俺がホストじゃなかったら
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#65 [ゆう]
変わっていく俺をレナは何も言わずに見ていた
ただ、たまに真面目な話しをする時は
「エリコさんのことはもう気にしちゃだめだよ。夜の仕事ではよくあることだしさ」
と言った
俺はレナに
「本命ホストにハマるのはいいけど、頼むからそいつのためだけに風俗に流れるのはやめて」
何度も言った
レナはそのたびに
「わかってる」
と言っていた
:07/07/04 16:29 :D902iS :☆☆☆
#66 [唯]
更新頑張れ〜
まいんち
読んでるぜ
:07/07/04 16:57 :P702iD :☆☆☆
#67 []
:07/07/04 21:09 :SH902i :☆☆☆
#68 [我輩は匿名である]
感想やめてくれへん?
:07/07/04 21:31 :SH902iS :☆☆☆
#69 [ゆう]
唯ちゃん
ちゃんありがとう
感想スレ立てちゃいました
よかったらそっちもよろしく
:07/07/05 01:15 :D902iS :☆☆☆
#70 [ゆう]
俺の太客の女社長はホストに狂ってる人間だった
飲み屋街ほとんどのホストクラブにボトルをキープしているような女だった
気に入ったホストには惜しみなく金を使う女だった
特に気に入ったホストは家に連れ込んで寝るような女だった
俺もそんなホストの一人だった
ごくたまに、女社長のマンションで違うクラブのプレイヤーにはち合わせることもあった
:07/07/05 01:15 :D902iS :☆☆☆
#71 [ゆう]
この女から金を絞り取ることに罪悪感は感じなかった
ある日俺は女社長に呼ばれマンションへ来ていた
慣れた手つきで908号室のドアをあける
すると別のホストが玄関にいた
「あ、ごめん今帰るから」
そう言うとそのホストは靴をはいてさっさと外へ出た
俺はただそいつを見ていた
どっかで見た顔‥
どっかの店の売れっ子だろうな
としか思わなかった
その日はいつも通り女社長を抱いて、俺の店へ行った
:07/07/05 01:22 :D902iS :☆☆☆
#72 [ゆう]
この日の夜はアフターも女社長だった
もう正直うんざりだった
俺たちはバーにいた
すると向こうの方からレナが歩いて来るのが見えた
俺の気分はなぜか上がった
けどすぐに、話しかけようとした自分にストップをかけた
レナが一緒にいた相手は、今日俺が女社長のマンションの玄関で会ったホストだった
:07/07/05 01:28 :D902iS :☆☆☆
#73 [ゆう]
俺は言い表せない気持ちになった
なんとなく、だけどすごく嫌な気持ちになった
俺と寝た女社長
女社長と寝たあのホスト
レナが貢いでるホスト
そんなことばかりが頭を回った
俺は平然を装っていた
女社長は俺の様子に気づいた
「あの子はいいプレイヤーだわ」
:07/07/05 09:32 :D902iS :☆☆☆
#74 [ゆう]
「売り上げのためならどんな手段だって使う子よ」
女社長は、レナが貢いでるホスト「セイヤ」のことを俺に話した
セイヤは元スカウトマン。
つまり、女の子にキャバや風俗の仕事を紹介して、店から報酬を受ける。今でもその仕事を副職にしているらしい。
「あの子にうまく騙されてキャバクラや風俗に流れる子は沢山いるわ。今一緒にいる子も確かそうね。金のためなら女を利用する‥あたしはあの子のそういう残酷な所が好きよ。」
俺は微笑んで女社長の話しを聞いていた
本心は、今すぐにでもセイヤって奴を殴りたかった
:07/07/05 09:44 :D902iS :☆☆☆
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