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#207 [t]
そうさやかがおったから
『ごめんさやかが今
いた気がすんねん!ちょい降りて見てきます!』
(なんでこう、今まで見かけなかった女をまた何度も見つけてまうんやろ)
。
:09/06/11 23:32 :F906i :4t8z7rxs
#208 [t]
竜『マジで?気をつけろな〜』
俺はさやかがおった気がしたビルの下へ急いだ。
そう言えばあそこは初めて
さやかを見かけた場所やった。
そこにはちょこんとビルを見て
歯を食いしばるさやかがおった。
:09/06/11 23:34 :F906i :4t8z7rxs
#209 [t]
俺『…さやか』
『おいさやか!!!早くしろよ!!』
俺の声をかき消す声が聞こえたの瞬間
さやかが引き込まれたように消えた
:09/06/11 23:36 :F906i :4t8z7rxs
#210 [t]
男『なあ?俺の事好きなんだろ?だったら家入ってこいよ。』
『嫌だよ…だめだよ
もうやめたの…だめっ
こう言うのは無し…だめ!』
(なんやなんや?)
俺はこれはただ事やない!
と思いこの世で1番早いスピードで駆け寄った。
:09/06/11 23:38 :F906i :4t8z7rxs
#211 [t]
俺のゴール地点には、さやかの髪にキスする男がおった。
俺の怒りバロメーターは計りきれない程やった
『おい、何してんねんあんた?』
男と男の一騎打ちや
さやかが少し足早に駆け寄ってきた。
:09/06/11 23:41 :F906i :4t8z7rxs
#212 [t]
男『何あんたなんの用?さやかの新しい男か?』
やっと顔をちゃんと見せた男はあの
忘れもしないドンキでぶつかった男やった
:09/06/11 23:45 :F906i :4t8z7rxs
#213 [t]
『かあくんやめて!この人は知り合い…だから。ごめんね…!今日は帰るね…ごめんね本当に』
(さやかはかあくんと
言うその男に気を使い
ながらそう話しとった)
男『もういいうざい』
『かあくんごめん!
また来るからね!また絶対払いに来るからね!』
さやかは震えた声で叫んどった。
:09/06/11 23:46 :F906i :4t8z7rxs
#214 [t]
好きな女が目の前の男に泣きながら謝る姿を見て
俺の目が涙でいっぱいになるのが自分でも分かった
泣きそうになった…
(なんなんこれ…なあ、いややー)
俺どないしたらええの。
:09/06/11 23:50 :F906i :4t8z7rxs
#215 [t]
消えた男の姿に向かってさやかは座り混んで
泣きじゃくった
こんなに可愛い子が、なんであんな男なんかに
こんな女みんなほっとかんはずやろ
こんなボロボロなるまで
。
:09/06/11 23:57 :F906i :4t8z7rxs
#216 [t]
俺『なあ?どうした?言って?落ち着いたらでええから、聞いたるから』
ドスンと音を立てて座る俺の横に
さやかは膝をかかえて小さく座った。
呼吸を乱しながら一生懸命に俺の胸の中で話を始めた。
:09/06/11 23:59 :F906i :4t8z7rxs
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