先輩と旅立ちの唄
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#371 [あかり]
それから帰宅して、晩ご飯の前に、船の中で翔馬から教えてもらった、
竜樹くんのアドレスにメールを送る。
「二年の木村です(^O^)
登録よろしくね☆
修学旅行のお土産、どんなのがいい?(゜▽゜) ―あかり―」
数分で返信はきた。
「こちらこそよろしくっす!何でもいいっすよぉ!食い物でも残る物でも! ―竜樹―」
:08/11/07 23:52
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:Xo6TOlQk
#372 [あかり]
それから、会話は途絶えるどころか、弾んでいくばかりだった。
「翔馬さん、ソーラン節の時、皆裸足なのに、一人だけ体育館シューズ履いてましたよねぇ?
先頭の真ん中だから、余計目立ってました(笑) ―竜樹―」
「そうそう!(笑)皆であれは笑ったなぁ〜。
翔馬はめっちゃ後悔してたけど(笑) ―あかり―」
「木村先輩、一番後ろの端の方で踊ってましたよね?
俺、ちゃんと気付いてましたよ!頑張ってましたね。 ―竜樹―」
:08/11/08 00:01
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:KtWTMKlI
#373 [あかり]
「竜樹くん、私のこと見てくれてたんだ…。」
心の底から嬉しかった。
自分でも、地味で目立たない奴だと思ってたから。
「ありがとう。来年は、竜樹くんたちの出番だね!私、しっかり竜樹くんのこと見るから!o(^-^)o ―あかり―」
:08/11/08 00:07
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#374 [あかり]
「あーかりちゃんっ。」
「あ、怜香。」
テスト期間真っ只中。
この日は、午前で学校が終わった。
帰りの船の中。
「あー最近何かときめきがないっ。
同じクラスの男子とはこないだ別れたばっかだし。」
「佐藤くんだっけ?
いい感じに見えたけど。」
「あいつ、ああ見えて女にだらしないだよねー。
怜香はもっと、尽くしてくれる人がいい。」
:08/11/08 00:18
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#375 [あかり]
「あ、ねえねえ。
阿倍野竜樹くんって分かる?一年二組だっけ?」
「うん。隣のクラスだし、話したこともあるよ。
優しいし、面白いよねー。
女子からも人気あるよ。
告った子もいるって聞いた。」
「そうなの?
竜樹くんは、誰かと噂になったりしないの?」
:08/11/08 00:27
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#376 [あかり]
「うん、ああ見えて硬派な感じ。
しかも自分からは、女子にあんま話し掛けないんよ。」
「へぇぇ〜。
それは本当に意外だなあ。」
「何々どうしたのー?
阿倍野くんのこと、いいと思った?」
「えっ!いや、最近メールしてるから…。」
:08/11/08 00:37
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#377 [あかり]
「へぇーっ!阿倍野くんとメールのやり取りとか羨ましー。」
「あ、うん、まあ…。」
「…。
塩見先輩、彼女いるんでしょ。」
「えっ、何でそれを…。」
:08/11/08 00:46
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#378 [あかり]
「あかりちゃん、最近塩見先輩の話めっきりしないなーと思って。
そしたら、日高ちゃん、前言った塩見先輩に片思いしてる子ね、
その子たちらが、先輩が女の先輩と付き合ってるーって騒いでて。
まあ、その相手が江戸川小春先輩だから、皆手も足も出せないみたい。」
「あ、そか…。
もう一年生にまで噂広がってるんだっ。」
「お似合いなような似合わないような、よく分からんカップルだよねー。」
「アハハッ…。」
:08/11/08 00:53
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#379 [あかり]
「…。」
怜香がこっちをじーっと見つめる。
「ん!何?」
「誰かに取られる前に、早くしないとと思ってー。
近頃、原 希緒ちゃんも阿倍野くんに、積極的に話し掛けに行ってるし。
まあ、あの子はないと思うけど。」
「うん、それはタクロウ先輩の件で肝に命じてる…(笑)。
私、これでいいのかな。」
:08/11/08 01:05
:SH705i
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#380 [あかり]
「そんな馬鹿正直に生きなくていいと思うよー。
ランダムでいいんだよ、恋愛は。」
「うんっ。
もっと高校生活を謳歌したいなあ!(笑)」
「私もあかりちゃんと阿倍野くんがくっつくように協力するわあ!」
「えっ、気早いって怜香っ!(笑)」
:08/11/08 01:46
:SH705i
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