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#112 [t]
            『誰あなた?家に帰るだけですけど?』


声はむっちゃ可愛いのに言葉はつんと冷え切っとった


(いや、そらそーや!怪しい男にしか見えやんもん)


⏰:09/06/10 13:42 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#113 [t]
            『そうなんや。今話せやん?』


(なんだなんだ?俺は
話そうって!何を?なぁなぁ何を話すん?)


俺は完全に昭和初期に
憧れた馬鹿男になっとった


『え?なんか気持ち悪い!誰だか分かんない人と話したくない、また今度どこかで会えたらにして!』


あたし急いでるから。


可愛いこちゃんはそれは酷いやろって言葉を浴びせ去っていった

⏰:09/06/10 13:44 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#114 [t]
            俺はやっぱりバカヤロウだと分かった


なぜかって?


俺は嬉しかったのだ!


(また会えたら話して
もらえるんかな!?)



馬鹿や…俺はアホやね。

⏰:09/06/10 13:47 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#115 [t]
            
次また会えるやろ!

今日1日で2回も逢ってるんやから



俺はきっと一目惚れしたんやと確信した。


だって、んーまに可愛い顔なんやもん


可愛すぎんねんマジで


初めての経験やった

⏰:09/06/10 13:48 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#116 [t]
            
俺は煙草を手に取って

淡い恋心のようなそんなピンクな気持ちになりながら

俺はアパートへ戻る事にした


ゴウオオオオオォオオ


(相変わらずのやかましい場所)


家に帰ってまたさっきの事を思い返した


長い長い1日やった。

⏰:09/06/10 13:50 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#117 [t]
            十分にのんびりとした後、シャワーを浴びた


これから頑張るぞという

気持ちを込めて俺は冷たい水をかぶった


玄関からガチャガチャ
と音が聞こえてきて俺は急いで流して顔を出した。

⏰:09/06/10 15:22 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#118 [t]
            
『おー起きてたんだ』


俺『うをぉ〜!サミィ!あーおつかれっす』


『大丈夫かよ〜何してんの!笑』


それからくだらん話で盛り上がって、4時を回った


『なあなあ?いきなりだけどタクマさ、ホストやってみねえか?』


この一言が俺の始まりやった

⏰:09/06/10 15:25 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#119 [t]
            俺『え?なんで』


『お前まだ仕事も目標も無いんだろ?それならやってみないかなって!とりあえず俺いるしまずは、安心だろ?な?』



俺『まあ貯金も底ついてまうし金貯めたいで
俺なんかで出来るんなら…やりたいっすけど』


⏰:09/06/10 15:28 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#120 [t]
            
『大丈夫大丈夫!お前なら結構いい所行く!
これ絶対な。まー楽な仕事じゃあないけどな』



俺『でも竜さんいるなら金貯まるまでお世話なるかな…』


こうして東京でてすぐほいほいと就職先が決まった




東京なんかちょろいやんけ!!

⏰:09/06/10 15:29 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


#121 [t]
            『よっしゃ。とりあえずオーナーに話ちゃんと通しとくし、一応俺の紹介だから働きやすくしとくから』


俺『すいません何から何まで甘えちゃって』


俺は心から思った。


『いやいやお前一人でふらふら暇してても可哀想だかんな』


俺はいつの間にか寝とったみたいで

時には昼過ぎで笑っていいともが始まっとった。

⏰:09/06/10 16:10 📱:F906i 🆔:mKpuQSLw


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