ピンクな気分。
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#836 [のの子]
「ありっ?そういや竜二達はぁ?」
博也がズンズン歩く俺達の後を小走りでついてきながら聡美の横にきた。
「先に行ってるよ。私だけ先生に呼ばれちゃって‥」
「委員会とか?」
「うっ‥いや‥補習について色々と‥」
あ゙‥しまった。
俺と博也は同時にそう思ったはず。
:09/08/23 10:30
:SH903i
:jrFkwXgE
#837 [のの子]
「なんかこの空気ごめんね‥」
聡美が遠い目ではははっと笑う。
いやいや目が笑ってねぇし。
「補習っつったってただもう一回テスト受けるだけだろ?別にそんな深く考えんなよ。」
聡美の頭にポンッと手を置く。
柔らかい髪の毛だな‥
「でも‥きっと一生記憶に残る。ちゃんと見直せば良かったって‥」
.
:09/08/23 21:22
:SH903i
:jrFkwXgE
#838 [のの子]
一生残る‥‥消えない‥
「でももう二度とそんな事ないようにこれから頑張るっ!うんっ、それでいいんだよね?」
聡美が俺を見つめる。
「あっ‥うん、そうだよ‥お前はそれでいい。」
俺は聡美の髪をクシャクシャッと撫でる。
「ちょっと〜!」
聡美が笑いながら俺の手から逃げる。
.
:09/08/23 21:27
:SH903i
:jrFkwXgE
#839 [のの子]
―――キーンコーンカーンコーン
チャイムが廊下に響いた。
「あっやばいよっ!早く行こう!」
聡美が慌てて走りだす。
「はぁ‥聡美ちゃんの考え方参考にしたら?」
一言だけ残して博也も聡美の後を追い掛けていく。
「‥‥‥‥赤点なんかと一緒にすんなよっ‥」
握りしめた拳を壁にぶつける。
拳よりも 心が痛かった‥
:09/08/23 21:39
:SH903i
:jrFkwXgE
#840 [のの子]
聡美Side
「聡美ちゃ〜ん♪」
「? あぁ博也君っ。」
顔を上げると博也君が私の目の前にいた。
「何してるのぉ?」
博也君が鞄をツンツンと指差す。
「あっ‥‥お菓子‥食べようと思って‥」
鞄からポッキーを出す。
なんか食いしん坊みたいで恥ずかしい‥
「あぁっ♪ひとつ頂戴?♪」
博也君はニコニコ笑ってアーンと口をあける。
:09/08/23 21:48
:SH903i
:jrFkwXgE
#841 [のの子]
逆に私は困った顔をする。
竜二君に見られたら怒られるし‥
でも博也君はずっと口を開けて待っている。
「‥もう〜はいっどうぞぉ。」
パキッ
「美味しい〜♪聡美ちゃんは優しいねぇ。」
満足げにモグモグする博也君。
「あっHR遅刻しなかった?」
.
:09/08/24 22:08
:SH903i
:0dilxt0o
#842 [のの子]
ぎりぎり間に合ったHRも終わってもうほとんどの生徒が帰る支度を済ませ、帰っていた。
明日から夏休み。
そりゃ皆即効帰るよね‥
ちなみに私は竜二君待ち。
電話がかかってきたと思ったらそのままどこか行っちゃった。
.
:09/08/24 22:12
:SH903i
:0dilxt0o
#843 [のの子]
桃達とご飯の約束をしていたから先に行ってもらって本当私一人。
「あぁ俺は遅刻だったけど平気平気〜♪彰もアウトだったみたいよぉ?」
あははっと笑う博也君を見る限り怒られはしなかったのかな。
「そっかぁ。彰君は?」
「さぁ‥あっそうだ。それより聡美ちゃんに話があんだけど‥」
:09/08/24 22:18
:SH903i
:0dilxt0o
#844 [のの子]
「えっ私に?」
「そうそうっ♪真面目〜な話っ♪」
今の雰囲気から真面目な話をするなんて思えないんだけど‥
「後で皆でご飯食べてる時とかじゃ‥」
「ダメ。俺と聡美ちゃん二人だけで話したい。」
博也君はニコッと笑ったけど目が真剣なのがわかった。
.
:09/08/24 22:23
:SH903i
:0dilxt0o
#845 [のの子]
なっなに?
「‥でも竜二君戻ってくるよ?」
博也君のいつもと違う雰囲気を感じ取った私は、少し戸惑いながら答える。
「じゃ邪魔が入らない所‥美術室。いい?」
美術室か‥
確かに美術室なんてほとんどの生徒は行かないし、教室からそんな遠くない。
「‥‥‥‥わかった。」
.
:09/08/24 22:29
:SH903i
:0dilxt0o
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