ルナ18歳、…泡姫。
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#1 [ルナ]
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あたしの人生は
まさに波乱万丈です。

こんな人生が
いやになった時なんて
たくさんあった

ほかの普通の家庭が
家族が
心底うらやましかった.

でもこれはあたしの人生

ほかの人とは
違ってあたりまえ

<br>

⏰:10/12/24 13:13 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#2 [ルナ]
あの服かわいいな

え、2万?

…買えないや


「お金ほしーよ…」

切実に本音を漏らす
あたしに、友人の
マリは言った

「バイト探さん?
うちもお金なくってさ」

その一言であたしたちは
バイト求人情報の冊子を
ひたすら見た

でもなかなかいいバイト
なくって、

2人で携帯で探した

⏰:10/12/24 13:33 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#3 [ルナ]
しばらくするとマリが

「あ、間違って
アダルトサイトに
飛んじゃったよ」

「へ〜?(笑)」

「でも見て!
日給5万以上可能やって」


1日で5万………?

⏰:10/12/24 13:36 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#4 [ルナ]
「名古屋やし近いやん
ちょっと一体だけ
行ってみやん?」

「うん…そやな!
いってみよか」

始まりはこんな感じの
軽いノリだった


そして次の日、
あたしたちは名古屋の
とあるソープへ行った

⏰:10/12/24 13:38 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#5 [ルナ]
もちろん風俗の経験
なんてない

「でも場所よくわからんなー」

そう言うあたしに
マリは

「店に電話したんやけど
近くまで迎えにきて
くれるって!」

いつの間にか例のソープに
電話してくれてたみたい

⏰:10/12/24 13:42 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#6 [ルナ]
そして名駅につくと
マリは電話をかける

「あのー電話したマリです
名駅ついたんですけど」

相手の声はさっぱり
聞こえない

「ありがとうございます
じゃあ待ってまーす」

電話を切る

「なんて?」

「5分ぐらい待ってて
やってさー!
すぐ来てくれるみたい」

「ふーん」

⏰:10/12/24 13:45 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#7 [ルナ]
ほんとに5分も
たたないうちにマリの
電話が鳴る

「もしもし
あーはい、黒のワンピ
着てますーはいそうです」

携帯をにぎりしめた
スーツ姿の25歳ぐらいの
男性があたしたちの
前に現れる

すごくカッコイイけど
このひとは…?

⏰:10/12/24 13:49 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#8 [ルナ]
「マリちゃん?」

マ「あ…ハイ
こっちはルナです」

ル「あ、どうも…」

「うん、よろしく。
さー店に行こっか」


店の
ボーイさんなのかな?

にしてもイケメン。

⏰:10/12/24 13:52 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#9 [ルナ]
店はすぐ近くにあった

「ついてきて」

そう言うとエレベーターに
乗って4Fへ。


「いらっしゃいませー!
…あ、何だマサキさん」

現れたのは背の低い
スーツを着たオッサン

「面接の子達なんだ、
奥の部屋借りるわ」

⏰:10/12/24 13:56 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#10 [ルナ]
奥の部屋
とやらについて行く私達

そこにはモニターの
テレビがあって
全身鏡があって
たくさんのドレス。
冷蔵庫や電子レンジがあって
トイレ、シャワーもある

だけど狭い部屋

「ハイ」

紙を渡される

「これ書いてくれる?」

⏰:10/12/24 14:01 📱:F02B 🆔:☆☆☆


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