ピンクな気分。
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#466 [のの子]
ギュッ
それと同時に繋がっている手に何かの合図みたく力が入ったのがわかった。
「ア゛ァーーーー!!!!!!」
ビクッ!!
まっまさかの発狂っ?
まるで気合いを入れるかのように竜二君は急に大声を出した。
「りゅっ竜二くん?」
完全にビビッちゃった私は違う意味で手に力が入る。
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:09/06/02 19:28
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:3bzfntWc
#467 [のの子]
「ぷっはははっゴメン‥!」
と思ったら今度は笑い出す竜二君。
なっなんなの〜?
呆然と見つめる私だったけど、竜二君が笑う顔はさっきまでとは違ういつもの顔に戻ってた。
「ははっ‥あぁ〜スッキリしたかも。もう大丈夫だよ。」
そう言って私を見つめる彼の瞳は、何か吹っ切れたのか真っ直ぐと私に向けられていた。
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:09/06/02 19:35
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#468 [のの子]
「‥うん。」
それしか言えなかった。
でも彼の手から、私の手からお互いの気持ちは伝わったと思う。
もう大丈夫、って。
――――
「ってか聡美の手フニフニして気持ちいいね。」
いつもの妖しい笑顔でニコニコしながら私の手をニギニギと握る彼に、私は顔を真っ赤にする。
全く大丈夫じゃなーいっ!
そう思いながら私達はゆっくり並んで帰って行った。
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:09/06/02 19:44
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#469 [のの子]
――――――
「最近帰り遅くない?」
お風呂から出て水を飲もうとしてる私に桜姉が話しかけてきた。
「放課後テスト勉強してて‥」
「お母さん言ってたよ〜。隣のおばさんに娘さん彼氏できたんですねって言われたって。」
「えっ!!」
いっいつ見られたんだろ。
静かにソファーに座っている桜姉の隣に座る。
:09/06/03 17:38
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#470 [のの子]
桜姉は雑誌をペラペラめくってこっちを見ない。
私に言わす気か‥
「あのねっ実は私、彼氏ができました。」
「‥へぇ。いつ?」
「この前から。」
「前話してた子?」
「うんっ。」
「遊ばれてない?」
「うん。優しい人っ♪」
エヘヘと笑うとチラッと桜姉が横目でみてきた。
:09/06/03 17:44
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#471 [のの子]
「隠しててゴメンね。初めてだから話すの恥ずかしくて‥」
もちろん本当の気持ち。
なんて言えばいいのかとか、タイミングがわからなかったのだ。
「‥‥もぅーっ早く言いなさいよねぇ!」
ガバッ
「ぅわっ!」
急に飛び付いてきた桜姉。
「で、何っ?どっちから告ったのよ?」
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:09/06/03 17:49
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#472 [のの子]
「えぇ〜っ!恥ずかしいから言わないっ!」
さっ桜姉さっきまでと違って目がキラキラ輝いている‥
「あーっ相談にのってあげた姉にその態度は何よ〜!あっお母さーん!聡美やっぱ彼氏できたんだってぇ!!」
2階にいるお母さんに聞こえるよう大きな声で、ってかわざとらしく桜姉がお母さんを呼んだ。
「ちょっと〜‥」
バタバタ階段を降りてくる音。
はぁ〜‥2対1じゃ勝てそうにないな。
:09/06/03 17:54
:SH903i
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#473 [のの子]
その後二人に質問攻めにされた私。
全く‥っとか言いつつちょっと嬉しかったり。
――――――
「おはよ。」
家からそんな遠くない小さな公園が、いつの間にか竜二君との待ち合わせ場所になっていた。
「おはよう。今日は雨降るらしいよ?」
小さな折りたたみ傘を見せながら二人並んで歩きだす。
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:09/06/03 20:13
:SH903i
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#474 [のの子]
「傘持ってきた?」
「んーん、持ってきてない。」
やっぱり。明らか竜二君の手には軽そう鞄しかないもんね。
「だって聡美の傘一緒に入ればいいし。こうやって‥」
グイッ
ドキッ
手を引っ張られ引き寄せらると竜二君の顔が目の前に‥
「ねっ?」
カァーッ
「ちっ近すぎないかな?」
:09/06/03 20:18
:SH903i
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#475 [のの子]
ぅわわーっ無理無理っ!
「だって濡れちゃうじゃん。」
妖しく笑う竜二君の手が私の手に絡み付く。
「でもまだ雨降ってないし‥」
顔を真っ赤にした私は俯くしかなかった。
「ぷっじゃ今はこれくらい?」
そういって私の手をキュッと握る。
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:09/06/03 20:24
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