ピンクな気分。
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#236 [のの子]
「マジでビビらせんなよ!ばか。」
この香り...
「ゴホッ竜二君‥?」
ゆっくり顔をあげると
やっぱりそこには竜二君がいた。
「頼むから‥」
竜二君の顔は怒っているのに寂しそうな顔をしていた。でもそんな彼の右耳に光るピアス。
ポロ‥ポロ‥
「ごめっ‥ごめんなさ‥い。私‥」
.
:09/02/17 13:16
:SH903i
:OXGoLoVo
#237 [のの子]
あんな自分勝手な事を言ったのに、心配してくれている竜二君。
私を抱き抱える腕の力が『特別』っていう事を教えてくれる。
竜二君はやっぱり変わっていなかった。
あの日から竜二君の気持ちは全く変わってなんかいなかったんだ。
「ゴホッ‥竜二君、ごめっん‥な‥さい‥」
階段で座り込みながら私を抱き抱えてくれている竜二君の胸の中で大粒の涙を流して泣いた。
「俺こそ‥ごめん。」
そう言ってギュッとまた力強く抱きしめてくれた。
:09/02/17 17:48
:SH903i
:OXGoLoVo
#238 [のの子]
「あぁーっ!竜二が聡美ちゃん泣かしてる!」
「可哀相に‥」
「あっコラッ離れろ!」
「桃もいるのに〜!」
「バカッお前ら静かにしろよ。」
‥‥‥‥‥
「‥おーまーえーらーっ、完っっ璧今良いところだろうがっっ!空気よんでどっか行けっ!!」
「だってー!」
カァーッ
つい二人っきりの世界になってたけど、私達の周りには他の生徒やみんながいた。
:09/02/17 18:05
:SH903i
:OXGoLoVo
#239 [のの子]
「だってじゃないだろ!もういいっ。聡美ちゃん保健室に連れてくからお前ら邪魔すんなよ?」
「ゴホッゴホッ‥竜二君、私なら大丈夫だよ?」
「大丈夫じゃないだろ。」
グイッ
「ひゃっ!」
あっという間に私は竜二君にお姫様だっこされて階段を下りていく。
ちょっこれは恥ずかしすぎるでしょ〜!
「むっ無理無理無理っ!」
「うるさーい。」
「でもぉおおー!」
私の虚しい声が階段に響いて消えていった。
:09/02/17 18:13
:SH903i
:OXGoLoVo
#240 [のの子]
また残された5人組。
「うわ〜お姫様だっこして行っちゃったよ。」
さすがに驚く旬。
「俺も行こ‥」
「殺されるぞ?」
ついていこうとする博也を止める彰。
「桃もお姫様だっこしてほしいな〜♪」
「‥俺無理だからね。」
甘えてきた桃子にハッキリ言うフク。
全くマイペースな仲間達でした‥
:09/02/17 18:30
:SH903i
:OXGoLoVo
#241 [のの子]
キーンコーンカーンコーン―――
「ゴホッゴホッ‥チャイムなっちゃったね。」
「あぁ、いいよ別に。」
保健室に着いてすぐベッドに放り込まれた私。
ベッドの横には竜二君が座っている。
‥‥‥‥
「「あの」」
あ‥かぶっちゃった。
:09/02/17 19:10
:SH903i
:OXGoLoVo
#242 [のの子]
竜二side
やべ。かぶったー。
「ゴホッどっどうぞ!竜二君から‥!」
聡美ちゃんが顔を赤くする。
「えっ俺?あぁ‥うん。まぁこの前の事なんだけど」
「うん‥」
ドクン ドクン ドクン
‥心臓やばいな。
「なっ泣かしてごめん。俺、勝手に聡美ちゃんには‥なんていうか、伝わってるとか思ってた。でも言わなきゃわかんない事もあるよね。」
聡美ちゃんの顔を見れない。
:09/02/17 20:01
:SH903i
:OXGoLoVo
#243 [のの子]
また傷つけて泣かしちゃうんじゃないかと思うと、正直恐い。
3日前―――
「あっ傘ないんだっけ?あげるよ。」
そう言って教室を出ていく聡美ちゃんの背中を見つめる俺。
追いかければ追い付く。でも追いかける資格がない。
そうだよな。俺は聡美ちゃんの彼氏でもなんでもないんだから‥
.
:09/02/17 20:17
:SH903i
:OXGoLoVo
#244 [のの子]
『特別』って言ったって俺達は付き合ってない。
俺は自分の気持ちを言う事はなかった。
『特別』って事で聡美ちゃんを繋ぎとめていたようなもん。
『特別』‥
聡美ちゃんにとってはキツイ言葉だったのかもな。
聡美ちゃんの机にある『スキ』の文字。
「‥好きだよ。」
その文字を俺は目に焼き付けるように見つめる。
.
:09/02/17 21:13
:SH903i
:OXGoLoVo
#245 [チャキ]
:09/02/17 22:11
:SH706i
:HACWq4pU
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