ピンクな気分。
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#536 [のの子]
ふんっと勢いよく曲がり角をまがる。
ザッ
「ぁっ‥」
一瞬で私の体は固まった。
だって、親友の好きな人と知らない女の子が抱き合っていたんだから。
フク‥
「二ノ宮さん。」
驚いた顔のフクと強い眼差しで私を見る女の子。
「聡美?どうしたのぉ?」
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:09/06/17 23:53
:SH903i
:n7yThEZE
#537 [のの子]
っ!
あっという間に私に追い付いた桃が後ろにいた。
「桃‥」
フクは更に驚きと困った顔をする。
もちろん桃も驚いた顔をしていた。
気まずい雰囲気が流れる。
「あっあの‥ごめんなさい。私‥」
まさかの状況に慌てる。
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:09/06/17 23:58
:SH903i
:n7yThEZE
#538 [のの子]
どっどうしよう‥
ってかなんでこんな所でイチャついてんのよ〜!
「ちょっとやだ〜。イチャつくなら他でやってよねぇ。」
笑いながらそう言ったのは私ではなく桃だった。
「ここ通らなきゃ下駄箱行けないのに〜。もしかしてわざとぉ?ねぇ聡美?」
「ぇっあっうん‥」
つい私も返事をしてしまう。
「いやっ別に
「あーっもう行かなきゃ。秘密にしといてあげるから♪じゃーねぇ。」
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:09/06/18 00:04
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#539 [のの子]
言い訳かわからないけど、何か話そうとしたフクを遮って桃は私の手を掴み歩きだす。
桃‥
「ちょっと待ってください。」
ピタッ
桃と私を止めたのは、フクではなく知らない女の子だった。
「竜二君の彼女さん、ですよね?」
フクから離れてその子は真っ直ぐ私を見ていた。
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:09/06/18 00:08
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#540 [のの子]
えっ私?
驚きながらも返事をする。
「そうですけど‥?」
「私一年の並木鈴(ナミキ スズ)って言います。」
そう自己紹介してきた並木さんは泣いていたのか目が赤くなっていた。
でもキレイな子。
そう思った。
「にっ二ノ宮聡美です。」
私も一応名前を言うとペコッ軽く頭をさげる。
「二ノ宮先輩‥」
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:09/06/18 00:15
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#541 [のの子]
「はい?」
並木さんの目は真っ直ぐ私を見てきて正直ちょっと恐く感じた。
「竜二君の彼女なら彰君に近寄らないでください。」
「えっ?」
「私彰君が好きなんです。」
唐突すぎて意味がわからない私。
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:09/06/18 00:18
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#542 [のの子]
「あの、彰君と私は友達なだけで‥」
よくわからないけど、何か勘違いしてるみたいなのはわかった。
「でもさっきみたいに彰君と仲良くしてるの正直変だし、ムカつきます。どんな手使ったか知りませんけど、竜二君の彼女になれたんだから彰君には近寄ら
「鈴っ!いい加減にしろ。」
フクが大きな声をだして並木さんを止める。
でも並木さんは唇を噛みながら私を睨んだままだ。
「二ノ宮さんごめんね。鈴、もう行こう?」
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:09/06/18 11:07
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#543 [のの子]
並木さんの腕を掴むと、フクが申し訳なさそうに謝ってきた。
「直人はこの人の味方なの?」
すると並木さんが小さな声で呟く。
「鈴‥‥」
「だって、だってこの人急に現れて竜二君の彼女になってさ!それどころか彰君にまで近寄って‥汚い女なんだよ?こんな女
「ってかさっきから何なのぉ?マジでムカついてきた。」
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:09/06/18 11:12
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#544 [のの子]
一方的に話す並木さんにキレたのは、私の横にいた桃だった。
「ちょっ桃、私は大丈夫だから。ねっ?」
普段おっとりした口調の桃からあんな声が聞けただけで、私はもう恐かった。
たっ確か前に桃怒ると恐いって聞いた事あるー!
違う意味で慌てる私。
「聡美がよくても私はムカついてるの。」
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:09/06/18 11:17
:SH903i
:Hzq6Ytd2
#545 [のの子]
そう言った桃の目は恐かった。
「桃〜お前まで勘弁してくれよ。」
「なっ何?関係ないくせに入ってこないでよ。」
並木さんもフクも驚きの顔を隠せないでいた。
「関係ない?ってか聡美は私の親友なの。親友がこんな色々言われて黙ってる方がおかしくない?」
桃‥親友だからって怒ってくれるのは嬉しいけど‥恐いー!
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:09/06/18 11:21
:SH903i
:Hzq6Ytd2
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