別れさせ屋
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#501 [歩美]
――日曜日、
タカヒロとの待ち合わせ。
約束より10分早く着いたのに、タカヒロはすでにいた。
キッチリとした性格。
タカヒロ「なんか・・・私服もまた綺麗だね。」
私「そぅ?(笑)
どっちが好き?」
タカヒロ「ドレスもいいけど、私服かな♪」
【ホステス】としての私じゃなくて、
【歩美】を見たいんでしょ。
映画を観て、
ちょっとお茶でもしようと、
喫茶店に入った。
:10/09/18 02:27
:F02A
:mBQXNq8Q
#502 [歩美]
そこで、タカヒロの歴史をしっかり聞いた。
タカヒロは、
26歳のサラリーマン。
性格は真面目で、真面目すぎてたぶんややこしい。(笑)
だってね・・・、
私「えぇっ!!?」
タカヒロ「いや、こんなんじゃ、彼女にも悪いし。」
なんとタカヒロは彼女と別れると言い出した。
しかもその理由が、
『結婚したら、
こうやって他の女の子とデートできなくなるから』
ですって。
:10/09/18 02:39
:F02A
:mBQXNq8Q
#503 [歩美]
最近、彼女から結婚を急かされていたらしい。
タカヒロも、
そろそろ身を固めようという意識はあったものの、
上司にクラブやキャバクラに連れて行ってもらううちに、
「もう少し遊びたい」
という衝動にかられ、
彼女と別れるとか。
真面目か!!!
普通ね、男は結婚しようが内緒で多少は遊ぶよ!!
予想外ではあったけど、
『別れさせた』
といえば、まぁそのきっかけは与えたよね。
:10/09/18 02:43
:F02A
:mBQXNq8Q
#504 [歩美]
タカヒロ「ホステスに恋なんて、しないほうがいいかな?」
それ私のことですやーん。
遠まわしですやーん。
しかも本人に聞くことちゃいますやーーーん。(笑)
軽く笑ってあしらった。
それからタカヒロは二度と恋的な発言をしなくなった。
デートはたった1回きり。
店には月1程度上司たちと顔を出す程度になり、
「彼女と別れたよ」
という報告を受け、
無事、
別れさせることができた。
:10/09/18 02:47
:F02A
:mBQXNq8Q
#505 [歩美]
タカヒロを別れさせてご満悦の私。
しかも、
タカヒロは私に気がある。
もちろん進展もないし、
タカヒロも私に対して多くを求めてはいない。
だから都合がいい。
天馬は、私が避けているのを知りながらも時々店に来ている。そして自分の女みたいな扱いをしてくる。
私「迷惑なんだけど。」
サラッと言う私に対し、
天馬「俺がそのひねくれた性格治してやるから♪」
:10/09/20 02:07
:F02A
:FsQUaLsg
#506 [歩美]
などとふざけた事を言う。
私「だから、天馬には興味ないんだって。」
ここまで言われたら普通カチンとくるよね。
でも天馬はそこらへんちょっと変わり者。
天馬「俺には、大好きに聞こえてきまーす♪」
あぁぁ。
痛い子。(笑)
天馬はどうでもいい。
タカヒロの後に狙うターゲットは決まっていた。
:10/09/20 02:09
:F02A
:FsQUaLsg
#507 [歩美]
16≫テツジ。
私「じゃあ転勤でこっちにいらっしゃったんですか?」
接客の相手は常連の不動産経営社長のお席。
支社から転勤で初めてうちの店に来たテツジもその1人。
テツジは23歳。
高校卒業後、就職。
仕事が合わず転職を重ね、今の会社で落ち着いたとか。
テツジは見た目はいい。
けど、まさしく
『口だけ男』って感じ。
会話の内容は熱いようで薄い。しょーもない。
:10/09/20 02:16
:F02A
:FsQUaLsg
#508 [歩美]
「俺さ、地元じゃ結構有名なワルだったからさ〜」
へぇ。
・・・で?
「ヤクザに入らないかって誘われたりしてさ〜〜」
ふぅん。
「まぁ親泣かしたくねぇし、親孝行してやりてぇし。」
もう泣いてらっしゃるのでは?
もちろん全て返事は心の声。
本当に口だけだと思ったのは彼女の話題の時。
:10/09/20 02:25
:F02A
:FsQUaLsg
#509 [歩美]
テツジ「彼女は地元じゃ美人で有名だったからライバルはヤバかったけど、あっちから寄ってきたんだわ〜。」
私「えぇ〜すごいですね!!
