先輩と旅立ちの唄
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#260 [あかり]
「んーっ。最高ーっ。」
未央姉が切ってくれたロールケーキを食べながら、悦に浸る私。
未央姉は予定より早く実家から戻ってきたらしく、
一応渡されていたスペアキーを使うことなく、私は帰宅した。
「駅の中にあるケーキ屋さんの、新商品買ってきた。
今日、悠介くんとどうだった?」
うん、これにして良かった、と未央姉も食べながら言っていた。
:08/11/02 23:20
:SH705i
:VokpdkiI
#261 [あかり]
「お互い黙々と課題やってた。
図書館の帰り、カフェで少し話したよ。」
「あかり、あの子とくっついちゃえばいいのに。
あ、そうしたら、ちょっと遠距離になっちゃうわねー。」
「へへへ変なこと言わないでよ未央姉っ!
私、一応好きな人いるしっ!」
「あら、それは初耳。」
:08/11/02 23:27
:SH705i
:VokpdkiI
#262 [あかり]
こうして、未央姉宅へのお泊りは、楽しく過ぎていった。
一日中部屋でゴロゴロ過ごす日もあれば、
未央姉に外食に連れて行ってもらったり―
数日後、私は実家に帰ることにした。
未央姉が駅まで車を出してくれた。
窓の景色を見ながら、私はここであった様々な出来事を、思い返してみた。
:08/11/03 19:19
:SH705i
:yfrWS1oo
#263 [あかり]
秋人さんのバイト先での面白い人の話や、
未央姉と食べた焼肉の味、
悠介くんが、恋愛経験ゼロって言ってたこと―
冬休みもまた、来れたら来ようと心の中で思った。
:08/11/03 19:43
:SH705i
:yfrWS1oo
#264 [あかり]
車は数十分して駅に着き、
そこで、未央姉に別れを告げる。
それから、広い駅の中を歩き、改札口をくぐり抜けて、少し経った後、やって来た新幹線に乗り込んだ。
あと少ししたら、夏休みの補習が始まる。
タクロウ先輩の姿が、少しでも見れるといいな―
車内のアナウンスが鳴り響いた。
:08/11/03 22:00
:SH705i
:yfrWS1oo
#265 [あかり]
久しぶりの我が家に帰宅―
その日の晩は、お母さんがご馳走を振る舞ってくれた。
未央姉の彼氏を見たこと、時々手伝いをした話などを、食卓に持ち込んだ。
へえ、そうとポテトサラダを皿に取り寄せながら言う母。
私は唐揚げを何個も頬張った。
:08/11/03 22:36
:SH705i
:yfrWS1oo
#266 [あかり]
そして、補習の日へとなった―
久しぶりに、クラスの皆と顔を合わせる。
「いのちゃーん!元気してたー??」
「おう、あかりちゃん。
おかげさまで元気ピンピンやわ。」
夏休みの間に、いのちゃんは、髪を少し切っていたようだった。
:08/11/03 22:48
:SH705i
:yfrWS1oo
#267 [あかり]
「藍美っ!」
今度は一人で座っていた、藍美の席へと近づく。
「あかりー!久しいねえ。
あ〜っ、補習とかやってられんわあーっ。
でも、好きな人に会えるかと思うと、嬉しいかなあ。」
「藍美、好きな人いるの!?」
彼女が何気なく言った言葉に、私は逃さなかった。
:08/11/03 22:56
:SH705i
:yfrWS1oo
#268 [優]
:08/11/03 22:59
:D902iS
:QxfIhSEg
#269 [あかり]
「いるいる〜。
三年五組の高島克次先輩。」
あ、その人知ってる、と私は一言もらした。
一年の最初の頃、部活見学でラグビー部も訪れに行った時、
私に向かって、「この子、マネージャーの瞳さんに似てる。」と、何度も言ってきたので、覚えていた。
学校でも時々見かけたことがあり、その度に厳つい人だなと思っていた。
:08/11/03 23:05
:SH705i
:yfrWS1oo
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