先輩と旅立ちの唄
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#451 [あかり]
「どうぞ。何もないとこですけど。」

「おじゃましまーす。」

二人で玄関にあったスリッパに履き変える。

「リビング行きましょ。テレビも大きいし。」
竜樹くんの誘導のまま歩く。

⏰:08/11/11 04:24 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#452 [あかり]
「わぁ…居間広いねー!」
「まあ、そこのソファーにでも座っといてください。
俺、ジュースをコップに汲みますんで。」

「あ!私も手伝うよー!」

「いえいえ、わざわざ起こしいただいた身分なんで、まあ、ゆっくりしていってください。」
ダイニングキッチンの方へと移動した竜樹くん。

⏰:08/11/11 04:32 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#453 [あかり]
「本当?何か悪いねー。
じゃあ私は、観たいDVDの順番を決めようっと。」

「俺、最初はドイルがいいなー(笑)。」
キッチンの方から話かける彼。
2リットルペットボトルの、蓋を開けている。

「あっ、竜樹くんも一応こういうのに興味があるんだねっ。」

「いや、その中じゃそれが一番まだマシかなって…(笑)。」

「…。
『カスタードパンマン』にしよーっと。」

「わぁー!ごめんなさい!失礼なこと言いました!」

⏰:08/11/11 04:42 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#454 [あかり]
「嘘々。私も最初はドイルが観たいと思ってた。」

「やったぁ。」
オレンジジュースをついだコップを二人分持って、竜樹くんがこっちに来た。

「どうぞ。」
一つを私の目の前の位置に、テーブルに置いた。

それと同時に、彼もソファーに座った。

⏰:08/11/11 04:52 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#455 [あかり]
「犯人あの人っぽくない!?」

「俺も思った!」

DVDを観ながら、それにツッコミを加える二人。

「なんちゅう殺害動機やっ(笑)」

「現実ではありえないよねー(笑)」

⏰:08/11/11 05:37 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#456 [あかり]
「ギター弾いていいっすか?」

「あ、うん!」

何巻分か見終わって、彼はそろそろ痺れを切らしたのか、DVD鑑賞はそこで中断した。

二階の部屋から、ギターを持って来た。
こないだ見たのと、同じだった。

⏰:08/11/11 05:50 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#457 [あかり]
「ねぇねぇ、『カルガモ』弾いてっ。」

「赤アフロのですか?
えーっと、…」

思い出すような感じで、彼が伴奏の部分を弾く。

うんうん、そんな感じ、と隣で私が言う。

一曲歌い終わると、私がじゃああれはー?といった風にどんどんリクエストしていった。

⏰:08/11/11 06:05 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#458 [あかり]
「…先輩。」

「うん?何?」

「今日、良かったら泊まっていきませんか…?
あ、着替えとかは貸すんで。」

「えっ?えと…。」

「突然すいません。
でも俺、今日先輩をこのまま帰すのは惜しいです。

もっと先輩と一緒にいたいです。」

「う、うん…。」

⏰:08/11/11 06:13 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#459 [あかり]
嬉しい、ただそれだけだった

「じゃあ、お言葉に甘えてそうしちゃおうかな…。

私、お母さんに連絡するね。」

「やった…!ありがとうっす!」

「ううん、こちらこそ。迷惑かけちゃうけど。」

私は今日一晩、竜樹くんの家にいることになった。

⏰:08/11/11 14:43 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


#460 [あかり]
私はお母さんに電話で用件を伝えた。
私の家は比較的緩い。
あっさり了承をもらえた。

「うん、分かった、だってー。」

「お礼に、今日借りたDVD、好きなだけ観ていいっすから(笑)。」

「はーい(笑)。」

楽しい一日になりそうだ。

⏰:08/11/11 14:51 📱:SH705i 🆔:tkcuL6d2


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