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#121 [t]
            『よっしゃ。とりあえずオーナーに話ちゃんと通しとくし、一応俺の紹介だから働きやすくしとくから』


俺『すいません何から何まで甘えちゃって』


俺は心から思った。


『いやいやお前一人でふらふら暇してても可哀想だかんな』


俺はいつの間にか寝とったみたいで

時には昼過ぎで笑っていいともが始まっとった。

⏰:09/06/10 16:10 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#122 [t]
            『おひたのか〜?』


洗面所から歯磨きしたままの竜さんが見えた


俺『ああ。…ハイ』


『よっしゃ早く準備しろ、今日は俺のスーツ着ていいから』


俺『あー、どおもです。』


『出勤前にちょっと
寄る所あるから早めに出るけど悪いな!』


俺『いえいえいいっすよ』


軽く返事をして俺は並んで歯ブラシを加えてチャッチャと着替えた。

⏰:09/06/10 17:18 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#123 [t]
            『おっ似合うじゃんか』


俺『まじっすか?(笑)』

俺はパッパッとワックスを手にとって

少しだけいつもよりがっちりと固めた。


適当に竜さんが用意してくれたブレスと

俺が昔買ったオメガの時計をはめて

竜さんについてくように足早に出た。


綺麗に晴れた日やった。

⏰:09/06/10 17:19 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#124 [t]
            竜さんは太客と言って

(たくさん毎回お金を使ってくれる上客)

と会う約束をしとるからと早めに家を出ると俺に説明した。


着いたのは綺麗な高級
そうなマンションの下。

⏰:09/06/10 17:21 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#125 [t]
            
竜さんはその太客を電話で呼び出しとるようやった


『あーい着いたよーん』

太客『あ、わかった。今いくよぅ』



ハスキーな女の人の声
が受話器から漏れた。

⏰:09/06/10 17:22 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#126 [t]
            30代前半と思われる女の人が降りて来て竜さんに何かを渡しとるのが見えた。


金のようなものが
見えた気がしたんやけど

そこわ今だに分からん


太客は俺を見て

『あら見かけない人ね』


と助手席を覗きこんだ。

⏰:09/06/10 17:27 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#127 [t]
            俺『あ、どーもでーす』

太客『竜に可愛いがられる後輩さんなんて珍しいわね♪』



女の人はそう言うと竜さんをチラっと見た


『何言ってんだよ俺はみんなに優しいっつうーの!』

⏰:09/06/10 17:29 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#128 [t]
           『あっわりぃ優子さん、こいつ顔合わせしてくるからもう行かなきゃ』

竜さんは顔の前で手を叩きながら優子さんに言った

優子さんと言う女性は、

『そうなの。今夜も行くからいいわよまたすぐ逢えるわ、待っててね』


…とキスをした。

⏰:09/06/10 19:53 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#129 [t]
            そして車は夜の街、歌舞伎町に着いた


そして1件の店の前で
車は止まった


薄暗い階段を降りると、そこは鏡張りになった
部屋があって

竜さんに言われるがままに俺は椅子に座った

⏰:09/06/10 19:59 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#130 [t]
            
竜『そんじゃまた終わったらメールいれといて』


とだけ残して竜さんはさっさと消えた


携帯を開くと着信でいっぱいやった


ゆかり

あやか

めい

みき…


…ドンドンドン!!

(おっびっくりしたー)

⏰:09/06/10 20:00 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


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