見てみたいなぁっ!!!」
テツジ「わりぃ。
俺、プリクラとか写真とか持ってねぇんだ。
いつか会わせてやるし!!」
上から目線。
しかも別に会わせていただきたくない。
どれほどの美人か見てやりたいと思っただけですが。
そのテツジが携帯を取り出し、プリクラが貼ってあることにバッチリ気付いた私。
:10/09/20 02:30
:F02A
:FsQUaLsg
#510 [歩美]
ストラップはプーさん(笑)
私「可愛いストラップ♪
あっ、
これ彼女さんですかっ?」
・・・うそーん。
ブチャイクじゃーん。(笑)
ぽっちゃりじゃーん。(笑)
眉毛細すぎじゃーん。(笑)
テツジ「あっ、
こ、これは彼女じゃねぇよ!!
なんか連れが貼ってきやがったんだわ!!」
慌てふためくテツジ。
すぐバレるような見栄を張るなバカ。(笑)
:10/09/20 02:34
:F02A
:FsQUaLsg
#511 [我輩は匿名である]
あげます、
:10/09/21 23:52
:W62H
:eU61J6dk
#512 [歩美]
なんだか新種の男性を見てる気分で、気付けば仕事というよりおもしろ半分で近付いてた。
名刺を渡し、お決まりの連絡先を交換し、
他にどんなウソをついてくるのか少し楽しみにしながら、
距離を縮めていった。
――ある日、
今から家に遊びに来ないかと誘われた。
祝日で、私もテツジも休み。
私は夜に別件があったけど、
少し遊びに行くことにした。
転勤で、彼女と離れて、
自由な一人暮らしに浮かれてるんだろうなぁ。
:10/09/22 00:46
:F02A
:GRDl9v5s
#513 [歩美]
あり得ないことに、
お迎えなし。
自分で来い、と。
誘っといてなんて奴だろ。
さすが23歳だね。
場所を聞き、
私は電車で向かった。
・・・今でもね、
黒のオデッセイを見ると痛むんだ、胸のあたりが。
だからなるべく車に乗ることを避けていた。
いるはずないのに、
もしかしてって、ナンバーを見ちゃうんだもん。
:10/09/22 00:50
:F02A
:GRDl9v5s
#514 [歩美]
テツジは駅までのお迎えすらなかった。
駅に着いたら、電話でマンションまで誘導された。
もうイライラ限界(笑)
マンションに到着。
会社が借りてくれていると話していたそのマンションはキレイだった。
部屋は4階。
エレベーターを降りると中途半端な景色が広がる。
テツジ「おぅ、いらっしゃい。まぁあがりなよ〜。」
まだ完全には片付いていない引っ越ししたてのワンルーム。
:10/09/22 01:00
:F02A
:GRDl9v5s
#515 [りらくまこ]
:10/09/22 02:48
:N01A
:☆☆☆
#516 [歩美]
テツジは女慣れしてると思われたい願望が強いタイプ。
なんだかひしひしと伝わってくる。
空回り、
ナルシスト、
勘違い。
テツジは私が好意を持っていると完全に勘違いしていた。
部屋でやたらとアルバムとかを見せられた。
何にもおもしろくないただのアルバム。
無造作に積み上げられた荷物のてっぺんに、
彼女とのツーショットが見えた。
:10/09/25 19:19
:F02A
:/Ic2ndtw
#517 [歩美]
うん。
プリクラと同一人物だ。
つまり彼女じゃん。
そんなに見栄を張りたいなら、もう少しマシな女と付き合えよって思った。
お茶をいただき、
楽しいフリをして会話した。
しばらくして、
テツジが私に近付いてくるのがわかった。
私「な、なに?」
テツジ「彼女いるけど、どーしてもっていうなら考えてやってもいいけど?」
:10/09/25 19:22
:F02A
:/Ic2ndtw
#518 [歩美]
な、な、な、なに!?
そしてテツジはキスしてきて、私を押し倒そうとした。
私「ちょっと待って!
