別れさせ屋
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#150 [な]
>>70-150
失礼しました

⏰:10/07/06 01:34 📱:SH001 🆔:isWbPwRo


#151 [歩美]
店を出て、家に帰った。
久しぶりの自分の部屋。
お姉ちゃんの荷物はほとんどなくて、部屋が広くなっていた。

お姉ちゃんが入ってきて、
2人で一緒に過ごした間の思い出話をした。
お姉ちゃんはいつも優しかった。今も変わらない。


姉「私いなくなるしさ、1人部屋になるわけだし、
帰ってきたら?」

優しく微笑むお姉ちゃん。
お姉ちゃんも、家族みんな私の今の仕事を知らない。
言えない。

⏰:10/07/06 01:38 📱:F02A 🆔:V800orH2


#152 [歩美]
だから私はBARでバイトしてることにしていた。

ここに帰ってくれば、
確かに心はあったかい。
うん。
帰ってこよう・・・。


お母さんに帰ってきたいと話そうとしたら、
お母さんから言ってくれた。

『帰っておいで』

優しく微笑むお母さん。
隣でうなずくお父さん。
私には、家族がいたんだ。
こんなにも暖かな帰る場所があったんだ。
両親の前で泣いたのは、
小学校ぶりだった。

⏰:10/07/06 01:42 📱:F02A 🆔:V800orH2


#153 [歩美]
翌日、
お姉ちゃんの結婚式に参列した。
綺麗なウエディングドレス。
世界で一番似合ってると思った。
いつか自分も着たいな・・・。


私はお姉ちゃんがお嫁さんにいってしまうことが寂しくて、
式の間は泣きっぱなしだった。横を見ると、
お兄ちゃんも少し鼻をすすってた。


最高の結婚式だった。

披露宴が終わり、
私たち家族は帰宅した。

⏰:10/07/06 01:45 📱:F02A 🆔:V800orH2


#154 [歩美]
実家に帰ってくるにしても、
色々と済ませないといけないこともあるから、
私はその日のうちに自宅のマンションに帰宅した。

来月には帰ろう。
両親とも約束をした。


まず、店に報告した。
交通費関係が変わってくるから。

そして、真穂に報告。
真穂はすごく喜んでくれた。
それから新一。
と、進藤くんにもメールをしておいた。

⏰:10/07/06 01:48 📱:F02A 🆔:V800orH2


#155 [歩美]
進藤くんとのメールは日が変わるまで続いた。

私が新一と付き合ってた頃の彼女とまだ付き合っていた。

でも、
『あんまりうまくいってない』という言葉で、

また私の悪い癖に火がついてしまった。
――再発した。


だんだん私から送信するメールは進藤くんを誘惑するような感じに。
進藤くんもまんざらじゃない反応だった。

⏰:10/07/06 01:51 📱:F02A 🆔:V800orH2


#156 [歩美]
真夜中になり、
進藤くんは電話で話そうと言って、電話に切り替わった。

進藤「歩美ちゃんこっち帰ってくるんなら、1回飯でも行こーよ!」

私「うん♪
でも、彼女は大丈夫?」

進藤「別に黙って行くし、
平気平気っ!」

私「彼女に悪いなぁ〜っ。
でも進藤くんとご飯行けるの嬉しいよっ!」


彼女に悪いなんてこれっぽっちも思っちゃいません。(笑)

⏰:10/07/06 01:55 📱:F02A 🆔:V800orH2


#157 [歩美]
進藤「でも・・・歩美ちゃんと会うなんて新一に言ったら俺殺されるかも(笑)」

私「なんで?新一と私はただの友達だよ。」


きっと進藤くんは、
新一から私とのことを聞いてるんだ。
どこまで聞いてるんだろ。
まぁいっか。

私「じゃあ新一にも黙ってれば、話ややこしくなんないじゃん!」

そのほうが私も別れさせる仕事しやすいんだよね。

⏰:10/07/06 03:40 📱:F02A 🆔:V800orH2


#158 [歩美]
とりあえず私は引っ越しの準備に入った。
全部業者に任せるし、
荷物はある程度まとめればいい。
親しくしてた客と、
遊び仲間にも報告した。


店は辞めないから、
店繋がりの仲間とは、
これからも今まで通り。
だから金銭面も今まで通り。
BARでバイトにしては稼ぎすぎてるから、
念の為給料の8割を自分の銀行口座に振り込んでもらう形にして、その通帳は信頼できるママに預けた。


