アメリカ行ってきたwwwwwwww
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#102 [ニート◆qZlvTAishI]
猛獣の紅い眼がぎろりと光る。獲物を狙う眼。その唸り声は絶えず響く。轟く大地。
しかし、女性は臆することなどなく、長いまつげに囲われた大きな瞳で獣をにらみ付ける。
「あんたがこの辺りを荒らしてるブルーウルフね」
獣は全身を震わせ、女性に威嚇をする。青色の体毛が激しく揺れる。
刹那、猛獣が頬まで裂けた口を開き、牙を剥き出しにして彼女の肉を食いちぎろうと地面を蹴る。
:10/11/26 13:37
:PC
:HBMiW.tQ
#103 [ニート◆qZlvTAishI]
地面を蹴る強力な圧力で、大地が深く抉れる。
しかし、女性は逃げない。それどころか、背に背負った何か――大剣を鞘から抜き取り。
「悪いわんちゃんにはお仕置きよ! ホーリーブレイド!」
ジャキン。
金属音と同時に、まばゆく白い光が空間を覆った。
「ギャアアア」
ドサリ
:10/11/26 13:38
:PC
:HBMiW.tQ
#104 [ニート◆qZlvTAishI]
光が晴れる頃、深く傷を負ったブルーウルフが地面へと、堕ちる。
流れる沈黙。
一呼吸する間、獣は先の傷から大量の血液が噴出し、息を引き取った。
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SAMURAI☆NEET-サムライニート-
一社目 ギルドで働く!
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この世界には六本木ヒルズも、IT革命も、「味のIT革命やー」で有名な某グルメレポーターも存在しない。
:10/11/26 13:38
:PC
:HBMiW.tQ
#105 [ニート◆qZlvTAishI]
幼い頃に誰もが憧れたであろう、ゲーム機とケーブルで繋がれた、ブラウン管の中で繰り広げられる大冒険。
ここはその舞台である剣と魔法の世界。
我々の住む世界とは別の、俗に言う異世界と呼ばれる空間だ。
誰がそう名づけたのか。
そこに住む者たちは、自分達の世界を、“裏時球”と呼ぶ。
:10/11/26 13:38
:PC
:HBMiW.tQ
#106 [ニート◆qZlvTAishI]
◎
「勇者なんて糞食らえッスよ。ウィー」
木綿のボタンシャツをだらしなく着こなした一人の青年。
生え際の後退しはじめた七三分け。冴えない顔を、顔にかけた便底メガネで更にさえなくした、彼。
名前は竹中ヘイホー。27歳。現在会社に入社5年目。出身大学は、その三流っぷりが世の中に広く知れ渡っている田修大学。
「ウィーッ、お姉ちゃん、おかわりー」
:10/11/26 13:51
:PC
:HBMiW.tQ
#107 [我輩は匿名である]
フィクション書くならここはノンフィクション板なのでフィクション板行ってください。
:10/11/26 13:53
:T001
:EHYTLUc2
#108 [ニート◆qZlvTAishI]
いやいや、ノンフィクションだから。
例えばなしでゲームの話入れてます。
見づらくてスマソ
:10/11/26 13:56
:PC
:HBMiW.tQ
#109 [ニート◆qZlvTAishI]
店内の四隅に設置されたスピーカーが、なつかしの名曲を歌う。
それをかき消すのは、冴えないサラリーマン達の笑い声。
大衆酒場『黒木屋』のカウンター。
竹中は日本酒が並々と注がれたグラスをあおる。
もう一度言うが、ここは裏時球。剣と魔法の世界だ。
では何故、剣と魔法の世界の住人が居酒屋で日本酒をあおっているのか。
どうして魔王を倒しに行かないのか。
:10/11/26 13:58
:PC
:HBMiW.tQ
#110 [ニート◆qZlvTAishI]
答えは簡単。彼が勇者では無いからだ。
勇者とは、選ばれた人間。
幾多の魔法を使いこなす学。抜きに出た筋力や体力。どこに出しても恥ずかしくない必殺技。おまけに誰もが振り返るような優れたルックス。
エリート中のエリートを更に振るいにかけた、ごくごく一部の人材しか、踏み入れる事の許されない、超・聖域なのだ。
いくら剣と魔法の世界と言えど、ここも社会である事には変わりない。
町を支える人々の殆どが村人Aや村人B。
村長ですら選ばれた選ばれた人間が掴み取る事のできない、皆の憧れの職業なのである。
:10/11/26 13:58
:PC
:HBMiW.tQ
#111 [ニート◆qZlvTAishI]
「ウィー」
竹中は三度グラスをあおる。
「まあまあ。この辺にして。飲みすぎは体に毒ですよ」
「南波さん……」
彼の隣の席に座り、背中を叩く若い女性。
名前は南波知子<ナンバ トモコ>。
:10/11/26 14:00
:PC
:HBMiW.tQ
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