$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
最新 最初 🆕
#271 [りぃ]


──────────
関係者席がよかったら
スタさんに言って2階に
入れてもらってね!

じゃあまた後で〜

  ─END─


また萌が喜びそうな内容だ…

メールを見て真っ先にそう思った。

⏰:09/08/02 18:34 📱:P905i 🆔:vfCUbcKA


#272 [りぃ]

「萌、関係者席がよかったら
 上で見てもいいってよ。」

「うそ!!関係者席っ?!」

思った通りの反応が返ってきた。

「じゃあ関係者席で見ようよ!!!」

「いや、でもねぇ…」

大興奮で喜ぶ萌を必死になだめる。

⏰:09/08/02 18:40 📱:P905i 🆔:vfCUbcKA


#273 [りぃ]

「さすがにこんな格好じゃ
 目立ちすぎちゃうよ…
 関係者って柄でもないから
 繋がりって明らかにわかるじゃん。」

「…そっかぁ…」

萌は素直に聞き入れてくれた。

「ごめんね。私周りにはあんまり
 繋がりアピールしたくないんだ…」

逆に申し訳ない気持ちになる私に
萌は笑顔で返してくれた。

「うん、わかってる。
 普通どおりフロアで見よう♪」

⏰:09/08/02 18:51 📱:P905i 🆔:vfCUbcKA


#274 [りぃ]

開場時間が迫った頃、
ライブ会場に着くと
入場の行列で駐車場が
埋め尽くされていた。

私たちは整列に加わらず
少し離れた日陰でひとまず
他のお客さんの入場が終わるのを待ち、
周りの人が減ってから
中に入ることにした。

⏰:09/08/04 18:56 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#275 [りぃ]

「暑いね〜。日陰、日陰…」

私たちは入場の列には目もくれず、
列ができている駐車場の前を
なにくわぬ顔で通りすぎる。

がっつり盛った髪で存在感を
振り撒きまくる萌が、ヒップギリギリの
ミニスカートをひらひらと
閃かせて歩く後ろ姿に着いていきながら
周りからの視線をバシバシ感じる。

⏰:09/08/04 19:38 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#276 [りぃ]

開場後、少し離れた所で
入場の列を眺めながら時間を潰し、
列の人数はだいぶ少なくなった。

「そろそろ混ざってみよっか♪」

隣でご機嫌に鼻唄を歌っていた萌が
様子を伺いながら立ち上がった。

「さりげなく混ざれば
 わかんないっしょ〜♪
 行こ、ユリサ。」

⏰:09/08/04 22:55 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#277 [りぃ]

整理番号順に並んでいる列の中に
さりげなく入り、そのまま入場する。

二重扉の奥へ入ると
狭い会場内は3分の2ほど
人で埋まっていた。

フロアに段差は無く、
真ん中辺りに数本の柵が
あるだけだった。

⏰:09/08/04 23:13 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#278 [りぃ]

「段が無いから、特に見やすい
 って場所が無いね〜」

萌が辺りを見回しながら呟く。

「ヘタに前のほう行くと
 埋もれて見えないから
 後ろのほうで見よっか。」

フロアに入場したお客さんは
基本的にステージに近い
前のほうから詰めていくため
フロアの後ろのほうはわりと
スペースにゆとりがあることが多い。

⏰:09/08/04 23:22 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#279 [りぃ]

萌に促されるまま、
一番後ろの壁際で見ることにした。

「荷物置けるし、壁に寄り掛かれるし
 楽に見れるから後ろも悪くないね!」

ライブハウス自体が広くないため
一番後ろでもステージまでの距離は
さほど感じない。

場所を確保し落ち着いたところで、
私はじゅん君との約束を思い出し
メールをしてみた。

⏰:09/08/04 23:32 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


#280 [りぃ]

━━━━━━━━━━
フロアのいっちばーん
後ろにいるよ

  ─END─


何を書けばいいかよくわからず、
とりあえず言われた通り
自分の場所だけ知らせたけど
開演時間が迫っていたこともあり
返事は返ってこなかった。

⏰:09/08/04 23:37 📱:P905i 🆔:UyF5TAVo


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194