囚われの姫君
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#151 [新]
「本当かよ?顔赤いぞ」


蓮はあたしの前髪をあげるとおでことおでこをくっつけた。


「大丈夫だってばっっ……!!」


あたしは恥ずかしさのあまり蓮を押し退けてしまった。

⏰:08/10/18 22:26 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#152 [新]
周りまでシーンとなる。

「あ…ごめんっ……」


「…心配して損した。」



蓮はそう言うと背中を向けて歩いていった。

⏰:08/10/18 22:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#153 [新]
こんなつもりじゃなかったのに………



みんなの前であんなことされたら…




恥ずかしいよ……。

⏰:08/10/18 22:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#154 [新]
━蓮side━

何なんだ…結衣のやつ…

心配してやったのにあんな態度………


「はぁっ……」


まぁ人前であんなことしたのは悪かった…かな。

⏰:08/10/18 23:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#155 [新]
俺はガシガシと頭を掻くと机に突っ伏した。

「どしたよ?」

俺に話しかけてきたこいつ、木原 悠(きはら ゆう)

何かと俺にちょっかい出してくる奴。

何だかんだこいつには気を許してる。

⏰:08/10/19 01:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#156 [新]
「何でもねぇよ。」


「相変わらず冷たいなぁ!てかさ、蓮て水沢と仲いいの?」


ぴくんと俺の耳が反応した。



「……結衣がなんだよ?」

⏰:08/10/19 01:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#157 [新]
「一緒に帰ったりしてるから付き合ってんのかなーって。」


「付き合ってねぇよ。ただの幼なじみだからな。」

悠の言いたいことは何となくわかった。


「まじで?紹介してくれっ!」

………やっぱな。

⏰:08/10/19 01:19 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#158 [新]
「無理。」


「即答かよ!せめて考えるフリぐらいしろよ!」

べしべしと背中を叩かれ飲んでいたお茶を吹きそうになった。

「お前なぁっ……第一お前に扱えるような女じゃねぇよ。」

⏰:08/10/19 02:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#159 [新]
「どういう意味だよ?」

悠は首を傾げた?

「あいつ純粋そうに見えて家では我が儘(まま)放題でまるで女王様気取りだぞ。癒し系の天然が好きなお前には無理。」


「え?“家では”って…?」


…しまった。

⏰:08/10/19 02:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#160 [新]
悠の好みとは正反対のことを言って興味を反らさせようとしたが墓穴だった。


「もしかして一緒に住んでんの?」


「…お前それ誰にも言うなよ。」


変な噂流れたらたまったもんじゃねぇ。

⏰:08/10/19 02:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#161 [新]
「マジかよー!今度家行ってい?」


「あーもう勝手にしろ。そんかわり結衣には手ェ出すなよ?」

何でこいつはこんなに乗り気なんだ…


「はいはいお二人の邪魔はしませんよーっ」


「あのなぁっ…!」

⏰:08/10/19 03:04 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#162 [新]
そんなやりとりをしているとチャイムがなった。

結衣にも言っとかないとな…



ついでにさっきのこと…謝っとくか……。

⏰:08/10/19 03:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#163 [新]
───



「委員会?」




「そ、あの子図書委員だからたぶん図書室にいると思うよ。」

⏰:08/10/19 03:07 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#164 [新]
放課後結衣の教室へ行っても姿が見当たらないから結衣の友達の石川千恵に聞いてみた。


てかあいつ図書委員だったのか。



俺は図書室に行った。

⏰:08/10/19 03:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#165 [匿名]
あげ

⏰:08/10/20 15:39 📱:SH905i 🆔:hxiH5svI


#166 []
あげ

⏰:08/10/20 22:11 📱:F705i 🆔:H/2jaUMs


#167 [新]
>>165-166

ありがとうございます-*

⏰:08/10/21 03:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#168 [新]
…なんだ、まだ終わってないのか。


俺は外で待つことにした。


結衣は俺の存在に気づいたらしく俺と目が合うと頬を赤らめ視線を反らす。

⏰:08/10/21 03:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#169 [新]
何だ?やっぱりまだ熱あるんじゃないのか?



結衣が駆け寄ってきた。



「今日少し遅くなるから…先帰ってて?」

⏰:08/10/21 03:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#170 [新]
「つっても委員会だけだろ?」


「今日は…ちょっと用事があって」


「わかった。晩飯までには帰って来いよ。」


「うんっ…」

⏰:08/10/21 03:27 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#171 [新]
戻っていく結衣の背中をみていると何やら視線を感じた。


視線を感じた方を見やると一人の男が俺を見ていた。



あいつ─………

⏰:08/10/21 03:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#172 [新]
………


……誰だ?


確か隣のクラスの…


名前何だっけな……


えーと…

⏰:08/10/21 03:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#173 [新]
ま、いいや。



家帰って晩飯の用意だ。



…つうか最近俺ばっかり飯作ってないか?