私、・・・彼女がいる人とは無理だよ・・・」
彼女がいなくてもテツジは嫌。だけど、どーせならサッサと仕事しちゃえって思ってそう言った。
テツジは歪んだ表情ながらも、納得して引き下がった。
テツジ「いきなりゴメン。」
もう土下座してほしいくらいに気分を害されていた。
:10/09/25 22:26
:F02A
:/Ic2ndtw
#519 [歩美]
それから特に重い空気になるわけでもなく、テツジはじゃんじゃん自分の武勇伝らしき、つまらない話を続けてきた。
もう内容なんてほぼ聞いていなかった。
私「そろそろ帰るね!」
今から別の客と約束がある。
テツジ「何の用事?」
私「プライベートだよ(笑)」
テツジ「男?」
私「違うけど?」
:10/09/25 23:55
:F02A
:/Ic2ndtw
#520 [歩美]
テツジ「なら良いや!
じゃーなー!」
なら良いやってあなた何様よ?普通に男性に決まってんじゃんか。
テツジはすでに私を自分の女のように扱っていた。
そして、送りもなし。(笑)
これだから若者は嫌。(笑)
私は次の約束の場所までタクシーで向かい、常連のお客様と食事に行った。
40歳のお客様。
社会的地位あり、
ご家族もあり。
:10/09/25 23:59
:F02A
:/Ic2ndtw
#521 [歩美]
さっきまでいた23歳のテツジがほんとにクソガキに思えるようなおもてなし。
彼は〈すーさん〉と言う。
すーさんと会っている最中、
テツジからしつこく電話がきて、さりげなく電源を切った。
すーさんは出張が多く、
いつもお土産をくれる。
帰りはもちろん送ってくれるか、タクシー代をくれる。
すーさんと別れ、
携帯の電源をいれた瞬間テツジから電話がかかってきた。
私「もしもし?」
:10/09/26 00:04
:F02A
:qW4rreAc
#522 [歩美]
テツジ「男といたんだろー?」
私「あのね、
人と食事してる最中に電話とか出ないの私。」
テツジ「あっそ!せっかくいいニュースあるのにさ〜!」
私「なに?」
テツジ「月曜日、店行くからそん時教えてやるよっ。
じゃ。」
と、電話は切れた。
彼女と別れてやったから。
的な話でしょ。
はい、いっちょ上がり。
:10/09/26 00:08
:F02A
:qW4rreAc
#523 [まぁ]
おもしろいなぁ!!!
バカな男ですね(笑)
:10/09/26 00:10
:P04B
:GA31EcQ.
#524 [歩美]
月曜日、テツジは上司と共にやってきた。
席につくなり、
テツジ「今日2人でアフターいかね?」
あぁぁ
『アフター』が『ラブホ』に聞こえるのは何故。(笑)
私「ゴメン、今日だめなんだぁ〜。で、ニュースって?」
テツジ「お前のこと好きっぽいし、彼女別れたからよ〜。
だから付き合って。」
店内でマジ告白禁止って規約作ってください支配人。
:10/09/26 00:12
:F02A
:qW4rreAc
#525 [歩美]
まぁさん
ありがとうございます

ほんと、バカすぎました(笑)
これからも読んでください

:10/09/26 00:13
:F02A
:qW4rreAc
#526 [歩美]
私「ほんとに別れたの〜?」
テツジはムキになって、
携帯を取り出した。
テツジ「ほら!プリクラねぇだろ!」
あはは、墓穴。
それは確かツレって話だったじゃんか。(笑)
テツジ「それにほら!」
わざわざメールを見せてきた。受信メールも送信メールも。
一応目を通したけど、
まぁ本当に別れたみたいな内容だった。
お仕事終了。
問題は、テツジがバカすぎてまともに突き放せない可能性。
:10/09/26 00:17
:F02A
:qW4rreAc
#527 [歩美]
タカヒロは物分かりがよかったけど、こいつは・・・
店内では笑ってごまかし、
仕事が終わってからメールをうった。
テツジを切るために考えて考えて考えついた方法は1つ。
〈私、本当は男なの〉
それしかない。
もちろんウソ。
でも、こないだはキスされただけだから体見られてないし、
テツジはバカすぎて信じるはず。
そしてテツジは返事を送ってこなかった。(笑)
:10/09/26 00:21
:F02A
:qW4rreAc
#528 [歩美]
テツジの話は、
店の仲間の中でかなり笑い話になった。
「あぁー!あの客!?
