
蓮に背中を向けたまま何も答えないでいると大きなため息が聞こえた。


「お前さ、俺になんて言ってほしいわけ?」


蓮が困ってる……



あたしが困らせてるんだ……

⏰:08/10/22 15:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#189 [新]
「別に…何でもないから、放っといて…」


「こっち向いて話……せ…」


蓮はあたしの腕をグイッと腕を引っ張る。


蓮はあたしの涙を見て驚いていた。

⏰:08/10/22 16:49 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#190 [新]
「何で泣いて…」

「キスしたくせに!」


あたしは泣きながら言った。


「キスしたり…冷たくしたり…っ」


わかんないよ──……

⏰:08/10/22 16:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#191 [新]
「あー…あれは…看病の為にしただけで他に意味なんかねぇよ。」


他に意味なんかない…


「っ…最低…初めてだったのに!」


あたしは蓮の胸板をたたいた。

⏰:08/10/22 17:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#192 [新]
「おいっ……」


「蓮のバカ!最低!嫌い…っ大嫌いっ!!」


「結衣っ!落ち着けって…!」



「いやっ!嫌い!蓮なんか大っきら………!」

⏰:08/10/22 17:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#193 [新]
チッと小さく舌打ちが聞こえてあたしの唇はキスによって塞がれた。


「!!んっ…や…!」


「いいからちょっと黙ってろ。」


あたしを抱き締める腕に力が入る。

⏰:08/10/22 17:15 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#194 [新]
「…ふ…ぅっ…」


どうして……


キスなんかするの…?


意味なんてないんでしょ…?


そこに特別な意味なんて……

⏰:08/10/22 17:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#195 [新]
「…っ…れ…ん……」


蓮はズルい……


キスだけでこんなに


あたしの体を熱くする……

⏰:08/10/22 17:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#196 [新]
「ムカつく…俺がどれだけ…っ」


蓮はあたしの首筋に顔をうずめた。




「…蓮?」

⏰:08/10/22 17:35 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#197 [新]
「今だってお前が騒ぐから…だからキスして黙らせただけだ…っ」



「っあ……蓮っ……」




蓮の舌が首筋を這う。

⏰:08/10/22 17:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#198 [新]
「蓮のバカ……やっぱり…最低…っ」


だけど……蓮の体が……舌が……


すごく熱くて……


一瞬でもあたしを求めてくれたんじゃないかって……

⏰:08/10/22 17:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#199 [新]
勘違いでもいいから……


今はまだもう少し……




蓮に触れていたい──…

⏰:08/10/22 17:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#200 [我輩は匿名である]
>>50-100
>>101-150
>>151-200

⏰:08/10/22 17:51 📱:W61P 🆔:1xFpk/3I


#201 [新]
>>200

アンカーありがとうございます!!

⏰:08/10/22 17:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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