もし家族に通帳を見られたりしたら大変だもん。(笑)

⏰:10/07/06 03:47 📱:F02A 🆔:V800orH2


#159 [歩美]
そして1人暮らし最後の1ヶ月を有意義に過ごした。

何か思い出を残したくて、
夏に彼女と別れさせて手に入れた《良平》を呼び、
思い出作りの夜を過ごした。

紹介が遅れたけど、
良平は元々店の客だった。
私の10個上。
店の先輩と付き合っていたのを別れさせた。
私は良平には恋愛感情は一切なかった。

でも、
体の相性は良かった。
だから思いっきりヤッておきたかった。


私「彼女作ったら許さないからね。」

⏰:10/07/06 04:26 📱:F02A 🆔:V800orH2


#160 [歩美]
それが私の決まり文句だった。
その通りに従う男がいい。

約束を破ったら、
彼女に電話やメールをして
「私が彼女なんだけど!」
とか
修羅場を作った。

プライドの高い女ほど、
すぐに身を引くからラクに壊せる。
良平もそんな別れさせ方だった。
いまだに彼女は、
良平と浮気して、2人を壊した女が後輩の私だって気付いてない。


良平は約束した。
「ずっとお前のこと待ってるから」
って。

⏰:10/07/06 04:32 📱:F02A 🆔:V800orH2


#161 [あー]
>>1-60
>>60-100
>>101-150
>>151-200

⏰:10/07/07 01:30 📱:SH004 🆔:U55RueiU


#162 [歩美]
――そして実家へ帰った。


荷物をある程度片付け、
真穂と出かける。

「いってきます」

こんな言葉発したの久しぶりだし、ちょっと照れくさかった。

真穂とマックへ行く。
真穂は未だに彼氏はいない。
キレイだし、モテるのに彼氏を作らない。
興味ないって。
いつも冗談で「だって歩美に別れさせられるじゃん(笑)」とか言う。(笑)

⏰:10/07/08 00:15 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#163 [歩美]
真穂とは1人暮らしの時もたまに会ってたし、連絡も頻繁にとっていたけど、
《進藤》との話はまだしていなかった。

だから進藤の話をした。

真穂は相変わらず反論なんてしない。
と思ってたら、
「新一の親友に手ぇ出したらヤバいんじゃない?」
って忠告された。

ヤバいのかなぁ?
でも、新一と付き合ってるわけでもないし、
今私フリーだし。
彼女いるってとこも私的には魅力だし。(笑)

⏰:10/07/08 00:19 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#164 [歩美]
すぐに話は変わって、
夕方まで語り合って、
カラオケに行って帰宅した。


明日からまた店だ。


実家に戻ってきたと話すと、
新一はすぐに会いたいと言ったけどなんとなく断った。
今私は新一を欲してない。

進藤を横取りしたいだけ。

進藤とメールして、
意外とトントンビョウシに今から会うことになった。


化粧を直して、
待ち合わせ場所に向かった。

⏰:10/07/08 00:23 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#165 [歩美]
進藤「よっ!」

2人でご飯を食べに行くことにした。
彼女に会わないよう、
電車に乗って地元から離れた。
私は別に会ってしまってもかまわないけど、
進藤は彼女にバレたくないみたい。
なんか愛してるゆえに隠すって感じがして、ちょっと腹がたった。

だって、別れてもいい彼女だったら女とご飯行くとこ見られても平気でしょ?


でも絶対別れさせてやる。

⏰:10/07/08 00:27 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#166 [歩美]
私も進藤も、どちらかというとふけ顔だから、
なんなく居酒屋に入った。

乾杯をして、
まずは世間話。
それからお酒がすすむにつれて、私の整形の話。
整形っていっても、
少ししかいじってない。
でもぱっと見誰かわかんなかったって言われた。

進藤は私より酒が弱かった。
私は店で鍛えられたから、
ちょっとやそっとじゃ酔わない。


でもホロ酔いの演技をし始めた。

⏰:10/07/08 00:30 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#167 [歩美]
進藤はかなり酔ってきたのか、彼女の愚痴を話し始めた。
これは重要な情報だからしっかり聞いておかないと。

