$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#222 [りぃ]

ついにツアー前日。

私は部屋で萌と電話しながら
荷物を詰めていた。

「あ、てゆうか服が
 全部入らないんだけど…!
 どうしようー。
 どれも外せないのにー」

『服?服は圧縮袋で潰すといいよ!
 待ってて、今からユリサんちに
 降りていくから。』

荷造りがうまくいかず困っていると
萌が手伝いに降りてきてくれた。

⏰:09/07/29 15:37 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#223 [りぃ]

「ほら。これ使いなよ。」

萌は部屋へ入ってくるなり
小さいビニールの衣服圧縮袋を
私に差し出してくれた。

「ありがとう!」

「うっわ。ユリサ荷造りヘター!!」

私のキャリーバッグの中の乱れ具合を
見た萌は笑いながら手際よく
私の荷物をまとめ直してくれる。

⏰:09/07/29 15:44 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#224 [りぃ]

「こうやって袋の空気抜けば…
 ほら!かなり小さくなるでしょ?」

萌の指示通りに荷物を詰めていくと
さっきの状態が嘘のように
かなり余裕を持ってキャリーバッグの
中がまとまった。

「できたー!準備完了ー!」

やっとのことで荷物ができあがったのは
もう日付が変わろうとしている頃だった。

⏰:09/07/29 15:52 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#225 [りぃ]

「ありがとう萌!助かった〜。」

「あ、それはいいんだけどさ、
 そういえばパスっていつもらうの?
 まだじゅん君から
 もらってないんでしょ?」

萌は私のベッドに腰を下ろしながら
そう尋ねてきた。

⏰:09/07/29 16:00 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#226 [りぃ]

「あ、そうそう!
 ごめん、言うの忘れてたんだけど
 最近忙しかったからじゅん君と
 なかなか都合が合わなくて
 もらいに行けなかったの〜…。
 だから明日早めに会場に
 取りにきてって。」

「えっ?!会場で密会?!
 やるねぇ〜じゅん君!」

萌が楽しそうにはしゃぐ。

⏰:09/07/29 16:13 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#227 [りぃ]

「じゃ。私帰るわー。
 明日は飛行機だから11時くらいに
 出れば余裕だよね?
 迎えに来るねー。おやすみ〜」

萌はひとしきりはしゃぐと
嵐のように去っていった。


私も明日に備え、シャワーを済ませ
久しぶりに夜に眠りについた。

⏰:09/07/29 16:40 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#228 [りぃ]

──次の朝。

早めに起きて身支度をしていると
携帯が鳴った。

表示は“じゅんくん”。

「はーい♪」

『おはようコール〜。
 起きてた?』

「うん、起きてたよ!」

『今日何時ごろ札幌着く?』

「多分2時とか3時とか
 それくらいかな〜?」

⏰:09/07/29 17:01 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#229 [りぃ]

札幌までの飛行機は便数も多く
空港に行ってからスカイメイトで
取るほうがいいと萌に言われ
飛行機の予約はしていなかった。

『俺ら昼頃に会場入りして
 2時くらいなら確実居るから
 札幌着いたらひとまず会場来て?』

「うん、わかった♪
 着く頃に電話するね。」

『よろしくー。じゃあ後でね。』

⏰:09/07/29 17:20 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#230 [りぃ]

身支度を全部済ませ
最後にコテやスプレーなどの
ヘア用品をキャリーバッグに入れ
調度いい時間に準備は完了した。

キャリーバッグを玄関に運び
あとは萌が来るのを待つだけだ。

⏰:09/07/29 17:50 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


#231 [りぃ]

それからすぐにインターホンが鳴り
萌がやってきた。

「おはよ〜うっ♪」

ドア開けると、いつも以上に
ド派手な萌がご機嫌に顔を出した。

「萌、今日の盛りデカっ!」

萌のアッシュ系の明るいロングヘアーは
いつも以上に高く大きく盛られていて
気合いの大きさを表していた。

⏰:09/07/29 18:00 📱:P905i 🆔:kSJrCOro


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