微妙な10センチ。〜最終〜
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#776 [あき]
『そんな事繰り返してたら、本当に子供産めなくなるぞっ?いいのか?』

『…そんなの…私は、もともと…』

『まだそんな事言ってんのか。くだらねーっ!〃』

ねぇ。なおちゃん。
本当はね。本当は…私。この数日間。
不安と恐怖に怯えながらも、相反する心の隅に、私にも…なんて淡い期待してた。
矛盾してるよね。
だけど、結果は、やっぱりゼロで。
安心した。ほっとした。それと、同じくらい情けなかった。悲しかった。やっぱり、私はダメな女なんだって。
そう思い知らされた。

そんな思いすら、貴方は知っていたって言うの?

⏰:09/12/02 02:53 📱:W64S 🆔:mHlVqlYw


#777 [あき]
『で?その彼とは、どうすんだよ?』

『終わらせたい。
彼の考えには、ついてけないよ。もう何度も言ってるけど、聞いてやくれないし、理解してくれないんだ…。』

苦笑いで伝える私に、変わり物には、変わり物が着くんだなと、昨夜話た、西条さんとの一連の出来事を一人フムフムと分析を始めた。

『話を聞く限りでは、あきの為ってよりかは、自分資本の男だもんな。』

『そうなんだよね…。』

『ガツンと言えば?』

『効果なし。てか、もう怖い…刺されるよ〃あたし。』

⏰:09/12/02 03:12 📱:W64S 🆔:mHlVqlYw


#778 [あき]
『なら、諦めて結婚すれば?』

『いやだ。』

『なら、刺されちゃえば?』

『おいっコラッ!』

『ったく、贅沢言うなよなぁ〜〃』

『いやいや…その選択は贅沢じゃなくて、究極でしょ!!』

ある晴れた昼下り。
私の最大の悩みなんて、知ったこっちゃないと言わんばかりの、なおちゃんから、

『俺が話してやるか。それが一番手っ取り早いよな。ほれ、携帯貸せっ!』

それは突然の発言だった。

冗談は、よしこちゃんだよ!!なおと君!泣

⏰:09/12/02 03:22 📱:W64S 🆔:mHlVqlYw


#779 [みさ]
1週間ぐらい前から1作目を読み始めて今ここまで追いつきました!!!
この小説好きです!!
これからも応援してます!
あきさん!がんばってください(>_<)

⏰:09/12/05 19:57 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#780 [我輩は匿名である]
 
あきサンお疲れ様です☆
やっぱあきサンにはなおチャンですよ!! これは何年前の話ですか?

自分が素の姿でいられる人と一緒になってくださいm(__)m

⏰:09/12/10 00:40 📱:SH906iTV 🆔:6wwQq7jY


#781 [あき]
みささん。
匿名さん。
有り難うございますっ。

初めは、好きすぎた、なおちゃんとの楽しかった日々だけを記すつもりが…
三編にまで長くなり(-ー-)ゞ
コツコツと書き始めた私の過去が、この本編で、現在に近づいてまいりました。
なので。
もうすぐ、最終章も結末を迎えますっ。
宜しくお願いします!

⏰:09/12/10 20:54 📱:W64S 🆔:denBUdqw


#782 [あき]
『なっ…何言ってんのよっ!なおちゃんが出たら、まとまる話もまとまんないっつーのっ!!』

突然の突拍子もない発言にたじたじだ。
なおちゃんは、そんな私の剣幕にきょとんとしたまま、つぶらな瞳で首を傾げる。

『なんでだよ??』


こんにゃろ…
ふざけんのは顔だけにしてくれっ…
別れ話にあんさんが出てきたら、彼は間違いなく、発狂して、怒り狂って卒倒する。
遠く離れたあの場所に救急車出動だよ。
ピーポーパーポーだよ。何故にそれがわかんないかなぁ!!

⏰:09/12/10 21:00 📱:W64S 🆔:denBUdqw


#783 [あき]
『じゃ、逃げないでちゃんと伝えろ。』

なおちゃんは、ほれっと言わんばかりに、私の携帯電話を差し出した。私は首を横に振る。

『何?ビビってんの?なら結婚しちゃえば?』

再びテーブルに置かれた私の携帯電話。
顔をちらりと見ると
真っ直ぐな眼差しで私を見つめ、小さく頷いた。


『わかった…ちゃんと見ててね。』


静かに深呼吸をして、携帯電話を握りしめた。

⏰:09/12/10 21:15 📱:W64S 🆔:denBUdqw


#784 [あき]
―…

《もしもーし。》

『あ…私!…です。』

《おお。仕事終わった?》

『いえ…今日は休みで。』

《ん?聞いてなかったけど?》

『…あ…ごめんなさいっ…』

《じゃ、今何してるの?》

『…出掛けてます…』

《…またかよっ…》

⏰:09/12/10 21:19 📱:W64S 🆔:denBUdqw


#785 [あき]
ビクリと体が萎縮する。
泣きそうになった。
なおちゃんの顔を見ると彼は黙って私を見つめていた。
ベッドに座り、大きく頷く。

私はソファーに座ったまま再び頷き、小さく深呼吸をした。


《…お前は、いつもいつも、どこをほっつき歩いてんだよっ!!》

そんなアイコンタクトの電話の向こう。
西条さんの声は怒りに変わっていた。

『あのっ……!!』

⏰:09/12/10 21:28 📱:W64S 🆔:denBUdqw


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