俺が一番と思った女2
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#582 [しゅん]
[何かないとかけたらいけんの?]

「いや、そんなん言ってねぇけ!!機嫌わりーな、お前」

[別にー。じゃーね]


一方的に電話を切られ、呆気に取られる俺。
未来を見ると下をむいてうつむいていた。

⏰:08/10/10 15:12 📱:PC 🆔:veR29c0E


#583 [しゅん]
「ごめんな!」

『ううん。彼女…?』

「いや…」

『彼女おるのにあたしに会いに来ていいの?』

⏰:08/10/10 15:13 📱:PC 🆔:veR29c0E


#584 [しゅん]
『あたしが彼女の立場やったら絶対嫌だ』

その言葉に何も返せなかった。
慌てて言葉を探すが出てこない。

『やっぱしゅんがここに来ることは間違っとるよ。
彼女おるのに。
彼女に嘘ついて会いに来ていいん?』

「嘘はついてねぇ。」

『でも、聞かれて本当のことは言える?
言えんやろ?
現に何しよん?っち聞かれたんに言わんやったやん』

「そやな。」

そんな返事しか出来ない俺。
未来が続けた。

⏰:08/10/10 15:21 📱:PC 🆔:veR29c0E


#585 [しゅん]
『彼女と長いの?』

優歌のことを聞かれて、戸惑う俺。
でも、ここで答えないのは未来に気持ちがあるように思われると思い素直に答えた。

「んーなげぇっちゅったらなげぇかな。」

『そっか。』

「お前こそ、彼氏とはどーなん?」

『…もう別れたよ。結構前やけど』

ビックリした。
どっからの自信かわからんけど、未来と浅田さんは続くっち思っとって。

⏰:08/10/10 15:22 📱:PC 🆔:veR29c0E


#586 [しゅん]
「そーなんや。いつ?」

『んー結構なるかな。』

「そっか」

『しゅん、結構主導権握られて振り回されとる感じやね』

「んなことねぇし!俺が握っとる!」

『そうなん?そんな感じせんやったけどね〜』

「たまたまやろ!」

⏰:08/10/10 15:23 📱:PC 🆔:veR29c0E


#587 [しゅん]
『ねね、しゅんチーズケーキ買ってきてくれたんやろ?食べたい』

「おお!箱でわかるとかさすがやな!!」

『当たり前やん!!』

「切っちゃーけん、待て」

『うん!!』

箱を開け、一人分を切ると未来はキラキラした目で眺めていた。

⏰:08/10/10 15:23 📱:PC 🆔:veR29c0E


#588 [しゅん]
「じゃんけんで買ったら食わしたる!」

『えぇぇーーー』

そういいながらも、じゃんけんする未来。
何回しても負ける未来に、何回もチャンスをあげたが、結局勝てず。
仕方なく、食べる許可を与えた。

「もう、何回してもお前勝てんやん!食っていいわ!」

『やり〜〜。めっちゃ久しぶり食べる!!』

「そーなん?コレ全部お前の分やけん、思う存分食っていいぞ!」

⏰:08/10/10 15:24 📱:PC 🆔:veR29c0E


#589 [しゅん]
満面の笑みでニコっと笑い、一口、口にした。
一瞬、幸せそうな顔をしたが、口に入ったケーキを飲み込まない。

「お前、食いもん食っていんか?」

そう聞くと頷く。

「じゃあ、何で飲み込まんの?」

黙る未来。

「いてぇん?」

そう聞くと、思いっきり首を振って一気に口の中のチーズケーキを飲み込んだ。
未来の手はふとんを握り締めている。
目には涙が滲んでいた。

⏰:08/10/10 15:26 📱:PC 🆔:veR29c0E


#590 [しゅん]
「いてぇん?」

うつむく未来を覗き込んだ。
目からは涙がポタポタ落ちていて、手は震えている。

「どしたん?」

そう聞いた瞬間、未来は咳き込んだ。
それと同時に、口を手で覆いかぶせた手の隙間から、血が吹き出た。

俺の頭は真っ白になり、状況も読めず、行動が止まる。

⏰:08/10/10 15:27 📱:PC 🆔:veR29c0E


#591 [まあ]
あげます☆
楽しみに待ってます!!

⏰:08/10/16 22:40 📱:W61PT 🆔:ltI2BONU


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