僕しか知らない君へ
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#171 [太郎]
次の日

寝不足で目覚めは良くないけど、いつもよりだいぶ早く起きてリビングにダッシュ。

「純!おはよう。」

すっかりうちのリビングに馴染む伊月。

母さんが朝支度をバタバタとしてる間にこっそり伊月と会話。

「マジでごめんな。うちの母ちゃん。頭おかしい。大丈夫だった?」

「ううん、本当に安心して眠れる夜だった。お母さんとたくさん話したよ!ずっとこうやって話してみたかったから嬉しい。こんなきっかけで、本当に迷惑かけちゃってるけど…。純もごめんね。私昨日は興奮してた。」

⏰:14/03/19 00:54 📱:iPhone 🆔:iJ04Fd0s


#172 [葵]
続き楽しみにしてます!!

⏰:14/03/19 18:44 📱:SH-09D 🆔:KI2ORapc


#173 [太郎]
ありがとう!嬉しいっす!

⏰:14/03/21 14:41 📱:iPhone 🆔:dkYozRTY


#174 [太郎]
その日は平日だった。

俺たちは学校を休んで、市販の検査薬を母さんに買ってきてもらい、朝からさっそく検査をした。

ドキドキしながら検査結果を待つ俺と伊月。…と、母さん。

結果…。

「これって…。」

何度も説明書を読んだはずなのに、結果をすぐに理解出来ない俺ら。

母さんが覗き込んで言った。

「してないみたいだね…。」

こんな言い方したらいけないのかもしれないけど、ホッとした。

隣の伊月も俺と同じ表情をしてた。

⏰:14/03/21 14:58 📱:iPhone 🆔:dkYozRTY


#175 [太郎]
「市販のやつも間違いないと思うけど、生理不順にしてもちょっと長すぎて心配だから、一応病院行った方がいいわね。伊月ちゃん今から行こうか?」

「え?良いんですか…?」

もしかしたら子宮の病気とかなのかな…。

ホッとしたのもつかの間、またそんな不安になった。

「なるべく早く方が良いし。全然いいのよ!かかりつけの婦人科ある?」

「婦人科はまだかかったことないです。」

「じゃあ私がいつもいってるところで良いかな?じゃ、行ってくるから。じゃあね純。」

「は!?俺も行くよ!」

⏰:14/03/21 15:03 📱:iPhone 🆔:dkYozRTY


#176 [太郎]
そんな感じで、とりあえず母さんが常に俺をハブこうとしていた。笑

強引に車に乗り込み、3人で婦人科に向かう。

車内でも女2人は盛り上がってるし。

なんなのこいつら。

まぁでも、内心すごい安心しているとゆうか、嬉しいとゆうかなんとゆうか。

婦人科に着き、あんたはここで待ってろと母さんにキツく言われ車でさみしく待つ俺。

そこでふと気付く。

⏰:14/03/22 00:24 📱:iPhone 🆔:V5upTup.


#177 [太郎]
昨日の修羅場以降、母さんのせいて全然二人きりになってねぇ!

この件に関してもだけど、とにかく2人で話したい。

俺の母さんは本当にたちの悪い奴だと改めて思った。

母さんの前ではニコニコしてくれてる伊月だけど、本心は嫌に決まってるよな。

後で全力で謝ろう。

⏰:14/03/22 00:27 📱:iPhone 🆔:V5upTup.


#178 [太郎]
「ちょっと!あんた何寝てんのこんなとこで!みっともない!」

夢の終わりに母さんの声…
なんて最悪な夢だ…

「…って、は!!?」

車の中で爆睡をこいていた俺。

はっと伊月を確認して聞いた。

「うわ、ごめん伊月寝てた。どうだった?」

「おはよ。笑うん!多分ただの生理不順だって。薬も出してもらった。赤ちゃんも本当にいなかったし…。純ごめんね。お母さんも、お騒がせして本当にごめんなさい!!」

「伊月が謝ることじゃないから!」

⏰:14/03/22 00:32 📱:iPhone 🆔:V5upTup.


#179 [太郎]
うわぁ、今伊月の事めちゃくちゃぎゅーって抱きしめてやりたい!

もう色々なモヤモヤが、母さんのせいで発生していた。

「また病院来てって言われてたけど次行く時も私乗せてくからいつでも言ってね伊月ちゃん。」

「なんで母さんがしゃしゃりでてんだよ!いいよ俺が連れてくから!」

「あんたが?自転車で?バカだね、伊月ちゃんが迷惑だよ!」

「電車で一緒に行くからいいよ、母さんは首突っ込まなくても。」

「…お母さん…良かったらお願いします!」

って、えぇえーーー!!!
伊月さん…。

⏰:14/03/22 00:37 📱:iPhone 🆔:V5upTup.


#180 [太郎]
こうして結局、今回の妊娠騒動は勘違いとゆう結末だった。

その後ちゃんと通院して生理もきちんとくるようになったみたいだ。

伊月の前ではああ言ってたけど、家でこっそり母さんにも珍しく頭を下げた。

「お騒がせしてごめんなさい。父さんと兄ちゃんには、」

「言わないわよ!ふふふ。」

母さんはなんだかすごく嬉しそうだった。

そういえば本当に思春期を迎えてから母さんとこんなに会話する機会なんてなかったからな。

こんなきっかけでも母さんからしたら嬉しいもんなのかなぁ。なんて、少し親孝行した気になった。

⏰:14/03/22 00:42 📱:iPhone 🆔:V5upTup.


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