$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#235 [りぃ]

飛行機の出発までの時間も
ふたりでわくわくしながら
話しているとあっという間だった。

無駄にテンションが上がりっぱなしの
私たちはやたらとデジカメで
どうでもいい写真を撮っては笑い、
札幌までの空路を過ごした。

⏰:09/07/31 00:54 📱:P905i 🆔:7.kOziP6


#236 [りぃ]

「ついたー!!北海道!!」

空港に着くと私たちはまた
あれこれ写真を撮りつつ
はしゃぎながら荷物を取って
ひとまず会場へ向かうことにした。

⏰:09/07/31 14:34 📱:P905i 🆔:7.kOziP6


#237 [りぃ]

今日のライブ会場へは
萌は以前に別のバンドのライブで
行ったことがあるらしく、
会場までの行き方はもちろん、
メンバーが出入りする搬入口や
フロアの構造、見やすい場所
などを知り尽くしていた。

「こっちだよ〜」

私はまた萌の後に続き歩き始める。

⏰:09/08/01 09:35 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#238 [りぃ]

私ってつくづく萌がいないと
何も知らないし
どこにも行けないなー…

そんなことを考えながら
電車に揺られること数十分。

乗り換えを経て、どうやら
会場の最寄り駅に着いたらしい。

「ユリサ、降りるよー。
 ここからはすぐ近くだから♪」

⏰:09/08/01 09:40 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#239 [りぃ]

私にとっての未知の地を
悠然と普段通りに歩いていく萌は、
かっこよくて頼もしかった。

「じゅん君に電話したほうが
 いいんじゃない?
 駅出たらすぐ着くよ。」

改札を出ながら萌に促され、
私はじゅん君に電話をかけた。

⏰:09/08/01 09:46 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#240 [りぃ]

電話の呼び出し音が数回続く。

レコーディングとか仕事中以外は
いつも1コールで出てくれるのに
今忙しいのかな?ライブ直前だし…

鳴り続ける呼び出し音を聞きながら
もどかしさが募る。

⏰:09/08/01 09:52 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#241 [りぃ]

「出ない…。」

一旦呼び出し中の電話を切った。

「あ〜、時間的にリハ中かもね…!」

そう言いながら萌が
自分の携帯で時間を確認しながら
私のほうへ歩み寄る。

「とりあえず仕方ないし
 会場まで行ってみよっかー。」

⏰:09/08/01 09:58 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#242 [りぃ]

萌の後に続き、地下鉄の駅から
地上までの階段を上り
少しばかり直進したところに
すぐに会場が見つかった。

「ほら、あそこ。」

「ほんとだ!近いーっ♪」

その中にはもうじゅん君が
来ているのかと思うと
無性に胸が高鳴る。

⏰:09/08/01 10:03 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#243 [りぃ]

ライブハウスの目の前まで来ると
スタッフさん達が慌ただしく
出入りしながらグッズ販売の
物販コーナーを設営したり
しているところだった。

スタッフさんの出入りで
自動ドアが開くたび
中からは楽器の音が漏れ聞こえてくる。

「あ、やっぱりリハ中だよ今。」

⏰:09/08/01 10:08 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


#244 [りぃ]

「どうしようかな〜…」

予想外の事態に頭を抱えていると
萌が口を開いた。

「リハ終わるまでどうしようもないから
 一旦ホテルにこの荷物預けに行く?
 わりと近くだから15分くらいで
 戻ってこれるっしょ。」

「あ、そうだね。そうしよう!」

⏰:09/08/01 10:12 📱:P905i 🆔:wm/5p3/s


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