偽りの“ジン”...
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#332 [我輩は匿名である]
「桃を不幸にしてるのはあんたなんだよ!俺が桃を幸せにするから。あんた自分が邪魔者ってことに気づけよ!」


「違う……!!!そんなの違ーーーーーーーう!!」


プツッ


ジンは絶叫したと思えば、突然電話が切れた。

⏰:09/08/28 02:48 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#333 [我輩は匿名である]
「あ、切れた」


「誠二よくやった!」


絵里は喜んでいた。


「懲りたのかな?こいつ」


『どうでしょ?』

⏰:09/08/28 02:57 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#334 [我輩は匿名である]
「大丈夫大丈夫!理沙も誠二もここまで言ったんだから!」


『あ…』


「ん?どした?」


『さっそくジンから不在着信あるし…』

⏰:09/08/28 03:03 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#335 [我輩は匿名である]
「は、早っ!どうするかけ直す?」


『かけなおしてみようか?』


「俺が話すよ」


そう言って、誠二が電話を持った。

⏰:09/08/28 03:07 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#336 [我輩は匿名である]
プルルルル


ガチャ


「お前等2人とも覚えとけよーーーーー!!!
俺をなめんなよーーー!」


ブツッ


ジンの叫び声と共に電話はまた切れた。

⏰:09/08/28 03:12 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#337 [我輩は匿名である]
「・・・あははははは!
やっばい!うける!」


スピーカーを通して聞いていた絵里は大爆笑。


『覚えとけって何か怖くない?』


「大丈夫、大丈夫!強がりだって!」


「そうそう、実際何もできねーよ」

⏰:09/08/28 03:22 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#338 [我輩は匿名である]
「それにさ、もうすぐ携帯変えるんだし、もうジンと関わることはないって!だから大丈夫!」


若干怯えている私に絵里と誠二はフォローしてくれた。


(そうだ…もうすぐ携帯を変えるんだから、もう心配することないよね。)

⏰:09/08/28 04:06 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#339 [我輩は匿名である]
バイト代まで後二週間弱。


(私、平和に過ごせるかな?)


どうか何事もなく、平和に毎日を過ごせますように。



私はそう祈るばかりだった。

⏰:09/08/28 04:28 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#340 [我輩は匿名である]
数日後


祈りが届いたかのように私は平和だった。


ジンからの着信もなく、
イタ電も減ってきた。

⏰:09/08/28 04:41 📱:N904i 🆔:UHJIed9E


#341 [pome]
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⏰:09/08/28 05:05 📱:F704i 🆔:3rr2YRq6


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