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#115 [あい]
「「あのな、気にする事ねぇんだよ。お前バカか?」」


頭をくしゃくしゃにしてきたしゅう。


「「手話でしか話せないんだからしょうがないじゃん。周り気になるなら、一言も話さないで今日過ごすか?」」


「「それは嫌だ。」」


しゅうは笑って手を握ってきた。
それから周りの事なんか気にしないで手話で話した。



しゅう…ありがとう。

⏰:09/02/23 11:18 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#116 [あい]
夜ご飯は家で食べる事になり、家に向かってる時だった。


しゅうが携帯を見て、

「「ごめん。電話。」」


しゅうは誰かと話している。

「「千尋からだった。」」



千尋……
いつの間にか呼び捨てになってた。
いつから呼び捨てで呼ぶようになったんだろ。

「「何だって?」」

⏰:09/02/24 00:50 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#117 [あい]
「「学校の事で相談したい事があるって。でも今はあいと一緒だから、またメールするって言っといた。」」


「「千尋ちゃん、最近友達出来たって言ってたよ。何を相談するの?」」



「「いろいろあるんじゃない?」」



何でしゅうなの?
あたしはこの時、ヤキモチを妬いた。


それと、あたしには相談してくれないんだと、少しだけ寂しく思った。

⏰:09/02/24 00:55 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#118 [あい]
「「ちょっと今から千尋と話してくる。」」


そうしゅうが言ったのは、ご飯を食べ終わり、のんびりしてる時だった。


「「何で今から?」」


「「今学校の事で話したい事があるらしいんだ。」」


何であたしといる時に、しゅうは行こうとするの?

「「…わかった。」」

あたしが言うと、頭をポンとやって、「「お前も行くか?」」って…。

⏰:09/02/24 08:37 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#119 [あい]
あたしは首を振った。

「「あいも千尋の事知ってるんだし、来ても問題ないだろ。てか、あいも話聞いてやれよ。」」


いいのかなと思いながら、あたしはしゅうに付いて行った。



駅前のマック。
千尋は1人で座っている。

あたしがいるのを見て、一瞬顔が引きつった感じがしたが、すぐにいつもの笑顔に戻った千尋。

「「あいちゃんも来てくれたんだ。」」

⏰:09/02/24 08:51 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#120 [ゆきな]
前匿名だったもの
です(´・ω・`)

続き気になります♪

がんばってください

⏰:09/02/24 11:10 📱:P903iX 🆔:J92CECtc


#121 [あい]
>>120 ゆきなさん

また夜更新します
読んでくれててありがとうございます

⏰:09/02/24 15:11 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#122 [あい]
「「あのさ〜あいと2人でいる時はなるべく呼ばないでくれない?」」


しゅうが千尋に言うと、千尋は謝っていた。


「「あのね、友達出来たけど、またイジメがひどくなってきたの。」」


千尋からの言葉。
またイジメ…

千尋の何が気にくわないの?
どうしていじめるの?
お母さんが耳聞こえないのがおかしいの?

千尋の暗い性格が原因?

⏰:09/02/24 21:53 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#123 [あい]
でも千尋と最初会った時と比べれば、千尋はだいぶ変わったと思う。

自分から話をしたり、遊びに誘ってくれたり、すごい明るくなったと、あたしは思う。


「「どうしようかな…」」

悩む千尋。



「「そんなくだらない事してる人達の事なんかほっといた方がいいよ。友達が出来たなら、その人達とずっといて、無視してるのが1番いいと思う。」」


あたしは千尋に言った。

⏰:09/02/24 21:56 📱:F706i 🆔:☆☆☆


#124 [あい]
「「そうだよね…。でも無視したら、またどんどん悪くなっていく気がするの。」」


あたしは何て言ってあげればいいんだろう。
そう思ってる時だった。


「「あいの言うとおりだよ。ほっとけよ。そんな奴ら。悪くなっても、また悪くなっても、無視してけばいいんだよ。」」


手話を始めたのはしゅうだった。


「「その前に、俺達じゃなくて、その友達に相談しなよ。」」


「「何で?」」


千尋がしゅうに聞く。

⏰:09/02/24 22:00 📱:F706i 🆔:☆☆☆


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