先輩と旅立ちの唄
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#41 [あかり]
班の子と、笑い合いながら
清掃をする私。
皆で廊下に立って、雑談をすることが多かった。
:08/10/28 06:57
:SH705i
:dtU0GNBU
#42 [あかり]
するとその時―
ごみ袋を持った友達と、
一緒にいるタクロウ先輩がこっちに近づいてくる。
ドキドキドキドキ…
:08/10/28 07:02
:SH705i
:dtU0GNBU
#43 [あかり]
すれ違った時、それは今までより先輩を近くに感じて、
私の心臓は最高潮に高鳴った。
そのままごみ捨て場まで向かう二人。
私は先輩の後ろ姿を、
ずっとずっと見ていた。
:08/10/28 07:05
:SH705i
:dtU0GNBU
#44 [あかり]
すれ違ったり、遠くの方で先輩の姿を見かけたりすれば、
ときめいたり、幸せを感じる日々が続いた。
隣のクラスの雪依ちゃんという子と仲良くなり、
お互いに自分の気になる人を打ち上けたりした。
:08/10/28 07:17
:SH705i
:dtU0GNBU
#45 [あかり]
「私は、テニス部のマネージャーしてたら、
2年の和臣先輩って人が
気になるようになって来たの。
あかりちゃんは?」
「私は、ほら帽子被ってる先輩いるじゃん?
塩見タクロウ先輩。
何か、憧れちゃうな…」
:08/10/28 07:21
:SH705i
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#46 [あかり]
私自身、自分の体にコンプレックスを感じていて、
性格も内気な為、前へ前へと出ることが、とても苦手である。
それに対してタクロウ先輩は―
私から見る限りでは、
友達もたくさんいるみたいだし、
ムードメーカーという感じもしていた。
:08/10/28 07:29
:SH705i
:dtU0GNBU
#47 [あかり]
私にはそんな先輩の姿が、
とても輝いて見えた。
辛い過去を乗り越え、
卑屈にならないで、周りに笑顔を配っている。
先輩は今の私の鏡だった。
:08/10/28 07:31
:SH705i
:dtU0GNBU
#48 [あかり]
「ああ、あの人なら分かるよ。
あれ?和臣先輩と塩見先輩って同中じゃなかったかなあ?
それに、中学なら同じテニス部だったんじゃない?」
「本当?
私、あの人と話してみたいなあ。
自分の気持ちを伝えてみたい。」
:08/10/28 07:36
:SH705i
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#49 [あかり]
「そっかあ。
うーん、何かいい案はないかなあ。」
「私、手紙書いてみようかな!
言いたいことも簡潔にまとめられるし、
気持ちも伝わるだろうし。」
「うん、それいいかもね!
直接渡すのが恥ずかしかったら、私、和臣先輩に頼んでみるよ!」
:08/10/28 07:39
:SH705i
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#50 [あかり]
「本当に?
ありがとう。すっごく助かるよ〜!」
「いいのいいの。
それに私も、和臣先輩と話せるチャンスになるしね(笑)」
「お互い様々って訳だね(笑)」
:08/10/28 07:42
:SH705i
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