愚痴は、
どれもカワイイもんだった。
しかも、聞いてる限りでは進藤は彼女のことちゃんと好き。

「でも〜なんだかんだ言ってアイツは・・・」

のフレーズが非常に多かった。イライラしてきた。
何が何でも別れさせて、
進藤を振り向かせたくなった。

好きでもなんでもないけど、
自己満のために。

⏰:10/07/08 00:34 📱:F02A 🆔:E22sZHMU


#168 [みな]
共感。すげーや

⏰:10/07/08 13:31 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#169 [我輩は匿名である]
続き気になる!
頑張ってください(o・ω・o)

⏰:10/07/08 23:05 📱:P906i 🆔:OObqhAaU


#170 [歩美]
感想ありがとうございます
励みになります。
これからもよろしくお願いします

⏰:10/07/09 09:47 📱:F02A 🆔:t8vOu3N2


#171 [このみ]
なんだかすごく、分かります
私も、相手に彼女いるときは、惹かれて、自分のものにしようとするのに、いざ自分のものになるとあっけなくてつまらなくて、でも、別れた所で相手が他に惹かれたりするのが腹が立って、どんどん自分の器?とにかく、小さくて、何がしたいのかわからない自分にイライラしてました

長文すいません何か共感しすぎてつい (´;ω;`)続き楽しみにしています!

⏰:10/07/09 17:21 📱:N08A3 🆔:qzRgCPcI


#172 [我輩は匿名である]
>>171
長いのやめて

⏰:10/07/09 19:45 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#173 [なみ]
これ見てみて〜〜〜〜♪

私も出てるんだ〜〜〜!

パリスヒルトン最近の流出動画だよ!!

s1.shard.jp/..

⏰:10/07/10 12:45 📱:PC 🆔:gRrquGpY


#174 [歩美]
6≫再発。〜続き〜


居酒屋に入って3時間くらい経った。
私はしらふだけど酔ってるフリ。
進藤は普通に酔ってる。

そろそろ『仕事』に入ろう。
「彼女がうらやましいなぁ・・・」

獲物・・・じゃなくて、
進藤はいい反応をしてきた。

進藤「えっ?
な、なんでだよー。(笑)
俺からしたら、歩美ちゃんと付き合える男がまじでうらやましいし!!」

⏰:10/07/10 14:44 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#175 [歩美]
私「お世辞でも嬉しいよ♪
なんか彼氏できる気がしないんだよね〜最近(笑)」

進藤「そんなことねぇって!
歩美ちゃん、前からだけど可愛いしキレイだよ!」

私「もぉ〜照れるし!(笑)
今だから言えるけど、
私進藤くんって超タイプでいいなぁって思ってたんだよ。
新一には内緒だけどっ。」


進藤は飲んでた酎ハイを一旦置いて、私の顔をじっと見つめてきた。


進藤「やべぇ。んなこと言われたら惚れちゃうじゃん。」

⏰:10/07/10 14:49 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#176 [歩美]
わざわざ言わなくてもわかってた。
進藤が私に
『オチた』ことくらい。

それから進藤は彼女の話を全くしなくなり、やたら私の機嫌をとってきた。
気持ちが良かった。

でも、今日中に身も心も手に入れるつもりはなかった。

もっと楽しみたくて。
もっと快感を味わいたくて。

だから今日は、
その気にさせるだけ。

次会うまでに彼女と別れさせたらゲームクリア。
あとはその時の気分で扱う。

⏰:10/07/10 14:52 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#177 [歩美]
私は気付いてた。
進藤の携帯がポケットでずっと着信受けてること。

進藤は出なかった。


私たちは居酒屋を出て、
電車がなくなる前に地元に帰ることにした。

行きはあんなに地元をビクビクしてた進藤が、
帰りは酔ってるのもあるかもしれないけど、堂々と歩く。
このまま見られちゃえばいいのに。(笑)

進藤「門限大丈夫?」

私「大丈夫だよ。
てかさ、さっきから携帯鳴りまくってるよね?
彼女じゃないの?」

⏰:10/07/10 15:03 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#178 [歩美]
進藤はバレてたことにちょっと焦っていた。

進藤「あーいいのいいの!」

私「私、
2番目なんて嫌だよっ♪
今日は帰ろっ!
ばいばーい!」


進藤は私を引き止めたけど、
『2番目なんて嫌』という、
意味ありげな言葉を笑顔で残して、
そのまま帰宅した。


これも作戦。
これからが楽しいんだから。

⏰:10/07/10 15:07 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#179 [名前のない生活]
気になる

