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　　　　　　　　　　　　それから源氏名と言う物を決めて

この店のシステムを聞いて結構な時間が過ぎた｡

《～～～～～♪》

俺『あっ竜さんや！ちょっとすんません。電話出ていいすか？』

充『あー遅くなっちったな！いいよ！』

｡

　　　　　　　　　　　　竜『もしもし～？あっ話し中悪いな！時間かかるようだったらー俺』

充『あー竜､もう終わったよ！』

声が漏れてたのか充さんは

竜さんが話す途中でそう割り込んだ｡

　　　　　　　　　　　　竜『あーまじっすか！！すいやせんわかりやしたー』

竜さんは声を張り上げてた

見事､中間役となった俺は

とまどいながら自分のタイミングで電話を切ったｗ

　　　　　　　　　　　　充『竜待ってるから早く行ってやれ！』

俺『はい！ほんじゃ行ってみます』

俺は小走りで竜さんの車へ急いで戻った

（やべー！やべー！）

灰皿には吸い殻がたまっとった

結構長い時間話しとったんやな

なんて思った。

　　　　　　　　　　　　
俺『すんません遅くなって』

『おう｡充さんどうだった？上手くやってけそーか？』

俺『何か全然堅苦しい
感じちゃうくて話しやすかったっす』

『ほうかそれわよかった』
｡

　　　　　　　　　　　　俺『火曜日かららしいで宜しくお願いします！』

『なーんだよ急に(笑)
てかそろそろ敬語やめろよ～これから一緒に
過ごすのに気まずいっしょ！(笑)』

《これから一緒》

（やべー！やべー！！
これから一緒とかやべぇ）

俺は言葉に安心感を覚えた

　　　　　　　　　　　　▼初出勤

『んじゃ行くかぁ～』

俺『あ～ああああ！竜さんちょい待って！』

俺はなかなか今日に限って

髪がうまく盛れん事にイライラしとった

（ふざけんな！髪型で
カバーせな！俺のアホ！はよ盛れ！）

｡

　　　　　　　　　　　　
『充分！充分！盛れてるから心配すんなって！』

俺『あ～！もう～！』

『情けない声だすな(笑)』

俺『も～なんでや～』

俺はいまいち納得しないままやったけど

キラキラ光る歌舞伎町と言う街を目指した

｡

　　　　　　　　　　　　俺『うっわ～や～ば』

（まぶし！目痛っ！）

やっぱり夜の街はネオンが眩しくて

人一人一人が光に包まれとるように見えた

そして竜さんはキリっとした夜の顔を

すでにチラつかせながら運転しとった

それわ男でも見とれる姿やった｡

　　　　　　　　　　　　俺を簡単に紹介した後､

竜さんの一声でみんなはそれぞれバラバラになった

営業電話をかけ始める奴や

boxの整理をする奴､外へ出てく奴とそれぞれとなった

｡