俺が一番と思った女2
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#912 [しゅん]
その日、一日買い物デートして未来を実家まで送るつもりだった。
未来は高速バスで帰るっち言いよったんやけど、どうしても俺が送りてぇで。
福岡から北九まで話をしよったらあっという間に着いた。
別れ際、未来がいつ会えるかを聞いてくる。
:09/02/18 15:11
:PC
:hQ900H/o
#913 [しゅん]
『次はいつ会えるー?』
「んー。お前金曜の夜からいんやんな?」
『うん。」
「金曜の夜はバイトやけど土曜休みやけん、金曜の夜泊まりくる?」
『行く!!いいと??』
「おう!」
『じゃあバイト終わりそうな時間に連絡してね!!
時間見計らって高速バス乗るけん。』
「迎え行くけど」
『ううん。自分で行く!!』
:09/02/18 15:12
:PC
:hQ900H/o
#914 [しゅん]
「じゃあ、土曜はどっか遠出しよっかね!行きてぇとこあったら考えとけ!」
『わかった!!でも、しゅん勉強はいいと?』
「土曜遊ぶために、平日頑張るけん!!
再来週はバイトびっしり入っとるし、土日は悟と予備校行く予定やけさ。
来週会っとかんと、2週連続会えんし。
俺、できる男やけ!」
『何それー。無理せんでいいよ?』
「してねぇし。俺も会いてぇんやけ!お前だけっち思うなよ!」
:09/02/18 15:13
:PC
:hQ900H/o
#915 [しゅん]
『うん!!じゃあ、帰ったらメールしてね。気をつけて帰ってよ!』
「はいはい!ちゃんと安全運転で帰るけん!」
『送ってくれてありがと!』
「いいえ!ちゅーか、これ持っとって!」
『何〜〜?』
そう言って渡したのは、俺の家の合鍵。
嵐に会ったとき、嵐に渡しとるのをこっそり貰っていた。
:09/02/18 15:13
:PC
:hQ900H/o
#916 [しゅん]
『鍵??』
「金曜、これ使って入とっていーけん。
いたらんこと、家捜しすんなよ!」
『…いい。』
未来は悲しそうに断ってくる。
「何で?いらんの?」
『うん。』
「どしたん?」
『何か、嫌やもん』
「は?何で?」
:09/02/18 15:14
:PC
:hQ900H/o
#917 [しゅん]
『それ、優歌ちゃんが持ってたやつやろ?』
「はぁ〜?ちげーちゃ!優歌には合鍵とか渡したことねぇし。
嵐しか持ってねぇ」
『そーなん?』
「何勘違いしとん?
もし、優歌に渡しとったとしても、それをお前に直接回したりせんし。
新しく作るわ!ボケ!」
『だって…』
「それは嵐のやけどな!作る暇ねかったし、嵐にとりあえず貰っとったんちゃ!
また、お前の分できたら渡すけん!
それは、とりあえず仮な」
照れくさそうに笑いながら、合鍵を受け取る未来。
俺が未来のキーケースに通した。
:09/02/18 15:14
:PC
:hQ900H/o
#918 [しゅん]
「未来ー。」
『ん?』
「いや、何もねぇ。」
『何なんー』
「やっぱ、優歌のこと気になる?」
『うん』
「よな。」
『しゅんの家行ったときも、優歌ちゃんがここにいたんやなーっちちょっと思った。
でも、それは仕方ないし。
今からはあたしの思い出でいっぱいにしていくけん
大丈夫!!』
:09/02/18 15:15
:PC
:hQ900H/o
#919 [しゅん]
仕方ないのはわかっとる。
過去を消すことなんかできんし、優歌と付き合ったことは事実。
俺が未来と浅田さんのことを考えるだけで嫌なように、未来も俺と同じと思う。
いずれこの気持ちは消えるんやろーけど、考えれば考えるほど自分を追い詰めている気がした。
俺は未来の手を見るたびに薬指を見てしまい、あの日グッチの指輪をはめていた未来を思い出してしまう。
もうその指輪ははめてねぇけど、どーしても未来の指に目が行ってしまう。
お揃いの指輪をかおーや。
たった一言なんに
それを言う勇気もなかった。
:09/02/18 15:18
:PC
:hQ900H/o
#920 [しゅん]
「未来。」
『ん?』
「今日泊まれん?」
『今日??』
「明日そんまま会社行くのきちぃ?」
『どしたん?』
「いや、今日何か帰したくねぇ」
『どしたと?何かあった?』
:09/02/19 16:21
:PC
:6iJB9jiI
#921 [しゅん]
「いや。」
『いいよ!明日会社やけん、朝までしかおれんけどいい?』
「朝、会社まで送る」
『わかった。じゃあ、お母さんに連絡してくるね』
「ごめん!やっぱ無理やんな!やめよ!!」
『あたしもしゅんとおりたいけん!ちょっと待っとって』
そう言って車を降りた。
:09/02/19 16:21
:PC
:6iJB9jiI
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