⏰:10/07/10 17:04 📱:SH905i 🆔:☆☆☆


#180 [歩美]
帰宅後、
お風呂に入って店用の携帯で、客にメールをする。

来週の同伴の予定をつける。

店用のスケジュール帳に予定を書き込んで、
プライベートの携帯を手にする。

何をするかって?
すぐわかるよ。


〈今日はありがとう
さっきは変な事言っちゃってごめんなさい。
進藤くんに彼女いることわかってたのに・・・気持ちが走っちゃって・・・〉


進藤にメール送信。

⏰:10/07/10 19:58 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#181 [歩美]
私の予想では、
進藤は帰宅後に彼女と電話で話したはず。
うまくいけば、
進藤は彼女にそっけない態度になり、
2人はギクシャクしたまま電話を切ってる。はず。(笑)

メールはすぐに帰ってきた。

〈電話してもいいか?〉

どーぞどーぞ。

進藤から着信。


進藤「今日楽しかったよ!
もっと一緒にいたかったけど〜(笑)」

⏰:10/07/10 20:00 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#182 [歩美]
最初はふざけた感じの会話だったけど、だんだん進藤の声の感じが変わっていったのがわかった。

進藤「あれから彼女と電話してさ・・・―――・・・」

私の予想はど真ん中的中していたみたい。(笑)


まぁ、
彼女もさすがに感づくよね。
他の女と会ってたことくらい。
あとはその女が誰なのかわからないくらいで。
まさか顔見知りの犯行だなんて思ってないだろうけど。

⏰:10/07/10 20:03 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#183 [歩美]
私がさっきメールを送ったのは、彼女とギクシャクした心境の進藤に私を意識させるため。

見事に期待に応えてくれた簡単な男だった。


進藤は電話で言った。


『歩美ちゃんと付き合いたい』

もちろん彼女とは別れるって。心の中で大はしゃぎした。

進藤と付き合いたいなんて思ってない。

⏰:10/07/10 20:08 📱:F02A 🆔:6Ra6TbJQ


#184 [まみ]
最低
こんな女がおるなんて引いた
地獄に落ちればいい。
まいた種は自分に返ってくるよ

⏰:10/07/11 13:38 📱:SH905i 🆔:Lhl.3FWg


#185 [ちゃーん]
最悪かもしれんけど
いろんな意味で
おもろいやん(笑)

しかも過去の話なんやし
地獄に落ちればとか
現実なこと言うて
気悪いわ(゜_゜)

⏰:10/07/11 13:54 📱:F06B 🆔:3mLA5xbM


#186 [我輩は匿名である]
地獄に落ちろとかw騙される男が悪いんやてwで、そんな男を選んだ女もしょーもないww
主、楽しく読んでます。頑張って⊂(^ω^)⊃

⏰:10/07/11 14:01 📱:821P 🆔:Cc7BkPX.


#187 [歩美]
だけど、
付き合ってみるのもおもしろいかも?って思ってきた。

でも新一はどうする?

付き合ってしまったら、
新一との心地良い関係は終わるよね。

夜働いてることは?
進藤みたいなタイプはきっと反対するよね。

問題があるけど、
とりあえず私は、
進藤が彼女とちゃんと別れるのを待つと返事した。


彼女と別れても、
そんなすぐに次の彼女になるってのもなんか嫌だった。

⏰:10/07/12 01:15 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#188 [歩美]
電話を切ると、
タイミング良く新一からメールがきていた。

〈もう寝たかな?
近々逢いたい〉

何も知らない新一。

あなたの元カノは、
今あなたの親友を手に入れようとしています。

・・・なんて言えない(笑)


新一を失うのはイタいと思っている自分がいた。


あくまで私は、
長く付き合っている進藤カップルを別れさせたいだけ。

⏰:10/07/12 01:18 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#189 [歩美]
7≫友情の破壊。


実家に帰ってきて初めて新一と会った。

もちろん今でもやることは変わらない。
ただ、恋人じゃないからお互い家へは行かない。
私も1人暮らしじゃなくなったし、ホテルへ行く。


新一「待ってたらいつか歩美は戻ってきてくれんの?」

久しぶりにこんな質問。

いつか・・・?
そんなのわかんない。

⏰:10/07/12 01:23 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#190 [歩美]
新一とこうやって体を重ねるのは嫌いじゃない。
新一といると心地良い。

なのに彼女にはなりたくない。なんで?
それが今さらわからなかった。

新一は私を愛してくれる。
受け入れてくれる。
それだけで充分なはずなのに、何かが足りなかった。


夜まで過ごし、
いつも通り途中まで送ってもらい家に帰った。


家に帰ったら進藤にメールを返した。

⏰:10/07/12 03:00 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#191 [歩美]
進藤から電話がかかってきた。

「今日新一といたんだ?」

新一から聞いたみたい。

「何してた?」
「どこに行った?」
「なに話した?」


ちょっと待ってよ。
彼氏になったつもり?
なんでそんなに偉そうに言われなきゃなんないの?
私が新一と今も繋がってるって知ってたでしょ?