⏰:08/10/21 03:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#174 [新]
これじゃどっちが使用人かわからないな。





なんて考えながら俺は学校を後にした。

⏰:08/10/22 02:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#175 [新]
━結衣side━



委員会が終わりみんなが帰っていく。



図書室には同じ図書委員の神谷くんとあたしの二人だけになった。

⏰:08/10/22 02:51 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#176 [新]
神谷くんに、委員会のあと話があるからと言われ、蓮には先に帰ってもらった。


「神谷くん、話って何…?」



「あー…。実は俺…水沢さんのことが好きなんだ…。」

⏰:08/10/22 02:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#177 [新]
「えっ…」


突然の告白。


「よかったら付き合ってもらえないかな?」


「あ…えっと…」


気持ちは嬉しいけど……

⏰:08/10/22 02:56 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#178 [新]
「あたし…好きな人がいるの…ごめんなさいっ」


「…そっか。わかった。いきなりこんな話…ごめんな。」


「ううん…じゃあ…あたし帰るねっ」

⏰:08/10/22 03:00 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#179 [新]
二人きりの静かな空気に耐えられなくてあたしは図書室を出た。



びっくりしたー…



まさか告白されるなんて……

⏰:08/10/22 03:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#180 [新]
好きな人…かぁ……。


「ただいまー…」


あたしの好きな人は──………


「おう、飯できてんぞ。」


蓮……あなたなんだよ……

⏰:08/10/22 03:05 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#181 [新]
「用事はもう済んだのか?」


「う…うん。」


告白されたこと言ったら

どんな反応するのかなぁ…

なんて、少し気になった。

⏰:08/10/22 03:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#182 [新]
「あのね…あたし、神谷くんに告白されちゃって…もうびっくりしちゃった!」


「…で?」


返ってきたのは冷たい返事。


「で…っていうか…それだけなんだけど…」

⏰:08/10/22 03:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#183 [新]
「どうでもいいから早く着替えて来いよ。」


ドウデモイイ・・・


「何とも…思わないの?」


「は?俺には関係ないだろ。」

⏰:08/10/22 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#184 [新]
『どうでもいい』
『関係ない』



チクチクと胸に突き刺さる。



もしかしたら…
ほんの少しでも妬いてくれるんじゃないかって………

⏰:08/10/22 03:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#185 [新]
そんなこと期待して……

バカみたい……。


「もう…いい…」


「おい、飯は?」


「いらないっ!」

⏰:08/10/22 15:37 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#186 [新]
あたしは自分の部屋に行くと勢い任せにドアを閉めた。


何を期待してたんだろ。

蓮にとってあたしは幼なじみでしかないのに…


そんなことずっと前からわかってたはずなのに…

⏰:08/10/22 15:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#187 [新]
「結衣?開けるぞ」

ノックの音が聞こえて蓮が部屋に入ってきた。


「何怒ってんだよ?」


「……」


「はぁ………」

⏰:08/10/22 15:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#188 [新]
蓮に背中を向けたまま何も答えないでいると大きなため息が聞こえた。


「お前さ、俺になんて言ってほしいわけ?」


蓮が困ってる……



あたしが困らせてるんだ……

⏰:08/10/22 15:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#189 [新]
「別に…何でもないから、放っといて…」


「こっち向いて話……せ…」


蓮はあたしの腕をグイッと腕を引っ張る。


蓮はあたしの涙を見て驚いていた。

⏰:08/10/22 16:49 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#190 [新]
「何で泣いて…」

「キスしたくせに!」


あたしは泣きながら言った。


「キスしたり…冷たくしたり…っ」


わかんないよ──……

⏰:08/10/22 16:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#191 [新]
「あー…あれは…看病の為にしただけで他に意味なんかねぇよ。」


他に意味なんかない…


「っ…最低…初めてだったのに!」


あたしは蓮の胸板をたたいた。

⏰:08/10/22 17:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#192 [新]
「おいっ……」


「蓮のバカ!最低!嫌い…っ大嫌いっ!!」


「結衣っ!落ち着けって…!」



「いやっ!嫌い!蓮なんか大っきら………!」

⏰:08/10/22 17:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#193 [新]
チッと小さく舌打ちが聞こえてあたしの唇はキスによって塞がれた。


「!!んっ…や…!」


「いいからちょっと黙ってろ。」


あたしを抱き締める腕に力が入る。

⏰:08/10/22 17:15 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#194 [新]
「…ふ…ぅっ…」


どうして……


キスなんかするの…?


意味なんてないんでしょ…?


そこに特別な意味なんて……

⏰:08/10/22 17:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#195 [新]
「…っ…れ…ん……」


蓮はズルい……


キスだけでこんなに


あたしの体を熱くする……

⏰:08/10/22 17:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#196 [新]
「ムカつく…俺がどれだけ…っ」


蓮はあたしの首筋に顔をうずめた。




「…蓮?」

⏰:08/10/22 17:35 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#197 [新]
「今だってお前が騒ぐから…だからキスして黙らせただけだ…っ」



「っあ……蓮っ……」




蓮の舌が首筋を這う。

⏰:08/10/22 17:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#198 [新]
「蓮のバカ……やっぱり…最低…っ」


だけど……蓮の体が……舌が……


すごく熱くて……


一瞬でもあたしを求めてくれたんじゃないかって……

⏰:08/10/22 17:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#199 [新]
勘違いでもいいから……


今はまだもう少し……




蓮に触れていたい──…

⏰:08/10/22 17:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#200 [我輩は匿名である]
>>50-100
>>101-150
>>151-200

⏰:08/10/22 17:51 📱:W61P 🆔:1xFpk/3I


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