先輩と旅立ちの唄
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#204 [あかり]
「先生、その時あいつとアドレス交換したから、
お前ともメールするように頼んでやろうか? ―日下部―」
「えぇー!?いいの〜?是非お願いしまーす!(ノ><)ノ ―あかり―」
携帯電話を閉じ、座ってた長イスにゴロンと寝転ぶ私。
「キャァァー!どうしよう!
話は一気に急展開だあっ!」
:08/10/31 09:09
:SH705i
:XycnrOFk
#205 [あかり]
その日の夜―
日下部先生から、タクロウ先輩のアドレスが載せてあるメールが届く。
「二年の木村あかりです☆私のこと分かりますか?(>_<) ―あかり―」
何度もためらいながら、やっとの思いで送信ボタンを押す。
心臓はバクバクである。
20分くらい経った後―
先輩からの返信がきた。
:08/10/31 09:18
:SH705i
:XycnrOFk
#206 [あかり]
「ぅん。分かるよぉ↑↑
ょろしくぅ〜(^_-)-☆ ―タクロウ―」
先輩からのメールは、中高生の女の子がよく使っている、小文字混じりの文体であった。
「先輩ってメールではこんな感じなんだぁ〜!」
その一つ一つが新発見であった。
:08/10/31 09:24
:SH705i
:XycnrOFk
#207 [あかり]
それと、私が「木村あかり」という人物であることを、先輩の中できちんとインプットされている。
たったそれだけのことに、非常に幸せを感じた。
その後のメールのやり取りから、私は先輩からCDを借りることになった。
『0318』の先輩の靴箱に入れておくから、勝手に取っておいても構わないとのこと。
:08/10/31 09:33
:SH705i
:XycnrOFk
#208 [あかり]
先輩の靴箱…
そこで行われる、
誰も知らない、私と先輩のやり取り…
その日の夜はとても嬉しくて嬉しくて、
布団の中で、早く明日の朝になることを待ちわびた。
:08/10/31 09:37
:SH705i
:XycnrOFk
#209 [優]
:08/10/31 09:39
:SH904i
:oFFOA4zI
#210 [あかり]
次の日―
午前のホームルームが終わって、私は足早に玄関へと階段を下り、
『0318』の靴箱を探し、見つけたと同時にパカッと開けた。
「あれぇ?まだCD入ってないやぁ。」
そこには先輩の靴が一足分、入ってるだけだった。
でも、今日も一日先輩が学校にいるということが
この中身から読み取れただけで、私には十分だった。
:08/10/31 09:46
:SH705i
:XycnrOFk
#211 [あかり]
優さん

またまたご感想ありがとうございます!
めちゃくちゃ感激です!
特に甘い内容もなく、つまらない話ですが(笑)
優さんのように読んでくれる方がいると、やりがいを感じられます(^-^)
:08/10/31 09:50
:SH705i
:XycnrOFk
#212 [あかり]
教室に戻り、いのちゃんに「入ってなかった!」と、報告した。
彼女には朝一番に、昨日の先輩とのメールの件を話していた。
「あかりちゃん、気ィ早いな〜!
まだまだこれからっしょ。」
「あ、そうだよね(笑)。」
:08/10/31 09:55
:SH705i
:XycnrOFk
#213 [あかり]
5限目―
私はその時間一杯を、生理痛の為、保健室で過ごしていた。
終礼のチャイムが鳴り、教室まで戻ろうとする。
その途中、体操服に着替えたタクロウ先輩が、ダダダッと向こうから走って来た。
私の存在に気づいた先輩が、私の目の前で、ピタリと足を止める。
:08/10/31 10:07
:SH705i
:XycnrOFk
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