急に変わった進藤の態度に、
苛立ちを感じた。

⏰:10/07/12 03:03 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#192 [歩美]
私「新一とホテルに行った。」
どうせ新一から聞くんだし、
私は事実を答えた。

進藤は声をあらげていた。
意味わかんない。
あんただってまだ彼女と別れてないじゃん。

私「進藤くんだって、
彼女と別れてないでしょ。」

進藤に対して恋愛感情がないおかげで、キツく言い返すことができた。
進藤は黙った。

しばらくして、
「今から別れる!」
と言って一方的に電話を切られた。

⏰:10/07/12 03:07 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#193 [まりん]
全部読みました
面白いです
更新頑張って下さい

⏰:10/07/12 10:29 📱:P03B 🆔:gA1cPXcA


#194 [歩美]
え?もう別れるの?

そんなに私の彼氏になりたいの?
見守るタイプの新一と違って、ガツガツくる進藤は新鮮だった。
正直、嬉しかったし・・・。


やっぱり進藤とちょっと試しに付き合ってみてもいいかな?
なーんて考えてたら、
20分後。


新一から電話がかかってきた。

新一「今から話ある!
もう歩美んち向かってるから!」


は、はい〜〜〜???

⏰:10/07/12 21:44 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#195 [歩美]
新一との電話が終わると、
次は進藤から電話がかかってきた。

進藤「新一に話した。
今彼女と別れたし、
もう新一とは関わらないでくれよ。」


は、は、はい〜〜〜!!??


意味がわからなかった。
何が起きてるのかわからなかった。
でも、進藤が『新一に話した』ことがとてつもなく困った。

新一にはまだ気付かれたくなかったのに・・・。

⏰:10/07/12 21:47 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#196 [歩美]
進藤と早く電話切らなきゃ、
もう新一が来ちゃう。

焦っていると、
兄がドアをノックした。

兄「歩美ー。
新一くん来てるぞー。」

わっ。
来ちゃった。

私は
「お兄ちゃんが呼んでるから切る!」
と言って電話を切り、
玄関を出た。


ひどく険悪な表情の新一がそこにいた。

⏰:10/07/12 21:50 📱:F02A 🆔:JLF19vlQ


#197 [歩美]
新一は上着を忘れた私に自分のダウンを着せ、
「とりあえず移動しよ。」
と言った。

公園とかはちょっと寒いと気を使ってか、
近所のマンションのロビーに移動した。

ひとまず座る。

しばらくの沈黙があり、
新一が話し始めた。


新一「さっき進藤から電話かかってきた。」

私「うん。」

⏰:10/07/13 00:39 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#198 [歩美]
新一「まじなの?あいつが言ってたこと・・・。」

私は頷いた。
進藤がどこまで話したのかは知らない。
でも、全部話したはず。

新一「・・・本気なんだよな?」

私はそれまでそらしていた目を新一に向けた。


《本気じゃない!!!》


って正直に言えば良かった。
なのに私の口から出たのは、

「うん。」

だった。

⏰:10/07/13 00:43 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#199 [歩美]
新一に会って、
こうやって急いで事実確認をされて、
私は気付いた。
ううん、わかってた。


私は、
新一が好きなんだって・・・。


でも、あの時は言えなかった。雰囲気や空気がそうさせたのかは、わからない。

だけど、

『進藤のことは遊び』

って言っちゃったら、
それこそ新一がどっか離れちゃう気がしたんだ。

⏰:10/07/13 00:47 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#200 [歩美]
新一は立ち上がり、
私から少し離れてふり返った。

新一「俺らの仲はもう終わりだな。」


新一にそう告げられ、
私は息が止まりそうなくらい苦しくなった。
まさか新一に終わりを告げられるなんて・・・。


《今までごめんなさい。》
言葉は何も出てこなくて、
必死に心の中と頭の中で謝った。何度も何度も。
新一を傷つけたことを。

⏰:10/07/13 00:52 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


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