なんかバカ丸出しだったよねー!!」
私「ほんと、勘弁してって感じでしょ?」
店の女の子たちは知らない。
私の『別れさせ屋』という職のことなんて。
でも今回のは、私は全く仕事をしたという達成感はない。
なのに無性にストレスと疲労があった。
:10/09/26 00:25
:F02A
:qW4rreAc
#529 [歩美]
17≫依頼。
テツジは二度と店に来なくなった。上司の話だと、今他のホステスにのめり込んでいるとかいないとか。
達者でな。
あれから月日は流れ、
順調に別れさせ屋を営んでいた。
別れさせたらそれで終わり。
深入りはしない。
それが私のやり方だった。
私はいつの間にか、
24歳になろうとしていた。
そんな頃だった。
初めて依頼を受けたのは。
:10/09/29 15:02
:F02A
:mRL.dF1s
#530 [歩美]
近くの店のホステスで仲良くなった22歳の
〈桜〉とランチに行った時。
桜には付き合って一年の年上彼氏がいた。
30歳、名前は〈龍一〉。
龍・・・という名前には、どうしても過剰反応してしまう。
今でも忘れたことはない龍太郎の存在・・・。
桜からの依頼は、
『ハメてみてほしい』
というものだった。
彼氏が本気で桜と付き合っているのか、それとも浮気心があるのかを試してみたい、と。
ロンドンハーツが喜びそうな依頼を、直々に依頼された。
:10/09/29 15:07
:F02A
:mRL.dF1s
#531 [歩美]
個人的にはそんな依頼大歓迎。だけど、
仮にも友人からの依頼。
桜から、
ハメる方法を指示された。
桜と2人でうちの店に来店し、桜がトイレに立った際に連絡先を渡してほしい。
それが第一段階だった。
私「いいけど、どうしてそんなことするの?」
桜「好きすぎて。」
龍一はもう結婚適齢期。
桜と一緒になる気があるのかないのか確かめたいって。
:10/09/29 15:17
:F02A
:mRL.dF1s
#532 [歩美]
桜「ほんと、ガチで言い寄ってみてね!」
私「わかった。」
こうして承諾した
『ハメ作戦』
私の本領発揮だった。
でも、相手は桜の彼氏。
別れることになったらかわいそうだという、
良心はちゃんとあった。
だから、本気になる気もさらさらないし、
本気でハメてあげる気もなかった。
:10/09/29 15:20
:F02A
:mRL.dF1s
#533 [はぁ]
めっちゃおもしろいです

相談したいことあるんですが

とかできますか?

:10/09/29 18:00
:P08A3
:☆☆☆
#534 [我輩は匿名である]
↑主さん困るからそういうことしないほうがいいのでは??
:10/09/29 22:45
:F01A
:k15tnS2E
#535 [歩美]
:10/09/30 15:26
:F02A
:dmywB2/Q
#536 [我輩は匿名である]
400-500
:10/09/30 15:32
:N703iD
:U3pnYeTM
#537 [我輩は匿名である]
:10/09/30 15:32
:N703iD
:U3pnYeTM
#538 [歩美]
桜からの依頼を受けた翌日、
さっそく2人が来店した。
まさか翌日だとは思っていなくて、突然すぎてびっくりした。
偶然その時、
店には天馬も来ていた。
私たちは程良い距離を保っていて、数名で楽しく盛り上がっている時だった。
桜のアイコンタクトで、
私は天馬の席を立った。
天馬「指名?」
私「まぁね。じゃっ。」
天馬「今日アフター行くんだからな!」
:10/09/30 17:02
:F02A
:dmywB2/Q
#539 [歩美]
天馬を無視して、
桜と彼氏の席についた。
彼氏は、桜にはちょっと物足りないような・・・
美人の桜にはあんまり釣り合わないような風貌だった。
私「はじめまして。
歩美と申します。」
龍一「どうも。」
うわぁ・・・
ダブる。
このそっけなさ。
龍太郎もこんなんだった。
桜と私の関係が深いとバレてはいけない。
だから、あくまで近くの店のホステスという設定だった。
:10/09/30 17:06
:F02A
:dmywB2/Q
#540 [歩美]
盛り上がりに欠けるテーブル。ちょっと盛り上がったかと思ったら、
すぐに空気は平凡に戻る。
さっきまで天馬というチャラうるさい奴の席にいたから、
つまんなさはなおさらだった。
桜「あれっ??天馬たちがいる!ちょっと、すみません。」
