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#145 [あい]
もうすぐで13時。
しゅうのダンスの時間が迫る。
しゅうは仕事を止め、あたしを引っ張って走り出した。
着いたのは、舞台裏。
衣装に着替えると、しゅうは仲間と行ってしまい、あたしは1人で待つ。
着替えが終わったしゅう。
「「まじ緊張してる。」」
そう言って、あたしの手を握ってきた。
あたしは口パクで、「頑張って」と言った。
そしたらしゅうは、顔を近づけてきて、キスしようとしてきた。
:09/02/25 23:56 :F706i :☆☆☆
#146 [あい]
あたしは軽くしゅうのほっぺを叩いた。
あたしが後ろに指を指し、しゅうも後ろを向く。
メンバーのみんなが見ていた。
笑いながら、
「「ごめんな。」」
そろそろスタンバイする頃だろう。
あたしも舞台裏から、見える所に移動しようと思っていた時だった。
「「お願いがあるんだけど…。」」
しゅうが言ってきた。
:09/02/26 00:00 :F706i :☆☆☆
#147 [あい]
「「途中で俺のソロがあるんだけど、失敗しなかったら、何かご褒美ちょうだい。」」
「「何?」」
「「ちゅ〜。しかもあいから。」」
大好きな笑顔で言うしゅう。
普段は口悪いし、態度でかいけど、たま〜に可愛い事言ったりしてくるんだよね。
「「失敗しなかったらね。」」
あたしがそう言うと、しゅう達の番がきたのか、しゅうは舞台の方に走って行った。
あたしも急いで舞台裏から移動した。
:09/02/26 21:42 :F706i :☆☆☆
#148 [あい]
1番前にこうすけとかながいて、あたしは2人の所に行き、しゅう達のダンスを見た。
練習は見に来るなって言うから、この時初めてだった。しゅうのダンスを見るのは。
他のメンバーも踊ってたけど、あたしはしゅうにばっか目がいってた。
しゅうが頭に付けてたバンダナを取り、あたしに投げてきた。
それから、しゅうが言ってたソロが始まった。
最初は順調だった。
でも動きがどんどん早くなってきた時、しゅうが転倒した。
:09/02/26 21:58 :F706i :☆☆☆
#149 [あい]
しゅうは悔しそうな顔をし、すぐに立って続きを踊った。
ダンスが終わり、あたしはしゅうの所に行った。
するとしゅうとグループの人達は、いろんな人達と写真を撮っていた。
あたしは少し待ち、しゅうがあたしの所に来た。
「「お疲れさま。」」
あたしが言うと、しゅうはあたしの手を握り、歩き出した。
歩き、着いたのは3年教室。
「「いいの?入って。」」
「「3年は全クラス外で店出してるから平気。」」
:09/02/26 22:32 :F706i :☆☆☆
#150 [あい]
あたしは席に座った。
「「焼きそばうまかった?」」
「「すごいおいしかった。」」
しゅうは頭を撫でてくれた。
「「ソロ失敗しちゃった。あそこ、いつも失敗してたとこなんだ。」」
あれ?もしかして、しゅう落ちてる?
それはそうだよね…。
会う時間削ってまで練習したのにね。
「「でも、すごかったよダンス。かっこよかった。」」
:09/02/27 00:01 :F706i :☆☆☆
#151 [あい]
下を向いてたしゅうが上目使いであたしを見る。
……可愛い〜!!!笑
「「でもさ、ご褒美ないな。」」
さっき言ってたやつか。
しゅうの携帯がなったのかな?
しゅうは携帯を取り、誰かと話してる。
「「こうすけだ。店手伝えって。かなもいるから、行くか。」」
今しかないよね。
:09/02/27 00:04 :F706i :☆☆☆
#152 [あい]
しゅうが立とうとした時、あたしはしゅうにキスをした。
しゅうはかなり驚いた表情。
「「ご褒美。」」
あたしはしゅうに言った。
あたしからキスをするのは初めての事。
すごい恥ずかしかった。
「「何のご褒美?俺、ソロ間違えたけど。」」
「「頑張ったご褒美。失敗しちゃったけど、ダンスしてるしゅう、本当かっこよかった。」」
しゅうは嬉しそうに笑ってた。
「バカか。」って言いながら。
:09/02/27 00:19 :F706i :☆☆☆
#153 [あい]
文化祭は無事終わり、後夜祭は出ないで、しゅうとこうすけとかなでご飯を食べに行った。
かなとは文化祭の1日ですごく仲良くなって、遊ぶ約束なんかもした。
2人と別れ、あたしはしゅうの家に行った。
その日はしゅうの家に初お泊まり。
何回か遊びに行った事があったけど、その時しゅうのお母さんに会った事はなかった。
でもその日は、しゅうの家、電気付いてた。
「「親いるかも。」」
ちょっと恐い顔をしたしゅう。
あたし達は家の中に入った。
:09/02/27 00:27 :F706i :☆☆☆
#154 [あい]
リビングに入ると、煙草を吸う女の人。
しゅうのお母さんだろう。
机には封筒が。
中はお金だろう。
遊びに来た時も同じような封筒が置いてあり、中はお金だった。
「誰その子。」
しゅうのお母さんがあたしを見て言う。
しゅうは話し返す。
でも何を言ってるかはわからない。
しゅうが口を動かせば、あたしはしゅうを見る。
しゅうのお母さんが口を動かせば、あたしはお母さんを見る。
:09/02/27 00:40 :F706i :☆☆☆
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