今でも
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#83 [なおみ]
>>82匿名さん
前も書いてくれた人かな?
ありがとうございまーす!
今からまたちょっと更新します♡
:12/07/29 19:17
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:0h3TjY1E
#84 [なおみ]
プラネタリウムのドームに着くと、ヒーリングっぽい曲が流れてた。
みんな星空が待ち遠しくて浮かれてるように感じた。
きみちゃんと私は席について、座り心地の良すぎる椅子に驚いてた。
私「ちょー気持ちよくない?」
公「やべー寝そう。笑」
そのまま言葉少なく、上映まで待った。
:12/07/29 19:25
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:0h3TjY1E
#85 [なおみ]
すると、館内放送が流れ、上映が始まった。
夕焼けから、辺りが暗くなり、夜になった。
星がぽつぽつと輝き出す。
懐かしさが込み上げてきた。
プラネタリウムなんて、中学生のときに課外授業で行った以来だ。
ドームの真ん中にある、静かに、そして素早く動く機械。
あの機械から何万個の星が映し出されてるなんて。
:12/07/29 19:38
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:0h3TjY1E
#86 [なおみ]
幻想的で、神秘的。
でも、この光景は事実で、東京の空からは見えない本当の空。
星に何種類もの色があるなんて。
私はふと、きみちゃんが気になった。
チラ見してみたら、きみちゃんも熱心に上を見上げてた。
私はきみちゃんの手を握った。
よく分からなかったけど、触れたくなった。
きみちゃんも私の手を握り返してくれた。
:12/07/29 19:43
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:0h3TjY1E
#87 [なおみ]
上映が終わり、辺りは明るくなった。
私「ちょー綺麗だったね!感動した〜!」
公「綺麗だったな。なおみはきらきらするものが好きなんだな!」
あとっ、きみちゃんが好きっ!
とか。言えなかった。
私のまぶたの裏には何万個の星が焼き付いた。
今も、目を閉じればあの日の星が、きらきら色褪せることなく輝いてるよ。
:12/07/29 19:49
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:0h3TjY1E
#88 [なおみ]
きみちゃんと私は夕飯を軽く済ませた。
まだ、言えてなかった。
私「はあ。」
私は自分の変なときに弱気になるところが嫌いだった。
公「どうした?疲れたか?」
きみちゃんは私に優しく聞いてきた。
私は首を横に振った。
公「もうちょっと時間あるし、カラオケ行って帰るか!」
私「うん!」
よし!ラストチャンス!
頑張れ自分ー!
:12/07/29 19:54
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#89 [なおみ]
カラオケで2、3曲歌ったあと、きみちゃんが曲を入れるのをやめた。
私の方に向き直って、私の目を見た。
公「俺、なおみに話があるんだ。」
私「あたしもっ!」
思わず言った。
公「ん?言っていいよ?」
きみちゃんは柔らかい表情になった。
その瞬間、きみちゃんが私に言いたいことは良いことじゃないって分かった。
私「あ、...きみちゃん、先に言って?」
:12/07/30 09:13
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:G.7.FYkM
#90 [なおみ]
私は急に恐くなって、心臓がバクバクなり始めたのを覚えてる。
公「俺さ、元カノの話したことあったっけ?」
1回だけ聞いたことがあった。
精神的に弱くて、喧嘩になると手首を切ったり、物を壁に投げ続けたり、おかしな行動をするって。
別れた原因は、相手の浮気だって。
その話を聞いたとき、私はきみちゃんは未練があるのかなってちょっと不安になった。
1回目のデートのときだった。
私は頷いた。、
:12/07/30 09:20
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:G.7.FYkM
#91 [なおみ]
公「そいつさ、俺と別れたあと妊娠に気付いたらしくて、1人で中絶してたんだよ。」
私の心臓は更に速くなった。
中絶したその人の気持ちを考えただけで、吐き気にも似た哀しみが込み上げてきた。
公「俺、仲のいい友だちになおみの話してたんだ。そしたら、そいつからあいつの話聞いてよ。」
私はいつの間にか泣いてた。
:12/07/30 09:26
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:G.7.FYkM
#92 [なおみ]
きみちゃんは私の涙を拭きながら続けた。
公「この間、元カノのご両親のところに行って、謝ってきたんだよ。あいつ、中絶してからまた病んじまってよ。」
きみちゃんは悲しそうに笑った。
公「すげー殴られてよ。責任取れって言われたんだ。」
きみちゃんの目にも、涙が今にもこぼれ落ちそうなくらい、溜まってた。
:12/07/30 09:33
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