ピンクな気分。
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#471 [のの子]
「隠しててゴメンね。初めてだから話すの恥ずかしくて‥」
もちろん本当の気持ち。
なんて言えばいいのかとか、タイミングがわからなかったのだ。
「‥‥もぅーっ早く言いなさいよねぇ!」
ガバッ
「ぅわっ!」
急に飛び付いてきた桜姉。
「で、何っ?どっちから告ったのよ?」
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:09/06/03 17:49
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#472 [のの子]
「えぇ〜っ!恥ずかしいから言わないっ!」
さっ桜姉さっきまでと違って目がキラキラ輝いている‥
「あーっ相談にのってあげた姉にその態度は何よ〜!あっお母さーん!聡美やっぱ彼氏できたんだってぇ!!」
2階にいるお母さんに聞こえるよう大きな声で、ってかわざとらしく桜姉がお母さんを呼んだ。
「ちょっと〜‥」
バタバタ階段を降りてくる音。
はぁ〜‥2対1じゃ勝てそうにないな。
:09/06/03 17:54
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#473 [のの子]
その後二人に質問攻めにされた私。
全く‥っとか言いつつちょっと嬉しかったり。
――――――
「おはよ。」
家からそんな遠くない小さな公園が、いつの間にか竜二君との待ち合わせ場所になっていた。
「おはよう。今日は雨降るらしいよ?」
小さな折りたたみ傘を見せながら二人並んで歩きだす。
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:09/06/03 20:13
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#474 [のの子]
「傘持ってきた?」
「んーん、持ってきてない。」
やっぱり。明らか竜二君の手には軽そう鞄しかないもんね。
「だって聡美の傘一緒に入ればいいし。こうやって‥」
グイッ
ドキッ
手を引っ張られ引き寄せらると竜二君の顔が目の前に‥
「ねっ?」
カァーッ
「ちっ近すぎないかな?」
:09/06/03 20:18
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#475 [のの子]
ぅわわーっ無理無理っ!
「だって濡れちゃうじゃん。」
妖しく笑う竜二君の手が私の手に絡み付く。
「でもまだ雨降ってないし‥」
顔を真っ赤にした私は俯くしかなかった。
「ぷっじゃ今はこれくらい?」
そういって私の手をキュッと握る。
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:09/06/03 20:24
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#476 [のの子]
ドキッ
「うっうん。」
「じゃ行きますか。」
ゆっくり歩き出した私達。
手を繋いで登校なんて一年の頃の私からしてみれば夢みたい。
この前まで一人で歩いていたのだと思うと、少し不思議な感じ。今は全く違う道に感じる。
‥あっこんなとこにも幸せ感じるんだ。
そう思うと口元がニヤける。
:09/06/03 20:30
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#477 [のの子]
あっという間に他の生徒達の姿がチラホラ見える。
だいたいの子はチラッとこっちを見てくる。
ここ何日かで私と竜二君が付き合う事になった話はあっという間に皆に知れ渡っていた。
でも実際見ると意外なカップルだからか一瞬驚いた顔をするのを私は見逃さなかった。
なんでかわからないけど、すみませんって気分。
「りゅーじっ。」
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:09/06/03 20:36
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#478 [のの子]
二人して振り向くとそこには彰君が
「お前‥」
「聡美もおはよ。」
「ぇっ彰君?どうしたのその髪?」
彰君の赤っぽくて少し長めの髪の毛が、短くなって綺麗な明るい茶色になっていた。
うん、カッコイイ。ってか雰囲気変わるなぁ。
「ちょっと気合いいれてみた。」
?
「へーっテスト頑張るんだぁ。そりゃ楽しみだね。」
竜二君がニッコリ笑う。
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:09/06/03 20:53
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#479 [のの子]
「お前はバカか。お前が素直に話さないから答えみつけるためになぁ
「はいはい、朝からぐちぐちやめくんないバーカ。」
「てンめぇ〜‥」
二人が小さな声でニコニコ笑いながら話してるのを見て私も
「テスト頑張ろうねぇ。」
なんてニコニコ笑う。
「‥ったく、バカばっかだな。」
ポンポン
そう言って彰君が笑いながら優しく私の頭を撫でた。
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:09/06/03 21:08
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#480 [のの子]
ドキッ
不覚にも私の心臓がときめいてしまった。
「触んないでくんない?」
竜二君が彰君の手を掴んで私から引き離す。
「触りたいって思ったから触っただけだし。そんな怒るなよ?」
ムスッとする竜二君とは逆に彰君は笑っていて何か余裕を感じられた。
「‥? ねぇ、学校遅刻しちゃうし行こう?」
よくわからないけど、とにかくその場の空気を変えようと思った。
:09/06/03 21:18
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