$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#172 [りぃ]
そんな不安を拭ってくれるのは
他でもないじゅん君からの
毎日の電話だった。
すべてはじゅん君のため!
不安に負けそうになり
時々揺らいでしまう最初のその決心を
再確認させてくれる気がするのだ。
:09/07/20 15:57
:P905i
:3vOMWBJo
#173 [りぃ]
そんなゆらゆらした気持ちで
過ごしている中、初めての
給料日を迎えた。
給料袋に、今までのバイトでは
感じたことのない重みを
ずっしりと感じる。
適当に始めたつもりだったバイトも、
指名やボトルが入るたびに
嬉しさがやる気に繋がり、
思っていた額の数倍もの収入になった。
:09/07/20 16:59
:P905i
:3vOMWBJo
#174 [りぃ]
私はとりあえずその70数万円を、
じゅん君との関係がもう少し
進展するまで様子を見ながら
貯金しておくことにした。
いつでも即戦力になれるように。
じゅん君に喜んでもらいたい♪
そんな気持ちでいっぱいになり、
大金を目の前にしても
自分の物欲など一切感じなかった。
:09/07/21 16:43
:P905i
:pvFEKFSQ
#175 [りぃ]
そんなことを考えているうちに
不安なんてすっかり消えていた。
お金があることで、
自分に自信も持てた。
じゅん君の欲しがるものを
すべて与えることができれば
絶対誰にも負けない!
そんな不思議な自信が
止めどなく湧いてくる。
:09/07/21 16:52
:P905i
:pvFEKFSQ
#176 [りぃ]
キャバクラ生活に慣れ、
生活パターンが安定してきた頃、
学校にはほぼ行かなく
なってしまっていた。
萌はそんな私を心配して
こまめに連絡をくれるけど、
私が今頑張りたいのは
学校ではなくバイトだった。
大学の単位はきっと足りない。
4年での卒業もきっとできない。
大学辞めちゃおうかな…。
:09/07/21 16:59
:P905i
:pvFEKFSQ
#177 [りぃ]
大学を辞めようと思っていることは
誰にも言い出せなかった。
誰に話しても、間違いなく
反対されるだろうから。
男に貢ぐためにキャバを始めた結果、
キャバを優先して大学を辞める
なんて…誰が聞いても呆れる話だ。
:09/07/21 17:03
:P905i
:pvFEKFSQ
#178 [りぃ]
親元を離れて一人暮らしをしながら
親の知らないところで夜のバイトを始め
大学には全く行かず
バンドマンに貢ぐなんて
親のことを思うと心苦しかった。
だけど私の気持ちは揺るがない。
世間から見れば自分がどれだけ
馬鹿なことをしているか…
そんなことは当然わかっていた。
:09/07/21 17:08
:P905i
:pvFEKFSQ
#179 [りぃ]
今はじゅん君のためだけに
存在していたい。
将来、もし後悔する時が来ても、
その後悔以上の幸せな思い出があれば
そんなこともあったねと
笑い話にできる気がする。
それでいいじゃん。
:09/07/21 17:23
:P905i
:pvFEKFSQ
#180 [りぃ]
「おかあさん?久しぶり。」
とても久しぶりな母への電話。
学費、家賃、生活費…
親のお金でぬくぬくと
生きてきた私には、さすがに
親に黙って勝手に大学を
辞めることはできなかった。
「ユリサ!元気にしてるの?!」
:09/07/21 20:53
:P905i
:pvFEKFSQ
#181 [りぃ]
「うん、元気だよ。
…ちょっと話があってさ。」
『なに?どうしたの?』
母はなんとなく察したはずなのに
あえて何もわからないフリをして
答えてくれていたと思う。
「大学のこと。」
『うん。どうしたの?』
:09/07/21 21:06
:P905i
:pvFEKFSQ
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