ピンクな気分。
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#881 [のの子]
「‥人の寿命は決まってて、その短い時間だからこそ人を深く愛せるって思う。」
博也君が顔を横に向けた。
「短い時間か‥初めて愛した彼女が死んで、彼女にとって自分が最期に愛した人なら‥進めなくなるもんなのかな?」
彰君‥
「どうなんだろ‥でも、今も悲しいんだと思うよ。」
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:09/09/03 22:22
:SH903i
:r56Qqg/2
#882 [のの子]
ふっとした瞬間
込み上げてくるんだろう。
なんとも言えない悲しみと、孤独が‥
はっきり助けてあげるなんて言えない。
でも、彼の気持ちは少しわかるから‥
「彰君がもっと笑えるように私も力になるね。」
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:09/09/03 22:29
:SH903i
:r56Qqg/2
#883 [のの子]
笑顔でそう言うと、博也君も笑って頷いてくれた。
「‥ありがと。」
博也君は小さくそう呟いて立ち上がると窓を閉めた。
カチャ
「よしっそろそろ戻ろっか♪結構長居しちゃったし竜二に俺が怒られる〜。」
窓を閉めたのが合図かのようにいつもの博也君に戻った。
クスッ
「うん、そうだね。」
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:09/09/03 22:34
:SH903i
:r56Qqg/2
#884 [のの子]
「ってか腹減ったし〜。」
確かに‥桃達遅いって怒ってるかな?
―――――――
「竜二君っ!遅くなってごめんね‥?」
教室に戻ると竜二君が携帯をいじりながら待っていた。
「‥何してたんだよっ?」
「えっ俺っ?」
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:09/09/03 22:40
:SH903i
:r56Qqg/2
#885 [のの子]
竜二君は私をスルーして博也君を睨み付ける。
「ほら〜っやっぱ俺が怒られたぁ!」
博也君が私に抱き着いてきた。
さっきの真剣な顔の博也君はどこへやら‥
「お前はすぐ人にくっつくなよっ。離れろって。」
グイッと引き離すと竜二君は私の肩を掴む。
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:09/09/04 20:29
:SH903i
:KVfEhuB2
#886 [のの子]
「‥で?俺ほったらかして何してたわけ?」
「えっ私っっ?!べべ別に何も‥歩きながら話してただけです。」
ちょっとだけ嘘をつくにも私の心臓はドキドキする。
「本当に?わざわざ歩きながら?」
じーっと私を見つめる竜二君に私もたじたじ‥
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:09/09/04 20:34
:SH903i
:KVfEhuB2
#887 [のの子]
「えっとぉ〜‥」
「竜二が聡美ちゃんほったらかしてどっか行っちゃったから歩いてたんだよ〜?寂しくて‥」
博也君が竜二君の肩に手を回して抱き着く。
そういわれれば確かに先にほったらかしにされてたのは私かも。
「寂しかったぁ〜♪」
「博也、気持ち悪い‥」
竜二君に甘えるように抱き着く博也君と目が合う。
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:09/09/04 20:41
:SH903i
:KVfEhuB2
#888 [のの子]
ニコッ
優しく笑った顔はさっき見た優しい笑顔と一緒だった。
「ったくわかったよ!そろそろ行かないとみんな待ってるし、行くよ?」
竜二君はグッと博也君を離すと鞄を持つ。
「「はぁい♪」」
二人で元気よく返事をして私達も鞄を持つと歩きだす。
「‥聡美、あんまこいつにヒョコヒョコついてくなよ?」
教室を出る時竜二君が私の耳元で小さくつぶやいた。
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:09/09/04 20:49
:SH903i
:KVfEhuB2
#889 [のの子]
それに私はクスッと笑う。
「は〜い♪あっそれよりさっきの電話誰から?」
「あぁ、母さんから。」
「へぇ〜。何かあったの?」
「いや、大丈夫だよ。」
竜二君のお母さんかぁ‥
どんな人だろ?
――――――
「遅ぉいっ!」
待ち合わせのファミレスで桃がほっぺを膨らませながら待っていた。
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:09/09/04 20:56
:SH903i
:KVfEhuB2
#890 [のの子]
旬君も腹減った〜とぐったりしていた。
「ごめんね。」
苦笑いしながら席につくと、彰君がいない事に気付く。
「‥彰君は?」
「彰なら帰ったよ〜。」
旬君がメニューを見ながら言った。
帰っちゃったんだ‥‥
なんだろ。あの話を聞いたからかな?
彰君が今、一人でいるんだと思うと落ち着かなかった。
賑やかなファミレスも静かになる。
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:09/09/04 21:02
:SH903i
:KVfEhuB2
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