俺が一番と思った女2
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#770 [しゅん]
「何かさ、優歌から気持ち言われて付き合いだした時は
本気で頑張ろうっち気持ち固まったんに、いざ付き合ってみて
優歌と同じ道歩き出したら何かちげーなっち思ってさ。
散々考えて出した答えやったんに、こんなことになってさ。
俺、何なんやろ?
自分のこと自分が一番わかってねぇ。」
《優歌ちゃんが特別なんのもあると思うけど。
未来やろ。
お前はまだ未来が好きや。
忘れようとしよるだけで、全然忘れられてねぇんちゃ。》
何も言えなかった。
嵐が言いよることは、間違ってねぇ。
未来が言った『戻りたい』という言葉を俺は何度も思い返していた。
:09/01/21 16:23
:PC
:CkEd2ubg
#771 [しゅん]
「嘘やろ?」
《ほんとや。あいつは浮気のうの字もしてねぇ》
「何で?何であんな嘘つかないけんのかちゃ!」
《浮気したっち聞いたとき、お前ならおかしいっち思ったはずやな?》
「思ったに決まっとるやんけ!
絶対未来はそんなんせんっち思ったけど、メールとか見せてきたんちゃ。
内容はあんま覚えてねぇけど、会ったりしとったんちゃ。
メールでは!」
《それも、未来の演技やな。》
:09/01/22 11:57
:PC
:ZdNVyXwE
#772 [しゅん]
「何の為かちゃ!!」
《お前のためちゃ。
そうしたほうが、お前の傷が浅いやろうっち。
嫌いになって別れたほうが楽やろうっち。
そう思ったらしいぞ?あいつは。》
「何かそれ…」
《普通に考えれば、未来がお前を振ったやん?
フラれたお前は、当然のこと引きずる。
お前が悪いで振られたんやから。
でも、未来が浮気したっちなったら、未来が悪者になって別れることになるやろ?
あいつはそうしたんちゃ。
お前が早く先に進めるように。》
:09/01/22 11:57
:PC
:ZdNVyXwE
#773 [しゅん]
言葉が出なかった。
あの時、未来が浮気するなんかおかしいと思った。
信じられなかった。
でも、受け入れるしかねぇで、今までやってきた。
今、嵐から嘘と聞いたって何もかわらない。
今更や。
嵐がしゃべるまで俺は自分の気持ちに整理することでいっぱいで
必死に頭を使っていた。
そんな俺に嵐は続ける。
:09/01/22 15:43
:PC
:ZdNVyXwE
#774 [しゅん]
《未来が取った行動が正しかったんかはわからん。
でも、未来の気持ち考えてみ?
あいつはその嘘を想像以上の力を振り絞ってついたはずや。
お前自身はそのことを今まで知らんやったけど、でも、その期待に答えて一歩を踏み出したんぞ?
未来のお陰やな。
その結果がどうであれ進んだことには変わらんし、これからそれをどう生かすかが大切なんや。
いつでもお前のことを思っとるんは未来やで?
誰よりもあいつはお前のことを思っとる。》
「何かそれ・・・」
:09/01/22 15:44
:PC
:ZdNVyXwE
#775 [しゅん]
《言いよったんちゃ。あいつ。
お前、病室おる時たまたま優歌ちゃんから電話かかってきたんやろ?
出ていいよっち言ったのに中々出らんやったけ、彼女かなっち思ったらしーで。
後でかけ直すとか言ったけど、それでも鳴るけん仕方なしに出たっち。
電話に出たお前はちょっと気まずそうにしとったっち。
あたしに気使ってたんかな?っち思ったみたいで。
そういうお前を見て、優歌ちゃんが羨ましかったんやって。
そんでちょっとショックやったっち。
でもな、しゅんが前に進んでくれてよかったっち。
しゅんが間違ったことしてたら、絶対注意してやってねっち。
同じことを繰り返さんように言ってやってっち。
しゅんが選んだ人やけ期待は出来んけど、それでもしゅんが幸せなならそれでいいっち。
泣きながら言うんで?顔は笑いよんのに、目は涙でいっぱいにして。
俺、それ聞いてめっちゃ泣きそうになった。
何かおかしくねぇ?
誰よりもお前のこと考えとって、お前の味方なんは未来なんに
何でその二人が結ばらんの?》
:09/01/22 15:44
:PC
:ZdNVyXwE
#776 [しゅん]
気が付くと俺はこぶしを握っていて、体全体に力が入っていた。
全身に鳥肌が立ち、何かがあふれそうな気持ちを必死に我慢していた。
未来が付いた嘘。
こんな訳があったとは気づきもしなかった。
未来はいつでも、自分のことより人のことを考える。
密に接してきた俺がそれは一番わかっていたはず。
それでも、俺は未来の何もわかってねかったし、結局その程度の男やった。
:09/01/22 15:45
:PC
:ZdNVyXwE
#777 [しゅん]
「でもさ、未来、浅田さんと付き合いよったやん?
そんなん言うの何かおかしくね?
例え、未来がそう言ったとしても、未来の気持ちは俺から離れたんちゃ。」
《今は別れとる》
「そーやけど。
浅田さんと付き合いよる時、気持ちは俺にはなかったはずや。
あいつが付き合うっちことは、本気で浅田さんのこと好きやったと思うし。
中途半端な気持ちで付き合うとかぜってーねぇ。
そんなん考えたら、俺のこと好きとかいう感情やねぇやろ?」
:09/01/22 15:45
:PC
:ZdNVyXwE
#778 [しゅん]
《それは過去やろ?》
「俺のことも過去やんけ。」
《そーやけど。》
「やろ?
結局、お前が言いよることは正論かもしれんけど
あくまで推測であって、未来から直接俺に対して気持ちがあるんか聞いたわけやねぇよな?」
《聞いてねぇ》
「それも一つの意見でしかねぇやん」
:09/01/22 15:46
:PC
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#779 [しゅん]
《そーかもしれんな。
浅田さんと付き合ったのも、別れたのもどーいう理由か知らんし。
しかも、それを俺が知ったところで何もかわらんかもしれんしな。
でも、それでも俺は今未来が好きなのはお前と思う。
お前、ふつーに考えて思われとるっち思わんの?》
「それはあくまでお前の意見や。
俺はそう思えんね。そんな期待もしたくねぇし。
わからんことを、俺に言うなや。」
:09/01/22 15:46
:PC
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