天馬に気付き席を立つ桜。
桜も天馬の店は知っているし、自然な流れで桜がいなくなった。
私(えぇ〜っと、
何話そうかな・・・)
:10/09/30 17:09
:F02A
:dmywB2/Q
#541 [歩美]
私が会話を考えていると、
龍一から話しかけてきた。
龍一「ホステスは長いことしてるの?」
私「あ、はい。
高校生の歳から内緒でしていました(笑)」
龍一「ずっと?」
私「一度辞めてましたよ。」
龍一「なんで?」
うっ・・・
そこ聞いてくるなよ。
私「ん〜彼氏ができたんで!」
:10/09/30 17:12
:F02A
:dmywB2/Q
#542 [歩美]
龍一「へぇ〜。
尽くすタイプなんだ?」
私「ま、
まぁそうですかねっ(笑)」
龍一は桜がいなくなった途端、やたらと話し出した。
自分の話こそほとんどしないけど、私への質問が職務質問並みに激しかった。
もしかして、
桜の予感はまんざら外れていないかも。
この人、もしかしたらチャラい系なのかも。
そう思ったりした。
:10/09/30 17:15
:F02A
:dmywB2/Q
#543 [歩美]
龍一のトークは、
なんだろ。
なんか、引きずり込まれるというか、龍一のペースに乗せられるような感覚だった。
でもくせ者であり、強者のような気配を感じていた。
そして、
時々龍太郎とかぶった。
顔は全然違う。
タイプでもない。
声・・・そうだ。
声が似てるんだ。
だから、引きずり込まれるような感覚があったんだ。
桜はまだ天馬たちと話している。
:10/09/30 17:19
:F02A
:dmywB2/Q
#544 [歩美]
連絡先、今渡すべきか!?
と少し考えていたら、
桜が戻ってきた。
龍一はまたあまり喋らなくなった。
こいつ、女慣れしてる。
女子って、
自分と2人のときにたくさん話しかけてくれて、
他に誰かがいるときにあまり話さないって行為、
嬉しいよね。
なんだか自分が特別みたいな気分になる。
まさにそういう感じだった。
私は客観視して観察していたけど、桜もきっとこういうスタートだったんだろうな。
:10/09/30 17:23
:F02A
:dmywB2/Q
#545 [(´・ω・`)]
:10/10/01 13:40
:P904i
:l1FL27TQ
#546 [我輩は匿名である]
:10/10/02 14:21
:SH01A
:A7NOYJHA
#547 [歩美]
龍一がトイレにたち、
桜が様子を聞いてきた。
桜「どうっ?」
私「どうって?(笑)」
桜「騙せそう?(笑)」
私「桜、おもしろがってるじゃんか(笑)
もちろん騙されてほしくないでしょ?」
桜「そりゃ、そうだけど。
でも、もしコロッといくような結果だったらまじで別れるつもりだよ。」
本気らしい。
:10/10/04 23:11
:F02A
:8il/h08w
#548 [歩美]
龍一が戻ってきて、
今度は桜がトイレにたった。
桜はまたアイコンタクト。
今だ!
そう思い、名刺を渡そうとした瞬間・・・
龍一がサッと何か渡してきた。
見てみるとレシートだった。
龍一「いや、裏(笑)」
裏返すと、きったない字でメールアドレスが書いてあった。
私「先こされちゃった!」
そう言って私も名刺を渡した。
:10/10/04 23:14
:F02A
:8il/h08w
#549 [歩美]
桜が戻ってきて、私たちは何くわぬ顔で迎えた。
そして2人は店を出ることになった。
外へ出て見送った。
まさか龍一から渡してくるとは思わなかった。
だけど、桜には悪いけど、やっぱり気分が良かった。
店に戻り、
再び天馬たちの席についた。
天馬はあからさまに嫉妬していた。
天馬「連絡先交換してただろ!」
:10/10/04 23:17
:F02A
:8il/h08w
#550 [歩美]
私「そういうお仕事なんですもの。」
周りは笑った。
みんな、天馬が私に執着していることは知っていた。
私があしらっていることも。
でも、誰一人として私のもう1つのお仕事を知らない。
天馬のアフターを断り、
別の客とラーメンを食べに行った。
ふと、携帯をみると見慣れないアドレスからメールが。
龍一に渡されたアドレスと見比べたら、一致した。
:10/10/05 01:26
:F02A
:x932AtlQ
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