漆黒の夜に君と。[BL]
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#329 [ちか]
そんなこんなでじゃれあっている間にチャイムが鳴り、担任が勢いよく教室に入ってきた。
「さっさと席着けー。」
担任のその言葉を合図に、速やかに席に着いた俺達はさっきまでガヤガヤと騒いでいたのが嘘みたいにおとなしくなり、室内は静かになった。
転校生の事が気になってたまらなくて、担任の長ったらしい話を聞きながらみんなソワソワしている。
:09/02/19 18:57 :P906i :NQ.nzypk
#330 [ちか]
「まぁもう知ってると思うけど、ウチのクラスに転校生が来てる。
おい、入っていいぞー。」
担任が廊下の方に向かってそう言うと、扉が静かに開いた。
その瞬間室内はさっきの騒がしさを取り戻した。
…しかし、俺はあまりの驚きに声すら出なかった。
:09/02/19 19:05 :P906i :NQ.nzypk
#331 [ちか]
「こっちに来るまでカナダに住んでたそうだ。
英語ペラペラだぞー。
お前ら習っとけよ(笑)」
担任はそう言ってヘラヘラと笑う。
入ってきたのは男だった
艶やかな金髪に、
穴の開いた耳。
見る限り俺変わりなそうな身長。
:09/02/19 19:13 :P906i :NQ.nzypk
#332 [ちか]
だけど俺にはそんな事どうでも良かった。
それより、
その容姿には似合わないほどの黒い瞳が、恭弥あまりにそっくりで声が出なかったんだ。
「はじめまして、黒羽優里です。」
― 第二話 e n d ―
:09/02/19 19:18 :P906i :NQ.nzypk
#333 [ちか]
:09/02/19 19:23 :P906i :NQ.nzypk
#334 [ちか]
:09/02/19 19:24 :P906i :NQ.nzypk
#335 [ちか]
>>331訂正
見る限り俺変わりなそうな身長
└→×
見る限り俺と変わりなそうな身長
└→○
すいません><
:09/02/19 19:26 :P906i :NQ.nzypk
#336 [ちか]
>>332訂正
恭弥あまりにそっくりで
└→×
恭弥とあまりにそっくりで
└→○
誤字・脱字だらけで
ほんとすいません;;
:09/02/19 19:30 :P906i :NQ.nzypk
#337 [ちか]
`
第三話 嵐は突然に
:09/02/20 21:14 :P906i :pX9Xxznc
#338 [ちか]
黒 羽 優 里 ‥――
俺は耳を疑った。
その瞳に黒羽なんて名字、こんな偶然あっていいのだろうか…?
が、カツカツと音をたてながら記されていく黒板の文字を見て、それが聞き間違えじゃない事を知った。
:09/02/20 21:52 :P906i :pX9Xxznc
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