$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#182 [りぃ]

「私こっちに出てくるとき
 やりたい事とか全然なくて
 とりあえず大学通いながら
 何か探すって言ってたじゃん?
 でも最近やりたい事が見つかったの。
 だから大学にはもう行かない。
 夏休みを機に、前期で辞めるね。」

私が一気に話すのを母は黙って聞いていた。

⏰:09/07/21 21:17 📱:P905i 🆔:pvFEKFSQ


#183 [りぃ]

反対されても説得されても
私は絶対に決心は曲げない
と固く心に誓って母の返事を待った。

『何か見つかったんだ。
 よかったねユリサ。
 大学辞めて後悔しないなら
 ユリサの決めた通りにするといいよ。』

返ってきたのはあまりにも
予想外の前向きな言葉だった。

⏰:09/07/21 21:28 📱:P905i 🆔:pvFEKFSQ


#184 [りぃ]

「うん。ありがとう。
 頑張るね。」

初めて心からの親への感謝を
素直に伝え、充実感でいっぱいのまま
電話を切った。


―よし!
 これでじゅん君に専念できる!―

⏰:09/07/21 21:35 📱:P905i 🆔:pvFEKFSQ


#185 [りぃ]

お父さんお母さんごめんなさい。

親不孝な娘ですが
私は今この瞬間、
この恋が終わるまでは
じゅん君のためだけに
生きていきますっ!


もう迷いはない。
今の私のやるべきことは、
ひたすら働いてお金を貯めること。

それだけだった。

⏰:09/07/21 23:36 📱:P905i 🆔:pvFEKFSQ


#186 [りぃ]

夢中で働いて、キャバを始めてから
あっとゆう間に3ヶ月ほどたっていた。

もう季節は夏を迎えている。

3ヶ月間貯め続けた給料は
200万を超えた。

誰かのために尽くすことが
こんなに楽しくてやりがいを感じる
ことだなんて知らなかった…!

⏰:09/07/22 09:29 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


#187 [りぃ]

じゅん君は相変わらず
電話はマメにくれるし
週に1回か2回くらいのペースで
会ってくれるけど、
手を出されることもなければ
本カノらしく“付き合おう”
なんて言ってくれるわけでもなかった。

いっそのこと、貢いで!とか
言ってくれれば割り切れるのに
なんで何も言ってくれないの…?

⏰:09/07/22 09:53 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


#188 [りぃ]

そんなある日。

いつものようにじゅん君に呼び出された。

指定の場所へ向かい、顔を合わせると
いつも以上にご機嫌なじゅん君の笑顔に
私の期待も高まる。

⏰:09/07/22 10:04 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


#189 [りぃ]

「ご機嫌だね♪どうしたの?」

私が尋ねると、じゅん君は
待ってましたとばかりに口を開く。

「ツアーが決まったよ!」

「……???」

一瞬、何が言いたいのかよくわからず
ぽかんとしてしまう。

⏰:09/07/22 10:08 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


#190 [りぃ]

じゅん君はそのまま続ける。

「パス出すから一緒にツアーまわろう♪」

「え!!!」

私はやっと理解した。

これはある意味、招待?!
しかも各地で同じホテルを取れば
いっぱい一緒に居れる…

「行くっ!!」

私は迷わず答えた。

⏰:09/07/22 10:24 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


#191 [りぃ]

即答した私にじゅん君は
嬉しそう笑顔を向ける。

…なんでそんな嬉しそうな
顔で笑うの?
嬉しいのは私のほうなのに。

「ユリサちゃんがライブ来てくれたら
 頑張っちゃうよ〜♪」

「……」

そうゆう事は言ってくれるのに
なんでもっと本質的なことに
なにも触れてくれないの?

⏰:09/07/22 11:13 📱:P905i 🆔:JF6gnPPQ


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